大瀧詠一 (アルバム)

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大瀧詠一
大滝詠一スタジオ・アルバム
リリース
録音 モウリスタジオ, 目黒
ジャンル J-POP
レーベル BellwoodKING
プロデュース 大瀧詠一
チャート最高順位
大滝詠一 年表
- 大瀧詠一
1972年
NIAGARA MOON
1975年
『大瀧詠一』収録のシングル
  1. 恋の汽車ポッポ
    リリース: 1971年12月10日 (1971-12-10)
  2. 空飛ぶくじら
    リリース: 1972年5月25日 (1972-05-25)
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大瀧詠一』(おおたきえいいち)は、1972年11月25日に発売された大滝詠一通算1作目のスタジオ・アルバム

解説[編集]

はっぴいえんどのセカンド・アルバム『風街ろまん』の原盤供給を制作元のアート音楽出版(URCレコード)から受けたいとの意向を、キングレコードのディレクター三浦光紀は持っていたが、はっぴいえんどはどうしてもURC側が譲れないとなり、そこで「ソロならばキングから出してもいい」と新たなアイディアが持ち出され、その最初として大瀧のソロ・アルバム制作が決まった[注 1]

2枚目のシングル「空飛ぶくじら」のリリース直前、三浦ディレクターがキング制作部教養課から独立して“ベルウッド”を設立、大瀧はソロを継続する意味合いからベルウッドに参加することになった。その結果、1枚目はURC原盤、2枚目からベルウッド原盤という変則的な形で、「空飛ぶくじらはベルウッドの3枚目のシングルとしてリリースされた。

アートワーク[編集]

アルバムのデザインは“WORKSHOP MU!!”が手がけているが、奥村靫正によればジャケットおよび、レコード・レーベルのイラストは立川か横田のガレージセールのようなところで見つけたシアーズの1950年代のカタログのイラストレーションをアレンジしたものだという[注 2]。また、野上眞宏は狭山に行ってからの“MU!!”を象徴しているのは本作だと言い、「アメリカン・ポップの路線が大瀧君のサウンドにばっちりマッチしたんだよね。あれが出たとき、みんなびっくりしたよね」「はっぴいの人たちも、大瀧君のファーストのアメリカン・ポップな感じがすごく気に入って、それで3枚目(『HAPPY END』)を“MU!!”に頼むことになったんだと思う」という。さらに自身が撮影したジャケット裏の大瀧のポートレートについては「矢吹申彦が当時音楽雑誌でジャケット・デザインの批評とか書いていて、いつも洋楽のジャケットしかとりあげないのに“写真がよい”とか書いてくれて嬉しかった記憶がある」[1]と振り返っている。アルバム中袋にはこのアルバムを支えた人たちの写真と、ハーモニカを手に持った2歳ぐらいの時の大瀧自身の写真が付けられている。

収録曲[編集]

Side I[編集]

  1. おもい (1'03")
  2. それはぼくぢゃないよ (3'13")
    後に、あがた森魚の自主制作映画『ぼくは天使じゃないよ』の主題歌に使用され、大滝も端役で映画に出演した。
  3. 指切り (3'34")
    この曲はアル・グリーンの「レッツ・ステイ・トゥゲザー」を目論んで作られたが、ベースまでそのままでは面白くないとのことで、ザ・ステイプル・シンガーズの「リスペクト・ユアセルフ」風にしたという。この曲のレコーディングについて大滝は「アル・グリーンのようにソウルフルに歌おうと思っていたんだけど、キーの選定を間違えて。まあ試しに歌ってみようということで、歌がファルセットになったりならなかったり落ち着かないまま、とりあえずトレースで歌ったんだ。すると吉野さんが最初のワンテイクで『これがいい』って。『いやいや、これからアル・グリーンみたいにソウルフルにやるんだからちょっと歌わせてよ』と言ったんだけど。『これがいい。また歌うのなら僕は辞める』ときた。『指切り』は6月5日の録音だから、まだ始まったばかりで辞められたら困る。ということで、正真正銘一回きりの歌入れになった。まあ結果的にはよかったんじゃないかな、どうやったってアル・グリーンにはなりゃしないんだから」[2]という。後にシュガー・ベイブの「LFデモ」と呼ばれるデモ・テープにてレコーディングされ[注 3]、『SONGS』の20周年記念盤にボーナス・トラックとして収録されている。
  4. びんぼう (2'10")
    オリジナル盤ではエンディングにあった、松本による付け足しのドラムがCD化に際しカットされ、95年盤で「びんぼう(ヒマダラケ・バージョン)」として収録された。この曲はのちにウルフルズによって「びんぼう'94」としてカヴァーされ、大滝による3番の歌詞が新たに提供された。
  5. 五月雨 (1'54")
    シングル・バージョンはコーラス以外がモノラル・ミックスだったので、そのステレオ・ミックスとなっている。ただ、このままでは「びんぼう」とタイプがまったく同じだったので、鈴木茂のギターがダビングされ、手拍子とコーラスを追加。さらにダブル・ボーカルで少しポップ調に変更されて、アルバム内でのバランスが取られている。後に、「ライチャス・ブラザーズビル・メドレーがこの曲を歌ったらどうなるか」という企画意図でアルバム『NIAGARA CALENDAR』に5月の歌としてセルフ・カバーされた。
  6. ウララカ (2'11")
    テンポを早くした「Javaヴァージョン」なるものが存在するが、現在まで収録されていない。はっぴいえんどはこの曲に「はいからはくち」の歌詞をのせてライブで何度か演奏している。後にベストアルバム『DEBUT』で「ウララカ'78」としてリテイクされた。2004年にはスペシャルドラマ『四谷くんと大塚くん/天才少年探偵登場の巻』主題歌に使用された。

