ムーミン

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フィンランドナーンタリにあるテーマパーク、ムーミンワールドに再現されたムーミン一家の家。先祖が暮らしていたストーブをモデルに、ムーミンパパがひとりで建てたとされる。

ムーミン: Mumin: Muumi: Moomin)は、フィンランド作家トーベ・ヤンソンの『ムーミン・シリーズ』と呼ばれる一連の小説と絵本、および末弟ラルス・ヤンソンと共に描いた『ムーミン漫画コミックス)』作品の総称、あるいはそれらとそれらを原作とする二次著作作品の総称。または、同作品に登場する架空の生物種族名であり、同時に主人公(主要な登場生物)の名前でもある「ムーミントロール」の略称あるいは愛称。(次弟のペル・ウーロフ・ヤンソンもトーベと写真絵本を製作している。)

概要[編集]

埼玉県飯能市にあるあけぼの子どもの森公園。ムーミン谷をモチーフにしており、ムーミン屋敷やムーミンに関する資料館「森の家」などがある。

設定[編集]

トロールは北欧の民間伝承に登場する、広い意味での妖精の一種である。地域や時代によって巨人だったり小人だったりさまざまなバリエーションがあるが、人間によく似ていながら耳や鼻が大きく醜い外見を持つというイメージが共通している。しかしムーミンの物語に登場するトロールは、名前こそ借りているもののこれとは異なる、トーベ・ヤンソンが独自に創造した架空のいきものである。人型(ひとがた)の登場人物も人間ではなく、同様に架空のいきものの一種である。

第一作である「大きな洪水と小さなトロール」では、こうしたトロールたちは人間と同じ世界で共存しているが人間には察知されない存在として描かれた。昔はタイルストーブの裏に隠れて住んでいたという記述があり、その大きさは人間よりも遥かに小さいものと設定されていたことが伺える。しかし、巻を進めるに連れ登場人物たちは擬人化の度合いを強めていき、彼らに見合った大きさの新聞を読んだり、切手を集めたりといった描写が現れる(すなわち、トロールたちはこれらを発行するだけの独自の文明社会を築いていると言うことになる)。こうした流れはコミックスにおいて更に顕著になる。映画化もされたコミックスの一エピソード「南の島へくりだそう」では、ムーミンらが訪れたリゾートホテルの宿泊客(映画スターや貴族を含む)も、従業員もすべてトロールである。ここに至ってはその世界観は、人間に代わりトロールたちが暮らす架空世界と考えるほかない。 このようにムーミンシリーズは、トールキンの「指輪物語」を典型とする、あらかじめ綿密に設定された世界観に従い、その世界そのものを描き出そうとするタイプのファンタジーでは全くないということができる。ムーミンの世界観は時代により作品により媒体により、良く言えば自由に柔軟に、悪く言えば一貫性無く適当に変化しており、Wikipediaのようなトリビアルな追求の対象にはそもそもそぐわないものである。

舞台[編集]

ムーミントロールたちは、フィンランドのどこかにあるとされる妖精たちの住む谷・ムーミン谷スウェーデン語:Mumindalen)に住んでいるとされる。

ムーミン谷には、東に「おさびし山」がそびえ、その麓から川が流れている。その川にはムーミンパパの作った橋がかかっていて、その橋の先にムーミン屋敷がある。ムーミン屋敷の北側には、ライラックの茂みがある。西は海に面しており、桟橋の先には水浴び小屋がある。

登場人物[編集]

ムーミン・シリーズ (原作)[編集]

作者のトーベ・ヤンソン画家でもあり、ムーミンの原型となるキャラクターは小説執筆以前にもたびたび描かれていた。小説として初めて登場するのは1945年にスウェーデン語で著された『小さなトロールと大きな洪水』で、その後ムーミン・シリーズとして知られる計9作品に登場するようになる。

