TATSURO YAMASHITA FROM NIAGARA

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TATSURO YAMASHITA FROM NIAGARA
山下達郎コンピレーション・アルバム
リリース
ジャンル ロック
ポップス
レーベル NIAGARACOLUMBIA
プロデュース 大瀧詠一
チャート最高順位
山下達郎 アルバム 年表
COME ALONG
1980年
TATSURO YAMASHITA FROM NIAGARA
(1980年)
RIDE ON TIME
(1980年)
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TATSURO YAMASHITA FROM NIAGARA』(タツロウ・ヤマシタ・フロム・ナイアガラ)は、1980年7月10日に発売された山下達郎通算2作目のコンピレーション・アルバム

解説[編集]

アルバム『LET'S ONDO AGAIN』を最後に、ナイアガラ・レーベル日本コロムビアとの契約は終了していたが、日本コロムビアにナイアガラの権利がまだ残っていたため、「RIDE ON TIME」のヒットと時をほぼ同じくしてリリースされた編集盤。『SONGS』と『NIAGARA TRIANGLE Vol.1』の2枚から山下の作品および歌唱曲に加え、「幸せにさよなら」のシングル・バージョンも収録。

収録曲[編集]

SIDE A[編集]

  1. Down Town (4:21)
    作詞:伊藤銀次 / 作曲:山下達郎
  2. ドリーミング・デイ (4:20)
    作詞:大貫妙子 / 作曲:山下達郎
  3. パレード (5:14)
    作詞・作曲:山下達郎
  4. 遅すぎた別れ (4:22)
    作詞:伊藤銀次 / 作曲:山下達郎
  5. フライング・キッド (3:56)
    作詞:吉田美奈子 / 作曲:山下達郎
  6. 幸せにさよなら(シングル・バージョン) (3:51) ※ MONO
    作詞・作曲:伊藤銀次

SIDE B[編集]

  1. Show (3:28)
    作詞・作曲:山下達郎
  2. 今日はなんだか (4:28)
    作詞:山下達郎, 伊藤銀次 / 作曲:山下達郎
  3. 雨は手のひらにいっぱい (3:47)
    作詞・作曲:山下達郎
  4. 過ぎ去りし日々 “60's Dream” (3:31)
    作詞:伊藤銀次 / 作曲:山下達郎
  5. Sugar (5:52)
    作詞・作曲:山下達郎
  6. すてきなメロディ (2:36)
    作詞:伊藤銀次, 大貫妙子, 山下達郎 / 作曲:大貫妙子, 山下達郎
A-1 B-1,2,3,4,5,6(「SONGS」より)
A-2,3,4,5,6(「NIAGARA TRIANGLE Vol.1」より)

クレジット[編集]

スタッフ[編集]

  • Produced by 大瀧詠一, 山下達郎, 伊藤銀次 (A-6)
  • All Songs Arranged by 山下達郎, 伊藤銀次 (A-6)
  • Recording Engineered by 笛吹銅次

「TATSURO FROM NIAGARA」 CD:SRCL 5010[編集]

TATSURO FROM NIAGARA
山下達郎コンピレーション・アルバム
リリース
ジャンル ロック
ポップス
レーベル NIAGARASony Music Records
プロデュース 大瀧詠一
山下達郎 アルバム 年表
SONORITE
2005年
TATSURO FROM NIAGARA
(2009年)
Ray Of Hope
2011年
EANコード
EAN 4988009041810
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解説[編集]

2009年大瀧詠一が30周年盤『NIAGARA CALENDAR』の序文で書いたとおり、これまでナイアガラ・レーベルの非公認カタログだった『TATSURO YAMASHITA FROM NIAGARA』がアルバム・タイトルを『TATSURO FROM NIAGARA』と改め、中山泰デザインによる新たな装丁で公式リリースされた。

