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12月23日、ヤクルトから正式契約を結んだことが発表された<ref>{{Cite web|url=https://www.yakult-swallows.co.jp/news/detail/25334|title=宮台康平投手が正式契約!「一軍で戦力になることが目標」|accessdate=2020-12-25|publisher=}}</ref>。ヤクルトに東大出身選手が所属するのは球団史上初めてのことで、背番号は'''68'''となる。また、宮台の移籍によりヤクルトは2021年シーズンの支配下登録選手に[[東京六大学野球連盟|東京六大学野球リーグ]]に属する全大学の出身選手が勢揃いすることになった<ref>{{Cite web|title=ヤクルト、東大出身の宮台加入で東京六大学“コンプリート”の珍事 縁の神宮に集結|url=https://full-count.jp/2020/12/23/post1010493/|website=Full-Count(フルカウント) ― 野球ニュース・速報・コラム ―|accessdate=2020-12-24|language=ja}}</ref>{{Efn2|他の大学出身選手は[[早稲田大学]]から[[青木宣親]]、[[慶應義塾大学]]から[[木澤尚文]]、[[明治大学]]から[[星知弥]]と[[吉田大成]]、[[立教大学]]から[[松本直樹]]、[[法政大学]]から[[西浦直亨]]と[[中山翔太]](木澤は[[2020年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)|ドラフト会議]]で指名された新人、残りは全員2020年以前からヤクルトに所属)。}}。 |
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2021年は、5月29日に1軍出場選手登録されたが、登板はなく6月8日に抹消。2軍では24試合に登板し、防御率2.42の成績に終わる<ref>{{Cite web|url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/202109180000399.html|title=東大出身ヤクルト宮台康平が試合前練習に合流、移籍後初マウンド期待|accessdate=2021-09-18|publisher=日刊スポーツ}}</ref>。フェニックスリーグでは継投によるノーヒットノーランの一員となった<ref>{{Cite web|url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/202110270000665.html|title=ヤクルトが“ノーヒットノーラン継投”V一夜明け快挙 フェニックスリーグ|accessdate=2021-10-27|publisher=日刊スポーツ}}</ref>。 |
2021年は、5月29日に1軍出場選手登録されたが、登板はなく6月8日に抹消。2軍では24試合に登板し、防御率2.42の成績で9月20日に再度登録も、1軍登板なしに終わる<ref>{{Cite web|url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/202109180000399.html|title=東大出身ヤクルト宮台康平が試合前練習に合流、移籍後初マウンド期待|accessdate=2021-09-18|publisher=日刊スポーツ}}</ref>。フェニックスリーグでは継投によるノーヒットノーランの一員となった<ref>{{Cite web|url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/202110270000665.html|title=ヤクルトが“ノーヒットノーラン継投”V一夜明け快挙 フェニックスリーグ|accessdate=2021-10-27|publisher=日刊スポーツ}}</ref>。 |
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== 人物 == |
== 人物 == |
2021年11月7日 (日) 10:42時点における版
東京ヤクルトスワローズ #68 | |
---|---|
東京大学時代 (2017年5月20日、明治神宮野球場にて) | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 神奈川県横浜市戸塚区 |
生年月日 | 1995年7月1日(28歳) |
身長 体重 |
179 cm 84 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2017年 ドラフト7位 |
初出場 | 2018年8月23日 |
年俸 | 760万円(2020年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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宮台 康平(みやだい こうへい、1995年7月1日 - )は、神奈川県横浜市戸塚区出身[2] のプロ野球選手(投手)。左投左打。東京ヤクルトスワローズ所属。
経歴
プロ入り前
横浜市立戸塚小学校3年次で父親の勧めもあり地元の少年軟式野球チーム「戸塚ACF Hawks」へ入団し野球を始める[2][3]。横浜市立戸塚中学校では軟式野球部に入ってプレーした[2][3]。
中学卒業を経て神奈川県立湘南高等学校に進学。中学校から高校2年までは投手と外野手の2つのポジションをやっていたが、高校2年の時に当時の主戦投手が故障で離脱したことがきっかけとなって投手に専念することとなる[2]。2年秋には神奈川県選抜に選ばれ、スリランカへ遠征。3年春には県大会でベスト8まで進出する[4]。