造形的には、トーベが10代の頃、次弟ペル・ウーロフ・ヤンソンとの口ゲンカに負けたときに、トイレの壁に悔し紛れに描いた『SNORK(スノーク、とても醜い生き物)』として描いたものが、ムーミントロールのルーツであるとされる。ネーミングは叔父の家へ下宿をし学校へ通っている時代、勉強の合間に冷蔵庫から食べ物を失敬しては夜食にしていたのだが、あるときに叔父から注意され「この裏にはムゥーミントロールというお化けがいるからつまみ食いはやめなさい。首筋に冷たい息を吹きかけてくるぞ。」と言われたことがきっかけである。

小説は子供向けの作品の体裁をとっているが、その内容は必ずしも子供向けではない。第二次大戦の戦中・戦後に執筆された初期の作品には、洪水や彗星の襲来など自然災害が繰り返し描かれる。新聞連載漫画の大成功によってもたらされた「ムーミンブーム」にほとほと疲れ果てた頃に書かれた第6作『ムーミン谷の冬』を契機として、後期の作品はよりはっきりと内観的であり、おとぎ話の体裁をとった純文学といってよい内容を備えている。

1953年からイギリスの大衆紙「イブニング・ニューズ」(英語) にムーミントロールの漫画が週に6日掲載された。トーベ・ヤンソンが漫画を描きスウェーデン語のセリフをコマに書くと、語学が堪能な末弟のラルス・ヤンソンがセリフを英語に翻訳した原稿が印刷に回る。途中ラルスが作品のアイディア自体を提供する時期を経て、1960年からは直接絵も描くようになり、完全にコミックの仕事はラルスの担当となり、1975年まで合計73作品が連載された。うち21作はトーベの絵である。

小説作品[編集]

小説作品は長編・短編集あわせて9作品が刊行されている。ムーミンの原作はスウェーデン語で書かれた。以下、日本語題名は講談社の全集による。

  • 『小さなトロールと大きな洪水』 : Småtrollen och den stora översvämningen - 1945
  • 『ムーミン谷の彗星』 : Kometjakten / : Kometen kommer - 1946(1956年改訂・1968年三訂)
  • 『たのしいムーミン一家』 : Trollkarlens hatt - 1948
  • 『ムーミンパパの思い出』 : Muminpappans bravader /: Muminpappans memoarer - 1950
  • 『ムーミン谷の夏まつり』 : Farlig midsommar - 1954
  • 『ムーミン谷の冬』 : Trollvinter - 1957
    国際アンデルセン賞作家賞受賞作品。
    (あらすじ)ムーミン一家では11月から4月までの長い冬、冬眠をすることが先祖からの慣わしであった。しかしある年、なぜかムーミントロールだけが眠りから覚めてしまう。ムーミントロールにとって初めての冬は、たくさんの不思議で溢れていた
  • 『ムーミン谷の仲間たち』 : Det osynliga barnet - 1963
  • 『ムーミンパパ海へ行く』 : Pappan och havet - 1965
  • 『ムーミン谷の十一月』: Sent i november - 1970

漫画作品(コミックス)[編集]

トーベ・ヤンソンは1945年にムーミントロールを主役にした小説第1作『小さなトロールと大きな洪水』を出版。1952年に第3作『楽しいムーミン一家』の英語版が出ると、当時世界最大の発行部数を誇ったイギリスの夕刊紙「イブニングニュース」から、ムーミンを主役に新聞漫画を描いてみないかと申し入れを受ける。こうしてコミック版ムーミンは1953年から1975年まで日曜日を除く週6日掲載され、たちまち大人気となり世界各国に配信されて愛されるようになる。(ちなみにこの時配信を請け負ったのがスウェーデンのBulls Press社で、同社は今日もムーミンのすべての権利の総代理店である。)

日本語版は全73作品から数編を選んで、まず1969年から1970年に講談社から『ムーミンまんがシリーズ』として、1991年から1993年に福武書店(現ベネッセ)から絵本コミックス『ムーミンの冒険日記』として、2000年から2001年に筑摩書房から『ムーミンコミックス』として刊行された。

