蜜柑水

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蜜柑水(左)

蜜柑水みかん水(みかんすい)とは、かつて日本国内各地で大正時代から昭和時代にかけて飲まれてきた清涼飲料水。沖縄県等一部地域を除いて全国各地の駄菓子屋などで販売されていた。その殆どのボトラーが零細企業であり、ボトラーが相次ぐ廃業により淘汰された現在では製造メーカーが非常に少なく、駄菓子屋も減少している関係で稀有な存在になりつつある。

概要[編集]

仄かな甘味と酸味を加えた、爽やかであっさり味の清涼飲料水。主な原材料は、砂糖果糖ぶどう糖液糖酸味料香料等。製品名称に蜜柑名を用いるが、蜜柑味ではなく、無果汁である。特定メーカーのブランド商品ではなく、一般名詞的に複数のメーカーから発売されているが、静岡県では澤井飲料(廃業)、愛知県ではカゴメ食品(廃業)を中心に駄菓子屋等の一般小売店で販売されていた。近年似たような清涼飲料水がコンビニエンスストア等で「みかん水」という商品名でエルビーから発売されている。ただし上記の物とは多少異なり、みかん味の上に果汁が入っており容器は紙パックである。

容器[編集]

当時使用されていた瓶は、ラムネ瓶の様な特有の瓶を用いられる事はなく三ツ矢サイダー等の廃版となった旧瓶を用いて生産しており、洗浄して再使用され、使用状態にもよるが、割れる迄使用されたと言われる。現在も、個々の飲料水メーカー毎で、使用される瓶形状が異なるが、一部では、ペットボトルも存在する。

関連項目[編集]