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2020年2月14日 (金) 22:46時点における版

和気駅
駅舎
わけ
Wake
吉永 (5.3 km)
(4.6 km) 熊山
地図
所在地 岡山県和気郡和気町福富572-9
北緯34度47分50.32秒 東経134度9分9.42秒 / 北緯34.7973111度 東経134.1526167度 / 34.7973111; 134.1526167座標: 北緯34度47分50.32秒 東経134度9分9.42秒 / 北緯34.7973111度 東経134.1526167度 / 34.7973111; 134.1526167
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)*
所属路線 S 山陽本線
キロ程 114.8 km(神戸起点)
電報略号 ワケ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
1,371人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1891年明治24年)3月18日
備考 直営駅
みどりの券売機プラス設置駅
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和気駅
山陽本線ホームから望む片上鉄道駅舎(1990年)
わけ
WAKE
中山 (2.9 km)
(1.5 km) 本和気
所属事業者 同和鉱業
所属路線 同和鉱業片上鉄道
キロ程 8.6 km(片上起点)
電報略号 ホワ
駅構造 地上駅
ホーム 1面3線
開業年月日 1924年大正13年)8月31日
廃止年月日 1991年平成3年)7月1日
備考 路線廃止に伴う駅廃止
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和気駅(わけえき)は、岡山県和気郡和気町福富にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線である。

概要

駅構内には、運転取り扱い業務に携わるJR西日本岡山支社管内の社員の訓練を行う「実設訓練センター」がある。岡山方面からの普通列車の半数近くが当駅で折り返しとなる。当駅から先、相生・姫路方面へ向かう列車は1時間に1本となる。なお、相生・姫路方面だけでなく、吉永行き・三石行きも含めると、1時間に2本の時間帯もある。

1991年までは、同和鉱業片上鉄道との接続駅であった。

歴史

駅構造

ホーム
片上鉄道ホーム(4・5・6番のりば、1981年頃)

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅。駅舎は1番のりば側にあり、島式の2・3番のりばへは神戸方に設けられている跨線橋で連絡している。また下関方には保線基地の備前保線区和気管理室が設けられている。

かつては南側に片上鉄道線の島式ホームがさらに1面あり(4・5・6番[3]のりば)、下関柵原方に設けられていた地下連絡通路で国鉄(JR西日本)側の各ホームと結ばれていた。また片上鉄道ホーム南側には片上鉄道線の側線群があり、さらに柵原方には1960年代に整備された片上鉄道の貨物ヤードが設けられていた。

片上鉄道廃止後、鉄道施設はすべて撤去され、片上鉄道旧構内や貨物ヤード跡は岡山県道703号備前柵原自転車道線(片鉄ロマン街道)および駐輪場、駐車場、ロータリーに転用された。またホーム地下連絡通路は山陽本線ホームの階段部を埋め戻して閉鎖した上で、旧片上鉄道ホーム開口部を駅南側出入口とし、駅本屋横に北側出入口を新設した歩行者・自転車用地下道に転用された。このほか山陽本線と片上鉄道線の間にあった側線跡に、模擬踏切や信号機を備えた訓練線2線を持つ岡山総合実設訓練センターが整備されている。

直営駅で、東岡山駅の管理下にあり、地区駅として位置付けられている。しかし、2019年6月1日以降は有人駅扱いながら窓口は閉鎖され、駅係員は事務室に常駐しインターホンで呼び出さないと表に出て来ないようになっている。


2007年夏にICOCA対応の自動改札機が当駅から南岩国駅まで導入され、同年9月より利用可能となった[4]。なお、当駅の自動改札機は集札機能のない簡易タイプであるため、降車時には改札機裏側の集札箱に乗車券を投入する。改札外にICOCA入金機設置。

のりば

のりば 路線 方向 行先 備考
1 S 山陽本線 上り 相生姫路方面 一部2番のりば
2・3 下り 岡山三原方面

上り本線は1番のりば、下り本線は3番のりばであり、2番のりばは上下共用の待避線(中線)である。主に1・3番のりばを使用し、2番のりばは岡山駅 - 当駅間の区間列車の折り返しと特急の通過待ちを行う姫路方面の列車が使用する。なお、2番のりばから姫路方面へ発車する旅客列車は2008年3月改正まで設定されていなかった。

朝5時台の当駅始発岡山方面行き一番列車は広島方面・五日市行き(土・日・祝は南岩国行きで運転)であったが(岡山駅から回送)、[5]2019年3月16日のダイヤ改正で三原行きになった。[6]

利用状況

近年の1日平均乗車人員は以下の通りである[7]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1999 1,721
2000 1,745
2001 1,689
2002 1,660
2003 1,622
2004 1,559
2005 1,434
2006 1,410
2007 1,407
2008 1,396
2009 1,361
2010 1,343
2011 1,322
2012 1,344
2013 1,390
2014 1,361
2015 1,399
2016 1,372
2017 1,371

駅周辺

バス路線

隣の駅

西日本旅客鉄道
S 山陽本線
吉永駅 - 和気駅 - 熊山駅

かつて存在した路線

同和鉱業
片上鉄道
中山駅 - 和気駅 - 本和気駅

脚注

  1. ^ 『JR全駅ものしりガイド』185頁
  2. ^ a b 和気駅 駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2018年12月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月23日閲覧。
  3. ^ 「6番のりば」は5番のりばの柵原方にホームを切り欠いて設置。気動車2両分の有効長を持っていた。
  4. ^ 2018年3月から200kmを越えるICOCAの使用が出来なくなった。また、2018年9月までは当駅以東へ向かう場合、京阪神地区の利用エリアである相生駅以東で降りる場合であってもICOCAの利用ができなかった。
  5. ^ 交通新聞社『携帯全国時刻表』2016年12月号
  6. ^ JTB時刻表2019年3月号
  7. ^ 出典:岡山県統計年報

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外部リンク