鳴尾駅

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鳴尾駅(武庫川女子大前)
南口(連続立体交差事業着手前)
南口(連続立体交差事業着手前)
なるお(むこがわじょしだいまえ) - Naruo
(武庫川女子大前)
HS 12 武庫川 (1.2km)
(0.9km) 甲子園 HS 14
所在地 兵庫県西宮市里中町三丁目
駅番号 HS 13
所属事業者 阪神電気鉄道
所属路線 本線
キロ程 13.2km(梅田起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
21,629人/日
-2006年-
開業年月日 1905年明治38年)4月12日
北口(連続立体交差事業着手前)
旧下りホーム臨時改札口
旧ホーム(仮線切り替え前。手前が下り線ホーム)

鳴尾駅(なるおえき)は、兵庫県西宮市里中町三丁目にある、阪神電気鉄道本線。駅番号はHS 13

概要[編集]

2009年3月20日ダイヤ改正以降は、普通以外に区間急行が停車する。ただし区間急行は平日朝ラッシュ時のみの運行であり、平日の昼間以降および土曜・休日に停車する優等列車はない。区間急行や準急の設定、廃止、復活に合わせて微妙に停車パターンが変化してきている。

  • 2001年3月10日のダイヤ改正まで、下りは準急のみ(区間急行は設定なし)・上りは区間急行のみ(準急は通過)停車するという変則的な形態であった。
  • 上記改正で区間急行が廃止されたため、代替で上りも準急が停車するようになった。
  • 2006年10月28日のダイヤ改正から区間急行が復活し、同列車の停車駅となった(上り準急の停車も継続)。
  • 2009年3月20日のダイヤ改正で阪神本線における準急の運転を休止、上り下りとも区間急行のみ停車に(ラッシュ時における事実上の減便となる)。

近隣にある武庫川女子大学、あるいはその付属高校・中学校の入試日には急行が臨時停車する。

2005年ごろに駅名標が更新(全駅に普及しなかった1世代前のタイプであり、現行のタイプではない)された際に、『武庫川女子大前』の副名称が併記された。2009年3月のダイヤ改正前に現行のタイプへ更新されたが、継続して併記されている。

駅構造[編集]

相対式ホーム2面2線を有する地上駅分岐器絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。ホーム有効長は120メートルで、19m級の阪神車両6両編成には対応しているが、21m級の近畿日本鉄道車両6両編成は停車不可である。

2011年時点では地上駅だが、阪神電鉄本線西宮市内連続立体交差事業によって、仮設線での運転を経て2014年に下り線が、2016年に上り線がそれぞれ高架化される予定となっている[1]。高架化工事の進捗により、2011年7月9日始発より上りホームが現在より北側に移動し、上り線は仮設ホーム・地上改札口での営業が開始された[2]。続いて2012年10月13日始発より下りホームも同様に現在より北側に移動し、現在は上下線とも仮設ホームとなっている。

一般改札口は両仮設ホームともに大阪寄りのみであり、またホーム毎に独立して設置されているため、改札内では互いのホームは往来できない。また、両仮設ホームともに一般改札口とは別に、通学時間帯のみ使用される武庫川女子大学学生専用の臨時改札口があり、磁気乗車券入場用・ICカード(PiTaPaICOCA)入場用と出場用の自動改札機が設けられている。

旧来は大阪寄りの地下に改札口があり、駅の南北に繋がる地下道から出入りする形であった(画像参照)。その後、上り線は仮設ホームへ切り替えられたため地下改札口は下り線ホーム専用となり、後に下り線も仮設ホームに切り替えられたため地下改札口は廃止されたが、駅の南北を繋ぐ地下道は残されている。

また、急カーブ上にホームを設けているため、乗降時には列車とホームの間が広く開いていた箇所があるほか、車内の座席に座っていると車体が傾いているのが実感できる。

のりば
ホーム 路線 方向 行先
1 本線 上り 尼崎大阪(梅田)難波奈良方面
2 本線 下り 神戸(三宮)明石姫路方面

※実際には構内にのりば番号表記はないが、公式サイトの構内図では上りホームが1番のりば、下りホームが2番のりばとされている。

鳴尾駅配線略図

梅田方面
鳴尾駅配線略図
三宮・元町方面
凡例
出典:[3]



利用状況[編集]

2006年度の1日の乗降客数は21,629人で、これは阪神本線内で急行以上の種別が停車しない駅の中では最多である。

武庫川女子大学の学生とその附属高校・中学校の生徒の乗降が多い。

阪神甲子園球場での試合終了直後、甲子園駅の大混雑を避けるために当駅まで1駅分を歩く利用客もいる[4]

駅南側の国道43号阪神バスバス停留所が設置されているが、バスの起終点は快速急行停車駅でもある隣の甲子園駅であることから、当駅で乗り換える乗客は少ない。

駅周辺[編集]

バス[編集]

阪神バス

  • 東行
    • 武庫川団地線 武庫川団地南 行
    • 鳴尾浜線 鳴尾浜循環
    • 高須東線 高須東第一・武庫川団地前駅循環
  • 西行
    • 武庫川団地線・鳴尾浜線・高須東線 JR甲子園口 行(阪神甲子園・県道上甲子園経由)

歴史[編集]

阪神電気鉄道は、路線敷設の際に新淀川鉄橋などの大工事に資金をつぎ込んでしまったため、途中で用地買収がままならなくなってしまった。そこで辰馬半右衛門(辰馬本家酒造辰馬家とは別家)ら鳴尾村の有力者が協力して土地を無償提供し、辰馬家所有地だった現在地に駅を誘致した。そのため鳴尾駅付近は現在のように大きく南へカーブする線形となった。

  • 1905年明治38年)4月12日 - 阪神本線開通と同時に開業。
  • 2001年平成13年)3月10日 - 区間急行の廃止により、上り準急の停車駅に昇格。
  • 2006年(平成18年)10月28日 - 区間急行の復活により、区間急行停車駅に昇格。
  • 2009年(平成21年)3月20日 - 本線での準急の休止により、区間急行および普通のみの停車となる。
  • 2011年(平成23年)7月9日 - 高架化工事のため上り線が仮線へ切り替えられ、上りホームが北側に設置された仮設ホームに移動、上下線の改札口が分離。
  • 2012年(平成24年)12月13日 - 高架化工事のため下り線が仮線へ切り替えられ、下りホームも北側の仮設ホームに移動。
  • 2014年平成26年)4月1日 - 駅番号導入。

隣の駅[編集]

阪神電気鉄道
本線
直通特急・特急・区間特急・快速急行・急行
通過
区間急行・普通
武庫川駅 (HS 12) - (武庫川信号場) - 鳴尾駅 (HS 13) - 甲子園駅 (HS 14)

脚注[編集]

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  1. ^ 阪神電鉄連立事業・鳴尾工区起工へ〜甲子園から武庫川間の1.8km〜 - Nikken Times 2009年5月18日
  2. ^ この準備工事中は上り旧ホームの臨時改札口がホーム東端から西側に10mほどの位置に移動していた時期があったが、その後切り替えられるまでに再び元の位置に戻された。
  3. ^ 『東海道ライン 全線・全駅・全配線 第7巻 大阪エリア-神戸駅』 川島令三 編著、講談社〈図説 日本の鉄道〉、2009年ISBN 978-4-06-270017-7 29頁
  4. ^ なお、甲子園と鳴尾の場合、梅田発着および大阪難波発着の場合は同一運賃である。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]