講談社版コミックス『ムーミンまんがシリーズ』[編集]

講談社版コミックス『ムーミンまんがシリーズ』(訳者不明、草森紳一解説)はトーベとラルスの作品29作を収録している。

  • ムーミンまんがシリーズ1『とってもムーミン』1969
  • ムーミンまんがシリーズ2『びっくりムーミン』1970
  • ムーミンまんがシリーズ3『それいけムーミン』19670
  • ムーミンまんがシリーズ4『ぐっときてムーミン』1970
  • ムーミンまんがシリーズ5『ハレハレムーミン』1970
  • ムーミンまんがシリーズ6『ムーミンワルツ』1970
  • ムーミンまんがシリーズ7『あのひのムーミン』1970
  • ムーミンまんがシリーズ8『いうなればムーミン』1970
  • ムーミンまんがシリーズ9『やったぜムーミン』1970
  • ムーミンまんがシリーズ10『そこぬけムーミン』1970

※このコミックスでの小説におけるスノークのお嬢さんは、アニメーション『ムーミン』での音響監督、田代敦巳の名づけたノンノンと訳されている。

※共同執筆者であり、明らかに弟ラルス・ヤンソンの絵である作品も掲載されているのであるが、ラルス・ヤンソンの名前は、記載されていない。

※作品の枠の一部にそれぞれ2人が書いていたサインは消されている。日本の読者向けに左右反転して編集されており、右開きとなっている。またセリフは縦書きに変更されている。

福武書店版コミックス『ムーミンの冒険日記』[編集]

福武書店版コミックス『ムーミンの冒険日記』(現ベネッセ版、野中しぎ訳)はトーベの作品10作を収録している。

  • 絵本コミックス;ムーミンの冒険日記1.『ムーミン英雄になる』1991
  • 絵本コミックス;ムーミンの冒険日記2.『ムーミンパパの幸せな日々』1991
  • 絵本コミックス;ムーミンの冒険日記3.『ご先祖さまは難破船あらし!?』1991
  • 絵本コミックス;ムーミンの冒険日記4.『ムーミン家をたてる』1991
  • 絵本コミックス;ムーミンの冒険日記5.『ジャングルになったムーミン谷』1991
  • 絵本コミックス;ムーミンの冒険日記6.『ムーミン谷に彗星がふる日』1992
  • 絵本コミックス;ムーミンの冒険日記7.『ムーミン南の海へゆく』1992
  • 絵本コミックス;ムーミンの冒険日記8.『ムーミン谷のスポーツ大会騒動』1992
  • 絵本コミックス;ムーミンの冒険日記9.『ムーミン一家とメイドのミザベル』1992
  • 絵本コミックス;ムーミンの冒険日記10.『ムーミン谷に火星ジン!?』1993

※このコミックスでは、小説におけるスノークのお嬢さんは、訳者の野中しぎがこの時にテレスクリーンでプロデューサーとして係わったアニメーション『楽しいムーミン一家』と同じくフローレンと訳された。

※このコミックスではラルスの作品は扱われなかったにもかかわらず、執筆者紹介は、姉弟仲良く写真付きで掲載されている。また、アニメーション『楽しいムーミン一家』でのラルスの名前は、愛称である‘ラッセ’としてクレジットが出たが、コミックスでは本名であるラルスとなっている。

筑摩書房版コミックス『ムーミンコミックス』[編集]

筑摩書房版コミックス『ムーミンコミックス』(冨原眞弓訳)はトーベとラルスの作品42作とコミックの元となったトーベの作品1作を収録している。他の2社と違いスウェーデン語版をテキストとして使用している。他社は英語版からである。このコミックスでは、小説におけるスノークのお嬢さんは、スノークの女の子と訳されている。

