「東能代駅」の版間の差分

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2020年2月14日 (金) 23:38時点における版

東能代駅*
駅舎(2014年4月)
ひがしのしろ
Higashi-Noshiro

地図

東能代駅の位置(秋田県内)
東能代駅
東能代駅
東能代駅位置図(秋田県)
所在地 秋田県能代市鰄渕字下悪戸[1]
北緯40度11分29.05秒 東経140度3分57.33秒 / 北緯40.1914028度 東経140.0659250度 / 40.1914028; 140.0659250座標: 北緯40度11分29.05秒 東経140度3分57.33秒 / 北緯40.1914028度 東経140.0659250度 / 40.1914028; 140.0659250
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)[1]
日本貨物鉄道(JR貨物)[1]**
電報略号 ヒノ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線[1]
乗車人員
-統計年度-
500人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1901年明治34年)11月1日[1]
乗入路線 2 路線
所属路線 奥羽本線
キロ程 355.4 km(福島起点)
***北金岡 (6.0 km)
(4.9 km) 鶴形
所属路線 五能線
キロ程 0.0 km(東能代起点)
(3.9km) 能代
備考 直営駅管理駅
みどりの窓口[1]
* 改称経歴
- 1909年 能代駅→機織駅
- 1943年 機織駅→東能代駅
** 定期貨物列車の発着はなし。
*** この間に南能代信号場有り。(当駅から2.9km先)
テンプレートを表示
ホーム
ホームのバスケットゴール
リゾートしらかみくまげら編成を模したホーム上の待合室
自動改札機

東能代駅(ひがしのしろえき)は、秋田県能代市鰄渕(かいらげふち)字下悪戸(しもあくど)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)のである[1]

概要

米代川南岸に位置し、能代市の中心部からは離れている。奥羽本線五能線の2路線が乗り入れ、接続駅となっている。所属線は奥羽本線[2]であり、五能線は当駅が起点となる。JR貨物は奥羽本線のみ第二種鉄道事業免許を有しており、当駅は同社の貨物駅でもあるが、現在はトラック便も含めて定期便の発着はない。

歴史

駅構造

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを有する地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。

構内南側に鉄筋駅舎を備える。直営駅であり、自動改札機Suica非対応)・みどりの窓口自動券売機キオスクが設置されている。管理駅で、秋田支社県北地区の地区管理駅となっている。また奥羽本線の鯉川駅 - 陣場駅間の各駅を管理している。

構内には東能代運輸区があり車庫転車台が設置されている。また、夜間滞泊も行われている。

のりば

番線 路線 方向 行先 備考
1 奥羽本線 上り 秋田大曲方面[3]  
2 下り 弘前青森方面[3]  
3 五能線 - 深浦鰺ケ沢方面[3] 「リゾートしらかみ」は2番線

駅弁

主な駅弁は下記の通り[4]

東能代オフレールステーション

東能代オフレールステーション(略称、東能代ORS)は、かつて旅客駅の北側にあった、JR貨物東能代駅に属するコンテナ集配基地である。12フィートのコンテナ貨物を取扱っており、貨物列車代替のトラック便秋田貨物駅との間で1日2往復運行されていた。

元々東能代駅は貨物列車が発着していたが、1998年(平成10年)にトラック代行輸送に転換され自動車代行駅となった。その後2006年(平成18年)の名称整理の際にオフレールステーションとなった。しかし、2013年のダイヤ改正でそのトラック便も廃止され、東能代オフレールステーションの営業は終了した。同時に、JR貨物東能代駅は、貨物列車・トラック便ともに定期便の設定がない車扱臨時取扱駅となった。

そのほか、駅北側にある秋木工業(現 アキモクボード)を通って米代川に向かう専用線も存在した。専用線敷設当時は米代川の砂利輸送を行っていたが、後に秋木工業の木材輸送として使われるようになった。この秋木工業専用線は1993年に廃止されたが、専用線の跡地は大半が道路や駐車場に転用されているものの、踏切跡や鉄橋跡など一部の跡地は線路が撤去されずに残っている。

