希望ヶ丘の人びと

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希望ヶ丘の人びと
著者 重松清
発行日 2009年1月16日
発行元 講談社
ジャンル 家庭小説
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 四六判
ページ数 510
コード ISBN 978-4-09-379797-9
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希望ヶ丘の人びと(文庫本)
著者 重松清
発行日 2015年11月13日
発行元 講談社
ジャンル 家庭小説
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 文庫本
ページ数 (上巻)400/(下巻)432
公式サイト 『希望ヶ丘の人びと(上)』(重松 清):講談社文庫
『希望ヶ丘の人びと(下)』(重松 清):講談社文庫
コード ISBN 978-4-06-293258-5(文庫本上巻)
ISBN 978-4-06-293259-2(文庫本下巻)
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希望ヶ丘の人びと』(きぼうがおかのひとびと)は、重松清小説である。2009年1月16日単行本2015年11月13日文庫本(上下巻)が講談社から発売された[1][2]膵臓がんで妻を亡くした男性が子供3人と共に、妻が暮らしていた町で再出発したものの、上手く町になじめずに苦悩しながらも、町の人たちとの交流を深めていく物語である[3]

2016年7月16日から8月13日まで、WOWOWでテレビドラマ化され放送された[3]

あらすじ[編集]

東京都内に住む田島徹は、妻の圭子、この春に中学2年生になる娘の美嘉、そして小学3年生になる息子の亮太と一緒に、何不自由ない幸せな生活を送っていた。そんなある日、圭子に末期の膵臓がんが見つかる。闘病の末、圭子は発症から僅か3か月後に家族に見守られながら静かに息を引き取った。芯が強くて、周りの人たちを明るく照らし続ける太陽のような存在であった圭子の死は、残された家族3人に大きな影を落とした。これまでと同じように笑いながら生活しようとするが、無理があると気づき、忘れようとしても忘れられるはずがないと思い知らされる。

悲しんでいても仕方がないと思った徹は美嘉と亮太に、圭子が暮らしていた町である「希望ヶ丘」を訪れて思い出を辿りながら生きていこうという提案をする。希望ヶ丘を訪れた3人はそこで偶然にも圭子の同級生であった藤村香織と出会い、現在は空き家になった圭子の旧家を訪れる。本当は思い出を辿るだけで終わるはずだったのだが、突然「ここに住まないか」という提案を美嘉と亮太にしてきた徹。美嘉と亮太は喜んで徹の提案に賛同した。

その後、現在住んでいる場所から希望ヶ丘に引っ越してきた3人は新天地での再出発をするのだが、美嘉は新しい中学校の雰囲気になじめずに悩み、亮太は圭子との思い出を辿る日々を送り、更に徹も学習塾を開くも、なかなか生徒が集まらずに悩み、3人ともなかなか新しい町に溶け込めない。果たして3人は圭子が生まれ育った希望ヶ丘で希望と喜びを見つけ出すことはできるのだろうか。

登場人物[編集]

田島徹(たじま とおる)
この物語の主人公。かつて出版社に勤めていたが、妻の死をきっかけに、妻が生まれ育った希望ヶ丘に娘の美嘉と息子の亮太と共に引っ越す。希望ヶ丘で学習塾を開くが、なかなか生徒が集まらずに悩む。
田島圭子(たじま けいこ)
徹の妻。2年前に末期の膵臓がんで亡くなった。芯が強くて心優しい女性であった。
田島美嘉(たじま みか)
徹と圭子の娘で、中学2年生。亡き圭子に代わって家事を行うしっかり者だが、新しい中学校での生活になかなかなじめずに悩む。
田島亮太(たじま りょうた)
徹と圭子の息子で、小学3年生。父親の徹に似て甘えん坊な性格。希望ヶ丘ではほぼ毎日、母親の圭子との思い出を辿る日々を送る。
藤村(ふじむら)
希望ヶ丘で不動産屋を営む。弾き語りが趣味の、心優しき男性。
藤村香織(ふじむら かおり)
藤村の妻。中学・高校時代の圭子の親友。希望ヶ丘での暮らしになかなかなじめない徹たちを陰で支える。
宮嶋(みやじま)
中学時代の圭子の同級生。中学時代は圭子に一方的に好意を抱いていた。
宮嶋里美(みやじま さとみ)
宮嶋の妻。典型的な恐妻で、息子である泰斗のお受験教育にしか関心がない。
宮嶋泰斗(みやじま やすと)
宮嶋と里美の息子。美嘉とは同じ中学校での同級生で、美嘉に少なからず興味がある。
吉岡(よしおか)
徹が再就職した「しあわせクラブ」の職員。
本條瑞雲(ほんじょう ずいうん)
書道家。生前の圭子が通っていた書道教室の先生。
本條チヨ(ほんじょう ちよ)
本條の妻。少し変わり者の夫を支える優しい妻。
阿部和博(あべ かずひろ)
カフェバー「ゴールドラッシュ」のオーナー。圭子の初恋の男性で、昔は不良だった。

テレビドラマ[編集]

希望ヶ丘の人びと
ジャンル テレビドラマ
原作 重松清
『希望ヶ丘の人びと』
脚本 岡田惠和
監督 深川栄洋
出演者 沢村一樹
和久井映見
桜田ひより
二宮慶多
伊藤かずえ
六角精児
宮川一朗太
中島ひろ子
やついいちろう
岩本多代
平泉成
寺脇康文
製作
プロデューサー 岡野真紀子
渡辺亮介
制作 WOWOW
放送
放送国・地域 日本の旗 日本
放送期間 2016年7月16日 - 8月13日
放送時間 土曜 22:00 - 23:00
放送枠 ドラマW
放送分 60分
回数 5
公式サイト

特記事項:
初回はノンスクランブル放送。

希望ヶ丘の人びと』のタイトルで、WOWOW連続ドラマ 土曜オリジナルドラマ」枠において、2016年7月16日から8月13日まで全5回にわたって放送された(初回はノンスクランブル放送)[4]。主演は沢村一樹[4]

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

関連商品[編集]

DVD・BD
『希望ヶ丘の人びと』Blu-ray/DVD BOX
発売:2017年1月6日、ポニーキャニオン
サウンドトラック
WOWOW 連続ドラマW『希望ヶ丘の人びと』オリジナルサウンドトラック
平井真美子(音楽)、 SOUND INN STUDIOS
発売:2016年8月12日。
WOWOW 連続ドラマW 土曜オリジナルドラマ枠
前番組 番組名 次番組
希望ヶ丘の人びと
(2016年7月16日 - 8月13日)
賢者の愛
(2016年8月20日 - 9月10日)

脚注[編集]

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外部リンク[編集]