  • ムーミンコミックス1.『黄金のしっぽ』2000
  • ムーミンコミックス2.『あこがれの遠い土地』2000
  • ムーミンコミックス3.『ムーミン、海へいく』2000
  • ムーミンコミックス4.『恋するムーミン』2000
  • ムーミンコミックス5.『ムーミン谷のクリスマス』2000
  • ムーミンコミックス6.『おかしなお客さん』2000
  • ムーミンコミックス7.『まいごの火星人』2001
  • ムーミンコミックス8.『ムーミンパパとひみつ団』2001
  • ムーミンコミックス9.『彗星がふってくる日』2001
  • ムーミンコミックス10.『春の気分』2001
  • ムーミンコミックス11.『魔法のカエルとおとぎの国』2001
  • ムーミンコミックス12.『ふしぎなごっこ遊び』2001
  • ムーミンコミックス13.『しあわせな日々』2001
  • ムーミンコミックス14.『ひとりぼっちのムーミン』2001

※ 10『春の気分』に収録された「南の島へくりだそう」は、後述するアニメ映画『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』の原作。

絵本[編集]

  • 『ムーミンやしきはひみつのにおい』[8](『Skurken i Muminhuset』 1980) 次弟ペル・ウーロフ・ヤンソンの写真にトーベが文章を書いたもの。ながらく未邦訳だったが2014年に日本語版が刊行された。フィンランド版は青い表紙であるが、日本語版は茶色い表紙である。紙の質も違いフィンランド版は4000円である。

二次著作[編集]

テレビアニメーション[編集]

ムーミン(1969年版)[編集]

1969年(昭和44年)10月5日 - 1970年(昭和45年)12月27日、フジテレビ系列にて放送。企画製作は瑞鷹エンタープライズ。アニメーション制作は第1話 - 第26話まで東京ムービーAプロダクション)。キャラクターデザインは大塚康生であったために、大塚ムーミンとして親しまれてきた。第27話以降最終回迄は、東京ムービーが降板したために、間を措かずに虫プロダクションへと交代した。なお制作会社の交代については、トーベ・ヤンソンのクレームのため、あるいは赤字を垂れ流す番組を切り捨てるためともいわれるが、演出を務めた大隅正秋によれば、大隅や大塚らの制作チームははじめから26話までの約束で参加した(その後には「ルパン三世」の制作が控えていた)のであり、ヤンソンからのクレームは体の良い表向きの理由として誇張して喧伝されたのだという。放送時間帯は日曜日19時30分 - 20時00分の30分番組であった。「カルピスまんが劇場」の第2作である。

ムーミン(1972年版)[編集]

1972年(昭和47年)1月9日 - 同年12月31日、フジテレビ系列にて毎週日曜日の19:30〜20:00に放送。企画製作は瑞鷹エンタープライズ。アニメーション制作は虫プロダクション。番組表によっては「新ムーミン」と表記されることもあった。ズイヨー(瑞鷹)は本放送終了後も1989年頃まで、1969年版とともに再放送やVHSビデオソフト、レーザーヴィジョンビデオディスク(LD)ソフトへの作品配給や、キャラクターグッズの発売許諾を行っていた(この時期の商品には著作権表示が(c)瑞鷹または(c)ZUIYOとなっているものがある)が、1990年から正規の許諾のもとで「楽しいムーミン一家」の放送が開始されるにあたり、ムーミンキャラクターズ社(ヤンソン姉弟が設立したムーミンの著作権管理会社。現在の代表は、ラルスの娘ソフィア=ヤンソンである。)の指示によりすべて中止された。以来、ズイヨー作品の再放送、配信、パッケージソフト化は正規のかたちでは一切行われていない。

楽しいムーミン一家(1990年版)[編集]

1990年(平成2年)4月12日 - 1991年(平成3年)10月3日テレビ東京系列にて放送。製作はテレスクリーン。ヤンソン姉弟の監修のもと、プロデューサーであるデニス・リブソンらフィンランドスタッフが参加。名倉靖博がトーベの原作を基にキャラクターデザインを行った。制作協力はテレイメージ(現:ワコープロ)/ビジュアル80。

