オー・シャンゼリゼ

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オー・シャンゼリゼ
ジョー・ダッサンの 楽曲
リリース 1969年
作詞者 ピエール・ドラノエ

オー・シャンゼリゼは、シャンソンまたはフレンチ・ポップスとされる歌曲 Les Champs-Élyséesフランス語発音: [le ʃɑ̃zelize] レシャンゼリゼ)の邦題。歌詞はパリのシャンゼリゼ通りをモチーフとしている。

概要[編集]

1970年に発表されたダニエル・ビダルのバージョンが日本でのヒットとなり、後に越路吹雪ザ・ピーナッツがカヴァーした。またレイモン・ルフェーブルイージーリスニングにもなり世界的にヒットした。小中学校の音楽の時間に取り上げられたり、たびたびCMにも使われたりもした。

邦題の「オー・シャンゼリゼ」は、フランス語歌詞の「aux Champs-Élysées」に由来し、発音は [o ʃɑ̃zelize] (オ・シャンゼリゼ)となる。「aux」は [o] (オ)と発音し[† 1]、これは方向や目的点等を示す前置詞 à と複数形の定冠詞 les が合わさった縮約形であり[† 2]、英語の感嘆詞の「oh」[† 3]や日本語の「おお」とは異なる。「aux Champs-Élysées」の意味は「シャンゼリゼ通りには」、「シャンゼリゼ通りで」となる。安井かずみの日本語歌詞で「オー」は感嘆詞として扱われている。

歴史[編集]

いかにも典型的なイメージのシャンソンであり、最もフランス的イメージのある曲ではあるが、そのイメージとは裏腹に、原曲は1968年イギリスで発表されたロックで、イギリスの“Jason Crest”(ジェイソン・クレスト[† 4] というサイケデリック・バンドの4枚目のシングル曲『ウォータールー・ロード(Waterloo Road)』だった。

フランス経由のヒット[編集]

この『ウォータールー・ロード(Waterloo Road)』は、ジェイソン・クレストのオリジナルではない。彼らのプロデューサーのフリッツ・フライヤが、彼らの作曲能力に限界を感じて、THE FOUR PENNIES のマイク・ウィルシュ(Mike Wilsh)とThe Jugular Vein のマイク・ディーガン(Mike Deighan)を導入して彼らのために作らせた曲である。

これにフランスの売れっ子の作詞家であるピエール・ドラノエ(Pierre Delanoë,“ドゥラノエ”という表記もある)が仏語詞をつけ(しかも、原曲ではロンドンの「ウォータールー通り」を舞台としていたのをパリシャンゼリゼ通りに差し換えて)、また当時ロンドンに滞在していたフランスの人気歌手ジョー・ダッサン (Joe Dassin) がシャンソンにアレンジして1969年に自らのアルバムに加えたのがこの曲である。

歌詞大意[編集]

シャンゼリゼ通りで誰にでもボジュールと言いたい気分の時

君とであった。

僕はギターを弾く店へ行くという君について行った。

僕らは一晩中歌い踊って、うっかりキスも忘れてしまった。

だけど、夜明けの二人はもう恋人同士、鳥たちのオーケストラが恋の歌を歌う。

シャンゼリゼには、シャンゼリゼには

お天気でも、雨でも、真昼でも、真夜中でも

欲しいものは全部あるよ、シャンゼリゼには

その他[編集]

  • ザ・ピーナッツのデビュー50周年記念CDの一つである「世界の女たち」に収録されている(タイトルは「オー・シャンゼリーゼ」)。このCDにはカラオケバージョンも収録されている。

脚注[編集]

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  1. ^ 長母音の[o:]との区別のため、ここでは「オ」としている。なお「x」を発音しない場合を示している。
  2. ^ à は英語の "at"、"on"、"to"、"in" 等にあたり、les は英語の "the" にあたる。
  3. ^ アメリカ英語発音:/oʊ/ オウ、イギリス英語発音:/əʊ/ アウ
  4. ^ ボーカル:テリー・クラーク (Terry Clarke),ギター:テリー・ドブソン (Terry Dobson) とデレク・スモールコム (Derek Smallcombe),ベース:ジョン・セリー (John Selley),ドラムス:ロジャー・シガリ (Roger Siggery)

関連項目[編集]