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「伯耆大山駅」の版間の差分

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* [[山陰本線]][[鳥取駅]]方面 - [[伯備線]]方面間を利用する場合は、当駅に停車する列車同士を乗継ぐ場合を除き、[[区間外乗車#分岐駅通過列車に対する区間外乗車の取扱いの特例|分岐駅通過の特例]]で伯耆大山駅 - [[米子駅]]間を往復できる。特例上、[[東山公園駅 (鳥取県)|東山公園駅]]、米子駅での途中下車は認められない。
* [[山陰本線]][[鳥取駅]]方面 - [[伯備線]]方面間を利用する場合は、当駅に停車する列車同士を乗継ぐ場合を除き、[[区間外乗車#分岐駅通過列車に対する区間外乗車の取扱いの特例|分岐駅通過の特例]]で伯耆大山駅 - [[米子駅]]間を往復できる。特例上、[[東山公園駅 (鳥取県)|東山公園駅]]、米子駅での途中下車は認められない。
* [[ワンマン運転]]の「とっとりライナー」が当駅に停車する際、改札口のLEDは「ワンマンとっとりライナー」と「''Tottori-One-Man-Liner''」の表示が切り替わる。
* [[ワンマン運転]]の「とっとりライナー」が当駅に停車する際、改札口のLEDは「ワンマンとっとりライナー」と「''Tottori-One-Man-Liner''」の表示が切り替わる。
* 以前は駅構内に[[キヨスク]]があったが、今は撤退している。
* 以前は駅構内に[[Kiosk (JRグループ)|キヨスク]]があったが、今は撤退している。
* [[ICOCA]]の使用履歴について、当駅は「'''伯大山'''」と表記されている。
* [[ICOCA]]の使用履歴について、当駅は「'''伯大山'''」と表記されている。



2024年3月20日 (水) 22:50時点における版

伯耆大山駅*
駅舎(2007年1月)
ほうきだいせん
Hōki-Daisen
地図
所在地 鳥取県米子市蚊屋237-4(JR西日本)
鳥取県米子市二本木500(JR貨物)
北緯35度25分46.04秒 東経133度23分0.29秒 / 北緯35.4294556度 東経133.3834139度 / 35.4294556; 133.3834139座標: 北緯35度25分46.04秒 東経133度23分0.29秒 / 北緯35.4294556度 東経133.3834139度 / 35.4294556; 133.3834139
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
日本貨物鉄道(JR貨物)
電報略号 タセ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗降人員
-統計年度-
1,236人/日
-2021年-
開業年月日 1902年明治35年)12月1日[1]
乗入路線 2 路線
所属路線 A 山陰本線
キロ程 318.2 km(京都起点)
淀江 (5.5 km)
(3.0 km) 東山公園
所属路線 V 伯備線
キロ程 138.4km(倉敷起点)
岡山から154.3 km
岸本 (6.1 km)
(3.0 km) (東山公園)**
備考 直営駅[2]
** 全列車が米子駅まで乗り入れ
* 改称経歴
- 1911年 熊党駅→大山駅
- 1917年 大山駅→伯耆大山駅
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伯耆大山駅(ほうきだいせんえき)は、鳥取県米子市にある西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)のである。

所在地はJR西日本が蚊屋、JR貨物が二本木[広報 1]である。

概要

駅名の由来は当駅南口に正面に見える中国地方一の高峰・伯耆大山にちなむ。なお、山陰本線には大山口駅もすぐ近く(淀江駅を挟んで隣)にあるため混同しやすい。また、鉄道の通ってない日吉津村の最寄り駅でもある。 山陰本線所属線としており[1]伯備線を加えた2路線が乗入れている。当駅は伯備線の線路名称上の終点であるが、伯備線の全列車は山陰本線を通じて米子駅まで運転され、特急「やくも」と一部の普通列車はその先の出雲市駅方面へ直通する。そのため、当駅折返し列車は設定されていない。なお、2015年4月1日時点において、JR貨物は伯備線方面のみ第二種鉄道事業免許を有しており、山陰本線における事業免許は既に廃止されている。

伯備線特急やくも」の一部列車及び山陰本線特急「スーパーまつかぜ」の一部列車が、それぞれ停車する(いずれも朝上りと夕方以降の下りのみ)。その他の特急列車は通過する。快速とっとりライナー」は全て停車する。

山陰本線西出雲駅から続いて来た電化区間は当駅から伯備線(倉敷・岡山)方面へ続く。そのため、鳥取駅を含む浜坂・京都方面はこの先城崎温泉駅兵庫県豊岡市)まで非電化区間となるため気動車での走行となる。

事務管コードは▲640727を使用している[3]

歴史

駅構造

ホーム(2007年3月)

単式・島式ホームの複合型2面3線を有する地上駅。米子方面は複線安来駅まで)、鳥取・新見方面はいずれも単線交換可能駅でもある。駅舎は単式の1番のりば側にあり、島式2・3番のりばへは跨線橋で連絡している。

直営駅[2]米子駅管理)。みどりの窓口は2020年3月13日限りで営業を終了したため、現在は指定席券の購入はみどりの券売機(みどりの券売機プラスでは無い)のみとなっている。

特急列車利用者専用駐車場(通称「ご予約駐車場」)も用意されている。

配線上では2番のりばの方が下り本線となっているが、原則として2番のりばは米子方面への特急通過用としてのみ使われており、下り停車列車は駅舎に面した1番のりば(副本線)に停車する。但し、伯備線方面からの列車で3番のりばの鳥取方面行への対面乗換がある場合は2番のりばに停車する他、鳥取方面からの列車と伯備線方面からの列車が同時に入線する場合には、伯備線側からの列車が1番のりば、鳥取側からの列車が2番のりばに停車する形を取っている。

