『天晴れ一番手柄 青春銭形平次』(あっぱれいちばんてがら せいしゅんぜにがたへいじ)は、東宝が1953年に製作した日本映画。
新米岡っ引き時代の銭形平次を、時代設定を無視したギャグや特異なキャラクターを随所に盛り込んで描いた異色のコメディ時代劇。監督・市川崑の非凡なるセンスが冴えわたる隠れた傑作として、一部ではカルト映画として現在においても人気の高い作品であり、1990年代中頃、東宝映画ファンの人気投票によって、リクエストの多かった東宝娯楽映画作品がLD(レーザーディスク)化された際、本作も上位にランクインし、LDが発売された。当初は池部良主演で企画されていたが、同時期に東宝が大谷主演で一本映画を作るようプロデューサーの田中に命じていたことで田中がこの企画に飛びつき、市川の自宅を訪れて交渉し、最終的に市川が折れる形で初めての時代劇を手掛けることになった。また映画化の際に市川が原作者の野村胡堂に許可を貰いに言ったところ「イメージが壊れる」と一度断られたため、原作でなく原案という形でクレジットすることで承諾を取り付けている。
あらすじ[編集]
スタッフ[編集]
- 製作:田中友幸
- 監督:市川崑
- 原案:野村胡堂
- 脚本:和田夏十、市川崑
- 音楽:黛敏郎
- 監督助手:古澤憲吾
キャスト[編集]
市川崑 |
1947 - 1949年 |
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1950年代 |
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1960年代 |
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1970年代 |
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1980年代 |
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1990年代 |
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2000年代 |
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企画・監修作品 |
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テレビドラマ |
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関連人物・項目 |
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