ドミニク・ティエム

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  • ドミニク・ティーム
ドミニク・ティエム Tennis pictogram.svg
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ドミニク・ティエム
基本情報
ラテン文字名 Dominic Thiem
国籍  オーストリア
出身地 同・ウィーナー・ノイシュタット
居住地 同・リヒテンヴェルト
生年月日 (1993-09-03) 1993年9月3日(23歳)
身長 185cm
体重 81kg
利き手
バックハンド 片手打ち
ツアー経歴
デビュー年 2011年
ツアー通算 8勝
シングルス 8勝
ダブルス 0勝
4大大会最高成績・シングルス
全豪 4回戦(2017)
全仏 ベスト4(2016・17)
全英 4回戦(2017)
全米 4回戦(2014・16)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 1回戦(2015)
全仏 1回戦(2014・15)
全英 2回戦(2014)
全米 2回戦(2014)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 7位(2016年6月6日)
ダブルス 86位(2016年10月3日)
2017年8月14日現在

ドミニク・ティエムDominic Thiem, 1993年9月3日 - )は、オーストリアニーダーエスターライヒ州ウィーナー・ノイシュタット出身の男子 テニス選手。ATPツアーでシングルス8勝を挙げている。身長185cm。右利き、バックハンド・ストロークは片手打ち。自己最高ランキングはシングルス7位、ダブルス86位。「ドミニク・ティーム」の表記も見られるが、本人は「ティム」[1][2]と発音している。

選手来歴[編集]

~ジュニア時代[編集]

両親がテニスコーチの家庭に生まれ、6歳でテニスを始める。14歳のときジュニアとしてのキャリアをスタートさせる。

2010-11年 ジュニア時代[編集]

2010年全仏オープンジュニアで、ジュニアグランドスラム初出場を果たすが、単複ともに一回戦で敗退。ウィンブルドンジュニアに挑戦するが、全仏オープンジュニア続いて単複ともに一回戦敗退。年末世界ランキングは921位。

2011年は全豪オープンジュニア男子ダブルスでベスト8。全仏オープンジュニア男子シングルスで準優勝。全米オープンジュニア男子ダブルスでベスト4。年末世界ランキングは638位。

2012-13年 プロ転向[編集]

2012年にプロに転向。ITF男子サーキット3大会で優勝。年末世界ランキングは309位。

2013年はITF男子サーキットで25勝4敗、ATPチャレンジャーツアーで15勝7敗の成績を残し、ITF男子サーキット2大会、チャレンジャー2回の優勝を飾った。年末世界ランキングは139位。

2014年 全米ベスト16[編集]

全豪オープンで予選を勝ち上がりグランドスラムに初出場した。 2014年マドリード・オープンでは当時世界ランキング3位のスタニスラス・ワウリンカを1-6, 6-2, 6-4で破り初めてトップ10プレイヤーに勝利し3回戦進出。全仏オープンでは2回戦でラファエル・ナダルに挑戦し、2-6, 2-6, 3-6で敗れた。 8月の地元のオーストリア・オープンで初めてのツアー決勝に進出しダビド・ゴファンに6–4, 1–6, 3–6で敗れ準優勝となった。全米オープンでは2回戦で第11シードのエルネスツ・グルビスを4-6, 3-6, 6-4, 6-3, 6-3、3回戦で第19シードのフェリシアーノ・ロペスを6-4, 6-2, 6-3で破り大会初出場で4回戦に進出した。4回戦では第6シードのトマーシュ・ベルディヒに1-6, 2-6, 4-6で敗れた。年間最終の世界ランキングは39位。

2015年 ツアー3勝[編集]

2015年のマイアミ・オープンでは2回戦で第10シードのフェリシアーノ・ロペス、3回戦でジャック・ソック、4回戦で第28シードのアドリアン・マナリノに勝利し自身マスターズ1000初のベスト8に進出した。準々決勝では、アンディ・マリーに敗れた。 5月のニース・オープンではニック・キリオス、第3シードエルネスツ・グルビス、第2シードジョン・イズナーを破り、決勝でレオナルド・マイエルを6–7(8), 7–5, 7–6(2)で破りツアー初優勝を果たす。 さらに7月のクロアチア・オープンでは準決勝で第1シードガエル・モンフィス、決勝でジョアン・ソウザを6–4, 6–1で破りツアー2勝目をあげる。 翌週のスイス・オープン・グシュタードでは決勝で第1シードのゴファンを7–5, 6–2で破り、ツアー3勝目を挙げる。 年間最終の世界ランキングを20位とし飛躍の年となった。

2016年 全仏ベスト4・トップ10入り[編集]