Side II[編集]

  1. あつさのせい (2'42")
    「五月雨」での大滝のドラムを評価した林立夫からの、「びんぼう」や「五月雨」のようなアップテンポのドラムが叩きたいという話を受け、林と以前バンド仲間だった鈴木茂と大滝の3人でスタジオに入り、プリ・プロが行われた。セッション自体はコード進行を簡単に決めただけのものだったが、ギターとドラムだけで見事なロックンロールが出来上がり、この時のテープを聴きながら林のドラムに合わせてメロディーが作られた。大滝によれば、曲名は林によるドラム・フレーズが「あつさのせい」と言っているように聞こえたことに由来するという。この曲はサム・クックの「シェイク」からの引用を指摘されるが、大滝自身はデラニー&ボニーからの引用で、そこに「シェイク」からのいただきが足されているという。大滝曰く「茂がジェリー・リードからウェイン・モスに変わっていて、それでテレキャスで1弦と2弦のフレージングを入れちゃえと。で、フォー・ジョー・ハーフではこの手の曲がなかったから、初の林立夫がノリノリで。さらに間奏でジェリー・リー・ルイスみたいなピアノを入れなきゃということになったんだけど、細野さんは『手が痛い』とか言って。そこで林がマンタを紹介してくれて。彼はロックンロールを知らないから、彼があのタイプのロックンロール・ピアノを弾いたのはこの曲が初めてなんじゃないかな」[2]。この曲は細野、鈴木、林、松任谷という、後に細野のアルバム『HOSONO HOUSE』で登場する「キャラメル・ママ」の初顔合わせ曲となった。さらにこの曲では「指切り」に続きシンガーズ・スリーが参加しているが、大滝は「指切り」がソフトだったからハードな「あつさのせい」はできるのかなと思っていたが、この手のタイプはそれまでやっていた歌謡曲にはないから、楽しかったらしいという。そして、これなら女性ドゥーワップもできると踏んで「恋の汽車ポッポ第二部」につながった。
  2. 朝寝坊 (2'05")
    「ニューオーリンズバージョン」と言うピアノをフィーチャーした全く違うバージョンが存在するが現在まで収録されていない。
  3. 水彩画の町 (2'18")
    後にベスト・アルバム『DEBUT』で「水彩画の町'78」としてリテイクされた。
  4. 乱れ髪 (2'17")
    大滝作品初のストリングス入りの曲で、アレンジは吉野。本作中一番メロディックな曲なので譜割をいじらなかったため、歌詞とメロディの乖離が最も少ない曲だという。大滝によれば「この曲は私の初ストリングス作品でもあったんだね。これは吉野さんの助言でイントロに入っているストリングスは元のアレンジではエンディングのコーダとしてついていた。さらにメジャーのエンディングもついていた。そのメジャー・エンディングをカットして、コーダをイントロにつけて、ピアノのイントロにつなげた。当時、はっぴいえんどとしてはストリングス入りの曲を出すような状況ではなかったからソロ・アルバムなのでということなんだね」とし、「“髪を切る”し、テンポをちょっと抑えたら『幸せな結末』になる。えらいところで符合するんだなと思ったよ。素直に歌うという意味では『ロンバケ』の原点でもある」[2]という。ボーカルは「指切り」同様、一回目のもの。後にベスト・アルバム『DEBUT』で「乱れ髪'78」としてリテイクされた。本作と同日リリースされた柳田ヒロのアルバム『HIRO』[注 4]に歌詞が全く同じの同名曲が収録されているが、松本によれば単純な事務的ミステイクだったという。後のインタビューで「はっぴいえんどがロサンゼルスでレコーディングしているときに、柳田が僕の家に取りに来たんだけど、その時一緒にまぎれこんじゃった。あってはいけないことなので、二人には申し訳ないと謝りました。おかげでそれ以来、僕はすごく几帳面になりました」[3]と答えている。
  5. 恋の汽車ポッポ第二部 (2'35")
    シングルとして発売された「恋の汽車ポッポ」のアルバムバージョンとして制作された楽曲。最初の部分の歌詞や譜割りが一部異なっている。「恋の汽車ポッポ」は全三部作構成で、シングルで発売されたシングルバージョンが第一部、本作に収録されたこの第二部、そして、ライブのみで披露されている「海を渡る恋の汽車ポッポ」という第三部が存在する。第三部は途中でリズムトラックが似ている洋楽の楽曲「Stay」が混ざっていて、シュガー・ベイブの演奏とともに披露された。
  6. いかすぜ! この恋 (2'16")
    コーラスは、はっぴいえんどが初めて日比谷野外音楽堂に出演する際にコーラス・メンバーに起用した鈴木慶一と大滝。エルヴィスのバック・コーラス「ジョーダネーヤーズ」をもじって、「冗談じゃねーやーず」と命名された。後に「烏賊酢是! 此乃鯉」と改題されてアルバム『LET'S ONDO AGAIN』でリメイクされたほか、大滝同様エルヴィス・ファンであった西田敏行によってカバーされた。

