東武大師線

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東武鉄道 大師線
大師前駅停車中の電車
大師前駅停車中の電車
路線総延長 1.0 km
軌間 1067 mm
電圧 1500 V(直流
複線区間 なし(全線単線)
停車場・施設・接続路線
ABZq+l BHFq
0.0 西新井駅 伊勢崎線
hSTR
hKBHFe
1.0 大師前駅
大師前駅から西新井駅へ向かう列車(2011年5月)
西新井駅大師線改札口(大師前駅改札口に代わる)

大師線(だいしせん)は、西新井駅大師前駅を結ぶ東武鉄道鉄道路線である。全線が東京都足立区内を走行する単線で、西新井駅近辺を除き高架になっている。未成に終わった西板線計画の一部である。

目次

概要 [編集]

この路線は、西板線伊勢崎線西新井駅 - 東上本線上板橋駅)計画のうち、用地確保が完了した用地を使用し、西新井大師(総持寺)参詣者の輸送を目的として開業した。環七通り拡幅の際に線路用地の一部を提供したため、営業キロが100m短くなり1kmとなった。

2003年からはワンマン化され、通常は2両編成の8000系(ワンマン対応車)1本が西新井と大師前を終日往復している。通常、西新井駅は1番線を使用するが、12時45分西新井駅発の電車のみ車両入れ替えのため2番線を使用する。この際もワンマン運転が実施されるが、補佐的な意味合いで乗務員を増員することがある。正月などの多客時には、通常は車両交換の際にのみ使用される西新井駅2番線を使用して、2本運転が実施される。

途中駅は無く、大師前駅改札口が西新井駅の連絡通路上に設置されている。券売機も西新井駅に設置されているため、定期券乗車客や企画切符乗車客以外は有効な乗車券を持たずに乗ることになる。

路線データ [編集]

  • 路線距離:1.0km
  • 軌間:1067mm
  • 駅数:2駅(起終点駅含む)
  • 複線区間:なし(全線単線)
  • 電化区間:全線(直流1500V)
  • 閉塞方式:自動閉塞式
  • 保安装置:東武形ATS

使用車両 [編集]

  • 8000系(ワンマン対応車・2両編成)

ワンマン化以前は10000系の入線もあった。それ以前も、5050系など、2両編成の様々な車両が運用されていた。

歴史 [編集]

駅一覧 [編集]

駅番号 駅名 累計キロ 接続路線 線路
TS-13 西新井駅 0.0 東武鉄道:伊勢崎線(東武スカイツリーライン)
TS-51 大師前駅 1.0  

乗降人員 [編集]

2010年度の各駅の1日当たりの乗降人員を以下に示す。(単位:人)

  • 西新井駅 - 61,166
  • 大師前駅 - 14,465

西板線計画 [編集]

第二次世界大戦前には西新井駅 - 東上本線上板橋駅間を結ぶ西板線の計画があった。ほぼ現在の環七通りに沿って計画され、途中に鹿浜、神谷、板橋上宿(いずれも仮称)の各駅が計画された。

だが、申請と免許の間に起きた関東大震災による既存路線の被災復旧を優先し、1922年(大正11年)11月に西新井 - 大師前 - 鹿浜間のみの工事施工申請をし用地買収や設計にとりかかった。しかし、当時建設中だった荒川の堤防などの護岸整備が完成しておらず架橋の設計ができないことや、荒川と隅田川(旧荒川)を跨ぐ橋梁の建設費用の問題や、予定地の町関係者からの経路変更要求への対応画策などでもたついているうちに大正末期から昭和初期にかけて路線予定地が急速に市街地化し、「建設費が高額となり、採算の見込みがない」との理由で鹿浜 - 上板橋間の起業を廃止した。後に大師前 - 鹿浜間も同様の理由で起業廃止を申請、免許を取り消された。この計画中止について『東武鉄道65年史』では、「発展史唯一の遺憾事」と書かれている。

西板線の線形は、東上線の下り方(川越方面)と伊勢崎線の上り方(浅草方面)とを運行する際に折り返しがないように計画された。上板橋駅の上り方に、東上線からの分岐予定地として買収した土地は、起業廃止後常盤台住宅地として分譲されることになり、そのアクセスとして武蔵常盤駅(現ときわ台駅)が設置された。

参考文献 [編集]

関連項目 [編集]

外部リンク [編集]