利用状況

旅客

JR東日本によると、2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は500人である[旅客 1]

近年の推移は以下のとおりである。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 829 [旅客 2]
2001年(平成13年) 819 [旅客 3]
2002年(平成14年) 799 [旅客 4]
2003年(平成15年) 777 [旅客 5]
2004年(平成16年) 749 [旅客 6]
2005年(平成17年) 720 [旅客 7]
2006年(平成18年) 676 [旅客 8]
2007年(平成19年) 622 [旅客 9]
2008年(平成20年) 603 [旅客 10]
2009年(平成21年) 573 [旅客 11]
2010年(平成22年) 555 [旅客 12]
2011年(平成23年) 508 [旅客 13]
2012年(平成24年) 524 [旅客 14]
2013年(平成25年) 536 [旅客 15]
2014年(平成26年) 521 [旅客 16]
2015年(平成27年) 513 [旅客 17]
2016年(平成28年) 511 [旅客 18]
2017年(平成29年) 506 [旅客 19]
2018年(平成30年) 500 [旅客 1]

貨物

「能代市の統計」によると、2012年度(平成24年度)までの貨物輸送の推移は以下のとおりであった。なお、2001年度(平成13年度)- 2004年度(平成16年度)の統計は公表されていない。

貨物輸送推移
年度 発送 到着 出典
2000年(平成12年) 12,764 7,310 [貨物 1]
2001年(平成13年) 非公表 非公表  
2002年(平成14年)
2003年(平成15年)
2004年(平成16年)
2005年(平成17年) 8,449 7,088 [貨物 1]
2006年(平成18年) 8,746 6,531
2007年(平成19年) 11,933 5,753
2008年(平成20年) 9,479 4,810
2009年(平成21年) 7,620 4,390 [貨物 2]
2010年(平成22年) 7,383 4,100
2011年(平成23年) 7,620 4,082
2012年(平成24年) 8,164 3,445

駅周辺

特急列車停車駅ではあるが、乗換駅としての性格が強く、駅前も商店などは少ない。能代市街地(能代市役所)は五能線能代駅が最寄り駅である。

バス路線

  • 路線バス秋北バス東能代駅前停留所
    • 能代駅前・能代バスステーション方面
    • 桧山・母体方面
    • 能代市内線(循環)

その他

  • 仙台・東京方面への往復JRきっぷを購入した乗客が無料で利用できる「こまち駐車場」がある(46台分)。
  • かつて、待合室にある水槽にて、地元の名産であるハタハタが飼育されていた。

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
奥羽本線
快速
森岳駅 - 東能代駅 - 二ツ井駅
普通
北金岡駅 - (南能代信号場) - 東能代駅 - 鶴形駅
五能線
  • 臨時快速「リゾートしらかみ」停車駅
快速(上りのみ)・普通
東能代駅 - 能代駅

脚注

記事本文

注釈

  1. ^ 鉄道貨物協会『貨物時刻表』において、2013年度版より車扱臨時取扱駅として記載され、2014年度版では駅名表記も「東能代ORS」から「東能代」に変更されている。

出典

  1. ^ a b c d e f g h 『週刊 JR全駅・全車両基地』 31号 青森駅・弘前駅・深浦駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年3月17日、19頁。 
  2. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  3. ^ a b c 時刻表 東能代駅”. 東日本旅客鉄道. 2019年8月18日閲覧。
  4. ^ 『JR時刻表』2017年3月号、交通新聞社、2017年、661頁。 

利用状況

旅客

  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月8日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。

貨物

  1. ^ a b 運輸・通信・観光” (PDF). 平成21年版 能代市の統計publisher=能代市. p. 83 (2010年3月16日). 2019年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月19日閲覧。
  2. ^ 運輸・通信・観光” (PDF). 平成25年版 能代市の統計publisher=能代市. p. 83 (2014年5月16日). 2019年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月19日閲覧。

関連項目

外部リンク