クレジット[編集]

スタッフ[編集]

  • RECORDING MIXIBNG ENGINEER
  • ASSISTANT
    • モウリスタジオ・オールスターズ, 野村正樹
  • RECORDING STUDIO
    • モウリスタジオ, 目黒
  • MANAGEMENTS
    • 風都市
  • Thanks to 石浦, 前島 Bros., 上村
  • AGENT
    • 中村誠
  • SCORING
    • 吉野金次
  • DIRECTION
  • PHOTO
  • DESIGN
    • Work Shop MU!!
  • PRODUCED BY 大瀧詠一
  • Dedicated To “P”

OOCO 1, SRCL 4170[編集]

大瀧詠一
大滝詠一スタジオ・アルバム
リリース
録音 モウリスタジオ, 目黒
ジャンル J-POP
時間
レーベル Yoo-Loo / Oo Records
Yoo-Loo / Sony Records(再発)
プロデュース 大瀧詠一
大滝詠一 年表
A LONG VACATION
NIAGARA TRIANGLE Vol.2
EACH TIME
B-EACH TIME L-ONG
(1991年)
大瀧詠一
NIAGARA MOON
NIAGARA TRIANGLE Vol.1
1995年
GO! GO! NIAGARA
NIAGARA CALENDAR
SNOW TIME
1996年
EANコード
EAN 4948775000138
ナイアガラ・レーベル 年表
SONGS / SUGAR BABE
1994年
大瀧詠一
NIAGARA CM SPECIAL / NIAGARA CM STARS
NIAGARA MOON / 大滝詠一
NIAGARA TRIANGLE Vol.1 / 山下達郎伊藤銀次、大滝詠一
EIICHI OHTAKI Song Book II
1995年
GO! GO! NIAGARA / 大滝詠一
NIAGARA CALENDAR / 大滝詠一
LET'S ONDO AGAIN / NIAGARA FALLIN' STARS
SNOW TIME / 大滝詠一、FIORD 7
1996年
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解説[編集]

Oo Records第一回作品として、大瀧本人の書き下ろしライナーノーツ付き、ボーナストラック10曲入りでリイシューされた。

収録曲[編集]

