東武亀戸線

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亀戸線(かめいどせん)は、東京都江東区亀戸駅と東京都墨田区曳舟駅を結ぶ、東武鉄道の運営する鉄道路線である。

東武亀戸線
亀戸駅構内(曳舟側の踏切から2009年7月11日撮影)
亀戸駅構内(曳舟側の踏切から2009年7月11日撮影)
路線総延長 3.4 km
軌間 1067 mm
電圧 1500 V (直流)

廃駅の数字は書類上の廃止年

uexSTRq
uexBHFq + HUB81
uexBHFq + HUB81
uexBHFq
uexSTRq
都電25, 29, 38系統
STRq
BHFq + HUB26
BHFq + HUB26
BHFq
STRq
総武線
STRrg
KBHFr + HUB83
KBHFr + HUB83
KBHFr
0.0 亀戸駅
eBHF
0.5 亀戸水神駅 (I) -1946
BHF
0.7 亀戸水神駅 (II) 1946-
eBHF
0.9 北十間駅 -1946
WBRÜCKE
北十間川
BHF
1.4 東あずま駅 1956-
STR
平井街道駅 -1945
BHF
2.0 小村井駅
eBHF
2.1 天神駅 -1957
eBHF
2.5 十間橋通駅 -1958
eBHF
2.8 虎橋通駅 -1945
STRrg KRZu STRq STRq
京成押上線
STR STR STRrg STRq
伊勢崎線業平橋・浅草方面
STR ABZlf ABZlg STRrg
伊勢崎線押上・半蔵門線方面
STR
KBHFe + HUB84
KBHFe + HUB84
KBHFe
CPICl + HUB25
CPICl + HUB25
CPICl
CPICr + HUB82
CPICr + HUB82
CPICr
3.4 曳舟駅
HST ABZrg STRrf
京成曳舟駅
STRrf STR
STR
伊勢崎線
亀戸駅から二つ目の踏切を通過する曳舟行の列車。車輛の真上にある(車輛の屋根上クーラーにかぶっている)高架橋はJR貨物越中島支線(2009年7月11日撮影)

目次

[編集] 路線データ

  • 路線距離:3.4km
  • 軌間:1067mm
  • 駅数:5駅(起終点駅含む)
  • 複線区間:全線(ただし、曳舟駅構内は単線)
  • 電化区間:全線(直流1500V)
  • 閉塞方式:自動閉塞式

[編集] 運行形態

2両編成の電車が、亀戸駅 - 曳舟駅間を往復する。平日朝ラッシュ時は3編成を使用し、約7 - 8分間隔で運行。それ以降および土休日は、深夜・早朝帯を除いて2編成を使用し、約10分間隔で運行されている。全列車各駅停車であり、区間運転や他路線への直通運転はない。

全線でワンマン運転を実施している。駅のプラットホームにホームセンサーが設置されていて、このセンサーを用いて安全確認をしている。

[編集] 使用車両

  • 8000系(ワンマン運転対応車・2両編成)

[編集] 過去の使用車両

[編集] 歴史

東京北関東を結ぶため、1897年に設立された東武鉄道は、当初の起点を東京湾に近い越中島とする予定であった。しかし、越中島 - 北千住間は審査に慎重を要するとして、すぐには免許が下りなかった。そのため、日本鉄道(現・JR常磐線)の北千住駅を起点に久喜駅までが、1899年8月に東武鉄道最初の区間として開業し、1902年には北千住駅から吾妻橋駅(後の浅草駅、現・業平橋駅)まで延伸された。

越中島 - 北千住間の免許は1899年1月に下り、その一部として、1904年4月5日に亀戸 - 曳舟間が開業した。同時に、この日開業した総武鉄道(現・JR東日本総武本線)亀戸 - 両国橋(現・両国)間への直通運転を開始し、東武鉄道の吾妻橋 - 曳舟間は廃止され、亀戸 - 曳舟間が本線格の扱いとなった。開業当初、中間駅は天神駅(現・小村井 - 曳舟間)だけであり、非電化蒸気運転であった。

