アレクサンダー・ズベレフ

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アレクサンダー・ズベレフ
Alexander Zverev
2023年モンテカルロ・マスターズでのA・ズベレフ
基本情報
フルネーム Alexander Alexandrowitsch Zverev
愛称 サーシャ(Sascha)
国籍 ドイツの旗 ドイツ
出身地 同・ハンブルク
生年月日 (1997-04-20) 1997年4月20日(26歳)
身長 198cm
体重 90kg
利き手
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 2013年
ツアー通算 23勝
シングルス 21勝
ダブルス 2勝
生涯獲得賞金 35,301,768 アメリカ合衆国ドル
4大大会最高成績・シングルス
全豪 ベスト4(2020)
全仏 ベスト4(2021-23)
全英 4回戦(2017・21)
全米 準優勝(2020)
4大大会最高成績・ダブルス
全仏 1回戦(2016)
国別対抗戦最高成績
デビス杯 ベスト8(2018)
ホップマン杯 準優勝(2018・19)
ATP杯 ベスト4(2021)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 2位(2022年6月13日)
ダブルス 68位(2019年3月18日)
獲得メダル
テニス
オリンピック
2021 東京 男子シングルス
2023年6月12日現在

アレクサンダー・"サーシャ"・ズベレフAlexander "Sascha" Zverev; ドイツ語発音: [ˌalɛˈksandɐ ˈzaʃa ˈtsfɛʁɛf], ロシア語: Алекса́ндр Алекса́ндрович «Са́ша» Зве́рев; IPA: [ɐlʲɪˈksandr ˈsaʂə ˈzvʲerʲɪf], 1997年4月20日 - ) は、ドイツハンブルク出身の男子プロテニス選手。ATPランキング自己最高位はシングルス2位、ダブルス68位。これまでにATPツアーでシングルス21勝、ダブルス2勝を挙げている。身長198cm、体重90kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。

ATPファイナルズ優勝2回。ATPマスターズ1000優勝5回。2021年東京オリンピック金メダリスト。

家族[編集]

2013年サーシャ(左)、ミーシャ(右)ズベレフ兄弟

父親はロシア出身の元テニス選手、アレクサンダー・ズベレフ・シニア英語版である。また10歳年上の兄のミーシャ・ズベレフもプロテニス選手である。兄のミーシャとはツアーでダブルスを組んで、優勝がある他、男子国別対抗戦デビスカップのダブルスにも兄弟で出場がある。また兄のミーシャは2017年全豪オープン男子シングルスでベスト8進出がある。

選手経歴[編集]

ジュニア時代[編集]

ジュニア時代のアレクサンダー・ズベレフ

2013年全仏オープンの男子ジュニアシングルスで決勝に進出、クリスチャン・ガリンに敗れ、準優勝。2014年全豪オープンの男子ジュニアシングルスで決勝に進出し、ステファン・コズロフを破り、優勝した。

ジュニアグランドスラム決勝進出結果
結果 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
準優勝 2013年 全仏オープン クレー チリの旗 クリスチャン・ガリン 4–6, 1–6
優勝 2014年 全豪オープン ハード アメリカ合衆国の旗 ステファン・コズロフ 6–3, 6–0

2014年 チャレンジャー優勝[編集]

2014年BMWオープンでのアレクサンダー・ズベレフ

7月のブラウンシュヴァイクでのチャレンジャー大会ポール=アンリ・マチューを破り優勝。同月のドイツ国際オープンにワイルドカードで出場すると、1回戦でロビン・ハーセを、2回戦で第5シードのミハイル・ユージニーを、3回戦で第11シードのサンティアゴ・ヒラルドを、準々決勝で同じドイツのトビアス・カムケを破り、ツアー初の準決勝進出。準決勝で第1シードのダビド・フェレールに0-6, 1-6で敗れた。年間最終ランキングは136位。

2015年 最優秀新人賞受賞[編集]

2015年全米オープンでのアレクサンダー・ズベレフ

3月のマイアミ・オープンで予選を通過し、マスターズ初出場を果たすと、1回戦でサム・グロスを破り、2回戦進出を果たす。5月のBMWオープンダブルスで兄のミーシャ・ズベレフと組み、ツアー初の決勝進出を果たす。決勝でペヤ/ソアレス組に敗れ準優勝。2週後のハイルブロンでのチャレンジャー大会で優勝し、世界ランキングトップ100入りを果たす。

ウィンブルドン選手権でグランドスラム初出場を果たすと、1回戦でティムラズ・ガバシュビリを6-3, 1-6, 6-3, 3-6, 9-7で勝利し、グランドスラム初勝利をあげる。2回戦でデニス・クドラに敗れた。7月のスウェーデン・オープンでツアー2度目の準決勝進出を果たす。年間最終83位となり、ATP Newcomer of the Yearを受賞した。

2016年 ツアー初優勝[編集]

2016年全米オープンでのアレクサンダー・ズベレフ

年初のホップマン・カップザビーネ・リシツキと組んで出場。フランス戦で2勝を挙げる。2月の南フランス・オープンで2回戦で第2シードマリン・チリッチを破るなど、ツアー3度目の準決勝進出。準決勝で審判への暴言により、コードバイオレーションを取られた。またダブルスでは兄ミーシャと組んでツアー2度目の準優勝。