2014年に東京大学文科一類に現役で合格(その後法学部に進学)、東京大学硬式野球部に入部[5]。大学1年次では東京六大学野球秋季リーグ戦からリリーフ投手として登板する[6]。
2016年、大学3年次の東京六大学野球春季リーグ開幕戦の早大戦にて毎回の13奪三振をマークし、1946年秋に山崎諭が樹立した1試合最多12奪三振の東大記録を70年ぶりに塗り替えた[2]。その年の日米大学野球選手権大会に東京大学から大越健介(現 日本放送協会記者)以来2人目、33年ぶりに大学日本代表メンバーに選出された[7][8]。
2017年の東京六大学野球秋季リーグ戦では、2002年秋の立大戦以来15年ぶり(30シーズンぶり)の勝ち点に貢献。連勝での勝ち点は、1997年春の立大戦以来20年ぶりとなった[9]。六大学野球通算38試合に登板、6勝13敗、防御率4.26、123奪三振[10]。東大野球部の1年先輩に喜入友浩(学生当時は捕手。現:TBSアナウンサー)がおりバッテリーを組んでいた[11][12]。
2017年プロ野球ドラフト会議にて北海道日本ハムファイターズから7巡目で指名を受ける。東京大学出身の選手がドラフト会議で指名されたのは、2004年の松家卓弘(当時横浜)以来13年ぶりである[13]。背番号は52。
日本ハム時代
2018年、8月23日に一軍に昇格し、福岡ソフトバンクホークス戦でプロ初登板初先発した。東京大学出身者の先発は1967年の井手峻(中日)以来、51年ぶりとなった。結果は5回途中4安打6四死球2失点で勝ち負けは付かなかった[14]。この試合で右股関節を痛め、翌8月24日に登録抹消[15] され、シーズンとしてもこの1試合の登板にとどまった。二軍成績は12試合の登板で3勝1敗、防御率4.97だった[16]。
2019年は二軍で17登板し主に先発として4勝3敗1セーブ、防御率4.60の成績を挙げるが[17]、一軍昇格はなかった。
2020年は二軍で14試合に登板し、0勝4敗、防御率7.71と結果を残せず[18]、シーズン終了後の11月25日に、日本ハム球団から戦力外通告を受ける。球団からは育成選手としての再契約を打診されたが[19]、他球団での支配下登録選手としての契約の可能性を考え[20]、12月7日、明治神宮野球場で行われた12球団合同トライアウトに参加。シート打撃形式の対戦で堀内汰門、小山翔平、中村和希相手に、3選手とも前所属球団で一軍出場経験のない選手ではあったものの3者連続奪三振の好投を見せた[21]。日本ハムからの育成再契約打診のほか、この好投をもって複数球団からオファーが届き、中でも東京ヤクルトスワローズが支配下登録で宮台の獲得を検討していることが報じられた[22][23]。
ヤクルト時代
12月23日、ヤクルトから正式契約を結んだことが発表された[24]。ヤクルトに東大出身選手が所属するのは球団史上初めてのことで、背番号は68となる。また、宮台の移籍によりヤクルトは2021年シーズンの支配下登録選手に東京六大学野球リーグに属する全大学の出身選手が勢揃いすることになった[25][注 1]。
2021年は、5月29日に1軍出場選手登録されたが、登板はなく6月8日に抹消。2軍では24試合に登板し、防御率2.42の成績で9月20日に再度登録も、1軍登板なしに終わる[26]。フェニックスリーグでは継投によるノーヒットノーランの一員となった[27]。
人物
性格はすべてにおいて真っ直ぐで、自分で決めたことを真っ直ぐにやり続ける。また、自分にも仲間にもストイックで、座右の銘は、「最も困難な道に挑戦せよ」[28]。野球と勉強の両方でトップを目指すことを目標としてきた。代表に選出された日米大学野球では、大会期間中もポケット六法を持ち込み、宿舎の部屋にこもって「民法第二部」の勉強に励んでいた[29]。
趣味は温泉[30]。
選手としての特徴
投球フォームはスリークォーター[31]。ストレートは大学3年生の時に自己最速150km/hを計測した[29]。変化球はスライダー・チェンジアップを持つ[32]。
詳細情報
年度別投手成績
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | 日本ハム | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 24 | 4.2 | 4 | 0 | 4 | 0 | 2 | 3 | 1 | 0 | 2 | 2 | 3.86 | 1.71 |
通算:1年 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 24 | 4.2 | 4 | 0 | 4 | 0 | 2 | 3 | 1 | 0 | 2 | 2 | 3.86 | 1.71 |
- 2020年度シーズン終了時
年度別守備成績
年 度 |
球 団 |
投手 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2018 | 日本ハム | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- |
通算 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- |
- 2020年度シーズン終了時
記録
- 初登板・初先発登板:2018年8月23日、対福岡ソフトバンクホークス22回戦(東京ドーム)、4回2/3を2失点で勝敗つかず
- 初奪三振:同上、1回表に松田宣浩から空振り三振[33]
背番号
- 52 (2018年 - 2020年)
- 68 (2021年 - )
登場曲
脚注
注釈
出典
- ^ 日本ハム - 契約更改 - プロ野球.日刊スポーツ.2020年8月11日閲覧。
