ロベルト・バウティスタ・アグート

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この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓(父方の)はバウティスタ第二姓(母方の)はアグートです。
ロベルト・バウティスタ・アグート
Roberto Bautista Agut
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Roberto Bautista Agut (19846292960).jpg
ロベルト・バウティスタ・アグート
基本情報
国籍 スペインの旗 スペイン
出身地 同・カステリョン・デ・ラ・プラナ
生年月日 (1988-04-14) 1988年4月14日(29歳)
身長 183cm
体重 76kg
利き手
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 2006年
ツアー通算 6勝
シングルス 6勝
ダブルス 0勝
4大大会最高成績・シングルス
全豪 4回戦(2014・16・17)
全仏 4回戦(2016・17)
全英 4回戦(2015・17)
全米 4回戦(2014・15)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 1回戦(2013・14)
全仏 3回戦(2013)
全英 2回戦(2014)
全米 2回戦(2013)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 13位(2016年10月17日)
ダブルス 169位(2014年3月3日)
2017年9月3日現在

ロベルト・バウティスタ・アグートRoberto Bautista Agut, 1988年4月14日 - )は、スペインカステリョン・デ・ラ・プラナ出身の男子プロテニス選手。これまでにATPツアーでシングルス6勝を挙げている。自己最高ランキングはシングルス13位、ダブルス169位。身長183cm、76kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。足の速さを活かした広いコートカバーリングが特長。2016年上海マスターズ男子シングルス準優勝。

来歴[編集]

〜2013年[編集]

2013年チェンナイ・オープン準々決勝で世界ランキング6位のトマーシュ・ベルディハを7–5, 2–6, 6–3で倒し注目を集めた。

2014年[編集]

ハイネケン・オープンでベスト4に進出。全豪オープンでは2回戦で第5シードのフアン・マルティン・デル・ポトロに4-6, 6-3, 5-7, 6-4, 7-5で勝利。3回戦でブノワ・ペールを破り4回戦進出。4回戦でグリゴール・ディミトロフに敗れるもグランドスラム自己最高成績を残す。デビスカップ2014ではドイツ戦でスペイン代表に選ばれるも2敗。オープン13では2回戦敗退。ドバイ・テニス選手権では2回戦で世界2位のノバク・ジョコビッチに敗れる。

BNPパリバ・オープンでは2回戦で第4シードのトマーシュ・ベルディハを4-6, 6-2, 6-2で勝利した。3回戦でヤルコ・ニエミネンを破るも4回戦エルネスツ・グルビスに敗れる。マドリード・オープンでは第16シードのトミー・ロブレドフェルナンド・ベルダスコルカシュ・クボットサンティアゴ・ヒラルドらを倒し、準決勝でラファエル・ナダルに敗れるもマスターズ1000初のベスト4に進出。6月21日トップシェルフ・オープンではベンジャミン・ベッカー倒しATPワールドツアー・250シリーズ初優勝。全仏オープンでは第27シードで出場。3回戦に進出。

7月13日メルセデス・カップではルカシュ・ロソルを倒し2勝目を飾った。第17シードで出た全米オープンは4回戦まで進むもロジャー・フェデラーに敗れる。10月20日のランキングで自己最高の14位にランクインされる。シーズン後、ATP Most Improved Player awardを受賞。[1]

2015年[編集]

全豪オープンは第13シードで出場するが2回戦でジル・ミュラーに敗れる。ウィンブルドン選手権では4回戦に進出し、ロジャー・フェデラーに2-6, 2-6, 3-6で敗れた。全米オープンでは3回戦でダビド・ゴファンが棄権したため、グランドスラム3回目の4回戦進出。4回戦では世界ランク1位のノバク・ジョコビッチに3-6, 6-4, 4-6, 3-6で敗れるも第2セットを奪った。

2016年 マスターズ準優勝[編集]

全豪オープン前哨戦のASBクラシックでは準々決勝で世界ランク11位ジョン・イズナーに、準決勝で世界ランク10位の ジョー=ウィルフリード・ツォンガに勝利。決勝ではジャック・ソックが途中棄権したため、ツアー3勝目を挙げた。全豪オープンでは1,2回戦をフルセットで勝ち上がると、3回戦で第12シードのマリン・チリッチに6-4, 7-6(5), 7-5で勝利し、2年ぶりの4回戦進出。4回戦では第6シードのトマーシュ・ベルディハに6-4, 4-6, 3-6, 6-1, 3-6のフルセットで敗れた。2月のソフィア・オープンでは決勝でビクトル・トロイツキを6–3, 6–4で破り、今季2勝目をあげた。

