NIAGARA MOON -40th Anniversary Edition-

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NIAGARA MOON -40th Anniversary Edition-
大瀧詠一スタジオ・アルバム
リリース
録音 Fussa 45 Studio
ONKIO HAUS
POLYDOR STUDIO
Shibuya-Kokaido
ジャンル ロック
ポップス
時間
レーベル NIAGARASony Music Labels Inc.
プロデュース 大瀧詠一
大瀧詠一 アルバム 年表
Best Always
2014年
NIAGARA MOON -40th Anniversary Edition-
(2015年)
DEBUT AGAIN
2016年
EANコード
EAN 4988009111896
大滝詠一ナイアガラ・レーベル) 年表
NIAGARA CD BOOK II
(2015年)
NIAGARA MOON -40th Anniversary Edition- / 大滝詠一
(2015年)
SONGS -40th Anniversary Ultimate Edition- / SUGAR BABE
(2015年)
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NIAGARA MOON -40th Anniversary Edition-』(ナイアガラ・ムーン フォーティース・アニバーサリー・エディション)は、2015年7月29日に発売された、大滝詠一のアルバム『NIAGARA MOON』のリイシュー・アルバム。

解説[編集]

2005年12月にソニー・ミュージックレコーズからリリースされた“30th Anniversary Edition”以来10年ぶりの再発となる今回の“40th Anniversary Edition”は、ディスク1、ディスク2ともに、初公開の正規音源を収録。ディスク1は1995年、大瀧本人の手による未発表リミックス音源を、1975年エレック盤で当初想定されていた曲順に並べて再構成された『ナイアガラ・ムーン』全曲[1]。ディスク2は、1977年6月20日渋谷公会堂で行われた“ザ・ファースト・ナイアガラ・ツアー”でのライヴ音源から『ナイアガラ・ムーン』収録の8曲。続いて収録されているのが、“Demonstration Rough Mix version”と銘打たれた12曲。これらはアルバムの輪郭がおよそ見えてきた時点でのプレゼンテーション用ラフ・ミックスで、歌詞やアレンジも未完成のため、完成版とかなり印象の違う音源も多い。30周年盤に未発表セッションとして収録された「ジタンダ」「夜の散歩道」も、さらに異なるテイクで収録されている。

アートワーク[編集]

ブックレットにはエレック盤のオリジナル・ライナー・ノーツ、レコーディング・データと多数のフォトを収載。その他、雑誌『レコード・コレクターズ』誌に掲載された、“30th Anniversary Edition”リリース時のインタビューを転用収載[2]。CDのレーベルはディスク1は緑色、ディスク2は銀色のナイアガラ・レーベルが使われている。

収録曲[編集]

Disc-1[編集]

'95 mix version[編集]

  1. 福生ストラット (パートII)  – (3:16)
    作詞・作曲:大瀧詠一
  2. 論寒牛男  – (2:28)
    作詞:中山泰、作曲:大瀧詠一
  3. シャックリ・ママさん  – (2:28)
    作詞・作曲:大瀧詠一
  4. ロックン・ロール・マーチ  – (2:06)
    作詞・作曲:大瀧詠一
    1975年リリースのオリジナル盤ではコーダ部分でフェード・アウト寸前に収録されていた大滝作のCMソング「ドレッサー」の一節が、ほぼ完奏の形ではっきりと聴こえるように収録されている[3]
  5. 恋はメレンゲ  – (1:47)
    作詞・作曲:大瀧詠一
    ここまでの前半部には、細野晴臣鈴木茂林立夫佐藤博を迎えたセッションが収録されている。
  6. 三文ソング  – (2:02)
    作詞・作曲:大瀧詠一
  7. 楽しい夜更し  – (2:14)
    作詞・作曲:大瀧詠一
    ボーカル・パートが1995年時点の大滝によって差し替えられ、歌詞も一部が変更されている[3]
  8. ハンド・クラッピング・ルンバ  – (3:06)
    作詞・作曲:大瀧詠一
    ここまでは細野、佐藤に、伊藤銀次上原裕のココナツ・バンクの元メンバーが加わるセッションが収録されている。
  9. Cider '75  – (0:32)
    作詞:伊藤アキラ、作曲:大瀧詠一
    1975年リリースのオリジナル盤では組曲形式で収録されていた「Cider '73 '74 '75」から、最終パートにあたる「Cider '75」を抜粋して独立させたもの[3]。この曲は細野、伊藤、上原に、松任谷正隆が加わるセッションとなっている。
  10. ナイアガラ・ムーンがまた輝けば  – (2:46)
    作詞・作曲:大瀧詠一
    上原のほか、寺尾次郎村松邦男のシュガー・ベイブのメンバーによるセッション。
  11. いつも夢中  – (1:51)
    作詞・作曲:大瀧詠一
    1976年コロムビア盤以降「君に夢中」となっていた曲名が、1975年リリースのオリジナル盤以来となる「いつも夢中」となっている。