- ^ a b c d e “戸塚町出身宮台投手 東大記録70年ぶり更新 六大学野球で13奪三振”. タウンニュース(戸塚区版). タウンニュース社. (2016年5月5日) 2017年10月27日閲覧。
- ^ a b “東大エース左腕・宮台、プロ志望届提出「就活しないで正真正銘、プロ1本です」”. スポーツ報知. 報知新聞社. (2017年10月5日) 2017年10月27日閲覧。
- ^ “公務員志望から「プロ一本」に絞った東大・宮台康平”. Baseball Crix. GeNERACE. (2017年9月11日) 2017年10月29日閲覧。
- ^ “【六大学】東大・宮台、進路プロ一本に絞った! 「まずは野球」就活封印”. スポーツ報知. 報知新聞社. (2017年4月20日) 2017年10月29日閲覧。
- ^ “東大「史上最強左腕」宮台康平投手の素顔と急成長の足跡”. 東京スポーツ. 東京スポーツ新聞社. (2016年6月18日) 2017年10月29日閲覧。
- ^ “大越健介氏が後輩の宮台にエール「無念を晴らして」”. ニッカンスポーツ・コム. 日刊スポーツ新聞社. (2016年6月20日) 2017年10月28日閲覧。
- ^ https://full-count.jp/2016/07/13/post38062/
- ^ “東京六大学野球秋季リーグ 東大、15年ぶり勝ち点”. 毎日新聞. 毎日新聞社. (2017年10月9日) 2017年10月29日閲覧。
- ^ http://www.big6.gr.jp/system/prog/kojinseiseki_career_individual.php?m=pc&p=AT14MK0
- ^ “東大・宮台の女房役、喜入はTBSアナウンサーに”. ニッカンスポーツ・コム. 日刊スポーツ新聞社. (2016年12月29日) 2017年11月6日閲覧。
- ^ “東大・宮台“元女房”TBSアナからの取材に感無量「次はしっかり投げて取材を」”. デイリースポーツ. 神戸新聞社. (2017年10月26日) 2017年11月6日閲覧。
- ^ “ハム7位の宮台「東大だから注目された」意欲語る”. 朝日新聞デジタル (2017年10月26日). 2017年10月26日閲覧。
- ^ “ハム宮台、プロ初先発は5回途中2失点 51年ぶり東大出身投手白星お預けも「投げ切れた」”. スポーツニッポン. スポーツニッポン. (2018年8月23日) 2018年8月23日閲覧。
- ^ 日本ハム宮台は右股関節痛めていた…2軍でリハビリ 日刊スポーツ 2018年8月25日
- ^ “2018年度 北海道日本ハムファイターズ 個人投手成績(イースタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2020年12月7日閲覧。
- ^ “2019年度 北海道日本ハムファイターズ 個人投手成績(イースタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2020年12月7日閲覧。
- ^ “2020年度 北海道日本ハムファイターズ 個人投手成績(イースタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2020年12月7日閲覧。
- ^ “日本ハムが東大出身左腕の宮台、姫野ら4選手に戦力外通告 3選手は育成契約か”. デイリースポーツ online. (2020年11月25日) 2020年11月25日閲覧。
- ^ “新庄氏古巣の日本ハムは獲得に否定的 吉村GM「現状では考えにくい」”. Sponichi Annex. (2020年12月7日) 2020年12月7日閲覧。
- ^ “東大出身の元日本ハム・宮台、完璧三者三振「真っ直ぐで差し込めた」「あとは待つだけ」”. デイリースポーツ online. (2020年12月7日) 2020年12月7日閲覧。
- ^ “ヤクルト 宮台に支配下獲得オファー、東大出身左腕 トライアウトで3者連続三振”. Sponichi Annex. (2020年12月9日) 2020年12月11日閲覧。
- ^ “ソフトバンクが日本ハム戦力外の宮台に育成オファー 3球団争奪戦に”. 東スポWeb. (2020年12月11日) 2020年12月11日閲覧。
- ^ “宮台康平投手が正式契約!「一軍で戦力になることが目標」”. 2020年12月25日閲覧。
- ^ “ヤクルト、東大出身の宮台加入で東京六大学“コンプリート”の珍事 縁の神宮に集結”. Full-Count(フルカウント) ― 野球ニュース・速報・コラム ―. 2020年12月24日閲覧。
- ^ “東大出身ヤクルト宮台康平が試合前練習に合流、移籍後初マウンド期待”. 日刊スポーツ. 2021年9月18日閲覧。
- ^ “ヤクルトが“ノーヒットノーラン継投”V一夜明け快挙 フェニックスリーグ”. 日刊スポーツ. 2021年10月27日閲覧。
- ^ “東大・宮台康平、困難な道に挑戦し続ける男。”. ベースボールチャンネル (2016年6月4日). 2017年10月27日閲覧。
- ^ a b “【日米大学野球】東大・宮台「ポケット六法」片手に150キロ”. 東京スポーツ (2016年7月16日). 2018年8月23日閲覧。
- ^ “東大・宮台康平インタビュー目標は大学日本代表、夢はプロ入り”. 週刊ベースボール (2016年6月6日). 2017年10月27日閲覧。
- ^ https://baseballking.jp/ns/70806
- ^ 社会人野球の“ステップ”もアリ!?宮台康平に勧めたい険しい我慢の道。
- ^ 試合速報|NPB.jp 日本野球機構
- ^ 北海道日本ハムファイターズ
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 宮台康平 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube