ダニエル太郎

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ダニエル太郎
Taro Daniel
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ダニエル太郎
基本情報
フルネーム Taro Charles Daniel
国籍 日本の旗 日本
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ニューヨーク
居住地 スペインの旗 スペインバレンシア
生年月日 (1993-01-27) 1993年1月27日(24歳)
身長 190cm
体重 76kg
利き手
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 2010年
ツアー通算 0勝
シングルス 0勝
ダブルス 0勝
4大大会最高成績・シングルス
全豪 1回戦(2016)
全仏 2回戦(2016・17)
全英 1回戦(2016)
全米 2回戦(2017)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 85位(2016年4月18日)
ダブルス 566位(2013年9月23日)
2017年9月1日現在

ダニエル 太郎(ダニエル たろう、1993年1月27日 - )は、日本の男子プロテニス選手。アメリカ合衆国ニューヨーク出身。ATPランキング自己最高位はシングルス85位、ダブルス566位。身長190cm。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。エイブル所属。

来歴[編集]

ジュニア時代[編集]

7歳でテニスを始める。父はアメリカ人で母は日本人である。14歳の時に名古屋市からスペインに移住し、ダビド・フェレールが所属するバレンシアのアカデミーで練習をしている。[1]。2010年にプロに転向。

2010年-2013年[編集]

2012年6月、スペインF15フューチャーズ優勝。7月、スペインF20フューチャーズ優勝。2013年5月、スペインF14フューチャーズ優勝。10月、ポルトガルF9フューチャーズ優勝。

2014年[編集]

全豪オープン4大大会の予選に初挑戦した。2試合を勝ち予選決勝に進出したが、トマス・ベルッシに5-7, 2-6で敗れた[2]。2月のチリ・オープンでは予選を勝ち上がり、ATPツアー大会に初めて出場を果たすと、1回戦では全豪予選で敗れたトマス・ベルッシを6-3, 6-3で、2回戦ではフェデリコ・デルボニスを1-6, 7-6(5), 7-6(7)で破りベスト8に進出した。準々決勝ではニコラス・アルマグロに2-6, 5-7で敗れた[3]

4月のデビスカップワールドグループ準々決勝チェコ戦で日本代表入りを果たした。第2試合でルカシュ・ロソルと対戦し、4-6, 4-6, 6-3, 6-4, 6-2のフルセットで敗れ、日本代表も0-5で敗れた。

全仏オープンでは予選1回戦でマキシモ・ゴンサレスに敗退、ウィンブルドンでも予選1回戦でライアン・ハリソンに敗退したが、全米オープンでは予選でアレックス・クズネツォフトニ・アンドロイッチピーター・ポランスキーにそれぞれ勝利し、初の四大大会本戦出場を果たした。本戦1回戦では第5シードのミロシュ・ラオニッチと対戦し、3-6, 2-6, 6-7(1)で破れた。

2015年 トップ100入り[編集]

4月、ヴェルチェッリ・チャレンジャー決勝にてフィリッポ・ボランドリに6-3, 1-6, 6-4で勝利しATPチャレンジャーツアー初優勝。5月、全仏オープン予選を突破し、同大会自身初・グランドスラム2度目の本戦出場を果たした。第32シードのフェルナンド・ベルダスコと対戦し、3-6, 4-6, 2-6で敗れた。

9月、デビスカップワールドグループ・プレーオフコロンビア戦では日本代表の2番手として出場。初戦のサンティアゴ・ヒラルド戦ではフルセットに持ち込むも4-6, 3-6, 6-3, 6-1, 4-6で敗れた。その後2勝2敗で迎えた第5戦ではアレハンドロ・ファジャに7-6(3), 6-3, 6-2で勝利し、日本のワールドグループ残留を決めた[4]。10月、バレンシア・オープンに参加して今季4度目の予選突破。本戦の1回戦ではミハル・プシシェズニと対戦、4-6, 7-6, 6-3で勝利し今シーズン初のATPワールドツアーでの本戦勝利を飾る。

11月、日本のチャレンジャー大会に出場し2大会連続の決勝進出。兵庫ノアチャレンジャー大会では、ジョン・ミルマンに1-6, 3-6で敗れ準優勝に終わるも、翌週の慶應チャレンジャー国際テニストーナメントでは、決勝で添田豪を4-6, 6-3, 6-3で破りチャレンジャーツアー3勝目を挙げる。翌週のランキングでは自己最高位となる93位を記録し、キャリア初のATPランキングトップ100入りを果たした[5]

2016年 リオ五輪ベスト16[編集]

年初のチェンナイ・オープンでは1回戦で第5シードのギジェルモ・ガルシア=ロペスから第1セットを取るも6-4, 5-7, 2-6で逆転負けした。全豪オープンでは初めて本戦出場。1回戦でルカシュ・ロソルに6-7(2), 5-7, 7-5, 7-6(5), 1-6のフルセットで敗れた。2月、南フランス・オープンデニス・イストミンを破り、今季初勝利を飾る。その後リオ・オープンブラジル・オープンでは初戦敗退を喫する。3月、デビスカップ1回戦イギリス戦では第1試合で世界ランク2位のアンディ・マリーと対戦し1-6, 3-6, 1-6敗れた。その後のチャレンジャー2大会は初戦で敗れた。

4月、モンテカルロ・マスターズで、予選を通過し、マスターズ1000本戦初出場を果たすと、1回戦でアドリアン・マナリノを6-3, 6-4で破り、マスターズ初勝利を挙げた。2回戦では第12シードのドミニク・ティームと対戦し、第1セットを獲るも、6-4, 2-6, 0-6で敗れた。大会後の世界ランキングで自己最高の85位となった。