楽しいムーミン一家 冒険日記(1991年版)[編集]

1991年(平成3年)10月10日 - 1992年(平成4年)3月26日、テレビ東京系列にて放送。『楽しいムーミン一家』の第2シリーズとして、休止期間を挟まずに放送された。こちらには、オープニングには登場するスノークが全く出なくなり、また白鳥英美子のナレーションもなくなった。原作は主にコミックスから採られている。 キャラクターデザインも、名倉靖博が担当しているので、「ムーミン」とはキャラクターデザインが違っていて、『楽しいムーミン一家』と同じようにキャラクターデザインが作られている。また、こちらにも、ヤンソン姉弟とデニス・リブソンが係わっている。

ムーミン・パペット・アニメーション(1979年版)[編集]

1979年にトーベ・ヤンソン監修のもとポーランドで作られたテレビ放映用ストップモーションアニメーション。全78話。日本では1969年版と1972年版の日本製TVアニメーションでムーミンの声を演じた女優岸田今日子が一人で全てのキャラクターの吹き替えを演じ、1990年よりNHK BS2「衛星アニメ劇場」枠で放送された。その後2003年にプチグラパブリッシング配給により36話が劇場公開され、同年アスミックからDVD-BOXも発売された。

ムーミン・パペット・アニメーション(2012年版)[編集]

1979年にポーランドで作られたムーミン・パペット・アニメーションの、フィンランド本国によるデジタルリマスター版。日本では新たに段田安則と松たか子の二人が全キャラクターを演じ分ける形で再吹き替えが行われ、2012年3月24日~2013年3月26日にNHK BSプレミアムにて放送された。後にNHKエンタープライズによりDVDも発売された。

劇場用アニメーション映画[編集]

楽しいムーミン一家 ムーミン谷の彗星(映画、1992年版)[編集]

1992年(平成4年)8月8日に松竹系で初公開。上映時間:62分、製作国:日本

劇場版ムーミン パペット・アニメーション〜ムーミン谷の夏まつり〜(映画、2008年制作)[編集]

ムーミン・パペット・アニメーションのデジタル・リマスター版の一部を、劇場用作品として再編集したもの。2008年制作。日本ではアスミック・エース配給により2009年公開。ナレーションの吹き替えを小泉今日子が務めた。DVDは同年、角川エンタテインメントから発売された。

劇場版 ムーミン谷の彗星 パペットアニメーション(映画、2010年制作)[編集]

TVアニメーション「ムーミン パペットアニメーション」(デジタル・リマスター版)から、小説「ムーミン谷の彗星」を原作とするエピソードを抜きだし、劇場用長編アニメーションとして再編集したもの。2010年制作。主題歌をビョークが歌い、ヴォイスキャストにはマッツ・ミケルセンやアレクサンダー・スカルスガルドなどが配されるなど、さながら北欧映画人大集合といったスタッフ/キャストが集結している。日本での公開は2015年、配給はチャイルドフィルム。DVDも同年、ビクターエンタテインメントから発売されている。

ムーミン南の海で楽しいバカンス(映画、2015年公開)[編集]

2015年(平成27年)2月13日に公開。製作国:フィンランド・フランス

トーベ・ヤンソン生誕100周年を記念し、初めて母国フィンランドで製作された長編アニメーション作品(フランスとの共同制作)監督はグサヴィエ・ピカルドと、ハンナ・ヘミラの共同による。

日本では、2015年2月15日から公開。日本公開版におけるメインキャラクターの、日本語吹き替えは1990年テレビ東京で放送された『楽しいムーミン一家』でムーミンの声を当てた高山みなみを筆頭に、同伴で声を当てた日本の声優たちが再びメインキャスティングされている。

歌の本[編集]

  • 『Visor från Mumindalen』(未訳『ムーミン谷の歌』) 1993 挿し絵はトーベ・ヤンソン。弟のラルス・ヤンソン、Erna Tauro 出演。フィンランドで出版 (スウェーデン語版)[9]