乗り入れていた総武鉄道の国有化を機に、ターミナルを開業当時の吾妻橋駅に戻すことになり、1908年3月に吾妻橋 - 曳舟間が貨物線として再開。1910年3月に吾妻橋駅を浅草駅と改称して、同区間の旅客営業を再開すると、亀戸 - 曳舟間は支線となった。亀戸から越中島までの延伸計画も、敷設予定地の市街地化が進み、用地取得が困難になってきたことなどから着手できず、1910年8月に免許が失効した。1911年には西平井(東陽町駅付近)までの延伸に計画を変更したが、免許取得までは至らなかった。第二次世界大戦中は、東京大空襲により、中間駅を焼失、廃止・休止になった。

戦後は、伊勢崎線沿線の開発に伴い、輸送客も順調に伸びていた。しかし、1962年5月31日北越谷駅 - 北千住駅 - 人形町駅間の、東武伊勢崎線 - 営団地下鉄(現・東京メトロ)日比谷線相互乗り入れ開始に伴い、都心への通勤ルートが大きく変化し、この路線の乗客は減少した。

それ以来、特に大きな変化はなかったが、2003年3月19日、平日朝ラッシュ時の本数削減を中心としたダイヤ改正が行われた。

[編集] 年表

  • 1904年(明治37年)4月5日 亀戸 - 曳舟間 (3.4km) 開業。
  • 1905年(明治38年)7月6日 天神駅営業休止。
  • 1907年(明治40年)9月1日 乗り入れ先の総武鉄道が国有化され総武本線となるも、乗り入れは継続。
  • 1908年(明治41年)4月4日 天神駅廃止、中間駅がない状態となる。
  • 1910年(明治43年)3月27日 総武本線への直通運転を廃止。
  • 1918年(大正7年)3月27日 全線を軽便鉄道法による軽便鉄道に変更。
  • 1925年(大正14年)9月4日 天神駅再開業。
  • 1928年(昭和3年)4月15日 亀戸線全線電化。同時に中間駅として、亀戸水神駅、北十間駅、平井街道駅(現・東あずま駅)、小村井駅、十間橋通駅、虎橋通駅が開業。
  • 1943年(昭和18年)12月26日 虎橋通駅営業休止。
  • 1945年(昭和20年)3月10日 東京大空襲により、虎橋通駅廃止。
  • 1945年(昭和20年)5月20日 平井街道駅廃止、北十間駅・十間橋通駅休止。
  • 1946年(昭和21年)12月5日 北十間駅と亀戸水神駅を移転統合、亀戸水神駅とする。北十間駅は廃止。
  • 1956年(昭和31年)5月20日 旧・平井街道駅の位置に東あずま駅を開業(事実上の再開)。
  • 1956年(昭和31年)10月31日 天神駅営業休止。
  • 1957年(昭和32年)5月20日 天神駅廃止。
  • 1958年(昭和33年)10月22日 十間橋通駅廃止。
  • 2004年(平成16年)10月19日 ワンマン運転開始。

[編集] 駅一覧

全駅東京都に所在。

駅名 駅間キロ 累計キロ 接続路線 所在地
亀戸駅 - 0.0 東日本旅客鉄道総武線(各駅停車) 江東区
亀戸水神駅 0.7 0.7  
東あずま駅 0.7 1.4   墨田区
小村井駅 0.6 2.0  
曳舟駅 1.4 3.4 東武鉄道伊勢崎線

[編集] 廃駅

  • 北十間駅(亀戸水神 - 東あずま間、1945年5月20日休止、1946年12月5日廃止)
  • 天神駅(小村井 - 十間橋通間、1956年10月31日休止、1957年5月20日廃止)
  • 十間橋通駅(天神 - 虎橋通間、1945年5月20日休止、1958年10月22日廃止)
  • 虎橋通駅(十間橋通 - 曳舟間、1943年12月26日休止、1945年3月10日廃止)

[編集] 参考文献

  • 寺田裕一「大手私鉄の小さな径12 東武鉄道亀戸線・大師線」『鉄道ジャーナル』2003年12月号、鉄道ジャーナル社、pp.103-106.

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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