DEBUT (大滝詠一のアルバム)

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DEBUT
大滝詠一ベスト・アルバム
リリース
録音 福生45スタジオ
CBSソニー六本木スタジオ
サウンドシティ
渋谷公会堂
ジャンル ポップス
レーベル NIAGARACOLUMBIA
プロデュース 大瀧詠一
大滝詠一 アルバム 年表
NIAGARA CALENDAR
1977年
DEBUT
(1978年)
A LONG VACATION
(1981年)
ナイアガラ・レーベル 年表
多羅尾伴内楽團 Vol.2 / 多羅尾伴内楽團
1978年
DEBUT / 大滝詠一
(1978年)
LET'S ONDO AGAIN / NIAGARA FALLIN' STARS
(1978年)
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DEBUT』(デビュー)は、1978年8月25日に発売された大滝詠一ベスト・アルバム

解説[編集]

GO! GO! NIAGARA[注 1]までのソロ作品全31曲の中から12曲を選ぶ、という専用ハガキを配布しての投票の多い順の収録を謳ったファン参加呼びかけ式選曲による“ヒット曲のないベスト・アルバム”。雑誌『ヤング・ギター』が協賛し集計先になっていたが、得票結果は定かではない。全12曲中5曲が本作用の新録で、『多羅尾伴内楽團 Vol.2』[注 2]とほぼ同じメンバーによって1978年5月 (1978-05)に録音された。A面収録の最初の4曲は福生45スタジオでのリミックス・バージョン。B面の前半曲は1977年6月20日 (1977-06-20)渋谷公会堂でのライブ音源。『多羅尾伴内楽團 Vol.1』[注 3]のメンバーに井上鑑と稲垣次郎セクションのホーンと岡崎資夫のクラリネットが参加。最後の3曲にはドラムスに宗台春男が参加し、1978年 (1978)夏のライブから『LET'S ONDO AGAIN[注 4]へと続くメンバーが揃う。また、「外はいい天気だよ ’78」ではクレジットから漏れているが、コントラバスが2人参加している[1]。タイトルは「それまで聴いたことのない人の“初めての”アルバムになって欲しい」という意図からつけられた。

1984年 (1984)CBSソニー(当時)未発売のアルバムをボックス・セット化した限定盤『NIAGARA BLACK VOX』[注 5]に収録された他は、一度もオリジナル・フォーマットでリイシューされたことがなかったが、2011年3月21日 (2011-03-21)発売の12枚組CDボックス・セット『NIAGARA CD BOOK I』[注 6]にてオリジナル・フォーマットによる初CD化が実現した。2014年 (2014)には『EACH TIME -30th Anniversary Edition-[注 7]のリリースを記念して、iTunes Storeでは3月19日から同作配信と合わせて未配信のカタログ配信が一斉に開始された[2]

アートワーク[編集]

アルバムのには以下のキャッチコピーが記載されている。

大滝詠一が自虐的精神をこめて発表する
大逆説的アルバム……とは

オリジナル・アナログ盤にはナイアガラ・レコードのディスコグラフィー、ポスター、シングル及びアルバムのジャケットなどがブックレットの形で添付されていた。また、ミュージシャンズ・クレジット下段には前作『NIAGARA CALENDAR[注 8]の歌詞に誤字があったとして、訂正文が記載されている。

収録曲[編集]

Side 1[編集]

  1. ナイアガラ・ムーン  – (2:52)
  2. 楽しい夜更し  – (2:11) MONO
  3. 福生ストラット Part II  – (3:10) MONO
  4. 恋はメレンゲ  – (1:37) MONO
  5. あの娘にご用心 '78  – (3:37)
  6. ウララカ '78  – (2:02)

Side 2[編集]

  1. 趣味趣味音楽  – (3:04)
  2. ニコニコ笑って  – (3:07)
  3. 空飛ぶくじら  – (2:05)
  4. 水彩画の町'78  – (2:20)
  5. 乱れ髪 '78  – (2:07)
  6. 外はいい天気だよ '78  – (2:54)

クレジット[編集]

All songs written by 大瀧詠一
Except   Side 2-3 by 江戸門弾鉄 & 多羅尾伴内
Side 2-4,5,6 by 松本隆 & 大瀧詠一

リリース履歴[編集]