Disc-2[編集]

'77 Live Version[編集]

  1. ナイアガラ・ムーンがまた輝けば  – (2:49)
  2. 三文ソング  – (2:05)
  3. 論寒牛男  – (2:22)
  4. いつも夢中  – (2:06)
  5. 楽しい夜更し  – (2:08)
  6. シャックリ・ママさん  – (2:58)
  7. ハンド・クラッピング・ルンバ  – (2:57)
  8. 福生ストラット (パートII)  – (3:17)

Demonstration Rough Mix version[編集]

  1. Niagara Moon Strings  – (0:37)
  2. 恋はメレンゲ  – (1:47)
  3. 三文ソング  – (2:01)
  4. 楽しい夜更かし  – (2:12)
  5. ハンド・クラッピング・ルンバ  – (3:22)
  6. ジダンダ  – (2:59)
  7. ロックン・ロール・マーチ  – (2:01)
  8. シャックリ・ママさん  – (2:33)
  9. 夜の散歩道  – (3:28)
  10. 福生ストラット (パートII)  – (3:11)
  11. 論寒牛男  – (2:39)
  12. お先にどうぞ  – (0:37) *MONO
  13. Niagara Moon Strings Again  – (0:49)
    1976年2月24日、『NIAGARA TRIANGLE Vol.1[注 1]のプロモーション・フィルム撮影時に収録された音源。ストリングス・アレンジを手掛けた坂本龍一にとって、この時が初の本格的なストリングス・アレンジだったという[3]

スタッフ・クレジット[編集]

スタッフ[編集]

《NIAGARA MOON 40th Anniversary Staff》
Mastering Engineer :
   Tetsuya Naitoh (Sony Music Studios Tokyo)
Remastered on May 2015
Back Cover Photo : Manabu Yuasa
Booklet Photo : Akihiro Nagata
Front Cover Design : Work Shop Mu!
Art Design : Takashi Okada (Li'l Daisy)
A&R : Naoki Yoshitake (Sony Music Records)
Eiichi Maruyama (Sony Music Records)
Director : Masaaki Shirota
Assistant : Shuhei Shima
Co-Producer : Osamu Sakaguchi (The Niagara Enterprises)
Adviser : Hiroaki Shimura
Supervisor : Shikoh Ohtaki and Family
Producer : Eiichi “Mr Niagara” Ohtaki

2LP:SRJL 1092~93[編集]

NIAGARA MOON -40th Anniversary Edition-
大瀧詠一スタジオ・アルバム
リリース
録音 Fussa 45 Studio
ONKIO HAUS
POLYDOR STUDIO
ジャンル ロック
ポップス
レーベル NIAGARASony Music Labels Inc.
プロデュース 大瀧詠一
EANコード
EAN 4988009111827
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解説[編集]

完全生産限定盤によるアナログ盤は、『ナイアガラ・ムーン』の1975年オリジナルマスターを使用したオリジナル・ミックスと、大瀧本人の手による未発表の1995年リミックスを、1975年のエレック盤表4に表記されていた当初の構想曲順で、それぞれアナログ・ディスク1枚に収録した重量盤180gによる2枚組仕様。今回発見された未発表テイク「ジタンダ」は、リミックス盤のディスク2の最後にボーナス・トラックとして収録された。

見開きジャケット内側には、フルカラー掲載の資料群を収載したブックレットを添付。ブックレットにはエレック盤のオリジナル・ライナー・ノーツ、これまでの各種再発時の裏ジャケットのヴァリエーション。レコーディング・シート、マスター・テープの外装や現物写真。ONアソシエイツの譜面に書かれた歌詞、制作時のメモを記した手書きノートの転載などが含まれ、原寸大での掲載で、シミや汚れもあり、大滝の痕跡を認めることができる[3]

アートワーク[編集]

アナログ盤のレーベルはディスク1が赤色、ディスク2が緑色のナイアガラ・レーベルがそれぞれ使われている。このうちディスク2の緑色は、1982年リリースのシュガー・ベイブDOWN TOWN[注 2]がアナログ・シングルで再リリースされた際に使用された“NIAGARA FOREVER GREEN SERIES”での色使いにならって採用したのだという[3]