CD および MP3[編集]

  • 『フジテレビ 世界名作アニメ主題歌ベスト (PCCG-00646)』 ポニーキャニオン、2004年5月19日
  • 『おはなしムーミン ~ムーミン谷に春がきた~』 CD、日本コロムビア (CC-4587)、1990年2月1日 「タイムトリップCD」シリーズとして再発売されたドラマCD。
  • 『おはなしムーミン ~ムーミン谷に春がきた~』 LP、日本コロムビア (CC-4587)、1971年9月1日 品番 KKS-20077
  • 上高田少年合唱団、ボーカルショップ、曽我町子、大山のぶ代 他 『テレビまんが主題歌のあゆみ』ディスク:2、テレビ主題歌 [Soundtrack] (『ムーミン』から「ねえ!ムーミン」)、日本コロムビア (COCX-33498-9)、2005年12月21日
  • 『楽しいムーミン一家 スナフキンの旅立ち』 CD、キングレコード (KICA-32)、1990年 「(9) 夢の世界へ(楽しいムーミン一家)」他。
  • 白鳥英美子 他 『楽しいムーミン一家 スナフキンの旅立ち』 CD、キングレコード (KICA-36)、1990年 「(1) 夢の世界へ〜ムーミン谷・秋です」他。
  • 白鳥英美子 『楽しいムーミン一家 CD』 キングレコード (スターチャイルド) (KIDA-5)、1990年 「夢の世界へ」他。
  • 『楽しいムーミン一家』、1991年 (1) ムーミン谷・冬他。NDLC=YMC13
  • 『楽しいムーミン一家』、1991年 (1) 「おまじないのうた」他。NDLC=YMC13
  • 白鳥英美子 『楽しいムーミン一家 CD』 キングレコード (スターチャイルド) (KIDA-32)、1991年 (1) ヘソまがりんちょの歌 他。
  • 武藤礼子 その他 『ムーミン (TVサントラ)』 CD、1997年6月25日
  • 宮里久美、伊藤さやか、加茂晴美、小山茉美 他 『TWIN BEST 懐かしのアニメ主題歌集』 ビクターエンタテインメント、1998年12月2日 VICL-41047 20. ムーミンのうた~「ムーミン」より
  • 『ムーミンのうた (「ムーミン」より) MP3』 Angelicオルゴール、2008年1月1日
  • 『Moomin Voices - Muminröster』2002 CD アルバムMoomin Voices - Muminröster”. CD Baby (2002年9月28日). 2015年10月30日閲覧。、MP3 版も販売。
  • 『Vem Ska Trosta Knyttet』2010 絵本『さびしがりやのクニット』に基づくオーディオCD。Peter Lundblad and Torbjörn Eklund の演奏でスウェーデンで出版。Johan Hagelbäck 製作のアニメに使われ (1980年)、さらにアニメから児童劇が派生している[10]
  • 『The Best Of Moomin Voices - De Bästa Mumin』2015 MP3 版 Moomin Voices - De Bästa Mumin”. Bluemusicgroup.Com (2015年1月1日). 2015年10月30日閲覧。

映像作品[編集]