3月のデビスカップチェコ戦でデビスカップドイツ代表デビューを果たした。翌週のBNPパリバ・オープンではイワン・ドディググリゴール・ディミトロフジル・シモンを破り、マスターズ初の4回戦進出。4回戦ではラファエル・ナダルをマッチポイントまで追い込むも、7-6(8), 0-6, 5-7で敗れた。全仏直前のニース・オープンでは準々決勝でジル・シモンに6-3, 6-7(6), 7-6(1)で破ると、準決勝でジョアン・ソウザを6-4, 4-6, 6-2で破り、自身初のATPツアーで決勝に進出。決勝ではドミニク・ティームに4-6, 6-3, 0-6で敗れ初優勝はならなかった。

全仏オープンでは3回戦まで進出するがドミニク・ティームに敗れた。ゲリー・ウェバー・オープンでは準決勝でロジャー・フェデラーを破り、決勝に進出。決勝では同胞の先輩のフロリアン・マイヤーに2-6, 7-5, 3-6で敗れ、初優勝はならなかった。

ウィンブルドンでは初めてシードとなり、第24シードで出場。雨天や日没によるサスペンデッドを経ながら、3回戦に進出。3回戦で世界ランキング9位のトマーシュ・ベルディヒに3-6, 4-6, 6-4, 1-6で敗れた。9月のサンクトペテルブルク・オープンで今季3度目の決勝進出。決勝でスタン・ワウリンカに6-2, 3-6, 7-5で勝利し、ATPツアー初優勝を果たした。10代でのツアー優勝は2008年のマリン・チリッチ以来である。

2017年 マスターズ初優勝 世界3位[編集]

2017年ウィンブルドンでのアレクサンダー・ズベレフ

年初のホップマン・カップスイス戦ではロジャー・フェデラーに7-6(1), 6-7(4), 7-6(4)で勝利した。全豪オープンでは3回戦でラファエル・ナダルと4時間を超える激闘の末、6-4, 3-6, 7-6(5), 3-6, 6-2で敗れた。

2月のデビスカップベルギー戦では兄ミーシャと共にドイツ代表に選出され、ダブルスには兄弟で組んで出場。ルーベン・ベーメルマンス/ヨリス・デ・ローレ組に敗れた。

翌週の南フランス・オープンではシングルス決勝ではリシャール・ガスケを破り、ツアー2勝目をあげ、ダブルスでは兄のミーシャ・ズベレフと組んで、決勝でファブリス・マルタン/ダニエル・ネスターに勝利し、ダブルス初優勝を果たした。

マイアミ・オープンでは第16シードとして出場。3回戦で第1シードのスタン・ワウリンカをフルセットの末に破る金星を挙げベスト8に進出。しかし準々決勝でニック・キリオスに敗れた。

その後のクレーコートシーズンで彼は飛躍を果たす。まずBMWオープン決勝でギド・ページャを下して、ツアー3勝目。ムチュア・マドリード・オープンではノーシードでの出場となったものの、2回戦で第7シードのマリン・チリッチ、3回戦で第11シードのトマーシュ・ベルディハを破りベスト8。そして5月のBNLイタリア国際では、準々決勝でミロシュ・ラオニッチ、準決勝でジョン・イスナーに勝利し、マスターズ1000で初めて決勝に駒を進めると[1]、決勝では第2シード・世界ランキング2位のノバク・ジョコビッチを6-4, 6-3で破り、ツアー4勝目、マスターズ初優勝を決めた[2]。大会後の世界ランキングで自己最高の10位となり、20歳でトップ10入りを果たす[3]。しかし、第9シードで迎えた全仏オープンは1回戦でフェルナンド・ベルダスコに4-6, 6-3, 4-6, 2-6で敗れた。

ゲリー・ウェバー・オープンでは決勝に進出。しかし、決勝ロジャー・フェデラーにストレートで完敗を喫す。ウィンブルドンでは初めて4回戦に進出するもミロシュ・ラオニッチに敗れた。

シティ・オープン準決勝では第2シードの錦織圭を6-3,6-4のストレートで下し、決勝でケビン・アンダーソンを破り、ツアー5勝目。ロジャーズ・カップ決勝で第2シード・ロジャー・フェデラーに6-3, 6-4で勝利し、ATPマスターズ1000で2勝目を挙げる。

2017年シティ・オープンでのアレクサンダー・ズベレフ

全米オープンは第4シードで迎えたが2回戦でボルナ・チョリッチに敗れた[4]。その後は早期敗退が目立ち始めるが、パリ・マスターズ終了後、昨年優勝者アンディ・マリーのポイント失効により、自己最高の世界ランク3位を記録した。

レースランキング3位でATPファイナルズに初出場が決まった為、ネクストジェネレーション・ATPファイナルの出場を辞退してATPファイナルズに専念する。しかしラウンドロビン1勝2敗で敗退となった。終盤の失速はあったものの、20歳の若さで5度のツアー優勝、マスターズ2勝、年間最終ランキングは4位と、飛躍の年となった。

2018年 マスターズ3勝目 全仏ベスト8 ATPファイナルズ初優勝[編集]

