私の声が聞こえますか

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
私の声が聞こえますか
中島みゆきスタジオ・アルバム
リリース
録音 1976年2月17日 - 2月24日
ジャンル フォークソング
時間
レーベル AARD-VARK
キャニオン・レコード(LP)
ポニーキャニオン(CD)
プロデュース 川上源一(YAMAHA)
チャート最高順位
  • 週間10位(オリコン
  • 1978年度年間34位(オリコン)
中島みゆき 年表
私の声が聞こえますか
1976年
みんな去ってしまった
1976年
『私の声が聞こえますか』収録のシングル
  1. アザミ嬢のララバイ
    (シングル・バージョン)」

    リリース: 1975年9月25日
  2. 時代
    (シングル・バージョン)」

    リリース: 1975年12月21日
テンプレートを表示

私の声が聞こえますか』(わたしのこえがきこえますか)は、1976年4月25日に発表された中島みゆきの1作目のオリジナルアルバムである。

解説[編集]

1975年にシングル「アザミ嬢のララバイ」でデビューした中島みゆきのファースト・アルバム。本人自筆の筆記体によるタイトルが左上に斜めに入った、曇天の雪野原に独り佇む中島みゆきを映したジャケット(撮影は湊雅博)である。

数十曲あったストックの中から選ばれた12曲が収録されているが、選曲アレンジなどアルバムの制作作業はほとんど本人の意思に関係なく事務所とレコード会社によって進められた。そのため、レコーディングの期間はわずか1週間と非常に短かった。あらかじめ用意されていたベーシック・トラックに合わせて唄っているため、全体的に本来よりも高めのキーで唄われている作品が多い。

また、具体的にどの楽曲を誰がプロデュースしているかの表記もなく、ただ"Yamaha Music Foundation(=財団法人ヤマハ音楽振興会)"とクレジットされているだけである。

1986年にポニーキャニオン(当時はキャニオンレコード)よりCD化されており、現行盤のCDは2001年ヤマハ・ミュージック・コミュニケーションズから再発売されたもの(デジタルリマスタリングは施されていない)。

2010年、Tom Baker at Precision Mastering (Los Angeles) により新たにデジタルリマスタリングされたCDがクリスタルディスクにて発売された(規格品番:YMPCD-10009)。

また、デジタルリマスタリングされたCDは2012年10月25日より8枚組のBOXセット『中島みゆきBOX 私の声が聞こえますか〜臨月』にて通信販売限定にて発売された。

なお、この作品に収録される予定で没となった「桜らららら」は本作発売から約30年以上の時を経てオリジナルアルバム『ララバイSINGER』に収録されることになる。

収録曲[編集]

  1. あぶな坂
    のちにアルバム『いまのきもち』(2004年)にてセルフカバー。 BMG JAPAN所属のロック歌手亜矢は3枚目のシングル『選択の朝』のc/wでカバーした。
  2. あたしのやさしい人
  3. 信じられない頃に
  4. ボギーボビーの赤いバラ
  5. 海よ
    蜷川幸雄が監督した1980年同名映画の主題歌として使用された楽曲。2002年発表のセルフカバー・アルバム『おとぎばなし-Fairy Ring-』には、大きくアレンジを変えたリメイク・バージョンが収録されている。
  6. アザミ嬢のララバイ
    デビュー・シングルとして本アルバム発表の前年に発売された作品。ここに収録されているのはアレンジ違いの本アルバム・バージョン
  7. 踊り明かそう
  8. ひとり遊び
  9. 悲しいことはいつもある
  10. 歌をあなたに
  11. 渚便り
  12. 時代
    本アルバム発表の前年秋に発表されたセカンド・シングルで、1975年第6回世界歌謡祭グランプリを受賞した彼女の出世作。本アルバムに収録されているのは、中島みゆき自身の演奏によるアコースティック・ギターを主体としたごくシンプルなアルバム・バージョン。1992年に発売されたコンピレーション・アルバム『中島みゆき BEST SELECTION II』にも収録されている。シングルはチャートでは最高14位のスマッシュ・ヒット止まりだったが、その普遍的な歌詞は親しまれ、数多くのカバーが存在する中島みゆきの初期の代表曲となっている。1993年同名のセルフカバー・アルバムの中でリメイクされ、そのバージョンもシングルとして発売されている(オリコン最高22位)。

演奏者[編集]

  • エジソンと発明王[1]
    • 渡辺孝好 - Keyboards
    • 裴天外 - Drums
    • 裴ユキオ - Electric & Acoustic Guitar
    • 石田典雄 - Electric Bass
    • ノーマン - Acoustic Guitar
    • 中島みゆき - Acoustic Guitar

注記[編集]

  1. ^ 1990年発売のCDでは、編曲者としてリーフレット最終ページに、西崎進と共にクレジットされている。