  1. 恋の汽車ポッポ (シングル・バージョン) 2'13" *
    words 江戸門弾鉄, music and arrangements 多羅尾伴内
  2. それはぼくじゃないよ (シングル・バージョン) 3'14"
    words 松本隆, music 大瀧詠一, arrangements ちぇるしい
  3. 空飛ぶくじら (シングル・バージョン) 2'07"
    words 江戸門弾鉄, music and arrangements 多羅尾伴内
  4. 五月雨 (シングル・バージョン) 2'19"
  5. おもい 1'04"
  6. それはぼくぢゃないよ 3'14"
  7. 指切り 3'33"
  8. びんぼう 2'00"
  9. 五月雨 1'59"
  10. ウララカ 2'11"
  11. あつさのせい 2'45"
  12. 朝寝坊 2'06"
  13. 水彩画の町 2'19"
  14. 乱れ髪 2'16"
  15. 恋の汽車ポッポ第二部 2'32"
  16. いかすぜ! この恋 1'57"
    アルバムに収録されたカセット音になる前のバージョン。本CDで初収録となった。
  17. 空飛ぶくじら (ピアノ・イントロ・バージョン) 2'19"
    吉野がピアノで弾いたイントロが追加されているほか、ソロ・ボーカルをテープ・ヘッド差を利用したダブル・ボーカルになっている。
  18. それはぼくぢゃないよ (アルバムMIX-2) 3'18"
    シングルではセンター、アルバムのOKテイクでは左45度にそれぞれコーラスが配置されていたが、このミックスでは左端に置かれている。
  19. びんぼう (ヒマダラケ・バージョン) 2'23"
    “ひまだらけ”が二回繰り返されている、最初のバージョン。OKテイクに対し、左のオルガンが大きくミックスされている。エンディングで、松本によるドラムの付け足しがある。
  20. ウララカ (イントロ・ドラム・バージョン) 2'17"
  21. おもい
    (UNDUBBED VERSION:TAKE1) 2'01"
    (UNDUBBED VERSION:TAKE2) 1'04"
    コーラスがダビングされる前の、ソロ・ボーカル・テイク。
  22. いかすぜ! この恋 (カセット・バージョン) 2'19"
    カセット・レコーダーでの再生音をマイクで拾ったSP盤風のカセット音バージョン。オリジナル盤ではB面最後に収録されていた。
(p)1971 (1,2) 1972 (3~15,22) 1995 (16~21) KING RECORD
(* : MONO)

Bellwood 40th Anniversary Collection (KICS-91801, KICS-2557)[編集]

大瀧詠一
大滝詠一スタジオ・アルバム
リリース
録音 モウリスタジオ, 目黒
ジャンル J-POP
レーベル BellwoodKING
プロデュース 大瀧詠一
大滝詠一 年表
NIAGARA TRIANGLE Vol.2 30th Edition
2012年
大瀧詠一
2013年
EACH TIME 30th Anniversary Edition
2014年
EANコード
EAN 4988003424961
EAN 4988003425050
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解説[編集]

本作の40周年に合わせて当初、大瀧は未発表音源も含めてリマスタリングを始めたが、原盤を所有するキングレコードが自社で行いたいとの意向を伝えてきたことで取りやめとなり、“Bellwood 40th Anniversary Collection”としてオリジナルの曲順でリイシューされた。通常のプラケース仕様(全40タイトル)に加え、“40周年特別企画 紙ジャケコレクション”(全11タイトル)としても完全限定プレス盤にてリリースされた。

収録曲[編集]

  1. おもい
  2. それはぼくぢゃないよ
  3. 指切り
  4. びんぼう
  5. 五月雨
  6. ウララカ
  7. あつさのせい
  8. 朝寝坊
  9. 水彩画の町
  10. 乱れ髪
  11. 恋の汽車ポッポ第二部
  12. いかすぜ! この恋

クレジット[編集]

リイシュー・スタッフ
総監修 : 三浦光紀 / 補監修 : 小倉エージ / 新規解説編集 : 山田順一
リマスタリング・エンジニア : 田中浩路(JVC Mastering Center)
リプロダクト・デザイン : アプローチ / デザイン・コーディネーター : 山下淳一
A&R : 宮田克己、本田丈和
 
解説 : 高塚浩一

レコーディング・データ[編集]

