ハタハタ
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| ?ハタハタ | |||||||||||||||||||||||||||
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| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Arctoscopus japonicus Steindachner, 1881 |
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| 英名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Sailfin sandfish |
ハタハタ Arctoscopus japonicus (鰰、鱩、英名:Sailfin sandfish )は、スズキ目ワニギス亜目ハタハタ科に属する魚。別名、カミナリウオ。体長20 cm 程になり、水深0 ~約550 m までの泥や砂の海底に生息する深海魚である。生息域は太平洋北部、特に日本海、オホーツク海、アリューシャン列島など。
秋田県の県魚である。主に食用で、しょっつると呼ばれる魚醤で親しまれる。
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[編集] 概要
体は体高が高く、左右に扁平で、うろこがない。大きな口が上向きに斜めに付く。口には小さな歯が並ぶ。背ビレは前部と後部が完全に分かれ、かなり離れている。尾ビレ、胸ビレが大きい。特に胸ビレは非常に大きい。浮き袋がない。昼間は泥や砂に埋まって、目や背ビレだけを出して隠れ、夜に行動する。
秋田県の県の魚に指定されている。秋田県では雷の鳴る11月ごろに獲れるのでカミナリウオの別名で呼ばれる。一般にハタハタは漢字では「鰰」(魚偏に神)と書くが、上記の理由から、「鱩」(魚偏に雷)と書く場合もある。また、冬の日本海の荒波の中で獲りにいくことが多いから「波多波多」と書くこともある。
北日本日本海側では1年中底引き網などで獲れる。一時期漁獲量が極端に減少したことを受けて、漁獲制限や卵からの孵化、放流事業が行われ、一定の成果を収めている。近年、北朝鮮、韓国からの輸入も増えているが、地域に密着した食材であることから、高価であるにもかかわらず国内産の人気は高い。(1990年代後半、北朝鮮産ハタハタに重量水増しのため石が詰められていたという事件の影響等も否定できない)
1970年代までは秋田県において大量に水揚げされ、きわめて安く流通していた。あまりの安さに、一般家庭でも箱単位で買うのが普通であった。冬の初めに大量に買ったハタハタを、各家庭で塩漬けや味噌漬けにして冬の間のタンパク源として食べていた。1980年代に急激に漁獲量が減り、現在では高級魚として高値で取引されている。1992年9月から1995年8月まで全面禁漁を行ったことも影響し、ここ数年は産卵のため浜に大量に押し寄せて来る姿が見られ、当時の賑わいを取り戻している。
[編集] 食材
食べ方は、塩焼き、田楽、ハタハタ汁など。ハタハタ寿司は、なれずしの一種で、保存食となる。
鱗が無いことと、小骨が少なく脊椎も身から簡単に離れるため、一匹丸ごとか、せいぜい頭を落としただけの状態で煮たり焼いたりすることが多い。鮮度のよいハタハタを焼いた場合、尾びれの付け根で骨を折っておくと、頭のほうから脊椎が全部きれいに抜け、食べやすい。
塩蔵したものや味噌漬けにしたものを煮たり焼いたりして食べることも多い。これらはタンパク源が少なくなる雪国の冬を乗り切るための重要な食材であった。
ハタハタを塩漬けにして発酵させたものは「しょっつる」(塩魚汁または塩汁)と呼ばれる魚醤となる。これを用いて、ハタハタ、野菜、豆腐などの「しょっつる鍋」をつくる。秋田では醤油や魚醤による鍋のことを「かやき」と呼ぶため、しょっつる鍋もしばしば「しょっつるかやき」と呼ばれている。なお、「かやき」は大きな貝を鍋代わりに使う意味の「貝焼き」が訛ったものと思われる。
[編集] ブリコ
ハタハタの卵は「ブリコ」と呼ばれる。ハタハタ漁の時期、雌の多くは、直径2-3mmの卵をたくさん腹に抱えており、この卵の周りはヌルヌルとした感触をもった粘液で覆われている。
生のハタハタを焼いた場合、この卵の固まりをかじると口の中で小気味よくプチプチとはじけてうま味が広がる。塩漬けや味噌漬けにして保存したハタハタの場合、卵の皮がゴムのように硬くなり、噛むと顎が疲れるくらいになる。このくらい皮が硬くなると、噛んだ時の音が「ブリッブリッ」という鈍い音になる。これが「ブリコ」と呼ばれるゆえんである。
秋田音頭の歌詞に出てくる「男鹿で男鹿ブリコ」のブリコとはこれのことである。
[編集] その他
秋田弁では「ハタハタ」の「タ」の音は鼻濁音で発音される(鼻に息を抜きながら発音される)。このため、しばしば「ハダハダ」という音に聞こえる。
秋田では、関ヶ原の戦いで佐竹氏が秋田に移封してきた年以降大漁になった事から、「サタケウオ」とも呼ばれ、秋田に移った佐竹公を慕って水戸からやって来たとの逸話がある。

