インド・ルピー

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インド・ルピー
ISO 4217コード INR
使用国・地域 インドの旗 インド
インフレ率 8.3%
情報源 The World Factbook (2008)
補助単位
1/100 パイサ(paisa)
通貨記号 新記号:Indian Rupee symbol.svg  旧記号:Rs、
硬貨
広く流通 1, 2, 5, 10ルピー
流通は稀 5, 10, 25, 50パイサ
紙幣 5, 10, 20, 50, 100, 500, 1000ルピー
中央銀行 インド準備銀行
ウェブサイト www.rbi.org.in
紙幣製造 インド準備銀行紙幣印刷有限会社
ウェブサイト www.brbnmpl.co.in
硬貨鋳造 インド造幣局
ウェブサイト www.igmint.org

インド・ルピー(India Rupee)は、インド通貨の単位のひとつである。英字では「Rs」と、ISO 4217では「INR」と表示される。インド・ルピー通貨の発行はインド準備銀行が実施している。補助単位として「パイサ(単数:Paise、複数:Paisa)」があり、1ルピー=100パイサである。2010年7月15日「Rs」に代わる通貨記号として「Indian Rupee symbol.svg」の採用を決めた。

歴史[編集]

シェール・シャーによって発行されたルピー銀貨

インドでは古代から銀貨が鋳造・流通されていたが現在のルピーの基となった銀貨は、スール朝を創始したシェール・シャーによって発行されたもの(銀175グレイン=約11.34g)が最初とされている。このルピー銀貨はその後のムガル帝国でも広く流通し、ムガル帝国などと貿易を行っていたイギリス東インド会社もルピー銀貨と等価の硬貨を発行・流通させた。

インドを統治することになったイギリスは、1835年に至り全インドの通貨体系を1ルピー=16アンナ=64パイサ=192パイに一本化させて新たに銀貨を発行させたものの、その後は銀本位制から金本位制への転換が進む中で価値が下落してインド経済に打撃を与えたり、また第一次世界大戦で銀地金が不足した時期には兌換紙幣を発行してこれを通貨に充てたこともあった。

独立後の1957年に1ルピー=100ナヤパイサ(1964年以降はパイサ)の現行の通貨体系となった。

ルピー記号

ルピー記号[編集]

2009年3月にインド政府はルピー記号のデザイン公募を発表[1]。2010年予算審議の際ムカージー財務大臣は「新しい通貨記号はインドの文化的特徴を表すものになるだろう」と述べた。最終的に5案に絞られ、2010年7月に内閣がインド工科大学出身のデザイナー、クマルの案に決定し発表した。

新通貨記号は、デーヴァナーガリー文字の「र」とローマ字の「R」の縦棒を除いたものの合成。2本の横棒がインド国旗の三色の横縞を引喩するとともに、「=(イコール)」記号として国内の経済格差を縮小させようとする国家目標をも示している。[2]。 インド政府としては、発表後6ヶ月で国内に浸透させ、その後18ヶ月から24ヶ月で国際的にも浸透させる狙いである。 これまでルピーを示す記号としては、通常「Rs.」「Re.」「रू」などが使われていた。

なお、この新しいルピーの記号であるが、インドの伝統的な思想「ヴァーストゥ・シャーストラ」では「首をかき切る」ような形をしているとされ、これが2010年以降のインドの経済の停滞を招いていると一部で批判がある[3]

紙幣[編集]

「マハトマ・ガンディー」シリーズ[編集]

1996年に発行開始され現在流通している紙幣は「マハトマ・ガンディー」シリーズと呼ばれる。5ルピー、10ルピー、20ルピー、50ルピー、100ルピー、500ルピー、1.000ルピーの7種がある。17カ国語(英語とヒンディー語が表面、残りの15カ国語が裏面)で額面の記載がある。ATMでは100ルピー、500ルピー、1.000ルピーが使用されていることが多い。近年、偽造防止技術が付加されており、従来の透かしなどに加え、セキュリティー・スレッド潜像パールインクマイクロ文字、表裏透過レジストレーションユーリオンなどが採用されている。

為替レート[編集]

対ドル 対円
対ドル
対円
現在のINRの為替レート
Yahoo!ファイナンス: AUD CAD CHF EUR GBP HKD JPY USD
Google Finance: AUD CAD CHF EUR GBP HKD JPY USD
OzForex: AUD CAD CHF EUR GBP HKD JPY USD
XE.com: AUD CAD CHF EUR GBP HKD JPY USD
OANDA.com: AUD CAD CHF EUR GBP HKD JPY USD

脚注[編集]

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関連項目[編集]