年始のホップマンカップでは決勝進出したが、スイスに敗れた。全豪オープンでは2年連続で3回戦に進出したが、鄭現に逆転負けを許した。前年末に続き早期敗退が目立ったものの、マイアミ・オープンではこれまで負け越していたニック・キリオスボルナ・チョリッチを下し初の決勝進出。決勝で地元アメリカのジョン・イスナーに7-6(4), 4-6, 4-6で敗れて準優勝となった。

モンテカルロ・マスターズではリシャール・ガスケに勝利し準決勝へ進出したが、錦織圭にフルセットの末に敗れた。5月のBMWオープンで大会2連覇を達成[5]ムチュア・マドリード・オープンでは第2シードとして出場し準決勝でデニス・シャポバロフをストレートで下し決勝進出、決勝で第5シードドミニク・ティームに6-4, 6-4で勝利し初優勝、マスターズ1000で3勝目を挙げた[6]

第2シードで出場した全仏オープンでは2回戦から3試合連続フルセット勝ちと苦戦しながらもグランドスラムで初めてベスト8に進出したが、準々決勝は第7シードのドミニク・ティームに4-6, 2-6, 1-6で完敗した。ウィンブルドンは3回戦でエルネスツ・ガルビスに敗れた。8月のシティ・オープンで2連覇を達成、なお3回戦で兄のミーシャ・ズベレフとのツアー初対戦が実現している[7]

2018年シティ・オープンでのアレクサンダー・ズベレフ

元世界ランク1位のイワン・レンドルをコーチに迎えて[8]臨んだ全米オープンでは初めて3回戦に進出したが、同胞の先輩フィリップ・コールシュライバーに敗れた。

レースランキング5位で出場したATPファイナルズは、ラウンドロビンを2勝1敗で2位通過、準決勝で第2シードのフェデラーを7-5, 7-6(5)で、決勝で第1シードのジョコビッチを6-4, 6-3のストレートで下し、21歳の若さでファイナルズ初優勝を果たした[9]

2019年 序盤不調 マスターズ準優勝[編集]

年始のホップマンカップでは2年連続で決勝進出したが、昨季に続きスイスに敗れた。全豪オープンは自己最高となる4回戦まで進出したが、4回戦ではミロシュ・ラオニッチに敗れた。メキシコ・オープンではシングルスで決勝でニック・キリオスに敗れて、準優勝に終わったが、兄のミーシャ・ズベレフと組んだダブルスでは決勝でアルテム・シタク/オースティン・クライチェク組を2-6, 7-6(4), 10-5で破り、優勝した。その後は前年準優勝のマイアミ・オープンで、引退を表明していたダビド・フェレールに2回戦で敗れ[10]、連覇中のBMWオープンでも準々決勝でクリスチャン・ガリンに敗れるなど早期敗退が続いた。

2019年全仏オープンでのアレクサンダー・ズベレフ

全仏オープンの前哨戦に当たるジュネーヴ・オープンではニコラス・ジャリーを破り、優勝した。全仏オープンでは4回戦で好調のファビオ・フォニーニを下して2年連続でベスト8入りした。準々決勝でノバク・ジョコビッチに敗れた。

ウィンブルドン選手権は初戦で予選勝者のイジー・ベセリーに敗れた。7月のドイツ国際オープン中にイワン・レンドルとのコーチ契約解消を発表した[11]

全米オープンでは4回戦でディエゴ・シュワルツマンに敗れた。10月の上海マスターズでは準々決勝で、昨年のツアーファイナル以来の対戦となったロジャー・フェデラーを6-3, 6-7(7), 6-3で破る[12]と、続く準決勝で新鋭のマッテオ・ベレッティーニを下し決勝進出を果たす。その決勝では過去4戦全勝のダニール・メドベージェフと対戦したが、6大会連続で決勝進出中と躍進を続けていたメドベージェフに4-6, 1-6と圧倒され、準優勝に終わった[13]

ランキング7位で臨んだATPファイナルズではラファエル・ナダルを破るなど2勝1敗で2年連続ラウンドロビンを突破、準決勝でドミニク・ティームに敗れ連覇は逃した。

2020年 全豪ベスト4 全米準優勝[編集]

ATPカップを3連敗でラウンドロビン敗退でシーズンをスタートした。全豪オープンは4回戦で好調アンドレイ・ルブレフを撃破すると、準々決勝ではスタン・ワウリンカを下して初のベスト4入り。準決勝でドミニク・ティームに敗れた。

3月より新型コロナウイルス感染症の流行によりツアーが中断。しかし中断期間にジョコビッチが主催し、複数の新型コロナウイルス感染者を出したチャリティー大会に参加。自身は陰性だったものの、その後の自主隔離期間にもパーティーに参加したことで非難を受けた[14]

ツアー再開後初戦のウエスタン・アンド・サザン・オープンは1回戦でアンディ・マリーに敗れた。全米オープンでは準決勝でパブロ・カレーニョ・ブスタに2セットダウンからの大逆転勝利を収め、グランドスラム初の決勝進出。しかしドミニク・ティエムとの決勝では逆に2セットアップから逆転を許し、4時間2分の末に6-2, 6-4, 4-6, 3-6, 6-7(6)で惜敗。準優勝に終わり、スピーチでは涙を見せた[15]。10月にケルンで開催された大会で2週連続優勝[16]パリ・マスターズは決勝でダニール・メドベージェフに敗れて、準優勝。2020年ATPファイナルズはラウンドロビン敗退。年間最終ランキングは6位。