  • バンダイ LDムーミン』。vol.1〜vol.7、1989〜1990 (ムーミン全65話のうち東京ムービー制作の第1話〜第26話を収録。全7巻。)[11]
ムーミン VOL.1 第1〜4話(BELL-285) 収録時間 106分 1枚組2面
ムーミン VOL.2 第5〜8話(BELL-287) 収録時間 106分 1枚組2面
ムーミン VOL.3 第9〜12話(BELL-289) 収録時間 106分 1枚組2面
ムーミン VOL.4 第13〜16話(BELL-291) 収録時間 106分 1枚組2面
ムーミン VOL.5 第17〜20話(BELL-293) 収録時間 106分 1枚組2面
ムーミン VOL.6 第21〜24話(BELL-295) 収録時間 106分 1枚組2面
ムーミン VOL.7 第25〜26話(BELL-297) 収録時間 50分 1枚組片面
  • vap ビデオVHSムーミン』「愛の巻」、「夢の巻」。レンタル用ビデオ形式.発売もしており、1巻8,800円で売られていた。
「夢の巻」 金の馬 銀の馬(第34話)、影なんか怖くない(第64話)
「愛の巻」 小さなみにくいペット(第37話)、ピアノなんか大嫌い(第49話)
  • vap ビデオ 『ムーミン』 1969 全26巻。各2話、全52話を収録。
  • ビクタービデオDVD Box『Moomin』(楽しいムーミン一家)上下巻.発売前には、VHSでも発売されていて、DVDの方もバラ売りもある。Blu-Rayも発売されているが、冒険日記の分は省かれていた。

ゲーム[編集]

ムーミンを題材にした箱庭アプリ。2015年5月21日にポッピンゲームズジャパンより配信中。

テーマパーク[編集]

ムーミンワールド[編集]

ムーミンワールドフィンランド語: Muumimaailma)はフィンランド西スオミ州南西スオミ県トゥルクに近いカイロ島のナーンタリにあるムーミンに関するテーマパークである。

メッツア[編集]

フィンランド以外では初めての「ムーミン」のテーマパークとして、埼玉県飯能市に「Metsä(メッツア)」("ä"はウムラウトのついた"a")が2017年にもオープンすることが、2015年6月30日に発表された[12][13]。「メッツア(metsä)」はフィンランド語で“森”という意味。宮沢湖の周辺の約18万7000平方メートル(東京ドーム4個分)の用地に展開され、有料の「ムーミンゾーン」と無料の「パブリックゾーン」が設けられる。メッツアを参照。

参考文献[編集]