収録曲[編集]

Disc-1 : original mix / Side-1[編集]

  1. NIAGARA MOON
  2. 三文ソング
  3. 論寒牛男
  4. ロックン・ロール・マーチ
  5. ハンド・クラッピング・ルンバ
  6. 恋はメレンゲ

Disc-1 : original mix / Side-2[編集]

  1. 福生ストラット(PART II)
  2. シャックリ・ママさん
  3. 楽しい夜更し
  4. 君に夢中
  5. CIDER '73 '74 '75
  6. ナイアガラ・ムーンがまた輝けば

Disc-2 : '95 mix version / Side-1[編集]

  1. 福生ストラット(パートII)
  2. 論寒牛男
  3. シャックリ・ママさん
  4. ロックン・ロール・マーチ
  5. 恋はメレンゲ

Disc-2 : '95 mix version / Side-2[編集]

  1. 三文ソング
  2. 楽しい夜更し
  3. ハンド・クラッピング・ルンバ
  4. Cider '75
  5. ナイアガラ・ムーンがまた輝けば
  6. いつも夢中
  7. ジダンダ

スタッフ・クレジット[編集]

スタッフ[編集]

《NIAGARA MOON 40th Anniversary Staff》
Mastering Engineer :
Tetsuya Naitoh (Sony Music Studios Tokyo)
Remastered on May 2015
 
Vinil Cutting Engineer :
Tohru Kotetsu (JVC KENWOOD Creative Media)
Analog Cutting on May 2015
 
Back Cover Photo : Manabu Yuasa
Booklet Photo : Akihiro Nagata
Front Cover Design : Work Shop Mu!
Art Design : Takashi Okada (Li'l Daisy)
A&R :  Naoki Yoshitake (Sony Music Records)
Eiichi Maruyama (Sony Music Records)
Director : Masaaki Shirota
Assistant : Shuhei Shima
Co-Producer : Osamu Sakaguchi (The Niagara Enterprises)
Adviser : Hiroaki Shimura
Supervisor : Shikoh Ohtaki and Family
Producer : Eiichi “Mr Niagara” Ohtaki

リリース日一覧[編集]

地域 リリース日 レーベル 規格 カタログ番号 備考
日本 2015年7月29日 (2015-07-29) NIAGARASony Music Labels Inc. 2CD SRCL 8712/3 大滝本人の手による、未発表1995年リミックス音源を当初の構想にあった曲順で収録したディスク1と、『ナイアガラ・ムーン』関連の未発表ライブ音源とデモ用ラフミックス未発表音源を収録したディスク2の2枚組。
2LP SRJL 1092/3【完全生産限定盤】 オリジナル・マスターを使用したオリジナルのフォーマットでのアナログ化(ディスク1)と、大滝本人の手による、未発表1995年リミックス音源を当初の構想にあった曲順で収録したディスク2による重量盤180g仕様の2枚組。フルカラー掲載の資料群を収載したブックレットを添付。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ ナイアガラ・トライアングル(大滝詠一、山下達郎伊藤銀次)『NIAGARA TRIANGLE Vol.1』 1976年3月25日 (1976-03-25)発売 NIAGARACOLUMBIA LP:LQ-7001-E (NGLP-505,506-NT), CT:CAK-1226-E
  2. ^ シュガー・ベイブDOWN TOWN」 1982年4月21日 (1982-04-21)発売 NIAGARA ⁄ CBS/SONY 7":07SH 1166

出典[編集]

  1. ^ a b 大瀧詠一/NIAGARA MOON -40th Anniversary Edition-” (日本語). TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード株式会社. 2017年1月28日閲覧。
  2. ^ 湯浅学「ロング・インタビュー『ナイアガラ・ムーン』」『大滝詠一 Talks About Niagara Complete Edition』第33巻第7号、株式会社ミュージック・マガジン、2011年4月1日、 72-91頁、 ISBN 4910196380441{{ISBN2}}のパラメータエラー: 無効なISBNです。
  3. ^ a b c d e f 松永良平「特集 山下達郎が語る1975年のナイアガラ」『レコード・コレクターズ』第34巻第9号、株式会社ミュージック・マガジン、2015年9月1日、 45-55頁、 ISBN 4910196370954{{ISBN2}}のパラメータエラー: 無効なISBNです。。“本人の手による未発表の95年リミックスを収録した『ナイアガラ・ムーン』40周年記念盤”

外部リンク[編集]

SonyMusic