コロムビア盤について、大瀧は一切聴いていなかったという。「どんな曲順だったか興味もなかったし。でも、なんか適当な曲順だなとは思ってたけどね」[1]と答えている。リリースについても「あれはね、当時のコロムビアのディレクターがやったものだからさ。12枚目の契約だったんだからさ[注 1]。12枚目の契約をあえてナイアガラに替わってやってくれたわけだから。契約不履行で訴えられなかったのはこれのおかげで。ありがたかったけど、今にして思えばね。それでやっとここへきてほぼ30周年ということで。'80年に出てるからね。30周年目のところで、コロムビアとの契約がようやくコンプリートになると。ようやく契約を完全履行というかね」[1]と考えているという。公認盤リリースについては「シュガー・ベイブで始まって、山下達郎の『TATSURO YAMASHITA FROM NIAGARA』で終わってるのがナイアガラのエレック ⁄ コロムビア時代。ご存知の通り、大瀧個人のレーベルじゃなくて、いろんな人でやっていこうっていうことだったんだけど、一人減り二人減りしてしまって、ばんやむを得ずああいう形になったっていうことですね。理想はもっとたくさんのアーティストがいる予定だったんだけど。そういう意味では山下君が最初と最後を飾ってくれて。大瀧の個人レーベルというか、それだけではないということを印象付けてもらうためにも。でもこれをオフィシャルな形でやるとは思わなかったけど、山下君がやったらどうって言ってくれたんで、それならって。継子扱いするのも気の毒だから。もともと12枚目だったんだから、ここで締まったからありがたかったですよ」[1]という。

ナイアガラに残された山下関連の音源はコロムビア盤収録曲ですべてなのでオフィシャル盤でも曲目自体は変らないものの、曲順は大瀧の意向で大きく変更された。10曲入りで考えたとし、コロムビア盤同様「DOWN TOWN」をA面1曲目にした事については「イントロが出てきただけで、もう背中がゾクゾクする感じがあるね。だから今回も<DOWN TOWN>からはじめさせてもらったけれども」[1]という。そして「<今日はなんだか>でA面をひっくり返して。5曲、5曲だね。<ドリーミング・デイ>はB面の頭以外、考えられないんだよね。とにかく最初にくる感じですよね。<ドリーミング・デイ>で始まるっていうのも一興なんですよ。ただ、『SONGS』と『トライアングル』って音が全然違うので、『トライアングル』の曲で始めちゃうとたいへんなものがあるんですよ、実は。それは録りのときから全部わかってることなので。そこの面を合わせようと思っても音質的にあわないものがあるので。だから『SONGS』ではじめないと統一感が取れない」として、『SONGS』を基本に曲順が決められたという[1]

M-1「DOWN TOWN」、M-2「SHOW」、M-5「今日はなんだか」は30周年盤『SONGS』の2005年マスターを使用。M-3「パレード」はピアノの前奏とエンディングのパートがカットされた、笛吹銅次による1995年のリミックス・バージョン[注 2]。M-6「ドリーミング・デイ」、M-4「遅すぎた別れ」、M-8「フライング・キッド」は30周年盤『『NIAGARA TRIANGLE Vol.1』発表時に制作されたものの未使用だった2006年マスターB。M-7「すてきなメロディー」、M-9「雨は手のひらにいっぱい」、M-10「過ぎ去りし日々」は30周年盤『SONGS』2005年マスターを使って新たにリマスタリングしたもの。M-12「ドリーミング・デイ」のモノ・バージョンは1995年のデジタル・リマスター。初回盤は三方背BOX仕様。

収録曲[編集]

  1. DOWN TOWN (4:24)
    作詞:伊藤銀次 / 作曲・編曲:山下達郎
  2. SHOW (3:28)
    作詞・作曲・編曲:山下達郎
  3. パレード (4:02)
    作詞・作曲・編曲:山下達郎
  4. 遅すぎた別れ (4:19)
    作詞:伊藤銀次 / 作曲・編曲:山下達郎
  5. 今日はなんだか (4:29)
    作詞:山下達郎, 伊藤銀次 / 作曲・編曲:山下達郎
  6. ドリーミング・デイ (4:21)
    作詞:大貫妙子 / 作曲・編曲:山下達郎
  7. すてきなメロディー (幻カズー入り) (2:36)
    作詞:伊藤銀次, 大貫妙子, 山下達郎 / 作曲:大貫妙子, 山下達郎 / 編曲:山下達郎
    「消してしまったエンジニアとして責任取ってまた復活させましたよ」[1]という大瀧の意向により、当時録音されていたものの最終ミックスの段階で消されたカズーが入っている。
  8. フライング・キッド (3:54)
    作詞:吉田美奈子 / 作曲・編曲:山下達郎
  9. 雨は手のひらにいっぱい (3:47)
    作詞・作曲・編曲:山下達郎
  10. 過ぎ去りし日々 “60's Dream” (3:32)
    作詞:伊藤銀次 / 作曲・編曲:山下達郎