  • 高橋静男ほか編『ムーミン童話の百科事典』(講談社、1996年(平成8年)) ISBN 4-06-207999-2
  • 冨原眞弓『ムーミンを読む』(講談社、2004年(平成16年)) ISBN 4-06-212340-1
  • ミルヤ・キヴィ文『ようこそ!ムーミン谷へ -ムーミン谷博物館コレクション-』(講談社、2005年(平成17年)) ISBN 4-06-212784-9
  • 雑誌Pen (ペン)、2015年2/15号、CCCメディアハウス(発売2015年2月2日)、「特集 映画公開で再び注目される永遠の名作 ムーミン完全読本」。
  • バンダイLDムーミン』の解説書。vol1〜vol7、1989〜1990
  • vapビデオVHSムーミン』愛の巻,夢の巻。及びムーミン』vol0〜vol25解説書。
  • ビクタービデオDVDBox『Moomin』(楽しいムーミン一家)上下巻解説書。
  • トーベ・ヤンソン(※ラルス・ヤンソン※名前の記載無し。しかし明らかに、ラルスの作品と判るものも掲載されている。漫画の作品の枠に2人が書いていたサインは消されている。)『ムーミンまんがシリーズ』1(とってもムーミン他)※英語版からの訳。訳者不明、草森紳一解説、講談社、1968年11月、(分)8-3-71(製)216436(出)2253(0)
  • トーベ・ヤンソン、ラルス・ヤンソン『ムーミンの冒険日記』野中しぎ訳、※英語版からの訳。福武書店、1991年、ISBN 4-8288-4968-8C8798
  • トーベ・ヤンソン,ラルス・ヤンソン『ムーミンコミックス』冨原眞弓訳、※スウェーデン語からの訳。筑摩書房、2001年8月、ISBN 4-480-77054-2
  • 東芝EMI CDムーミン』(懐かしのミュージッククリップ20)解説書。
  • 芸術新潮 2009年5月号; 特集、ムーミンを生んだ芸術家トーヴェ・ヤンソンのすべて(Tove Jansson)新潮社。
  • MOE 巻頭大特集 ムーミンと北欧の物語。1998年2月1日発行。第19巻。第11号通巻220号.発行所・白泉社。
  • MOE おめでとう60周年!ムーミン 月刊モエ2006年1月号;巻頭大特集、誕生60周年おめでとう!オーロラの国からムーミンがやってきた!第28巻第1号;通巻315号、発行所:白泉社。
  • MOE ムーミン出版70年 月刊モエ2015年12月号;巻頭大特集、フィンランド現地取材、ムーミン 童話・絵本・コミックスのすべて。発行所:白泉社。ASIN: B016031X06
  • ku:nel[クウネル]2007年1月1日。ムーミンのひみつ 第5巻第1号。発行所・マガジンハウス
  • キングレコード CD楽しいムーミン一家』(スナフキンの旅立ち)(KIKA36)解説書。
  • キングレコード CD『楽しいムーミン一家』(VOL1)(KIKA18)解説書。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ トーベ・ヤンソン、渡部 翠 (翻訳) 『それから どうなるの?』 (講談社の翻訳絵本―トーベ・ヤンソンのムーミン絵本)、講談社、1991年ISBN 978-4-0618-7871-6
  2. ^ ハードカバー Tove Jansson (2001-10-04) (英語). The Book About Moomin, Mymble and Little My (Sort of Childrens Classics). Sophie Hannah (英訳). Sort of Books. p. 28. ISBN 978-0-9535-2274-3. 
  3. ^ 英語版。更新:2013年4月8日、Version: 1.2.0、Size: 51.6 MB。© 2013 Spinfy Oy, WSOY, Moomin Characters Oy, Sort of BooksTove Jansson. “Moomin, Mymble and Little My”. Spinfy Oy. 2015年10月30日閲覧。
  4. ^ トーベ・ヤンソン、渡部 翠 (翻訳) 『さびしがりやのクニット』 (講談社の翻訳絵本―トーベ・ヤンソンのムーミン絵本)、講談社、1991年ISBN 978-4-0618-7872-3
  5. ^ Tove Jansson (2010-11-09) (英語). Who Will Comfort Toffle?. Reprint版. Drawn & Quarterly Pubns. p. 24. ISBN 978-1-7704-6017-1. 
  6. ^ トーベ・ヤンソン、渡部 翠 (翻訳) 『ムーミン谷への ふしぎな旅』 (トーベ・ヤンソンのムーミン絵本)、講談社、1991年ISBN 978-4-0618-7873-0
  7. ^ 初版Tove Jansson; Kingsley Hart (翻訳) (1978-09-01). Dangerous Journey. Paperback. ISBN 978-0-5100-0038-7. と改訂版があるTove Jansson (2010-11-01). The Dangerous Journey: A Tale of Moomin Valley (Moomin Valley Trilogy). Sort of Books. ISBN 978-0-9548-9959-2. 
  8. ^ トーベ・ヤンソン、渡部 翠 (翻訳) 『ムーミンやしきはひみつのにおい』 講談社、2014年ISBN 978-4062830829
  9. ^ Tove Jansson; Lars Jansson; Erna Tauro (1993) (Swedish). Visor från Mumindalen. Albert Bonniers Förlag, Schildts. p. 44. 
  10. ^ ジャンルはアシッド・ハウスVem Ska Trosta Knyttet” (Swedish) (2010年2月16日). 2015年10月30日閲覧。
  11. ^ ムーミン谷へのみち Road to Moominvalley”. 2015年10月30日閲覧。
  12. ^ ムーミンのテーマパークが2017年に埼玉・宮沢湖周辺にオープン 面積は東京ドーム4個分”. ねとらぼ (2015年6月30日). 2015年7月1日閲覧。
  13. ^ 埼玉にムーミンのテーマパーク フィンランド以外で初”. 朝日新聞デジタル (2015年7月1日). 2015年7月1日閲覧。

外部リンク[編集]

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