2016年の2月アルゼンチン・オープンでは準決勝でBIG4の一角のラファエル・ナダルを6-4, 4-6, 7-6(4)で破り決勝進出。決勝でニコラス・アルマグロを7-6(2), 3-6, 7-6(4)で破り、優勝。ツアー4勝目をあげた。続けてリオ・オープンでは、準々決勝で当時世界ランク6位のダビド・フェレールを6-3, 6-2で破り、準決勝進出。準決勝でギド・ページャに1-6, 4-6で敗れた。同じ月のメキシコ・オープンではグリゴール・ディミトロフを7-5, 6-2で破るなどして決勝進出。決勝ではバーナード・トミックを7-6(6), 4-6, 6-3で下して優勝。500シリーズ、そしてハードコートでの初タイトルとなった。その後のBNPパリバ・オープンでは、ジョー=ウィルフリード・ツォンガに、マイアミ・マスターズではノバク・ジョコビッチに、モンテカルロ・マスターズではナダルに破れそれぞれベスト16。その後のBMWオープンでは期待の新星であるアレクサンダー・ズベレフなどを破り、決勝進出。決勝でフィリップ・コールシュライバーに敗れ、準優勝。BNLイタリア国際では3回戦でロジャー・フェデラーに7-6(2), 6-4で勝利し準々決勝進出。準々決勝では錦織圭に3-6, 5-7で敗れた。翌週のニース・オープンでは決勝でA・ズベレフを6-4, 3-6, 6-0で破り、2連覇、今季3勝目を挙げた。翌週の全仏オープンでは、初進出の準々決勝でゴファンを4-6, 7-6(7), 6-4, 6-1で破りベスト4進出。全仏オープンでのオーストリア人によるベスト4はトーマス・ムスターユルゲン・メルツァーに次ぐ3人目である。準決勝ではジョコビッチに2-6, 1-6, 4-6で敗れる。翌週の世界ランキングを7位とし、初のトップ10入りを果たす。芝シーズンに入ると初戦のメルセデス・カップでは準決勝で再びフェデラーを3-6, 7-6(7), 6-4で破り、芝では初めて決勝に進出。決勝でもコールシュライバーに6-7(2), 6-4, 6-4で勝利し、芝初優勝を果たす。ゲリー・ウェバー・オープンでは準決勝でフロリアン・マイヤーに敗れた。ウィンブルドンでは2回戦でイジー・ベセリーに6-7(4), 6-7(5), 6-7(6)で敗れた。

7月の地元でのオーストリア・オープンではシングルスは1回戦で同じオーストリアの元世界ランク8位の先輩であるユルゲン・メルツァーに敗れた。しかし、デニス・ノバクと組んだダブルスでは初めて決勝に進出。決勝ではコールホフ/ミッデルコープ組に敗れた。ロジャーズ・カップは初戦で途中棄権した。リオデジャネイロオリンピックは欠場。シンシナティ・マスターズではベスト8に進出。準々決勝でミロシュ・ラオニッチに敗れた。全米オープンは4回戦で途中棄権した。その後は4大会で早期敗退、上海マスターズ欠場でレースランキングは9位に下がるも、ナダルの欠場で繰り上がり自身初のATPワールドツアー・ファイナル出場を決めた。ATPワールドツアー・ファイナルではラウンドロビン初戦でジョコビッチに7-6(10), 0-6, 2-6で敗北。2戦目はガエル・モンフィスに6-3, 1-6, 6-4で勝利をあげる。準決勝進出をかけラオニッチと対戦し6-7(5), 3-6で敗れ、1勝2敗の3位で敗退となった。年間最終ランキングは8位。

2017年 マスターズ初の決勝進出[編集]

全豪オープンでは初めて4回戦に進出するがゴファンに敗れた。2月のリオ・オープンでは決勝でパブロ・カレーニョ・ブスタに7-5, 6-4で勝利しツアー8勝目を挙げた。3月のBNPパリバ・オープンでは準々決勝でスタン・ワウリンカに4-6, 6-4, 7-6(2)で敗れた。欧州クレーコートシーズンではバルセロナ・オープンで2017年のATP500大会2回目の、そしてマドリード・オープンではマスターズ自身初の決勝進出を果たしたものの、いずれもラファエル・ナダルの前に屈した。続くローマでは準々決勝でナダルに6-4, 6-3で勝利し三度目の正直を果たしたものの、準決勝でノバク・ジョコビッチに1-6, 0-6で敗れた。

プレースタイル[編集]

バックハンドは片手。長いテイクバックから繰り出されるフォアハンド、バックハンドともにトップスピンがかかり鋭い球を放つ。守備的なベースライナーだが積極的に攻める場面もある。サービスは最速233キロだが特にアドバンテージサイドでの1stではスピンサーブを打つことが多い。フットワークがよくスタミナも兼ね備えている。運動神経の良さを感じさせる動きの良さと、リズム感の良さ、片手打ちバックハンドの伝統的なスタイルに、今風の攻撃力が組み合わさったタイプである。しかし決め手となるような武器がまだないためBPをものにできないことがある。

