シリア・ポール
シリア・ポール(Celia Paul、1947年10月23日[1][注釈 1] - )は、日本の女優・歌手。本名、シリア・ポール・キテンゲス[2](キテンゲス・ポール・シリア)[3]。血液型B型[2]。大阪市東淀川区出身[2]。
来歴
[編集]国籍はインド[4]。父はインド人貿易商(本名の「ポール・キテンゲス」は父の名前でもある[3])。母は日本人。3人の姉妹で[3]、長女はエリザ・ポール[5](エルザ・ポールとも[3])、次女はラテン歌手のポール・
小学1年生の時に、兄の友人の映画関係者の勧めで子役のオーディションを受けて合格[3]、テレビ・映画に子役として出演した。映画の初出演作は『亡命記』(1955年)[3]。その頃の名前の表記は、シリヤ・ポールとも[8][9][10]。その後も松竹専属として9本の映画に出演[3]。
大阪女学院中学校入学と共に一時芸能界を離れる。14歳の時に長女エリザがスカウトされ、歌手として活躍していた次女の聖名子と共に、テレビドラマ『インパールの瞳』(1961年)で3姉妹共演を果たした[7]。大阪女学院高等学校卒業後、芸能活動を再開し、テレビドラマの単発出演を数本務めた他『コロムビアグランドショー』(フジテレビ)の司会・レギュラー出演を務める[3]。1968年に大阪から東京へ活動拠点を移す[3]。
1969年、ニッポン放送「ザ・パンチ・パンチ・パンチ」初代DJ「モコ・ビーバー・オリーブ」の「オリーブ」として人気があった[11]。1977年、大瀧詠一の作曲でナイアガラ・レーベルのソロアルバム『夢で逢えたら』で再デビューする。同アルバムの発売当時の売上は1万枚ほどであった[12]。
また、1970年代後半から1980年代にかけては、FM東京のDIATONE ポップスベストテンやサントリー・サウンドマーケットといった音楽番組のパーソナリティも担当した。
人物
[編集]作品
[編集]シングル
[編集]- モコ・ビーバー・オリーブ
- わすれたいのに(詞:奥山侊伸、曲:L.Kolber、編曲:ありたあきら)/シックスティーン・リーズン(1969年2月)
- 幸せすぎたの(訳詞:高階有吉、曲:B.Lowe、編曲:ありたあきら)/ささやく天使(1969年)
- 海の底でうたう唄(詞:尾崎きよみ、曲:関口真人、編曲:青木望)/タイム・アフター・タイム(1969年12月)
- 雨のくちづけ(詞:有馬三恵子、曲:加藤和彦、編曲:青木望)/百粒の涙(1970年10月)
- ソロ
アルバム
[編集]- モコ・ビーバー・オリーブ
- わすれたいのに(1969年9月、1993年及び2003年に限定再盤)
- わすれたいのに、シークレット・ラヴ、つのる想い、アンチェインド・メロディー、やさしくしてね、オー・ディオ・ミオ、幸せすぎたの、ささやく天使、愛の誓い、夢をみるだけ、タイム・アフター・タイム、シックスティーン・リーズン
- ソロ
- 夢で逢えたら(1977年6月25日発売)
- 夢で逢えたら、恋はメレンゲ、ドリーミング・デイ、One Fine Day、Walk With Me、こんな時、The Very Trought Of You、Whispering、Tonight You Belong To Me、Oh Why、Cha Cha Charming、夢で逢えたら、もう一度
- MAI(1989年発売)
出演
[編集]映画
[編集]テレビ
[編集]ラジオ
[編集]- ザ・パンチ・パンチ・パンチ(1969年、ニッポン放送)DJ。当時の愛称はオリーブ[2]。
- AGFコーヒータイム(1978-1981、FM東京)DJ
- DIATONE ポップスベストテン(FM東京)
- サントリー・サウンドマーケット(1986-1992、FM東京)[2]
その他
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ↑ ぽにーてーる 編「10月生まれの人 | 23日 シリア・ポール[タレント]1947年」『お誕生日の本 一目でわかる有名人のお誕生日カレンダー』(初版)双葉社〈双葉文庫〉、1992年12月25日、169頁。doi:10.11501/13292296。2026年5月30日閲覧。
- 1 2 3 4 5 6 7 『DJ名鑑 1987』三才ブックス、1987年2月15日、87頁。doi:10.11501/12276264。
- 1 2 3 4 5 6 7 8 9 月刊ラジオマガジン(モーターマガジン社)1981年2月号 p.42 - 45
- ↑ シングル「夢で逢えたら」ジャケットより
- ↑ エリザ・ポール「文壇 同人雜誌の一員として」『新潮』、新潮社、1965年5月、208–209頁、doi:10.11501/6078381、2026年5月23日閲覧。「『そこのお孃さん、お名前は?』『エリザ・ポールです』…」
- ↑ 「航空便 / VIA AEREA - ニューヨーク | ラテン歌手ポール・
聖名子 来NY」『中南米音楽(1982年10月号)』第345巻、1982年10月1日、85頁、doi:10.11501/2267505、2026年5月22日閲覧。「ポール・聖名子…7月末、妹のシリア・ポールと突然ニューヨークに来て、…」 - 1 2 3 「ポール・聖名子姉妹でテレビドラマ」『週刊平凡』、平凡出版、1961年5月24日、31頁、doi:10.11501/1851484、2026年5月23日閲覧。「歌手として活躍しているポール聖名子が、姉のエリザ・ポール(26歳)妹のシリア・ポール(14歳)とともに、東京テレビの『日曜劇場・インパールの瞳』に出演する。(中略)(スカウトされたエリザが)ポール聖名子の姉であることが判明、もう一人妹さんもいることが知れて、三人共演のプランが…」
- 1 2 “亡命記”. KINENOTE. キネマ旬報社. 2026年5月23日閲覧。 “出演者は…募集子役の日印ハーフのシリヤ・ポール、…”
- ↑ 「『亡命記』広告」『映画評論(四月号)』第12巻第4号、映画出版社、1955年4月1日、c. 164、doi:10.11501/2256012、2026年5月23日閲覧。「(出演者名)シリヤ・ポール」
- ↑ “シリヤ・ポール (出演) | フィルモグラフィー”. KINENOTE. キネマ旬報社. 2026年5月23日閲覧。
- 1 2 『ナイアガラの歌姫シリア・ポールの名盤が40周年記念ボックスとして 完全生産限定で発売決定!!』(プレスリリース)ソニー・ミュージックレーベルズ、2017年11月2日。2026年5月29日閲覧。
- ↑ 『大瀧詠一Writing & Talking』白夜書房、2015年、73頁・152頁。ISBN 978-4-86494-048-1。
- ↑ 「ターミナル」『週刊サンケイ』、扶桑社、1961年5月22日、74頁、doi:10.11501/1810595、2026年5月23日閲覧。「『インパールの瞳』…出演はポール聖名子、シリア・ポール、エリザ・ポール、…」
- ↑ 財団法人ヤマハ音楽振興会・
関連項目
[編集]- 高橋基子(モコ)
- 川口まさみ(ビーバー)
- 1977年の音楽#デビュー - (ソロ)同じ年にデビューした歌手