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== 建設経緯 ==
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[[立川飛行場]]に近接して軍用機の製造を行っていた[[立飛企業|立川飛行機]]を源流とし、現在は不動産業・建設業を主体とするに転換した立飛ホールディングスが、自社工場跡地の土地の再開発の一環として2016年12月20日に建設計画を公表し<ref>{{Cite press release|url=https://www.tachihi.co.jp/2016/12/20/立飛グループが「(仮称)アリーナ立川立飛」建/|title=立飛グループが「(仮称)アリーナ立川立飛」建設を計画|publisher=立飛ホールディングス|date=2016-12-20|accessdate=2019-11-30}}</ref>、同社が事業主体となって建設した鉄骨2階建ての体育館で、[[バスケットボール]]が盛んな立川市の土地柄を踏まえ、[[ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ|Bリーグ]]ディビジョン2(B2)のホームアリーナに充足する3000人程度の収容能力を持つ。
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日本建築構造センター(現・JSC株式会社)がシステム建築大手の横河システム建築([[横河ブリッジ#YBHDグループ|YBHDグループ]])と共同で開発を行った、構造を単純化・標準化して建設費・工期を半減させ、最長50年使用可能な仮設[[アリーナ]]「ローコストアリーナ」(LCアリーナ)の第1号案件として施工された<ref>{{Cite news|url=https://www.nikkei.com/article/DGXKZO11596850S7A110C1X91000/|title=50年もつ仮設アリーナ、建設費と工期半減|newspaper=日経産業新聞|publisher=日本経済新聞社|date=2017-01-14|accessdate=2019-11-30}}</ref>。
日本建築構造センター(現・JSC株式会社)がシステム建築大手の横河システム建築([[横河ブリッジ#YBHDグループ|YBHDグループ]])と共同で開発を行った、構造を単純化・標準化して建設費・工期を半減させ、最長50年使用可能な仮設[[アリーナ]]「ローコストアリーナ」(LCアリーナ)の第1号案件として施工された<ref>{{Cite news|url=https://www.nikkei.com/article/DGXKZO11596850S7A110C1X91000/|title=50年もつ仮設アリーナ、建設費と工期半減|newspaper=日経産業新聞|publisher=日本経済新聞社|date=2017-01-14|accessdate=2019-11-30}}</ref>。

2019年11月29日 (金) 23:06時点における版

アリーナ立川立飛
アリーナ立川立飛(立飛駅から撮影)
地図
地図
施設情報
収容人数 3,275人[1]
設計者 日本建築構造センター
施工 日本建築構造センター
建築主 立飛ホールディングス
事業主体 立飛ホールディングス
管理運営 一般社団法人多摩スポーツクラブ[1]
構造形式 S造[1]
敷地面積 8,368.13 m2[1]
建築面積 4,219.38 m2[1]
延床面積 5,988.56 m2[1]
階数 地上2階建て[1]
所在地 東京都立川市泉町500番4
位置 北緯35度42分55.6秒 東経139度24分59.1秒 / 北緯35.715444度 東経139.416417度 / 35.715444; 139.416417 (アリーナ立川立飛)座標: 北緯35度42分55.6秒 東経139度24分59.1秒 / 北緯35.715444度 東経139.416417度 / 35.715444; 139.416417 (アリーナ立川立飛)
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アリーナ立川立飛(正面歩道から撮影)

アリーナ立川立飛(アリーナ たちかわ たちひ)は、東京都立川市にある体育館。立川市に本社を置く不動産建設会社・立飛ホールディングスが建設主体となり、2017年10月に開場した[1]

建設経緯

立川飛行場に近接して軍用機の製造を行っていた立川飛行機を源流とし、現在は不動産業・建設業を主体とする立飛ホールディングスが、自社工場跡地の土地の再開発の一環として2016年12月20日に建設計画を公表し[2]、同社が事業主体となって建設した鉄骨2階建ての体育館で、バスケットボールが盛んな立川市の土地柄を踏まえ、Bリーグディビジョン2(B2)のホームアリーナに充足する3000人程度の収容能力を持つ。