2021年 東京五輪金メダル 全仏ベスト4[編集]

ATPカップではドイツのエースとして出場。グループステージでカナダデニス・シャポバロフセルビアのジョコビッチを破り、ドイツ代表は準決勝進出を果たしたが、ロシアダニール・メドベージェフに敗れベスト4で終えた。

全豪オープンは第6シードとして、順当にベスト8まで進出。準々決勝では第1シードのジョコビッチに敗れた。3月のメキシコ・オープンでは、決勝のステファノス・チチパス戦を含むすべてストレート勝利で優勝し、ツアー14勝目を挙げた。

5月のムチュア・マドリード・オープンではラファエル・ナダルをストレートで破りベスト4入り。決勝ではマッテオ・ベレッティーニを下し、3年ぶりのマスターズ優勝。BNLイタリア国際はベスト8。全仏オープンは第6シードとして出場。順当に3度目のベスト8まで駒を進めた。準々決勝のアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナ戦をストレートで勝利し、自身初の全仏オープンベスト4入り。準決勝で第5シードのステファノス・チチパスと対戦し、3-6, 3-6, 6-4, 6-4, 3-6のフルセットの末に敗退。

2021年全仏オープンでのアレクサンダー・ズベレフ

ウィンブルドン選手権では第4シードとして出場し、2017年以来の4回戦進出。フェリックス・オジェ=アリアシムに4-6, 6-7(8), 6-3, 6-3, 4-6のフルセットの末に敗れ[17]、初の準々決勝進出はならなかった。

1年遅れで開催された東京2020オリンピックにドイツ代表として出場。初のオリンピックでベスト4まで進出すると、準決勝ではセルビアのジョコビッチを1-6, 6-3, 6-1で下し決勝進出[18]。決勝ではロシア・オリンピック委員会カレン・ハチャノフを6-3, 6-1のストレートで破り、金メダルを獲得した[19]

ウエスタン・アンド・サザン・オープンではキャスパー・ルードステファノス・チチパスらを破り決勝に進出。決勝ではアンドレイ・ルブレフにストレートで勝利し、マスターズ5勝目[20]、ツアー通算17勝目を挙げた。2021年全米オープンでは3回戦でジャック・ソック、4回戦でヤニック・シナー、準々決勝も突破。2年連続準決勝進出。準決勝ではジョコビッチにフルセットで敗れ、ベスト4で幕を閉じた。

レーバーカップにはチーム・ヨーロッパ(欧州選抜)として出場。シングルスでジョン・イズナーに勝ち、ダブルスではマッテオ・ベレッティーニと組み、イズナー/デニス・シャポバロフ組に敗れたが、アンドレイ・ルブレフと組んだダブルスではシャポバロフ/ライリー・オペルカ組に勝利。チームの優勝に貢献した。

BNPパリバ・オープンでは大会初のベスト8入り[21]エルステ・バンク・オープンでは決勝でフランシス・ティアフォーを下して優勝。ツアー18勝目を挙げた。パリ・マスターズはベスト4入り。

ATPファイナルズでは「レッド・グループ」に割り当てられ、マッテオ・ベレッティーニホベルト・ホルカシュに勝利したがダニール・メドベージェフに敗れ、2勝1敗でラウンドロビン通過。準決勝ではジョコビッチを下して決勝進出。決勝ではメドベージェフを4-6, 4-6で破り、3年ぶりの大会優勝を果たした[22]。年間最終ランキングは3位。

2022年 全仏ベスト4 世界2位 手術による長期離脱[編集]

ドイツ代表としてATPカップに出場。イギリスキャメロン・ノリーアメリカ合衆国テイラー・フリッツに勝利するも、カナダフェリックス・オジェ=アリアシムに敗れてラウンドロビン敗退。

全豪オープンは6年連続ベスト16入りするも、4回戦でデニス・シャポバロフに3-6, 6-7(5), 3-6のストレートで敗れた。その後の南フランス・オープンでは決勝進出。決勝でアレクサンダー・ブブリクに敗れて、準優勝。

2月、メキシコ・オープンのダブルス1回戦で試合中に審判の判定に不満を漏らした後、敗戦後にラケットで審判の椅子を何度もたたく行為を行ったため、シングルスの失格と罰金を科された。試合後、自身のSNS上で謝罪した。さらに、追加処分としてさらなる罰金と8週間のツアー出場停止を1年間の執行猶予付きで科された。[23]

2022年モンテカルロ・マスターズでのアレクサンダー・ズベレフ

クレーシーズンに入ると、モンテカルロ・マスターズでは準々決勝でヤニック・シナーを5-7, 6-3, 7-6(5)で退け、2018年以来のベスト4入り。準決勝では前年覇者のステファノス・チチパスに敗れた。続くBMWオープンでは18歳のデンマーク出身のホルガ・ルーネに3-6, 2-6のストレートで敗れ、「ここ5〜7年で最悪の試合」と悔やんだ。しかし、ムチュア・マドリード・オープンでは準決勝でチチパスを退け、2年連続決勝進出。カルロス・アルカラスとの決勝は3-6, 1-6のストレートで敗れ準優勝。BNLイタリア国際でもベスト4入りしたが、準決勝でチチパスに逆転負け。