<BONUS TRACKS>

  1. 幸せにさよなら (山下ヴォーカル・バージョン) (3:49)
    作詞・作曲・編曲:伊藤銀次
    シングル・バージョンは伊藤、山下、大滝が別々に歌ったものを編集されていたが、山下ヴォーカル・バージョンは初出。山下によれば、中間部のサビは最初から伊藤のソロと決まっていたのでその箇所は歌っていないという。
  2. ドリーミング・デイ (シングル・モノ・バージョン)* (4:03)
    作詞:大貫妙子 / 作曲・編曲:山下達郎
    シングル「幸せにさよなら」のB面として発売されたもの。
  3. SUGAR (オリジナル・ミックス) (5:54)
    作詞・作曲・編曲:山下達郎
    アルバム『SONGS』制作時、最初にミックスしてNGとなったバージョン。収録の経緯について大瀧は「デモ・ミックスが残ってるんですよ、6曲くらい。本当にデモだから世に出せるものじゃないんだけど、この<SUGAR>だけはそのオリジナル・ミックスを入れました、今回。とある理由で当時はNGだったんだけれども、その懸案の部分をデジタルの技術で修復して。あとはほとんど同じ。製品版で出たのは、テープが止まってもう一度スタートするところがあって。あれはマスター・テープをかけてミックスのときに音を入れてるんだよね。だから音質が孫ぐらいの世代になってたんじゃないかな。それでベースがブーミーなんです。あれだけベースがブーブーいうのは2チャンネルをかけてダビングしながら、さらに2チャンネルに録音してるから。昔のアナログはコピーするとテレコの特性から言ってハイは落ちるし、ブーミーになるんですよ。そういうので、やたらにブーブーいってるんだけど、オリジナルはこうだったっていうのを今回初めて出した。だからテープを途中で止めたりとかっていう部分はないです。最初からスルーで入ってる」[1]という。
*:MONO

クレジット[編集]

Re-Mastering Data
D/D Transfers by 内藤哲也 at Sony Music Studios Tokyo
Mastering by 笛吹銅次 at Fussa 45 Studio, Fussa
Design    中山泰
 
Thanks to Smile Company, 田中祐二
Director    城田雅明
Supervisor    山下達郎
 
Producer    大瀧詠一 (The Niagara Enterprises)

リリース日一覧[編集]

地域 タイトル リリース日 レーベル 規格 カタログ番号 備考
日本 TATSURO YAMASHITA FROM NIAGARA 1980年7月10日 NIAGARACOLUMBIA LP AX-7269-E
(NGLP-523-YT, 524-YT)
 
CT CAY-1188
TATSURO FROM NIAGARA 2009年3月21日 NIAGARA ⁄ Sony Music Records CD SRCL 5010 【初回仕様限定盤】三方背BOX

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ ナイアガラ・レーベルと日本コロムビアとの契約は、1976年から1978年までの3年間に年間アルバム4枚制作というもの。『NIAGARA TRIANGLE Vol.1』の他、エレックからリリースされた『SONGS』と『NIAGARA MOON』の再発売を含め『LET'S ONDO AGAIN』まで計11枚のアルバムがリリースされていて、この時点で12枚目のアルバム・リリース契約がまだ残っていた。
  2. ^ 山下のベスト・アルバム『TREASURES』(1995年11月3日発売 MOON ⁄ east west japan CD:AMCM-4240)に収録。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g 湯浅学「大滝詠一インタビュー〜山下達郎のナイアガラ時代の歩みを“プロデューサー/エンジニア”が語る〜」『レコード・コレクターズ』第28巻第4号、株式会社ミュージック・マガジン、2009年4月1日、 104-107頁、 ISBN 4910196370497{{ISBN2}}のパラメータエラー: 無効なISBNです。

外部リンク[編集]