5月、全仏オープンでは1回戦でマルティン・クリザンに3-6, 4-6, 7-5, 6-4, 3-0とし、第4ゲーム途中でクリザンが棄権し、グランドスラム初勝利を挙げた。2回戦では前回優勝のスタン・ワウリンカと対戦し、7-6(7), 6-3, 6-4で敗れるも、ブレークポイントを13本セーブするなど、喰らいついた。ウィンブルドン選手権では1回戦でフアン・モナコに敗れた。

8月、リオ五輪出場の基準となる6月6日のランキングは108位で、上位56人には入れなかったが、その後辞退者が相次いだ為ITF推薦枠で出場を果たす。シングルス1回戦で第14シードのジャック・ソックに6-4, 6-4で勝利。2回戦でもカイル・エドマンドに6-4, 7-5で勝利。3回戦でフアン・マルティン・デル・ポトロに7-6(4), 1-6, 2-6で敗れた。

デビスカップワールドグループ・プレーオフウクライナ戦では第1試合でセルジー・スタホフスキーに7-6(4), 7-6(1), 6-1で勝利した。第4試合も勝利をあげ、日本は5-0で勝利し、ワールドグループ残留を果たした。

2017年[編集]

3月、ATPチャレンジャーのコパ・シティ・ティグレではレオナルド・マイエルに5-7, 6-3, 6-4で勝利して今季初優勝を果たした。全米オープンは1回戦で地元アメリカのトミー・ポールに逆転勝ちし全米初勝利を挙げる。2回戦で第1シードのラファエル・ナダルに敗れるも第1セットを奪う健闘を見せた[6]

タイトル[編集]

フューチャーズ(4)
チャレンジャー(5)

シングルス[編集]

No. 年月日 大会 サーフェス 対戦相手 試合結果
1. 2012年6月6日 スペインの旗 スペインF15フューチャーズ クレー Marc GINER 6-3, 6-4
2. 2012年7月23日 スペインの旗 スペインF20フューチャーズ クレー Alexander, Lobkov 7-5, 7-5
3. 2013年5月19日 スペインの旗 スペインF14フューチャーズ クレー Steven DIEZ 6-3, 6-2
4. 2013年10月13日 ポルトガルの旗 ポルトガルF9フューチャーズ クレー Ricardo Ojeda Lara 6-0, 6-3
1. 2015年4月26日 イタリアの旗 ヴェルチェッリ・チャレンジャー クレー イタリアの旗 フィリッポ・ボランドリ 6-3, 1-6, 6-4
2. 2015年6月7日 ドイツの旗 フランケン・チャレンジャー クレー スペインの旗 アルベルト・モンタニェス 6-3, 6-0
3. 2015年11月22日 日本の旗 慶應チャレンジャー ハード 日本の旗 添田豪 4-6, 6-3, 6-3
4. 2016年8月21日 イタリアの旗 コルデノンス・チャレンジャー クレー スペインの旗 ダニエル・ヒメノ=トラベル 6-4, 6-3
5 2017年3月19日 アルゼンチンの旗 ブエノスアイレス・チャレンジャー ハード アルゼンチンの旗 レオナルド・マイエル 5-7, 6-3, 6-4

ダブルス[編集]

No. 年月日 大会 サーフェス パートナー 対戦相手 試合結果
1. 2013年2月16日 スペインの旗 スペインF2フューチャーズ クレー D・ソート ロペス=ジャン/J・マレス=ヴィドリ 4-6, 7-5

4大大会シングルス成績[編集]

略語の説明
W  F  SF QF #R RR Q# LQ A WG Z# PO SF-B S G NMS NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加
WG=デビスカップワールドグループ, Z#=デビスカップ地域ゾーン, PO=デビスカッププレーオフ, SF-B=オリンピック銅メダル, S=オリンピック銀メダル, G=オリンピック金メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, NH=開催なし.

大会 2014 2015 2016 2017 通算成績
全豪オープン LQ LQ 1R LQ 0–1
全仏オープン LQ 1R 2R 2R 2–3
ウィンブルドン LQ LQ 1R 1R 0–2
全米オープン 1R LQ A 2R 1–2

デビスカップ[編集]

ステージ オーダー 対戦国 対戦相手  スコア
2014年 ワールドグループ・準々決勝 シングルス2  チェコ ルカシュ・ロソル 4-6, 4-6, 6-3, 6-4, 6-2
シングルス5 イジー・ベセリー 4-6,4-6
2015年 ワールドグループ・プレーオフ シングルス1  コロンビア サンティアゴ・ヒラルド 4-6, 3-6, 6-3, 6-1, 4-6
シングルス5 アレハンドロ・ファジャ 7-6(3), 6-3, 6-2
2016年 ワールドグループ・1回戦 シングルス1  イギリス アンディ・マリー 1-6, 3-6, 1-6
シングルス5 ダニエル・エバンス 実施せず
ワールドグループ・プレーオフ シングルス1  ウクライナ セルジー・スタホフスキー 7-6(4), 7-6(1), 6-1
シングルス4 (デッドラバー) アルテム・スミルノフ 3-6, 7-5, 6-1
2017年 ワールドグループ・1回戦 シングルス1  フランス リシャール・ガスケ 2-6, 3-6, 2-6

その他・エピソード[編集]

  • マルチリンガルで、一番得意なのはスペイン語。二番目が英語。三番目が日本語とのこと。ロシア語も勉強中で日常会話なら問題ない。デビスカップ2015初勝利時のインタビューも、堪能なスペイン語で地元TV局のインタビューに受け答えした[7]
  • チームメイトからは、親しみを込めて『太郎ちゃん』と呼ばれている。[8]

instagramではサンティラン晶選手の質問に答える形で、ガールフレンドの存在を明かしている。(2017/06/01)

脚注[編集]

外部リンク[編集]