全仏オープンでは第3シードとして出場。順当にベスト8まで駒を進め、準々決勝では第6シードのカルロス・アルカラスに6-4, 6-4, 4-6, 7-6(7)で勝利。マドリード・オープンでのリベンジを果たすとともに同大会2年連続ベスト4入りを遂げた。しかし準決勝のラファエル・ナダル戦にて右足首を負傷、6-7(8), 6-6のスコアで棄権となり、グランドスラム2度目の決勝進出を逃した。帰国後の精密検査において右足首の靭帯断裂が確認され、手術を受けた[24]。世界ランキングは一時自己最高の2位に浮上した[25]が、全仏以降のシーズンは全休となり、年間最終ランキングは12位。

2023年 全仏ベスト4[編集]

1月、全豪オープンで復帰、2回戦でマイケル・モーに7-6(1), 4-6, 3-6, 2-6で敗れる。

2月、ABNアムロ・オープンに出場し2回戦でタロン・フリークスポールに4-6, 3-6, 4-6で敗れる。その後カタール・エクソンモービル・オープンに第4シードとして出場。アンディ・マリーに6-7(5), 6-2, 5-7で敗れ、初戦敗退となった[26]

2023年モンテカルロ・マスターズでのアレクサンダー・ズベレフ

4月、モンテカルロ・マスターズにおいて、1回戦でアレクサンダー・ブブリクを3-6, 6-2, 6-4、2回戦でロベルト・バウティスタ・アグートを6-4, 6-4で下す。3回戦ではダニール・メドベージェフに6-3, 5-7, 6-7(7)のフルセットで敗れた。

6月、全仏オープンでは第22シードとして出場する。3回戦では第12シードのフランシス・ティアフォーを3-6, 7-6(3), 6-1, 7-6(5)の逆転で、4回戦では第28シードのグリゴール・ディミトロフを6-1, 6-4, 6-3のストレートで勝利し、ベスト8進出。準々決勝ではトマス・マルティン・エチェベリを6-4, 3-6, 6-3, 6-4で破り、3年連続ベスト4進出。準決勝では前年準優勝で第4シードのキャスパー・ルードに3-6, 4-6, 0-6のストレートで敗れた。

選手としての特徴[編集]

アレクサンダー・ズベレフのフォアハンドストローク

高身長と長い手足を生かして強力なストロークで相手を押していく、アグレッシブベースライナー。身長が高い選手は俊敏性に欠ける傾向にあるが、ズベレフは素早い切り返しや長いリーチで補うことができている[27]。ストロークでは特にフラットドライブで威力のあるバックハンドが強力な武器になっている[28]。バックハンドはコンチネンタルからイースタングリップの間、フォアハンドはセミオープンスタンスでウエスタングリップ[29]

アレクサンダー・ズベレフのサーブ

高身長から放たれるサーブは220 km/h (140 mph) にも到達する非常に強力なものだが、それ以上にスタッツではリターンの方が優れている[30]

苛立つとラケットを破壊し、そのまま敗戦する姿がしばしば見られる[31]

私生活[編集]

2020年10月、元恋人であるモデルのブレンダ・パテアが、ズベレフとの子どもを妊娠したと公表した。これに対し「子どもを心待ちにしている。父親としての責任を持って生きていく」とコメントした[32]。子どものことは計画的ではなかったものの、2021年3月にパテアは無事娘を出産した[33]

主要大会決勝[編集]

グランドスラム大会[編集]

シングルス:1 (準優勝1回)[編集]

結果 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
準優勝 2020年 アメリカ合衆国の旗 全米オープン ハード オーストリアの旗 ドミニク・ティーム 6-2, 6-4, 4-6, 3-6, 6-7(6-8)

ATPファイナルズ[編集]

シングルス:2 (タイトル2回)[編集]

結果 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
優勝 2018年 イギリスの旗 ロンドン ハード (室内) セルビアの旗 ノバク・ジョコビッチ 6-4, 6-3
優勝 2021年 イタリアの旗 トリノ ハード (室内) ロシアの旗 ダニール・メドベージェフ 6-4, 6-4

ATPマスターズ1000[編集]

シングルス:10 (タイトル5回 準優勝5回)[編集]

結果 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
優勝 2017年 イタリアの旗 ローマ クレー セルビアの旗 ノバク・ジョコビッチ 6-4, 6-3
優勝 2017年 カナダの旗 モントリオール ハード スイスの旗 ロジャー・フェデラー 6-3, 6-4
準優勝 2018年 アメリカ合衆国の旗 マイアミ ハード アメリカ合衆国の旗 ジョン・イズナー 7-6(7-4), 4-6, 4-6
優勝 2018年 スペインの旗 マドリード クレー オーストリアの旗 ドミニク・ティーム 6-4, 6-4
準優勝 2018年 イタリアの旗 ローマ クレー スペインの旗 ラファエル・ナダル 1-6, 6-1, 3-6
準優勝 2019年 中華人民共和国の旗 上海 ハード ロシアの旗 ダニール・メドベージェフ 4-6, 1-6
準優勝 2020年 フランスの旗 パリ ハード (室内) ロシアの旗 ダニール・メドベージェフ 7-5, 4-6, 1-6
優勝 2021年 スペインの旗 マドリード クレー イタリアの旗 マッテオ・ベレッティーニ 6-7(8-10), 6-4, 6-3
優勝 2021年 アメリカ合衆国の旗 シンシナティ ハード ロシアの旗 アンドレイ・ルブレフ 6-2, 6-3
準優勝 2022年 スペインの旗 マドリード クレー スペインの旗 カルロス・アルカラス 3-6, 1-6

