トルテリーニ

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トルテリーニ(Tortellini、複数はTortellino、イタリア語では「お菓子のような小さく平たい餅状のもの」の意味)は、薄く伸ばした正方形の生地にラビオリのように詰物をして、それを三角形に折り、両端を合わせて指輪状にしたパスタ[1]である[2]

トルテリーニは詰め物をしたものが、このようなリング状になっている。
トルテリーニ
トルテリーニ

概要[編集]

詰め物には、野菜(たいていはほうれん草)、あるいは子牛の肉か魚肉鶏肉、腸詰(イタリアでは、モッタデッラという)、そしてパルメザンチーズが使われる。トルテリーニは、普通はスープの中に入れたり、肉ソースやクリームソースで食べられる。

トルテリーニは元々はイタリアのボローニアから広まったものとされている。[3]

ボローニアでは1974年から商工会議所でボローニアの名物料理として登録されている。ボローニアでは典型的な日曜日のメニューとして知られている肉スープで頂くトルテーニ(トルテリーニ・イン・フロート)のレシピもそこに合わせて明記されている。

神話[編集]

言い伝えによれば、ローマ神話の愛の女神ビーナスはトルテリーニが大好物だったという。ビーナスはギリシア神話で言うアフロディーテに当たる。 ビーナスが、ある時ボローニアの食堂にやってきた。彼女がそこでジュピターと会う予定だったのか、その食堂の主人がおもてなしのために招いたのかは、定かではない。 いずれにせよ料理長は、言い伝えによれば鍵穴からこっそりとビーナスがトルテリーニを食べてお腹がいっぱいになっていくさまを覗き見して、その美しさに感嘆したという。

脚注[編集]

  1. ^ 『改訂西洋料理料飲接遇サービス技法』 職業訓練教材研究会 2009年 p.29
  2. ^ 海老坂武は『パリからの旅1989-1991: いま、ヨーロッパは』中央公論社 1992年 p.69で「イタリア風ぎょうざ」と評している。
  3. ^ Mushroom and Mozzarella Tortellini”. Ang Sarap. 2012年2月18日閲覧。、起源については、ボローニアとモデナの間で論争があるとのこと。後述のビーナスの話もこれに絡んだ口承と思われる。ビーナスの話は英語版、ドイツ語版にはあるものの、イタリア語版には記載がない。出典も不明。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]