のりば

のりば 路線 方向 行先 備考
1 A 山陰本線
V 伯備線含む)
下り 米子松江方面[8] 通常の停車列車はこのホーム
2 停車列車は一部の普通・快速のみ
3 A 山陰本線 上り 倉吉鳥取方面[8]  
V 伯備線 根雨新見岡山方面[8]  

前述した通り、1番のりばは下り副本線、2番のりばは下り本線、3番のりばは上り本線である。さらに3番のりばの北側には、ホームの無い待避線(上り副本線)が存在する。また、1番のりばは鳥取方面・伯備線方面への折返しにも対応しているが当駅折返し列車は無い。複線の構造上、米子方面からの列車は1・2番のりばに入線出来ない。また、上りは3番のりばにしか入線出来ないため、鳥取方面と新見方面行の列車の同時入線も不可。

貨物取扱・専用線

JR貨物の駅は、駅構内北側の貨物用留置線から、駅北西にある王子製紙米子工場へ専用線単線非電化)が続き、コンテナによる製品・原の出入荷が行われている。当駅はコンテナ貨物取扱駅となっているが、以前は有蓋車による飯田町駅等への製品出荷や、タンク車によるラテックス等の原料入荷も行われていた。

建造物としては、旅客のものとは別に貨物駅本屋を有し、営業窓口であるJR貨物米子営業所も駅舎内に入っている。
米子駅の機能移転を目的としてコンテナホームと荷役線の新設工事が行われ、2015年3月14日のダイヤ改正より供用開始された。同時に、JR貨物米子営業所も当駅に移転された。以降は専用線以外のコンテナ貨物も取扱っている[広報 3]
貨物駅としては、東松江駅構内にある東松江新営業所を管轄下に収めている。

利用状況

1近年の日平均乗降人員の推移は以下の通り。[9]

乗降人員推移
年度 1日平均人数
2007年 1,466
2008年
2009年
2010年
2011年 1,477
2012年 1,548
2013年 1,509
2014年 1,426
2015年 1,404
2016年 1,412
2017年 1,433
2018年 1,500
2019年 1,472
2021年 1,236

駅周辺

バス路線

2020年4月1日より路線番号を導入[10][11][12][13]日本交通 (鳥取県)(日交バス)日ノ丸自動車(日ノ丸バス)の路線が発着する。

  • 日ノ丸バス
  • 日交バス
    • 55:米子駅(循環左回り)
    • 56・57:本宮・大山寺
    • 58:福万・日下

その他

  • 山陰本線鳥取駅方面 - 伯備線方面間を利用する場合は、当駅に停車する列車同士を乗継ぐ場合を除き、分岐駅通過の特例で伯耆大山駅 - 米子駅間を往復できる。特例上、東山公園駅、米子駅での途中下車は認められない。
  • ワンマン運転の「とっとりライナー」が当駅に停車する際、改札口のLEDは「ワンマンとっとりライナー」と「Tottori-One-Man-Liner」の表示が切り替わる。
  • 以前は駅構内にキヨスクがあったが、今は撤退している。
  • ICOCAの使用履歴について、当駅は「伯大山」と表記されている。

隣の駅

西日本旅客鉄道(JR西日本)
A 山陰本線
快速「とっとりライナー」(下り)
赤碕駅伯耆大山駅米子駅
快速「とっとりライナー」(上り)
淀江駅伯耆大山駅 ← 米子駅
普通
淀江駅 - 伯耆大山駅 - 東山公園駅
V 伯備線(伯耆大山駅 - 米子駅間は山陰本線)
普通
岸本駅 - 伯耆大山駅 - 東山公園駅

脚注

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j 石野 1998, p. 308.
  2. ^ a b 『学研の大図鑑 JR全駅・全駅舎西日本編(JR東海・JR西日本・JR四国・JR九州)』学習研究社、2004年4月30日、166頁。 
  3. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
  4. ^ 石野 1998, p. 263.
  5. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、155頁。ISBN 978-4-10-320523-4 
  6. ^ 杉山匡史 (2016年11月5日). “米子など3駅に自動改札機導入 きょうからJR山陰線”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 鳥取全県版 
  7. ^ JR山陰線 ICOCAエリア拡大へ 2025年春から | TBS NEWS DIG (1ページ)”. TBS NEWS DIG (2024年2月19日). 2024年2月19日閲覧。
  8. ^ a b c 伯耆大山駅|構内図:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年1月15日閲覧。
  9. ^ 国土数値情報 駅別乗降客数データ - 国土交通省、2021年7月11日閲覧
  10. ^ バス路線番号の設定等(1)”. 米子市役所総合政策部交通政策課 (2020年1月17日). 2020年1月17日閲覧。
  11. ^ バス路線番号の設定等(2)”. 米子市役所総合政策部交通政策課 (2020年1月17日). 2020年1月17日閲覧。
  12. ^ バス路線番号の設定等(3)”. 米子市役所総合政策部交通政策課 (2020年1月17日). 2020年1月17日閲覧。
  13. ^ バス路線番号の設定等(4)”. 米子市役所総合政策部交通政策課 (2020年1月17日). 2020年1月17日閲覧。

広報資料・プレスリリース等1次資料

参考文献

  • 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日。ISBN 978-4-533-02980-6 

関連項目

外部リンク