オリンピック[編集]

シングルス:1 (金メダル1)[編集]

結果 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
優勝 2021年 日本の旗 東京五輪 ハード ロシアの旗 カレン・ハチャノフ 6-3, 6-1

ATPツアー決勝進出結果[編集]

シングルス: 32回 (21勝11敗)[編集]

大会カテゴリ
グランドスラム (0–1)
ATPファイナルズ (2–0)
ATPツアー・マスターズ1000 (5–5)
オリンピック (1–0)
ATPツアー500 (5–3)
ATPツアー250 (8–2)
サーフェス別タイトル
ハード (14–6)
クレー (7–3)
芝 (0–2)
結果 No. 決勝日 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
準優勝 1. 2016年5月21日 フランスの旗 ニース クレー オーストリアの旗 ドミニク・ティーム 4-6, 6-3, 0-6
準優勝 2. 2016年6月19日 ドイツの旗 ハレ ドイツの旗 フロリアン・マイヤー 2-6, 7-5, 3-6
優勝 1. 2016年9月25日 ロシアの旗 サンクトペテルブルク ハード (室内) スイスの旗 スタン・ワウリンカ 6-2, 3-6, 7-5
優勝 2. 2017年2月12日 フランスの旗 モンペリエ ハード (室内) フランスの旗 リシャール・ガスケ 7-6(7-4), 6-3
優勝 3. 2017年5月7日 ドイツの旗 ミュンヘン クレー アルゼンチンの旗 ギド・ページャ 6-4, 6-3
優勝 4. 2017年5月21日 イタリアの旗 ローマ クレー セルビアの旗 ノバク・ジョコビッチ 6-4, 6-3
準優勝 3. 2017年6月23日 ドイツの旗 ハレ スイスの旗 ロジャー・フェデラー 1-6, 3-6
優勝 5. 2017年8月6日 アメリカ合衆国の旗 ワシントン ハード 南アフリカ共和国の旗 ケビン・アンダーソン 6-4, 6-4
優勝 6. 2017年8月13日 カナダの旗 モントリオール ハード スイスの旗 ロジャー・フェデラー 6-3, 6-4
準優勝 4. 2018年4月1日 アメリカ合衆国の旗 マイアミ ハード アメリカ合衆国の旗 ジョン・イスナー 7-6(7-4), 4-6, 4-6
優勝 7. 2018年5月6日 ドイツの旗 ミュンヘン クレー ドイツの旗 フィリップ・コールシュライバー 6-3, 6-3
優勝 8. 2018年5月13日 スペインの旗 マドリード クレー オーストリアの旗 ドミニク・ティーム 6-4, 6-4
準優勝 5. 2018年5月20日 イタリアの旗 ローマ クレー スペインの旗 ラファエル・ナダル 1-6, 6-1, 3-6
優勝 9. 2018年8月5日 アメリカ合衆国の旗 ワシントン ハード オーストラリアの旗 アレックス・デミノー 6-2, 6-4
優勝 10. 2018年11月18日 イギリスの旗 ロンドン ハード (室内) セルビアの旗 ノバク・ジョコビッチ 6-4, 6-3
準優勝 6. 2019年3月2日 メキシコの旗 アカプルコ ハード オーストラリアの旗 ニック・キリオス 3-6, 4-6
優勝 11. 2019年5月25日 スイスの旗 ジュネーヴ クレー チリの旗 ニコラス・ジャリー 6-3, 3-6, 7-6(10-8)
準優勝 7. 2019年10月13日 中華人民共和国の旗 上海 ハード ロシアの旗 ダニール・メドベージェフ 4-6, 1-6
準優勝 8. 2020年9月13日 アメリカ合衆国の旗 全米オープン ハード オーストリアの旗 ドミニク・ティーム 6-2, 6-4, 4-6, 3-6, 6-7(6-8)
優勝 12. 2020年10月18日 ドイツの旗 ケルン1 (en ハード (室内) カナダの旗 フェリックス・オジェ=アリアシム 6-3, 6-3
優勝 13. 2020年10月25日 ドイツの旗 ケルン2 (en ハード (室内) アルゼンチンの旗 ディエゴ・シュワルツマン 6-2, 6-1
準優勝 9. 2020年11月8日 フランスの旗 パリ ハード (室内) ロシアの旗 ダニール・メドベージェフ 7-5, 4-6, 1-6
優勝 14. 2021年3月20日 メキシコの旗 アカプルコ ハード ギリシャの旗 ステファノス・チチパス 6-4, 7-6(7-3)
優勝 15. 2021年5月9日 スペインの旗 マドリード クレー イタリアの旗 マッテオ・ベレッティーニ 6-7(8-10), 6-4, 6-3
優勝 16. 2021年8月1日 日本の旗 東京五輪 ハード カレン・ハチャノフ (ROC) 6-3, 6-1
優勝 17. 2021年8月23日 アメリカ合衆国の旗 シンシナティ ハード ロシアの旗 アンドレイ・ルブレフ 6-2, 6-3
優勝 18. 2021年10月31日 オーストリアの旗 ウィーン ハード (室内) アメリカ合衆国の旗 フランシス・ティアフォー 7-5, 6-4
優勝 19. 2021年11月21日 イタリアの旗 トリノ ハード (室内) ロシアの旗 ダニール・メドベージェフ 6-4, 6-4
準優勝 10. 2022年2月6日 フランスの旗 モンペリエ ハード (室内) カザフスタンの旗 アレクサンダー・ブブリク 4-6, 3-6
準優勝 11. 2022年5月8日 スペインの旗 マドリード クレー スペインの旗 カルロス・アルカラス 3-6, 1-6
優勝 20. 2023年7月30日 ドイツの旗 ハンブルク クレー セルビアの旗 ラスロ・ジェレ 7-5, 6-3
優勝 21. 2023年9月26日 中華人民共和国の旗 成都 ハード ロシアの旗 ロマン・サフィウリン 6-7(2-7), 7-6(7-5), 6-3