日本建築構造センター(現・JSC株式会社)がシステム建築大手の横河システム建築(YBHDグループ)と共同で開発を行った、構造を単純化・標準化して建設費・工期を半減させ、最長50年使用可能な仮設アリーナ「ローコストアリーナ」(LCアリーナ)の第1号案件として施工された[3]

2017年-2018年シーズンのBリーグディビジョン1(B1)では、「アルバルク東京」が、本来本拠としている国立代々木競技場第2体育館の老朽化と2020年東京オリンピック東京パラリンピックの会場として使用するための耐震補強改修工事を実施するため、レギュラーシーズンの主管試合30試合中26試合を開催するホームコート(残り4試合は駒沢オリンピック公園総合運動場体育館)として使用する。また、日本フットサルリーグ(Fリーグ)に所属する府中アスレティックフットボールクラブ(立川・府中アスレティックFC)が、2019年-2019年シーズンより本拠地としてホームゲームを開催している。

このアリーナのある多摩都市モノレール立飛駅周辺では、飛行場跡地の再開発の一環で、2015年三井不動産との協働による「ららぽーと立川立飛」を開設、さらに近接の立川北駅にある国営昭和記念公園東の旧国有地にも2500人収容のコンサートホールやホテル・オフィスビルなどの土地の再開発を予定しており、これらを総合して立川市街地の賑わいづくりを目指している。なお現「ららぽーと立川立飛」の敷地内には、かつて立飛企業がゴルフ練習場軟式野球場を設置したことがあり、地域スポーツ振興に貢献したいとしている[4]

ドーム立川立飛

2018年8月16日竣工、アリーナ立川立飛の南側にできた施設[5]。建設は立飛グループの立飛エステート。移動式の観客席は1000席。建築面積が約1,600㎡。8月22日、大相撲夏巡業立川立飛場所での力士控室として初使用。9月の東レパンパシテニスオープントーナメントでは予選会場として使用された。

道を挟んだ地区には人工の砂浜1200トンで造成されたタチヒビーチを増設。ビーチサッカーは1面、ビーチバレーなら2面が確保できる。

立飛ホールディングスパンナム・スポーツ機構加盟国、約20か国の海外選手団受け入れを決めた[6]ことから、アリーナ、ドームとともに2020年東京五輪の事前トレーニングキャンプ地となることが予定されている[5]

アクセス

出典

  1. ^ a b c d e f g h "「アリーナ立川立飛」の竣工、今後の運営及び、杮落し興行のお知らせ" (Press release). 立飛ホールディングス. 6 October 2017. 2019年11月30日閲覧
  2. ^ "立飛グループが「(仮称)アリーナ立川立飛」建設を計画" (Press release). 立飛ホールディングス. 20 December 2016. 2019年11月30日閲覧
  3. ^ “50年もつ仮設アリーナ、建設費と工期半減”. 日経産業新聞 (日本経済新聞社). (2017年1月14日). https://www.nikkei.com/article/DGXKZO11596850S7A110C1X91000/ 2019年11月30日閲覧。 
  4. ^ “立飛、立川にアリーナ建設へー立川最大級、2017年秋完成予定”. 都商研ニュース. (2017年1月10日). https://toshoken.com/news/8740 2019年11月30日閲覧。 
  5. ^ a b 砂浜を抜けると、そこは「五輪キャンプ地」だった編 - ドローン日記 - 釣り・趣味・旅コラム : 日刊スポーツ”. nikkansports.com (2019年3月22日). 2019年3月28日閲覧。
  6. ^ 翔んで立川!五輪前線基地として20カ国超受け入れ - 東京五輪・パラリンピック300回連載 - 五輪コラム : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2019年3月28日閲覧。

関連項目

外部リンク