コンテンツにスキップ

水嶋ヒロ

半保護されたページ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。RedBot (会話 | 投稿記録) による 2012年5月29日 (火) 17:03個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (r2.7.2) (ロボットによる 追加: it:Hiro Mizushima)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

みずしま ヒロ
水嶋 ヒロ
本名 齋藤 智裕[1]
生年月日 (1984-04-13) 1984年4月13日(40歳)
出生地 日本の旗 日本 東京都
身長 180cm
血液型 AB型
職業 俳優、小説家、
ジャンル 映画テレビドラマCM
活動期間 2004年 -
配偶者 絢香
公式サイト Hiro's Field
主な作品
テレビドラマ
仮面ライダーカブト
メイちゃんの執事
MR.BRAIN
東京DOGS
映画
劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE
GSワンダーランド
ドロップ
BECK
 
受賞
日本アカデミー賞
第33回新人俳優賞優秀賞『ドロップ』
その他の賞
2010年エランドール賞新人賞
第5回 ポプラ社小説大賞『KAGEROU』
SSFF&ASIA 2011 ミューシックShort部門 優秀賞 GIRL NEXT DOOR「SilentScream」(原作・脚本・特別出演)
テンプレートを表示

水嶋 ヒロ(みずしま ヒロ、1984年4月13日 - )は、日本の俳優小説家[2]、雑誌GLOBAL WORK編集長[3]。本名、齋藤 智裕(さいとう ともひろ)[1]

東京都出身。身長180cm。体重65kg。

略歴

父親の仕事関係で、幼少時代から小学校卒業までスイスチューリッヒで過ごしていた帰国子女である。そのため、英語が堪能である。スイスで暮らしていた頃は住んでいた所が田舎で自然が多かったため自然や動物達と戯れたりして遊ぶ無邪気な少年だったという[4]。学校は現地のインターナショナルスクールに通っていた[5]。中学入学にあわせ帰国、桐蔭学園中学校・高等学校を受験し入学。中・高ではサッカー部に所属し、高校3年生のときに出場した第81回全国高等学校サッカー選手権大会ではレギュラーのMFとして活躍。同期生の阿部祐大朗[6]らの活躍もありベスト4に進出したが、長崎県立国見高等学校との準決勝では平山相太などにゴールを決められて敗退している。高校卒業後は慶應義塾大学環境情報学部に進学したが、高校時代のケガの影響もあってサッカーは続けなかった。2008年3月に卒業。

大学在学中の2004年、自分の将来やりたいことや目標を見つけるために一人で海外へ留学してみようと思い、その資金集めの為、何かいいアルバイトがないか探していたところ、仲が良かった芸能関係の仕事をしていた大学の先輩からモデルの仕事を紹介され、ファッションモデルとしての仕事を始めた。それからしばらくの間モデルの仕事をしていたが、ある日芸能事務所の人から声をかけられ、所属していたモデル事務所ギグマネジメントジャパンから研音へと移籍した[7][8]。テレビ初出演は、『くりぃむナントカ』の「合コン日本シリーズ」(2004年11月23日、30日放送)で、2005年にドラマ『ごくせん』で速水もこみちバーターで背景・モブ生徒役で出演し、俳優として本格的にデビューした。その後、数々のドラマに端役・脇役などで出ていたが、2006年に放送された『仮面ライダーカブト』では主人公の仮面ライダーカブト/天道 総司役を演じ人気と注目を集め、さらに翌年放送の『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』出演により特撮ファン以外の層にも認知されることとなった。

研音からの退社・独立

2010年9月20日をもって、所属事務所「研音」を退社。事務所側は執筆活動に専念するためと発表した。これにより作家に転身・芸能界引退と報じられたが、水嶋本人は2010年9月23日放送の「めざましテレビ」の取材に応じ芸能界引退説を否定した(ただし映像や文書等はなく、友人で同局アナウンサーの中村光宏を通じた伝聞である)。また同じ日に放送された「情報プレゼンター とくダネ!」では、司会の小倉智昭が親交のある水嶋の妻・絢香から前日に受け取ったメールの要約を報じた。その主旨はめざましテレビでの水嶋のコメントと一致している。

第5回ポプラ社小説大賞受賞

同年10月31日、本名である齋藤智裕(応募当時のペンネームとして「齋藤智」として投稿)名義で執筆した処女小説『KAGEROU』により、第5回ポプラ社小説大賞を受賞したと発表・報道された[9]。同賞はエンターテインメント小説を対象とする文学賞で、第2回から第4回まで大賞受賞者がいないため二人目の大賞受賞者となった[10]。賞は社内の13人の編集者が選考する仕組みで、この小説については世に出すクオリティーに達していないと否定的な意見も多かったが、社内で発言力のある人物が強く後押ししたこともあり大賞に選出されたという[11]。水嶋は6月に芸名も肩書も伏せたまま原稿を投稿し、大賞決定後に編集者が「齋藤智裕」に会いに行った際に初めて作者が水嶋だったと分かったという[12]。刊行予定については「全く未定。急げば年内に間に合わないこともないが、担当編集者がじっくり手を入れることも考えると、いつ刊行されるか見通しが立たない」[13]。 約4分間の挨拶では、作品の内容よりも所属事務所を退社した騒動への説明が大半を占めた。

なお、特別賞を受賞した浜口倫太郎が「イケメンの上に、性格もいい」と自身のブログで語っている[14]

