今帰仁村

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なきじんそん ウィキデータを編集
今帰仁村
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 沖縄県
国頭郡
市町村コード 47306-5
法人番号 3000020473065 ウィキデータを編集
面積 39.94km2
総人口 8,804[編集]
推計人口、2024年4月1日)
人口密度 220人/km2
隣接自治体 名護市国頭郡本部町
村の木 リュウキュウマツ
村の花 ハイビスカス
他のシンボル 村の鳥:サンコウチョウ
村の蝶:フタオチョウ
村の魚:ツノダシ
今帰仁村役場
村長 久田浩也
所在地 905-0401
沖縄県国頭郡今帰仁村字仲宗根219番地
北緯26度40分57秒 東経127度58分22秒 / 北緯26.68250度 東経127.97278度 / 26.68250; 127.97278座標: 北緯26度40分57秒 東経127度58分22秒 / 北緯26.68250度 東経127.97278度 / 26.68250; 127.97278
今帰仁村役所
外部リンク 今帰仁村

今帰仁村位置図

― 市 / ― 町・村

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今帰仁城
左側が運天港。右側は名護市の屋我地島である

今帰仁村(なきじんそん)は、沖縄県国頭郡

地理

沖縄本島本部半島のほぼ北半分に位置する。北東部には1.5km離れた古宇利島があり、2005年に名護市の屋我地島と橋で結ばれた。2010年には屋我地島と村内側の本島とを結ぶワルミ大橋が開通した。古宇利大橋の開通後、ワルミ大橋の開通までは、古宇利島から村役場のある仲宗根に向かうには一旦名護市を経由して羽地内海を迂回しなければならなかった)。

村の中央部を大井川が北流し、東シナ海へ注ぐ。

字一覧

隣接している自治体

人口


今帰仁村(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


歴史

  • 琉球王朝時代は北山(沖縄本島北部)の中心地が今帰仁城に置かれた
  • 1666年 本部半島全域だった今帰仁間切が南半分分割され本部間切となる。
  • 1908年 島嶼町村制により今帰仁村となる
  • 1916年 役場が運天港から現在の仲宗根に移る
  • 1969年 沖縄本島初のUHFテレビ中継局として沖縄放送協会(OHK・現NHK沖縄放送局総合テレビ)の今帰仁中継局が乙羽岳に設置され、北部地区をカバーすることになった。
(本土復帰の1972年には教育テレビ1974年にはFM放送がそれぞれ県内での放送開始と同時に設置。民放は1981年にようやくRBCテレビOTVが設置。1984年にはFM沖縄が、1995年にはQABがそれぞれ開局と同時に設置された2007年には地上デジタル放送も開始された)。
  • 1988年 これまで本部港から就航していた伊是名航路が運天港発着に変更された(1990年には伊平屋航路も運天港に変更された)。
  • 1993年 村内を通る主要地方道本部循環線(当時県道71号)が国道505号に昇格、村内初の国道となる。
  • 2002年 今帰仁城址が世界遺産に登録される(首里城などと同時に)
  • 2003年 村内の中学校(一部小学校併置校も含む)が生徒数減少に伴い1校に統合され、現在の今帰仁村立今帰仁中学校が開校
  • 2005年 古宇利島と名護市の屋我地島とを結ぶ古宇利大橋が開通。島民にとっては念願の本島との陸続きとなった。
  • 2010年 ワルミ大橋が開通。

行政

  • 村長:與那嶺 幸人
  • 副村長:大城 清紀
  • 教育長:新城 敦

経済

今帰仁村に本社を置く主要企業

  • ゆめじん - 化粧品製造・販売
  • 上間商店株式会社-世界遺産今帰仁城跡指定管理者
  • 今帰仁診療所 - 医療機関
  • おっぱ乳業 - 食品メーカー
  • 琉球アロエ - 食品メーカー
  • 有限会社今帰仁アグー - 農業
  • きなスーパー - 小売業
  • 今帰仁酒造 - 酒造メーカー
  • 大城鉄工所 - 鉄工業
  • 今帰仁の駅そーれ - 道の駅
  • 今帰仁プロパン - ガス販売
  • ずけやま-スーパー
  • 北部港運 - 本部港運天港を拠点とした物流業者
  • やんばる急行バス - 那覇空港と村内を結ぶバス路線を運行

金融機関

市場

  • 今帰仁家畜セリ市場

姉妹都市・提携都市

教育

小学校

中学校

高等学校

社会教育

交通

路線バス

路線バスは、本部半島線が村内を横断するように走っている。本数は北部支線の中では比較的多く、北部の他地域と比べてアクセスの便はよい。那覇から路線バスで本村へ行く場合は下記「外部リンク」のように、まず名護バスターミナルへいき、そこから次の66番などに乗り換える。村の中心街は仲宗根バス停付近である。なお、同村内の古宇利島へは路線バスの運行はなく、72番(屋我地線)で名護市の屋我地島まで渡り、終点の「運天原」よりタクシーや徒歩などで古宇利大橋を渡橋することになる。

  • 65番 (本部半島(渡久地廻り)線) 琉球バス交通沖縄バス
    • 名護バスターミナル→屋部→本部港→渡久地→今帰仁城址入口→仲宗根→伊差川→名護バスターミナル
  • 66番 (本部半島(今帰仁廻り)線) 琉球バス交通・沖縄バス ※65番とは逆廻り
    • 名護バスターミナル→伊差川→仲宗根→今帰仁城址入口→渡久地→本部港→屋部→名護バスターミナル

以前は運天港へ向かう71番(運天線)も運行されていたが、2002年に廃止された。

高速バス

2013年にやんばる急行バス公式サイト那覇空港と村内を途中沖縄自動車道沖縄美ら海水族館を経由して運行するバス路線を開設した。伊平屋島や伊是名島へのフェリーが接続する時間帯は運天港まで運行されている。

  • 那覇空港 - 県庁北口 - 新都心 - バイパス - 西原IC - 許田IC - 名護市役所前 - 沖縄美ら海水族館 - 運天港

道路

古宇利大橋

港湾

医療

名所・旧跡・観光

古宇利ビーチ

今帰仁村出身の有名人

脚注・出典

出典

  1. ^ 本部・今帰仁消防管内 NPO法人MESHサポート2011年9月27日現在

外部リンク