1971年
  • 10月9日、ソロ・シングル用<それはぼくじゃないよ>、<恋の汽車ポッポ>レコーディング(目黒モウリスタジオ)。
  • 10月19日、シングル・ジャケット用写真撮影(青梅鉄道公園、撮影:おおくぼひさこ)。
  • 10月21日、ソロ・シングル、ミックス(目黒モウリスタジオ) 。
  • 10月23日、ソロ・シングル、カッティング立会い(キングレコードの工場)。
  • 12月10日、ソロ・デビュー・シングル「恋の汽車ポッポ/それはぼくじゃないよ」発売。はっぴいえんどのシングル「花いちもんめ/夏なんです」と同日発売。
1972年
  • 3月3日、リハーサル(新宿御苑スタジオ)。
  • 3月4日、リハーサル(新宿御苑スタジオ)。
  • 3月6日、リハーサル(新宿御苑スタジオ)。
  • 3月11日、リハーサル(新宿御苑スタジオ)。
  • 3月12日、シングル<五月雨>、<空飛ぶくじら>レコーディング(目黒モウリスタジオ)。
  • 4月9日、<びんぼう>、<ウララカ>レコーディング(目黒モウリスタジオ)。
  • 5月15日、<びんぼう>、<それはぼくぢゃないよ>レコーディング(目黒モウリスタジオ)。
  • 6月5日、<指切り>レコーディング(目黒モウリスタジオ)。
  • 6月12日、<いかすぜ! この恋>レコーディング(音羽キングスタジオ)。
  • 6月17日、<指切り>、<いかすぜ!この恋>ヴォーカル・パート・レコーディング(目黒モウリスタジオ)。
  • 6月20日、<おもい>、<水彩画の街>レコーディング(目黒モウリスタジオ)。
  • 6月25日、シングル「空飛ぶくじら/五月雨」発売。
  • 6月29日、リハーサル(新宿御苑スタジオ)。
  • 7月5日、<乱れ髪>レコーディング(目黒モウリスタジオ(1スタ))。
  • 7月10日、<あつさのせい>、<水彩画の街>レコーディング(目黒モウリスタジオ(1スタ))。
  • 7月16日、<乱れ髪>、<朝寝坊>レコーディング(目黒モウリスタジオ)。
  • 7月20日、<恋の汽車ポッポ第二部>レコーディング(目黒モウリスタジオ)。
  • 8月21日、アルバム『大瀧詠一』ミックス・ダウン(目黒モウリスタジオ(1スタ))。
  • 8月23日、アルバム『大瀧詠一』ミックス・ダウン(目黒モウリスタジオ(1スタ))。
  • 9月1日、ダビング(目黒モウリスタジオ(1スタ))。
  • 9月11日、ダビング(目黒モウリスタジオ(1スタ))。
  • 9月12日、ダビング(目黒モウリスタジオ(1スタ))。
  • 9月16日、ダビング(目黒モウリスタジオ(1スタ))。
  • 9月22日、ダビング(目黒モウリスタジオ(1スタ))。
  • 9月24日、アルバム・ジャケット撮影(撮影:野上眞宏)。
  • 9月29日、<おもい>、<五月雨>レコーディング(目黒モウリスタジオ)。
  • 10月3日、アルバム『大瀧詠一』レコーディング終了。
  • 10月4日、アルバム『大瀧詠一』カッティング立会い。その後、ベルウッド・レコードの会員制集会『新譜を聴く会』に出席。さらに19時、はっぴいえんどのアルバム『HAPPY END』レコーディングのため羽田空港に向かう。21時40分発の便でロサンゼルスに出発。その際、大瀧は完成間もないアルバムのマスター・テープとそのコピーを持参、アメリカでもカッティングが行われた。
  • 10月25日、帰国。
  • 11月25日、アルバム『大瀧詠一』発売。

リリース履歴[編集]