全仏オープンでは初めて4回戦に進出。4回戦でノバク・ジョコビッチに敗れた。 ウィンブルドンでは3回戦でバーナード・トミックに敗れた。 全米オープンでは3回戦でリュカ・プイユとのフルセットの試合で、6-3, 5-7, 6-2, 5-7, 2-6で敗れた。

上海マスターズでは準決勝で世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチを6-4, 6-4で破り、ATPワールドツアー・マスターズ1000で初の決勝に進出。本人にとって初めての世界ランク1位を撃破した瞬間になった。決勝では第2シードのアンディ・マリーに6-7(1), 1-6で敗退し優勝とはならなかった。その後世界ランクを自己最高の13位に更新した。

この年、レースランキング14位となり、ATPワールドツアー・ファイナルの交替選手の2番手に選出された。ただ、出場機会はなかった。

2017年[編集]

年初のチェンナイ・オープンで順当に勝ち上がり決勝に進出。決勝でダニイル・メドヴェージェフに勝利し、5勝目を挙げた。全豪オープンでは2年連続4回戦進出し、世界ランク3位のミロシュ・ラオニッチに敗れた。

ATPツアー決勝進出結果[編集]

シングルス: 12回 (6勝6敗)[編集]

大会グレード
グランドスラム (0-0)
ATPワールドツアー・ファイナル (0-0)
ATPワールドツアー・マスターズ1000 (0-1)
ATPワールドツアー・500シリーズ (0-0)
ATPワールドツアー・250シリーズ (6-5)
サーフェス別タイトル
ハード (4-6)
クレー (1-0)
芝 (1-0)
カーペット (0-0)
結果 No. 決勝日 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
準優勝 1. 2013年1月6日 インドの旗 チェンナイ ハード セルビアの旗 ヤンコ・ティプサレビッチ 6–3, 1–6, 3–6
優勝 1. 2014年6月21日 オランダの旗 スヘルトーヘンボス ドイツの旗 ベンヤミン・ベッカー 2–6, 7–6(7–2), 6–4
優勝 2. 2014年7月13日 ドイツの旗 シュトゥットガルト クレー チェコの旗 ルカシュ・ロソル 6–3, 4–6, 6–2
準優勝 2. 2014年10月19日 ロシアの旗 モスクワ ハード(室内) クロアチアの旗 マリン・チリッチ 4–6, 4–6
準優勝 3. 2015年10月25日 ロシアの旗 モスクワ ハード(室内) クロアチアの旗 マリン・チリッチ 4–6, 4–6
準優勝 4. 2015年11月1日 スペインの旗 バレンシア ハード(室内) ポルトガルの旗 ジョアン・ソウザ 6–3, 3–6, 4-6
優勝 3. 2016年1月16日 ニュージーランドの旗 オークランド ハード アメリカ合衆国の旗 ジャック・ソック 6-1, 1-0 棄権
優勝 4. 2016年2月7日 ブルガリアの旗 ソフィア ハード(室内) セルビアの旗 ビクトル・トロイツキ 6-3, 6-4
準優勝 5. 2016年8月27日 アメリカ合衆国の旗 ウィンストン・セーラム ハード スペインの旗 パブロ・カレーニョ・ブスタ 7-6(6), 6-7(1), 4-6
準優勝 6. 2016年10月16日 中華人民共和国の旗 上海 ハード イギリスの旗 アンディ・マリー 6-7(1), 1-6
優勝 5. 2017年1月8日 インドの旗 チェンナイ ハード ロシアの旗 ダニール・メドベージェフ 6-3, 6-4
優勝 6. 2017年8月26日 アメリカ合衆国の旗 ウィンストン・セーラム ハード ボスニア・ヘルツェゴビナの旗 ダミル・ジュムール 6–4, 6–4

4大大会シングルス成績[編集]

略語の説明
W  F  SF QF #R RR Q# LQ A WG Z# PO SF-B S G NMS NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加
WG=デビスカップワールドグループ, Z#=デビスカップ地域ゾーン, PO=デビスカッププレーオフ, SF-B=オリンピック銅メダル, S=オリンピック銀メダル, G=オリンピック金メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, NH=開催なし.

大会 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 通算成績
全豪オープン Q3 Q1 1R 2R 4R 2R 4R 4R 11–6
全仏オープン Q2 Q2 Q1 2R 3R 2R 4R 4R 10–5
ウィンブルドン Q2 Q3 Q3 2R 3R 4R 3R 4R 11–5
全米オープン A Q1 Q3 2R 4R 4R 3R 3R 11–5

脚注[編集]

外部リンク[編集]

受賞
先代:
スペインの旗 パブロ・カレーニョ・ブスタ
ATP最も上達した選手賞
2014
次代:
大韓民国の旗 鄭現