サンキュータツオ

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サンキュータツオ
生年月日 (1976-06-21) 1976年6月21日(47歳)
出身地 日本の旗 日本 東京都杉並区
血液型 B型
身長 180cm
言語 日本語
方言 標準語
最終学歴 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学
コンビ名 米粒写経
相方 居島一平
事務所 オフィス北野
活動時期 1998年 -
現在の代表番組 東京ポッド許可局
荒川強啓 デイ・キャッチ!
公式サイト オフィス北野 米粒写経
米粒写経公式ウェブサイト
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サンキュータツオ1976年6月21日 - )は、日本お笑い芸人日本語学者。漫才コンビ「米粒写経」のツッコミ。オフィス北野所属。

概要

  • 漫才コンビ・米粒写経のツッコミ担当。相方は大学の落語研究会の先輩だった居島一平(おりしまいっぺい)。ボーイズバラエティ協会の会員である。
  • 一橋大学非常勤講師。文学修士。東京都杉並区出身。巣鴨中学校・高等学校卒業。
  • 早稲田大学第一文学部文学科文芸専修卒。早稲田大学大学院文学研究科日本語日本文化専攻修士課程修了。早稲田大学大学院文学研究科日本語日本文化専攻博士後期課程単位取得満期退学。
  • 芸人活動をメインとして、お笑いの学術的研究をしている(公式HPより)。国語辞典収集家(著作『学校では教えてくれない 国語辞典の遊び方』)。珍論文コレクター(TBSラジオでコーナーを持っていた)。NBA鑑賞、落語鑑賞、仏像鑑賞など趣味が多岐に渡る。
  • トークユニット「東京ポッド許可局」のタツオ局員。屁理屈集団のなかでも「ロジックの人」といわれるほど一番の理屈屋。おかしみのロジックと、ロジックのおかしみを追求する。
  • オタク芸人トークユニット「アニメ会」メンバー。自身が自主制作しているポッドキャスト、二次元音声マガジン「熱量と文字数」の編集長。
  • エピソード

    アニメ関係

    その他

    • 珍論文コレクター。傘コレクター。タイル写真家(ブログあり)。趣味は、麻雀、仏像鑑賞など多趣味。
    • 落語観賞(落語マニア)を趣味としており、卒業論文は立川志の輔に2年間密着取材をしたものであった。
    • 仏像マニア。母親が奈良県大和郡山市出身、祖父は薬師寺に勤め、仏像の研究をしていた。
    • NBAマニア。マーク・プライスデニス・ロッドマンを信奉していた。中学・高校とバスケットボール部、大学からはクラブチームでプレイしていた。また、ミニバスケット指導歴10年らしい。
    • 元・日本初の大学院博士課程芸人。現在は一橋大学で非常勤講師を務めている、現役の大学非常勤講師芸人。
    • プロダクション人力舎フラットファイヴなどでお笑いの講師を務めた。
    • 素人時代の島田夫妻をプロデュースし、ネタを提供。
    • 早稲田大学には学部から大学院まで含め、通算14年通った。
    • 好きな作家は、夏目漱石内田百閒太宰治山田詠美江國香織アラン・ロブ=グリエクロード・シモンナタリー・サロート
    • 大学の学部では平岡篤頼に師事した。「早稲田文学」の学生編集委員だった(早稲田学報2014年4月号より)。卒業論文の指導も平岡篤頼だった。大学院では中村明に師事。中村明定年後は、野村雅昭に師事した。
    • TBSラジオのヘビーリスナーである。
    • 鼻が悪く、何度か手術しているらしい。重度の花粉症。
    • 小学校二年のときに父親がガンで亡くなった。姉が二人いるらしい。
    • 書著『国語辞典の遊び方』が朝日新聞「天声人語」、北日本新聞「天地人」などで紹介された。
    • 2015年4月23日、週替わりレギュラー出演を務めている『虎ノ門ニュース!8時入り』(DHCシアター)の放送中に各曜日のネット配信での視聴者数の話題になった際、金曜パネリストを担当している香山リカが、木曜パネリストを担当する青山繁晴のファンを「信者」と表現。MCを務めるサンキュータツオも金曜パネリストの須田慎一郎と共に「宗教だから」「ネトウヨもいますしね」、また(平日木曜日の午前8時から10時に番組観覧に来ている)青山のファンに対して「仕事しろ」などと発言した。それを受け、翌週4月30日の青山の放送回では同番組のプロデューサーが経緯を説明すると共に、青山のファンに対して不適切な発言だったと謝罪した[2][3][4]。この後、同年5月29日の放送回出演をもってサンキュータツオは同番組のMCを降板している。