# 発売日 リリース 規格 品番 備考
1 1972年11月25日 (1972-11-25) BellwoodKING LP OFL-7 写真入り中袋仕様。歌詞カードはブックレットになっている。初回プレス盤はB面最後の引き込み線にカセットの止まる音が入っているが、セカンド・プレスよりLAカッティングにさしかわったため、カセット音は入っていない。
2 1977年 (1977) CT A-1014 “ベルウッド名版シリーズ”として、カセットのみのリイシュー・シリーズで再発。B面最後のカセット音入り。
3 1979年11月5日 (1979-11-05) LP SKM-7009 “ベルウッド1500シリーズ”としての再発盤。歌詞カードが通常の写植のものに、レーベルがベルウッド統一のものに、それぞれ変更される。
4 1981年6月25日 (1981-06-25) LP K25A-180 LPは初版と同じイラスト・レーベルになり、歌詞カードもブックレットに戻る。
CT K25H-412
5 1989年3月21日 (1989-03-21) CD K25X 371 初CD化。
6 1992年11月21日 (1992-11-21) CD KICS 2143 “ソングライター・ルネッサンス”シリーズとしての再発盤。デザイン・ワークがシリーズ統一のものになる。
7 1995年3月24日 (1995-03-24) Yoo-Loo / Oo Records CD OOCO 1 新規リマスター音源、ボーナス・トラック10曲収録。大滝詠一による書き下ろしライナーノーツ収載。裏ジャケット見開き部分に、レコード中袋の写真が印刷されている。
  1995年4月5日 (1995-04-05) Bellwood / KING CD KICS-8106 “Bellwood Selection 21+2”シリーズとしてリリースが予定されたが、ダブル・オー盤リリースにより発売中止。
8 1996年9月15日 (1996-09-15) VIVID LP VSLP-4012 オリジナル復刻仕様による限定アナログ盤。福原武志による書き下ろし解説収載。
9 1997年11月1日 (1997-11-01) Yoo-Loo / Sony Records CD SRCL 4170 品番改定によるダブル・オー盤の再発。
10 2000年7月26日 (2000-07-26) Bellwood / KING CD KICS-8811 “ベルウッド名盤コレクション”シリーズとしての再発盤。デザイン・ワークがシリーズ統一のものになる。
11 2001年6月23日 (2001-06-23) LP BZJS-5006 オリジナル復刻仕様による180g重量盤の完全限定生産。オリジナル仕様で復刻。歌詞カードはブックレット。
12 2012年10月3日 (2012-10-03) CD KICS-91801 “Bellwood 40th Anniversary Collection”シリーズとしての再発。完全限定プレス盤による紙ジャケコレクション(全11タイトル)。HRカッティング採用。高塚浩一による新規ライナー収載。
CD KICS-2557 “Bellwood 40th Anniversary Collection”シリーズとしての再発(全40タイトル)。プラケース仕様。高塚浩一による新規ライナー収載(KICS-91801と同じ)。
13 2015年1月21日 (2015-01-21) LP KIJS-90005 “Bellwood LP Collection”シリーズとして再発(全10タイトル)。180g重量盤による完全限定生産。初発当時のLPジャケット、インナースリーブ等を可能な限り復刻。当初は他のタイトル同様、2014年12月10日発売予定だったが、制作上の都合により発売が延期された。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 当時、キングレコード制作部の教養課に所属していたディレクターの三浦光紀は「大瀧さんにソロをやらないかと声をかけたのは、はっぴいえんどが『風街ろまん』を録っている最中でしたね。レコーディングが終わったらすぐに制作に入りました。その頃すでにはっぴいえんどが解散するんじゃないかというのは、漠然と思っていたんです。ただ当然、彼らは各々がソロでもやっていける人たちだと思っていました。当時のはっぴいえんどは、求道者的でストイックなバンドだったんですね。日本語のロック論争なんかがあって、そうせざるを得ない部分もあった。だから、あまりノリの軽いものはできなかったんです。そういう意味では、アメリカン・ポップスから日本の歌謡曲まで造詣が深かった大瀧さんは、バンドとはまったく違うアプローチができて、ポップスという意味ではとても質の高いものが作れると思ったので、ますは大瀧さん、次が細野さん、その次がさんという感じで、僕の中では順番を決めていたんですよ」(Bellwood 40th Anniversary Collection『大瀧詠一』収載“大瀧詠一『大瀧詠一』について 三浦光紀(談)”(高塚浩一))とコメントしている。
  2. ^ 1997年のシングル「幸せな結末」でも、同じイラストが使われた。
  3. ^ 1974年4月3日、24日、ニッポン放送1スタジオ
  4. ^ 柳田ヒロ『HIRO』 1972年11月25日発売 URC LP:URG-4017

出典[編集]

  1. ^ 野上眞宏写真集『HAPPY II SNAPSHOT DIARY:Tokyo 1970-1973』2002年12月10日初版発行(ブルース・インターアクションズ) pp.206-212 “Dialogue between Yukimasa Okumura and Mike Nogami 奥村靫正×野上眞宏”
  2. ^ a b c 文藝別冊『大瀧詠一 <増補新版>』(河出書房新社)pp.190-223 スペシャル・インタビュー 『大瀧詠一』ができるまで (聞き手=湯浅学2012年8月30日増補新版初版発行
  3. ^ 北中正和「01 松本隆インタヴュー」、『ロック画報 01』第1号、株式会社ブルース・インターアクションズ、2000年6月25日、 12-21頁、 ISBN 978-4938339746
  4. ^ 【CD】大瀧詠一” (日本語). TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード株式会社. 2017年3月4日閲覧。

外部リンク[編集]

SonyMusic

KING RECORDS OFFICIAL SITE