キャリアの中で大きな怪我もなく、着実に力をつけてきた。特にクレーコートが得意である。ハードコートでも球足が遅く、ボールが跳ねるコートの方がよく対応している。

ATPツアー決勝進出結果[編集]

シングルス: 13回 (8勝5敗)[編集]

大会グレード
グランドスラム (0-0)
ATPワールドツアー・ファイナル (0-0)
ATPワールドツアー・マスターズ1000 (0-1)
ATPワールドツアー・500シリーズ (2–1)
ATPワールドツアー・250シリーズ (6–3)
サーフェス別タイトル
ハード (1–1)
クレー (6–4)
芝 (1–0)
カーペット (0-0)
結果 No. 決勝日 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
準優勝 1. 2014年8月2日 オーストリアの旗 キッツビュール クレー ベルギーの旗 ダビド・ゴファン 6–4, 1–6, 3–6
優勝 1. 2015年5月23日 フランスの旗 ニース クレー アルゼンチンの旗 レオナルド・マイエル 6–7(8), 7–5, 7–6(2)
優勝 2. 2015年7月26日 クロアチアの旗 ウマグ クレー ポルトガルの旗 ジョアン・ソウザ 6–4, 6–1
優勝 3. 2015年8月2日 スイスの旗 グシュタード クレー ベルギーの旗 ダビド・ゴファン 7–5, 6–2
優勝 4. 2016年2月14日 アルゼンチンの旗 ブエノスアイレス クレー スペインの旗 ニコラス・アルマグロ 7-6(2), 3-6, 7-6(4)
優勝 5. 2016年2月28日 メキシコの旗 アカプルコ ハード オーストラリアの旗 バーナード・トミック 7-6(6), 4-6, 6-3
準優勝 2. 2016年5月1日 ドイツの旗 ミュンヘン クレー ドイツの旗 フィリップ・コールシュライバー 6-7(7), 6-4, 6-7(4)
優勝 6. 2016年5月21日 フランスの旗 ニース クレー ドイツの旗 アレクサンダー・ズベレフ 6-4, 3-6, 6-0
優勝 7. 2016年6月13日 ドイツの旗 シュトゥットガルト ドイツの旗 フィリップ・コールシュライバー 6-7(2), 6-4, 6-4
準優勝 3. 2016年9月25日 フランスの旗 メス ハード (室内) フランスの旗 リュカ・プイユ 6–7(5), 2–6
優勝 8. 2017年2月26日 ブラジルの旗 リオデジャネイロ クレー スペインの旗 パブロ・カレーニョ・ブスタ 7–5, 6–4
準優勝 4. 2017年4月30日 スペインの旗 バルセロナ クレー スペインの旗 ラファエル・ナダル 4–6, 1–6
準優勝 5. 2017年5月14日 スペインの旗 マドリード クレー スペインの旗 ラファエル・ナダル 6-7(8), 4-6

ダブルス: 1回 (0勝1敗)[編集]

結果 No. 決勝日 大会 サーフェス パートナー 対戦相手 スコア
準優勝 1. 2016年7月23日 オーストリアの旗 キッツビュール クレー オーストリアの旗 デニス・ノバク オランダの旗 ヴェスレイ・コールホフ
オランダの旗 マトウェー・ミッデルコープ
6-2, 3-6, [9-11]

成績[編集]

略語の説明
W  F  SF QF #R RR Q# LQ A WG Z# PO SF-B S G NMS NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加
WG=デビスカップワールドグループ, Z#=デビスカップ地域ゾーン, PO=デビスカッププレーオフ, SF-B=オリンピック銅メダル, S=オリンピック銀メダル, G=オリンピック金メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, NH=開催なし.

4大大会シングルス[編集]

大会 2014 2015 2016 2017 通算成績
全豪オープン 2R 1R 3R 4R 6–4
全仏オープン 2R 2R SF SF 12–4
ウィンブルドン 1R 2R 2R 4R 5–4
全米オープン 4R 3R 4R 8–3

4大大会ダブルス[編集]

大会 2014 2015 2016 2017 通算成績
全豪オープン A 1R 2R A 1-2
全仏オープン 1R 1R 1R A 0-3
ウィンブルドン 2R A A 1-1
全米オープン 2R 1R 2R 2-3

大会最高成績[編集]

大会 成績
ツアーファイナル RR 2016
インディアンウェルズ QF 2017
マイアミ QF 2015
モンテカルロ 3R 2016, 2017
マドリード F 2017
ローマ SF 2017
カナダ 2R 2016, 2017
シンシナティ QF 2016
上海 2R 2014, 2015
パリ 2R 2014-16
オリンピック 出場無し
デビスカップ Z1 2014-2016

その他[編集]

ジュニアの頃から今に至るまでコーチはギュンター・ブレスニク。11歳の頃から週1回のレッスンを受ける。

好きなサッカーチームはチェルシーFC[3]である。

脚注[編集]

外部リンク[編集]