オランジーナ

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オランジーナのガラス瓶

オランジーナ(Orangina、オレンジーナ)は、フランスオランジーナ・シュウェップス社(サントリーグループ[1])の柑橘系炭酸飲料ブランド。フランスではコカ・コーラを凌ぐ人気で国民的な清涼飲料水である。炭酸飲料であるが、ボトルを開ける前に軽く振ってから飲む。

同社の公表によれば、炭酸水とオレンジ10%、レモングレープフルーツミカン計2%の合計12%以上の柑橘系果汁ブレンドと2%の食用果肉を成分とする。

歴史[編集]

フランス系アルジェリア人のLeon Betonが1936年アルジェリアで発売。戦後フランス本土で広まり後々に国民的な飲料品となる。1962年アルジェリア独立によってフランスに引き揚げたBetonがオランジーナ社を設立し、1995年にはオランジーナ・ルージュという姉妹製品も発売された。

オランジーナ社は2009年、サントリーによって買収された。

日本では輸入食材を扱う食料品店などで販売されていたが、2012年3月27日より、日本仕様のオランジーナをサントリー食品インターナショナルが製造、サントリーフーズを通じて発売が開始された。海外のサントリーグループが展開するブランドを日本で発売するのは初めてである[2]。日本仕様の発売にあたって、リチャード・ギア(ただしアイルランド系アメリカ人)が、映画『男はつらいよ』の登場人物「車寅次郎」をモチーフにした「TORA」というキャラクターを演じるテレビCMが放送された。なお、この日本仕様のオランジーナはフランスのものとは原材料やボトルの形状が異なる(果実や炭酸量が減らされている)[3]

発売初年度は当初の販売目標として200万ケースが設定されていたが、発売開始1ヶ月で達成。予想を大きく上回る販売を記録したため生産体制を強化したことで、3ヶ月後には当初目標の2倍にあたる400万ケースを突破し、2012年7月に販売目標を当初の4倍にあたる800万ケースに上方修正するほどの大ヒットとなった[4]。2012年の販売実績は当初目標の4.5倍にあたる900万ケースとなり、発売から1年足らずで当社の果汁入り炭酸飲料を代表するブランドとなった[5]

日本仕様は当初、280ml缶と420mlペットボトルの2サイズ展開だったが、2013年4月に小容量サイズの160ml缶を、同年5月には主に飲食店などに向けた230ml瓶を、2014年4月には大容量の1.2Lペットボトルを追加して5サイズとなる。なお、420mlペットボトルは1.2Lペットボトルの発売と同時にパッケージリニューアルし、発売当初から設定されていた280ml缶は2014年4月に希望小売価格を据え置いたままで内容量を340mlに増量するリニューアルを行った。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 北米市場ではドクターペッパー・スナップルグループが商標権を持つ。
  2. ^ “フランス生まれ”の果汁入り炭酸飲料「オランジーナ」新発売 - サントリー食品インターナショナル株式会社 2012年1月16日(2014年5月5日閲覧)
  3. ^ オランジーナ、日本で大ヒットの理由、フィールドプロモーションニュース、2012年4月21日 18:40。
  4. ^ 「オランジーナ」販売計画を上方修正 - サントリー食品インターナショナル ニュースリリース 2012年7月6日
  5. ^ 「オランジーナ」160ml缶 新発売 - サントリー食品インターナショナル ニュースリリース 2013年1月17日

外部リンク[編集]