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金民友

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
金 民友
韓国代表での金民友(2018年)
名前
カタカナ キム・ミヌ
ラテン文字 Kim Min-Woo
ハングル 김민우
基本情報
国籍 大韓民国の旗 大韓民国
生年月日 (1990-02-25) 1990年2月25日(34歳)
身長 172cm
体重 69kg
選手情報
在籍チーム 大韓民国の旗 蔚山HD FC
ポジション MF / DF
背番号 10
利き足 左足
ユース
2005-2007 大韓民国の旗 彦南高校
2008-2009 大韓民国の旗 延世大学校
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2010-2016 日本の旗 サガン鳥栖 213 (31)
2017-2022 大韓民国の旗 水原三星ブルーウィングス 96 (7)
2018-2019 大韓民国の旗 尚州尚武FC 56 (4)
2022-2023 中華人民共和国の旗 成都蓉城足球倶楽部 58 (10)
2024- 大韓民国の旗 蔚山HD FC
通算 423 (52)
代表歴
2006-2007  韓国 U-17 18 (1)
2009  韓国 U-20 11 (5)
2009-2012  韓国 U-23 13 (0)
2013-2018 大韓民国の旗 韓国 23 (1)
1. 国内リーグ戦に限る。2024年3月24日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

金 民友(キム・ミヌ、김민우、1990年2月25日 - )は、韓国出身の同国代表プロサッカー選手ポジションMFDF(主に左サイドバック)。

来歴

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延世大学校在学時に、PSVアイントホーフェンに入団テストを受けたが、入団には至らなかった[1]。大学に無断で入団テストを受験していたため、退学となった[1]

2010年1月サガン鳥栖からのオファーを受け入団。当時は韓国国内でJリーグの試合を見るチャンスはあまりなく、本人曰く「何も知らないまま日本に来た」という[2]。慣れない日本での生活や鳥栖の厳しい練習、甲状腺機能亢進症などに苦しみ、サッカーをやめなければいけないと考えたほどであった[2] が、この年の7月に韓国代表に初選出された。

2013年7月、東アジアカップ2013で3年ぶりに韓国代表に選ばれ、7月24日、中国戦で代表初出場を記録。

2014年10月10日のパラグアイ戦で代表初得点を記録した。

2016年神戸に移籍した藤田直之の後任として主将に就任。10月24日、韓国の兵役のため[3] 今シーズンで退団し、水原三星ブルーウィングスに移籍することが発表された。これに伴いサガン鳥栖は背番号10番を、2020年まで暫定的に欠番とする事を決定した[4]

2018シーズンは兵役に就くため、尚州尚武FCに期限付き移籍した。2018 FIFAワールドカップでは韓国代表として2試合に出場した。

2022シーズンは水原三星ブルーウィングスから成都蓉城足球倶楽部へ移籍した。

エピソード

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  • 鳥栖時代に金を指導した尹晶煥朴智星を抜く可能性を秘めていると太鼓判を押している。金自身も「Jリーグでこれほど長くプレーできたのはユンさんのおかげ」と語っている[2]
  • 好きな芸能人にえなりかずき少女時代を挙げている。
  • 来日後は藤田や池田圭に日本語を教わった[2]
  • ロンドンオリンピック代表メンバーから外れたが、洪明甫U-23代表監督は「とりわけ金民友(を選ぶかどうか)については最後まで悩んだ」とコメントしている[5]。当初の構想通りに李正秀オーバーエイジとして招集できていれば、金民友がメンバー入りしていただろうとする報道もあった[6]
  • 退団セレモニーでのスピーチは金正訓通訳の妻の発案[2]

所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2010 鳥栖 10 J2 24 4 - 2 0 26 4
2011 28 7 - 1 0 29 7
2012 J1 31 2 4 0 1 0 36 2
2013 33 5 3 0 5 0 41 5
2014 34 6 3 0 3 0 40 6
2015 33 2 1 0 1 0 35 2
2016 30 5 3 0 3 0 36 5
韓国 リーグ戦 リーグ杯FA杯 期間通算
2017 水原三星 11 Kクラシック 30 6 - 1 0 31 0
2018 尚州尚武 -
通算 日本 J1 161 20 14 0 13 0 188 20
日本 J2 52 11 - 3 0 55 11
韓国 Kクラシック 30 6 - 1 0 31 6
総通算 243 37 14 0 16 0 244 37

代表・選抜歴

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脚注

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  1. ^ a b 慎武宏. “<韓国人Jリーガーの想い> 若き3人のコリアンはなぜ“イルボン”を選んだのか。〜金民友、呉宰碩、チョ永哲〜(2/3)”. Number Web. 2013年6月6日閲覧。
  2. ^ a b c d e 船木渉 (2017年6月2日). “【YOUはどうしてJリーグに?:特別編】元鳥栖MFキム・ミヌが過ごしたJリーグでの7年間。W杯への思い、別れの手紙の真相”. フットボールチャンネル. https://www.footballchannel.jp/2017/06/02/post213916/ 2017年7月3日閲覧。 
  3. ^ 国軍体育部隊傘下のサッカークラブである尚州尚武FC(Kリーグ所属)へ入団するためには、一定期間Kリーグのクラブに所属し、そこから移籍する必要がある
  4. ^ 杉山文宣「鳥栖の魂、7年間の物語」 エル・ゴラッソイヤーブック2016 J1・J2リーグシーズンレビュー(マクール増刊 2017年1月号、スクワッド、2016)p. 63
  5. ^ サッカー:五輪代表メンバー発表、朴主永も選出 朝鮮日報 2012.06.30
  6. ^ 황석호, 홍명보호 진짜 행운의 주인공(朝鮮語)2012.06.30

関連項目

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外部リンク

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