河粉

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河粉
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湯河粉
中国語 沙河粉
粿條
繁体字 粿條
簡体字 粿条
マレーシア、シンガポールによく見られるチャークイティアオ(炒粿條)
クイティオ・センレック

河粉(ハーフェン)は、中国広東東南アジアの一帯でよくみられる平たいライスヌードルである。1860年頃の広州沙河に源を発するので沙河粉ともいう。各地で異なる名前を持つ。

目次

中華圏 [編集]

広東省潮州市では河粉(発音は「ホーフン」)や粿條(クイティオ)と呼ばれる(マレーシアシンガポールも同様)。

少数民族チワン族の原住地である広西の観光地桂林では、切粉(チエフェン)と呼ばれる。

河粉は粿條よりも幅広のライスヌードルであるが、香港や広州などではタイ風のクイティアオも出す店が増えている。

東南アジア [編集]

東南アジアにおいては、もともとは潮州出身の華僑がもたらした潮州料理である。現在では民族的な出自には関係なく、広く一般に食べられている。

タイ [編集]

タイでは、粿條からクイティアオタイ語: ก๋วยเตี๋ยว)という。屋台食堂デパートフードコートなどで広く提供されている。日本ではタイ料理店の一部で食べられる。

一食の量は日本ラーメン等と比較して少なめであり、軽めの食事や間食にちょうどよい量である。

またスープ鶏がらなどで取っただしに薄く塩味が付いたもので、日本人にはちょうどよい味だが、タイ人はテーブルの上に並べられた調味料を使い、自分で味を調節して食べるのが普通である。尚、卓上の調味料はナムプラー砂糖、粉唐辛子、唐辛子を漬けた酢の4種類であることが多い。

タイ料理は一般にスプーンフォークを使って食べるが、このクイティアオ・ナームおよび類似のバミー・ナーム(バミーについては後述)は、を使って食べる例外である。ただし、箸を使うのが苦手なタイ人はスプーンとフォークを使って食べている。

調理法としてスープの有無により大きくクイティアオ・ナーム(スープ有り)とクイティアオ・ヘーン(スープ無し)に分けられる。麺はその太さによりセンヤイ(太)、センレック(細)、センミー(極細)に分けられる。

類似の料理として、タイ国内では、小麦粉かん水で作った黄色っぽい麺のバミー(日本語ではしばしばラーメンと翻訳される)、焼きソバ風のパッタイ、くるくると巻いた形状の米の平たい麺であるクワイチャップなどがある。

カンボジア [編集]

カンボジアでは、クイティウと呼ばれる。屋台や食堂、デパートのフードコート、ホテルのレストランなどで広く提供されている。日本ではカンボジア料理店の一部で食べることができる。東京では、例えば高田にクイティウを提供するカンボジア料理店が存在する(2010年11月)。

タイのクイティアオ同様、一食の量は日本のラーメンと比較して少なめであり、軽めの食事や間食にちょうどよい量である。日本人向けの旅行ガイドには朝ごはんに好適なメニューとして紹介されている。

スープは豚骨ベースで、塩味の効いた澄んだもので、さっぱりとした薄味のものである。味にアクセントをつけるために、串切りにしたライムと共に供されることがある。また、トゥック・トレイ(魚醤)、チリソース、醤油、唐辛子系の香辛料を取捨選択、適宜加えて食す。

麺は米から作られる。日本の平打ちうどんのような少し透き通った白っぽい色の麺、春雨に似た細い麺、卵つなぎのラーメンのような風合いの麺などがある。

具材は肉や野菜などバラエティー豊かである。肉は素材としては牛肉・豚肉が用いられる。形態は挽肉、団子状、薄切り肉など。 クイティウ・サイッ・コーは薄切りの牛肉と牛肉団子入りのクイティウ。クイティウ・コォーッ・サイッ・チュルゥク・チィエンチラーム・ダッ・ボンキィアはスープが別になったクイティウで、トゥック・トレイ(前述)味の豚挽肉とエビが入っている。

ベトナム [編集]

ベトナムにも、広東省潮州市の粿條や広州市の河粉などと酷似した平麺があるが、名称が異なる。漢字語でも、ホア族の民族料理でもなく、キン族を中心に全国的に食べられる。それが、フランス語由来と考えられているフォーである。

関連項目 [編集]