2024年夏季オリンピック

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2024年夏季オリンピック(2024ねんかきオリンピック)は、2024年に開かれる予定の第33回夏季オリンピック。開催都市は2017年に開催予定の第130次IOC総会で決定する。

開催地決定までの過程[編集]

2022年冬季五輪招致での財政不安などで候補の撤退が相次いだ反省を踏まえ、多くの都市の立候補を促すため「募集」「申請」「立候補」の3段階に分けた手順を定めた。開催に関心のある都市は申請前に、IOCと運営上の課題や計画を意見交換できる。開催都市には約15億ドル(約1740億円)の支援金も準備する。既存施設の活用や分散開催などを認めた「五輪アジェンダ2020」が初めて本格的に適用される招致となる。

  • 2015年
  • 2016年
    • 5月 - IOCによる一次選考通過都市が発表。
  • 2017年
    • 1月 - 1次選考を通過した立候補都市による立候補ファイルの提出期限。立候補ファイルは、詳細な開催計画書を記す書類である。
    • 2月 - 3月 - IOCの評価委員会が各立候補都市を視察する。
    • 6月 - 評価委員会が各立候補都市の評価報告書を公開する。
    • 9月15日 - ペルーリマで開かれる第130次IOC総会で開催地が決定する。まず各立候補都市によるプレゼンテーションが行われ、その後IOC委員の投票で過半数の票を得た都市が開催地に決まる。立候補都市を抱える国の委員とIOC会長は投票に参加できない。

立候補した都市[編集]

ヨーロッパ[編集]

  • イタリアの旗 イタリア - 2020年夏季オリンピック開催地が東京に決定したことを受け、レッタ首相が2024年大会を同国の都市に招致する意向を示した。
    • ローマ - 2020年大会にも立候補したが、緊縮財政により財政赤字からの脱却を進めるモンティ政権からの支持を得られず断念。しかし2013年8月にイタリアオリンピック委員会会長が2024年大会にローマが立候補する可能性があることに言及し、さらにマリーノ市長が招致の準備ができていることを表明した[1]。2014年12月15日、首都のローマが夏季五輪の開催都市として立候補することを発表。また、イタリアオリンピック委員会(CONI)は2015年2月10日、ローマの夏季五輪誘致は元フェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼーモロが指揮を執ると発表した。
  • ドイツの旗 ドイツ - ドイツ・オリンピック委員会は、2014年10月28日に立候補都市をハンブルクまたはベルリンで立候補することを発表。国際オリンピック委員会(IOC)は2015年3月2日、招致を検討するドイツ・オリンピック委員会とローザンヌで会談し、運営上の課題や開催計画について意見交換を実施した。ドイツは2022年冬季五輪招致を検討したミュンヘンが、巨額の開催費などの懸念から住民投票で賛同を得られず、立候補を断念した経緯がある。
    • ハンブルク - ドイツ・オリンピック委員会(DOSB)は2015年3月16日、立候補都市にハンブルクを推薦すると発表した。1936年に夏季五輪を開催した首都ベルリンとの2都市から国内候補都市を絞り込んだ。DOSBによると、ハンブルクは住民支持率が64%でベルリンの55%を上回り、国内競技団体の投票でも過半数の支持を得た。国際オリンピック委員会(IOC)が申請を締め切る9月までに住民投票を実施する。
  • フランスの旗 フランス - パリ市が 1992年大会2008年大会2012年大会に立候補したが失敗している。2024年大会は前回1924年のパリオリンピックからちょうど100年目となるため、フランスの元スポーツ大臣が立候補を見据えて競技施設の建設などに充てる準備金の積み立て計画を表明した。しかし夏季五輪招致をめぐり、オランド大統領は2014年11月6日に出演したテレビ番組で立候補するなら支持すると発言していたがイダルゴ市長は翌7日、立候補に消極的な姿勢を示した。同市長は反対の理由に経済的な負担などを挙げていた。
    • パリ - パリ市議会は2015年4月13日、五輪の招致を支持する決議を可決した。
  • ハンガリーの旗 ハンガリー - ハンガリーオリンピック委員会は2015年2月6日の総会で、2024年夏季五輪招致でブダペストを候補都市として実現可能性の調査に乗り出す方針を決めた。
    • ブダペスト - ハンガリーオリンピック委員会は2015年7月8日、開催都市に首都ブダペストが立候補したと発表した。カヌー・スラロームなどの複数種目で他都市か国外での実施も検討している。世論調査会社Ipsosの調べでは、ハンガリー国民の60%は、2024年の夏季五輪の開催地としてブダペスト市が立候補することを支持。開催の障害としては、73%がハンガリーの経済状況を挙げている。