# 発売日 リリース 規格 品番 備考
1 1978年8月25日 (1978-08-25) ナイアガラコロムビア LP LQ-7046-E (NGLP-519,520-OT) アンケートはがきを封入。
アーティストNo.の“OT”は正しくは“OM”(オムニバス)とあるべき。
2 CT CAK-1088-E  
3 1984年4月1日 (1984-04-01) ナイアガラ ⁄ CBSソニー LP 98AH 1704 (NGLP-519,520-OT) 『NIAGARA BLACK VOX』(5LP+BOOK:98AH 1701~5)の中の一枚。
オリジナル・マスターよりデジタルに起こした音源を使用。
4 1987年6月21日 (1987-06-21) CD 32DH 703 (NGCD-18-OM) DEBUT SPECIAL
『DEBUT』より4曲(リミックス)+未発表ライブ5曲によるスペシャル版。
5 CD 00DH 603 『NIAGARA BLACK BOOK』(4CD:00DH 601~4)の中の一枚。
32DH 703と品番違い、同内容。
6 2011年3月21日 (2011-03-21) ナイアガラ ⁄ ソニー CD SRCL 7509 『NIAGARA CD BOOK I』(12CD:SRCL 7500~11)の中の一枚。
オリジナル・フォーマットでの初CD化、新規リマスター音源。
7 2014年3月19日 (2014-03-19) デジタル・ダウンロード  – iTunes Store配信[2]
通常音質 (AAC 128/320kbps)[3][4][5][6][7]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ GO! GO! NIAGARA』 1976年10月25日 (1976-10-25)発売 NIAGARA / COLUMBIA LP:LQ-7011-E (NGLP-507, 508-OT)
  2. ^ 多羅尾伴内楽團『多羅尾伴内楽團 Vol.2』 1978年6月25日 (1978-06-25)発売 NIAGARA / COLUMBIA LP:LX-7042-E (NGLP-517, 518-TB), CT:CAY-1080-E
  3. ^ 多羅尾伴内楽團『多羅尾伴内楽團 Vol.1』 1977年11月25日 (1977-11-25)発売 NIAGARA / COLUMBIA LP:LX-7031-E (NGLP-513, 514-TB)
  4. ^ NIAGARA FALLIN' STARS『LET'S ONDO AGAIN』 1978年11月25日 (1978-11-25)発売 NIAGARA / COLUMBIA LP:LX-7054-E (NGLP-521, 522-TB)
  5. ^ V.A.『NIAGARA BLACK VOX』 1984年4月1日 (1984-04-01)発売 NIAGARA ⁄ CBS/SONY 5LP:98AH 1701~5
  6. ^ V.A.『NIAGARA CD BOOK I』 2011年3月21日 (2011-03-21)発売 NIAGARA / Sony Music Records 12CD:SRCL 7500~11
  7. ^ EACH TIME -30th Anniversary Edition-』 2014年3月21日 (2014-03-21)発売 NIAGARA / Sony Music Labels 2CD:SRCL-8005~6
  8. ^ NIAGARA CALENDAR』 1977年12月25日 (1977-12-25)発売 NIAGARA / COLUMBIA LP:LX-7032-E (NGLP-515,516-OT), CT:CAY-1059-E

出典[編集]

  1. ^ 湯浅学「大滝詠一 Discography ソロ時代『Debut』」『別冊ステレオサウンド 大滝詠一読本 完全保存版 2017 EDITION』第33巻第7号、株式会社ステレオサウンド、2017年3月31日、 96-97頁、 ISBN 978-4-88073-399-9。“スペクター・サウンドや50年代R&Bテイストの果敢な音作りが満載の妙作”
  2. ^ a b 『EACH TIME 30th Anniversary Edition』本日3/19より配信スタート! 号外“EACH TIMES”に寄稿した関係者も発表!”. SonyMusic. 株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント (2014年3月19日). 2014年3月19日閲覧。
  3. ^ 大滝詠一「DEBUT」” (日本語). www.apple.com. Apple Inc.. 2016年10月8日閲覧。
  4. ^ 『DEBUT』大滝 詠一”. レコチョク. 株式会社レコチョク. 2017年7月7日閲覧。
  5. ^ DEBUT” (日本語). Amazon.co.jp. Amazon.com, Inc.. 2017年7月7日閲覧。
  6. ^ DEBUT/大滝 詠一”. mora. 株式会社レーベルゲート. 2017年7月7日閲覧。
  7. ^ 大滝 詠一「DEBUT」”. music.jp. 株式会社エムティーアイ (2014年3月19日). 2017年7月7日閲覧。