ダブルス: 7回(2勝5敗)[編集]

結果 No. 決勝日 大会 サーフェス パートナー 対戦相手 スコア
準優勝 1. 2015年5月3日 ドイツの旗 ミュンヘン クレー ドイツの旗 ミーシャ・ズベレフ オーストリアの旗 アレクサンダー・ペヤ
ブラジルの旗 ブルーノ・ソアレス
6-4, 1-6, [5-10]
準優勝 2. 2016年2月7日 フランスの旗 モンペリエ ハード
(室内)
ドイツの旗 ミーシャ・ズベレフ クロアチアの旗 マテ・パビッチ
ニュージーランドの旗 マイケル・ビーナス
5-7, 6-7(4-7)
優勝 1. 2017年2月12日 フランスの旗 モンペリエ ハード
(室内)
ドイツの旗 ミーシャ・ズベレフ フランスの旗 ファブリス・マルタン
カナダの旗 ダニエル・ネスター
6-4, 6-7(3-7), [10-7]
準優勝 3. 2017年6月25日 ドイツの旗 ハレ ドイツの旗 ミーシャ・ズベレフ ポーランドの旗 ルカシュ・クボット
ブラジルの旗 マルセロ・メロ
7-5, 3-6, [8-10]
準優勝 4. 2018年6月24日 ドイツの旗 ハレ ドイツの旗 ミーシャ・ズベレフ ポーランドの旗 ルカシュ・クボット
ブラジルの旗 マルセロ・メロ
6-7(7-1), 4-6
準優勝 5. 2018年10月28日 スイスの旗 バーゼル ハード (室内) ドイツの旗 ミーシャ・ズベレフ イギリスの旗 ドミニク・イングロッド
クロアチアの旗 フランク・シュクゴール
2-6, 5-7
優勝 2. 2019年3月3日 メキシコの旗 アカプルコ ハード ドイツの旗 ミーシャ・ズベレフ アメリカ合衆国の旗 オースティン・クライチェク
ニュージーランドの旗 アーテム・シッタク
2-6, 7-6(7-4), [10-5]

シングルス成績[編集]

略語の説明
 W   F  SF QF #R RR Q# LQ  A  Z# PO  G   S   B  NMS  P  NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.

グランドスラム大会[編集]

大会 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 通算成績
全豪オープン A Q1 1R 3R 3R 4R SF QF 4R 19–7
全仏オープン A Q2 3R 1R QF QF 4R SF SF 23–7
ウィンブルドン選手権 A 2R 3R 4R 3R 1R NH 4R A 11–6
全米オープン Q2 1R 2R 2R 3R 4R F SF 18–7

大会最高成績[編集]

大会 成績
ATPファイナルズ W 2018, 2021
インディアンウェルズ QF 2021
マイアミ F 2018
モンテカルロ SF 2018, 2022
マドリード W 2018, 2021
ローマ W 2017
カナダ W 2017
シンシナティ W 2021
上海 F 2019
パリ F 2020
オリンピック G 2020
デビスカップ QF 2018
ATPカップ SF 2021

脚注[編集]