また、第8回『このミステリーがすごい!』大賞の隠し玉でデビューした作家の七尾与史は『KAGEROU』を読んで、「僕はあんまり水嶋ヒロという青年を知らなかったんですが、この小説を通して一気に好きになってしまいました」と語っている[15]

人物

  • 自身が演じてた役柄などからクールなイメージを持たれることが多いが、トーク番組やバラエティ番組に出ている時は天然ボケぶりを披露することが多く、共演者からもよく「天然」や「抜けている」と言われることが多々ある[16]
  • 音楽が好きで、たまの休日には自宅にある楽器や機材などで友人と音遊びなどをしたりしている[8]
  • 月9ドラマ『東京DOGS』では役作りのため、髭を伸ばした。またこの頃、まゆ毛が薄くなってるのは主演映画『BECK』の役の為にまゆ毛を抜いた為である[17]

エピソード・交友関係

  • フジテレビアナウンサーの中村光宏とは出身大学が同じの同期生で現在のように二人が有名人になる前からの友人同士であった。中村がフジテレビに入社した2007年に「いつか一緒の番組で共演しよう」と約束を結んでおり、そして、2010年8月25日放送の『笑っていいとも!』コーナー「テレフォンショッキング」にてこれが実現し、このエピソードを明かした。[18]
  • また、中村と同じくフジテレビアナウンサーの斉藤舞子と、水嶋の姉は同じ大学の同級生で昔はよく水嶋家へ遊びに行っていたため、水嶋のことをデビュー前からよく知っていて、よく可愛がっていたとのこと。ちなみに水嶋ヒロの姉は2000年度の準ミス慶應である(この年のグランプリを獲ったのは、日本テレビアナウンサーの鈴江奈々[19]
  • 以前にドラマ・映画などで共演した木村拓哉品川祐とも一緒に食事に行ったり、自宅に招かれたりと交流があり仲が良い。主演映画『BECK』の撮影では練習のため、木村から愛用のギターを貸してもらった[20]
  • RADWIMPS野田洋次郎とは出身中学、高校が一緒で大学では同じ学部の同級生であった、またテレビ朝日本間智恵アナウンサーも大学時代の同期生である。
  • また、仮面ライダーカブトで共演したメンバー達とはその後も仲が良い。

出演

ドラマ

映画

オリジナルビデオ

WEB

テレビ番組

CM

PV

ゲーム

著書

その他の活動

  • 新雑誌「GLOBAL WORK」(年2回)に編集長として携わる(2011年3月31日創刊)
  • GIRL NEXT DOOR 「Silent Scream」MV(2011年4月13日リリース)〜ミュージックビデオの原作・脚本を手掛け、自身も特別出演する。同作はアカデミー賞公認の国際短編映画祭ショートショートフィルムフェステバル&アジア2011ミュージックShort部門に出品され、優秀賞を受賞。

脚注

  1. ^ a b 以前は非公開としていた。
  2. ^ 作家としての名義は本名・齋藤 智裕を用いている。
  3. ^ 水嶋ヒロが雑誌の編集長に就任! 「ムーブメントを生み出せるんじゃないか」 エンタメ マイナビニュース 2011年3月30日
  4. ^ ズームイン!!SUPER“かがやきビト”2008年07月23日放送
  5. ^ はなまるカフェ2008年03月20日放送
  6. ^ 阿部はU-17サッカー日本代表に選ばれ、在学中に横浜F・マリノスJ1リーグ戦にデビューしていた。高校卒業後は2003年に横浜F・マリノスに入団し、その後徳島ヴォルティスなどへの移籍を経て、2011年にJ2ガイナーレ鳥取でプレーしたのを最後に現役を引退した。なお、2011年のJ2開幕戦となった徳島-鳥取戦ではスカイパーフェクTVによる試合中継の中では水嶋から阿部への応援コメントが紹介されている。
  7. ^ 東映ヒーローネット 水嶋ヒロ インタビュー
  8. ^ a b 『smartFACE』・水嶋ヒロ
  9. ^ 第5回ポプラ社小説大賞・受賞作より、ポプラ社
  10. ^ 水嶋ヒロさんにポプラ社小説大賞 賞金は2千万円、2010年11月1日付『朝日新聞』
  11. ^ 「水嶋ヒロベストセラー処女小説68万部の『八百長美談』全内幕」 週刊ポスト 2011年1月1・7日号
  12. ^ 水嶋は研音所属時に本名などを一切公表していなかった。水嶋ヒロさん、小説大賞賞金2000万円を辞退2010年11月1日18分付『読売新聞』
  13. ^ 真実は小説より…?感動“ヒロ”イン水嶋、秘密だらけ2010年11月2日17時00分付『夕刊フジ』
  14. ^ 水嶋ヒロVS奈良の名探偵コナン ポプラ小説大賞記者会見編|作家・りんたろうの教えて!透明先生
  15. ^ 『KAGEROU』読みました
  16. ^ 仮面ライダーカブト 水嶋ヒロ インタビュー
  17. ^ 「BECK」の水嶋ヒロが見せた役者魂、原作に近づけるため「眉毛をブチブチ抜いた」
  18. ^ 出演したのは水曜日で、偶然にも中村の担当曜日であった。
  19. ^ あっぱれ!!さんま新教授 2008年11月23日放送
  20. ^ 2010年8月25日放送「笑っていいとも!」コーナーテレフォンショッキング

外部リンク

Template:仮面ライダーシリーズ歴代主演俳優