    出演作品

    テレビ番組

    レギュラー
    特番
    • 平成教育委員会2012!! 最強国語王決定戦SP(フジテレビ、2012年1月18日)
    • Jukugoawase(フジテレビ)
    • スナッチ!(フジテレビ)
    • その話ハイラセテ!(フジテレビ)
    • ゴッポンニ!(MBS)
    • アニマックス開局10周年記念特別番組 テレビアニメ45年史 なんでアニメはおもしろい!?(アニマックス、2008年)
    米粒写経での出演

    ラジオ番組

    レギュラー
    ゲスト出演
    特番
    • TBSラジオ開局60周年記念特別番組「東京ポッド許可局プレゼンツ ラジオとポッドキャストの間」(TBSラジオ 2011年5月21日 東京ポッド許可局で)
    • 「自由すぎるスポーツウォッチング ナナメ上から眺めるオリンピックの楽しみ方」(TOKYO FM、JFN 2014年8月4日 マキタスポーツとMC)
    • 「TOKYO FMホリデースペシャル AKIBANOISE 東京WiFi化計画! Supported by NTT東日本 光ステーション」(TOKYO FM 2014年3月21日 もふくちゃんとMC)
    • 「TOKYO FMサンデースペシャル ランティス祭り2014 〜つなぐぜ! アニソン の”わ”!〜」(TOKYO FM、2014年6月1日、単独MC)

    ポッドキャスト

    • 熱量と文字数(ポッドキャスト)、「サンキュータツオ Presents 二次元音声マガジン」となっている。
    • アニメ会の『ヲタめし!』(ポッドキャスト、2013年2月まで)
    • 東京ポッド許可局(ポッドキャスト)
    • 畑亜貴の弱り目に祟られろレディオ(ポッドキャスト、2013年8月頃より)
    • 渋谷らくごのポッドキャスト(渋谷らくごではキュレーターを務めている[5]。2015年7月より配信開始)

    ニコニコ公式生放送

    DVD/BD

    連載

    • 『週刊現代』、「サウダージ あの日を旅する」のコーナー
    • 『DVD&ブルーレイ VISION』、「サンキュータツオのアニメ論考」
    • 『チャンピオンREDいちご』、「サンキュータツオのいちごのその後」
    • 『COMPASS』、「サンキュータツオのヒントの答え」
    • 讀賣新聞、「サンキュータツオの ただアニ!」

    発表作品

    著書

    主要な寄稿

    • ユリイカ(2012年12月号) 特集=BL(ボーイズラブ)オン・ザ・ラン!、「純愛の証人としてのBL」
    • ユリイカ(2013年5月号) 小特集=ヱヴァQとは何だったのか、「エヴァとDATをめぐって」
    • 文藝春秋(2014年4月号) 書評=本の話、辞書に秘められた興奮と切なさ『辞書になった男 ケンボー先生と山田先生』(佐々木健一 著)
    • 考える人(2012年夏号) 特集=笑いの達人、「『代弁』からの脱却」 
    • 考える人(2014年春号) 特集=海外児童文学ふたたび、「ミヒャエル・エンデ『モモ』」 
    • 水城せとな『ダイアモンド・ヘッド』(小学館文庫) 第3巻 巻末コラム
    • アニメ『惡の華』、DVD 第2巻 ブックレット

    脚注

    1. ^ 【WOWOWぷらすと】声優・石田彰を語る。
    2. ^ 香山リカ氏乗っとり被害か?ツイッターを休止”. 日刊スポーツ (2015年5月1日). 2014年8月25日閲覧。
    3. ^ 香山リカ問題で謝罪のDHCプロデューサーとたかじん未亡人の関係…一緒にくまモンを”. ビジネスジャーナル (2015年5月10日). 2014年8月25日閲覧。
    4. ^ 香山リカ「降板騒動」のドロ沼” (2015年5月15日). 2014年8月25日閲覧。
    5. ^ 渋谷らくごホームページ”. 2015年12月9日閲覧。

    外部リンク