  1. ^ 20歳のズベレフがマスターズ初制覇に王手、決勝は好調ジョコビッチと対戦へ [BNL イタリア国際]”. www.thetennisdaily.jp. 2019年6月6日閲覧。
  2. ^ 20歳ズベレフがマスターズ初優勝! ジョコ撃破で全仏に名乗り”. www.afpbb.com. 2019年6月6日閲覧。
  3. ^ マスターズ初優勝のズベレフがトップ10入り、錦織は9位キープ”. www.afpbb.com. 2019年6月6日閲覧。
  4. ^ 期待の若手ズベレフが無念の2回戦敗退”. THE TENNIS DAILY. 2017年8月31日閲覧。
  5. ^ ズベレフがドイツ対決でコールシュライバーを倒して2連覇[男子テニス]”. テニスマガジンONLINE (2018年5月7日). 2018年5月7日閲覧。
  6. ^ ズベレフがマドリードOP初優勝、ティーム破りマスターズ3勝目”. AFP (2018年5月14日). 2018年5月14日閲覧。
  7. ^ ミーシャ「涙をこらえた」遂に初対戦したズベレフ兄弟が試合を振り返る”. THE TENNIS DAILY (2018年8月7日). 2018年8月10日閲覧。
  8. ^ ズベレフ、元王者レンドル氏が新コーチに GSでの飛躍目指す”. www.afpbb.com. 2019年10月16日閲覧。
  9. ^ 21歳ズベレフが最終戦初制覇、王者ジョコを圧倒「言葉にならない」”. www.afpbb.com. 2019年3月8日閲覧。
  10. ^ 今季引退のフェレール、世界3位ズベレフ撃破 マイアミOP3回戦進出”. www.afpbb.com. 2019年10月16日閲覧。
  11. ^ プライベートの問題で関係に亀裂?ズベレフがレンドルコーチとの契約を解消!”. THE TENNIS DAILY (2019年7月31日). 2019年10月16日閲覧。
  12. ^ ズベレフがフェデラー撃破、上海マスターズ4強入り”. www.afpbb.com. 2019年10月16日閲覧。
  13. ^ 強すぎるメドベージェフが上海マスターズ初優勝。4戦全敗のズベレフすら一蹴”. THE TENNIS DAILY (2019年10月13日). 2019年10月16日閲覧。
  14. ^ ズベレフは「2度も過ち犯した!」 またパーティー満喫、大会主催者が怒りの除外検討”. Yahoo!ニュース. 2020年9月12日閲覧。
  15. ^ 「いつかグランドスラム王者になる」 惜しくも全米V逃したズベレフ”. www.afpbb.com. 2020年9月14日閲覧。
  16. ^ 地元ドイツのズベレフがケルンで2週連続優勝”. tennismagazine.jp. 2021年2月2日閲覧。
  17. ^ “ベレッティーニ、オジェ・アリアシムら8強入り ウィンブルドン”. AFPBB News. AFP. (2021年7月6日). https://www.afpbb.com/articles/-/3355230 2021年12月31日閲覧。 
  18. ^ “五輪=男子テニスのジョコビッチ敗退、ゴールデンスラム叶わず”. Reuters. ロイター. (2021年7月30日). https://jp.reuters.com/article/tennis-djokovic-olympics-idJPKBN2F01D3 2021年12月31日閲覧。 
  19. ^ オリンピック テニス男子 ドイツのズベレフが金メダル”. NHKニュース. NHK (2021年8月1日). 2021年12月31日閲覧。
  20. ^ “ズベレフが5度目のマスターズV、ルブレフに圧勝 W&Sオープン”. AFPBB News. AFP. (2021年8月23日). https://www.afpbb.com/articles/-/3362790 2021年12月31日閲覧。 
  21. ^ “チチパス、ズベレフも敗れる波乱 BNPパリバOP4強逃す”. AFPBB News. AFP. (2021年10月16日). https://www.afpbb.com/articles/-/3371123 2021年12月31日閲覧。 
  22. ^ “ズベレフ2度目のATPファイナルズ制覇 前年Vのメドベージェフ撃破”. AFPBB News. AFP. (2021年11月22日). https://www.afpbb.com/articles/-/3377013 2021年12月31日閲覧。 
  23. ^ 危険行為のズベレフにATPが追加制裁。執行猶予付きながら8週間の出場停止と新たな罰金を科す”. THE DIGEST. 2022年5月15日閲覧。
  24. ^ “テニス=ズベレフが断裂した靱帯を手術 「最善の選択だった」”. ロイター. ロイター. (2022年6月8日). https://jp.reuters.com/article/tennis-idJPKBN2NP04J 2022年6月8日閲覧。 
  25. ^ 右足首の靭帯断裂で離脱中のズベレフ「全米オープン出場は諦めていない」”. WOWOWテニスワールド. 2022年7月16日閲覧。
  26. ^ “マレーが3時間超の熱戦制しズベレフ撃破、カタールOP”. AFPBB News. AFP. (2023年2月23日). https://www.afpbb.com/articles/-/3452623 2023年6月18日閲覧。 
  27. ^ Djokovic hopes Zverev surpasses his career haul”. Evening Standard. 2018年11月19日閲覧。
  28. ^ Can Alexander Zverev become the world’s best tennis player?”. 1843. 2018年7月26日閲覧。
  29. ^ Technical Analysis: Alexander Zverev, The Shot-Making Ability Of A Future World No.1”. UBITENNIS. 2021年2月2日閲覧。
  30. ^ Opportunity Breeds Success For Zverev - Infosys By The Numbers”. ATP Tour. 2019年6月6日閲覧。
  31. ^ 完敗のズベレフ、ラケット破壊で「すかっとした」”. www.afpbb.com. 2019年6月6日閲覧。
  32. ^ ズベレフが父親に DVは否定”. テニス365. 2021年2月2日閲覧。
  33. ^ 元カノが出産。世界7位ズベレフが父になる”. news.yahoo.co.jp. news.yahoo.co.jp. 2021年6月5日閲覧。

外部リンク[編集]


受賞
先代
クロアチアの旗 ボルナ・チョリッチ
ATP年間最優秀新人賞
2015
次代
アメリカ合衆国の旗 テイラー・フリッツ