北アメリカ[編集]

立候補を検討している都市[編集]

以下、人物の肩書きはいずれもその当時のもの。

アフリカ[編集]

アジア[編集]

  • カタールの旗 カタール
  • フィリピンの旗 フィリピン
  • インドの旗 インド
    • ニューデリー - インド・オリンピック委員会(IOA)のラマチャンドラン会長は2015年4月3日、国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長が4月下旬にインドを訪問し、モディ印首相と会談するとPTI通信が伝えた。IOA筋は印政府が2024年のオリンピック開催に手を挙げたいとの意向を伝えるとしているが、巨額の資金が必要で実現するかどうかは不透明。立候補都市は首都ニューデリーか西部アーメダバードとの観測がある。

ヨーロッパ[編集]

  • アゼルバイジャンの旗 アゼルバイジャン
  • ウクライナの旗 ウクライナ
    • キエフ - コレスニコフ副首相が、ポーランドと共催したUEFA EURO 2012の成功は2024年五輪開催地への立候補に大きく弾みがつくと声明。キエフはEURO 2012の決勝戦を開催した。またウクライナはウクライナ西部の都市リヴィウ州庁所在地であるリヴィウ2022年冬季オリンピックへの立候補も検討していたが[7]、2014年6月30日に緊迫化する国内情勢を原因に、立候補を取りやめると発表した。
  • トルコの旗 トルコ
    • イスタンブール - 2020年大会に立候補し、一時は最有力とされながらも最終投票で東京に敗れる。引き続き2024年大会にもイスラム圏初のオリンピックを目指す方針であったが、トルコオリンピック委員会のエルデネル会長は2015年2月25日、イスタンブールの2024年夏季五輪招致について「非常に難しい状況だ。おそらく立候補できないだろう」と述べ、断念する可能性を示した。最終的には政府の判断に委ねる。国際オリンピック委員会(IOC)理事でもある同会長は、現状は停滞していると説明した。

立候補を取り消した都市[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Rome's 2020 Olympic Bid Scrapped by Premier Monti
  2. ^ Morocco to bid for 2024 or 2028 Olympic Games”. Chinese Olympic Committee. 2011年7月19日閲覧。
  3. ^ Doha 2020 Disappointed And Surprised Over Shortlist Elimination
  4. ^ Philippines Urged To Bid For 2024 Summer Olympics [1]
  5. ^ Baku 2020 Disappointed - Calls IOC Decision A "Setback"
  6. ^ Baku Moves Foward, Azerbaijan Plans Joint Bid to Host UEFA Euro 2020
  7. ^ Колесніков марить Олімпіадою в Україні | Чемпіон
  8. ^ GamesBids.com – A Philadelphia 2024 Olympic Bid Studied
  9. ^ [2]
  10. ^ http://themoscownews.com/sports/20110721/188859291.html
  11. ^ Toronto Considers 2024 Olympic Bid
  12. ^ Toronto mulls bid for 2024 Olympics
  13. ^ IOC's Jacques Rogge encourages Olympic bids for Quebec City, Toronto
  14. ^ [3]
  15. ^ Toronto City Council Overwhelming Votes On 2024 Summer Olympic Bid
  16. ^ Istanbul Bid Leadership; "Powerful" Olympians; Bach on IOC Presidency, German Bids
  17. ^ [4]
  18. ^ [5]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]