渋谷で5時
「渋谷で5時」 | ||||
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鈴木雅之、菊池桃子の楽曲 | ||||
収録アルバム | 『Perfume』 | |||
リリース | 1993年9月9日 | |||
規格 | CD | |||
ジャンル | J-POP | |||
レーベル | Epic/Sony Records | |||
作詞者 | 朝水彼方 | |||
作曲者 | 鈴木雅之 | |||
野宮真貴、クレモンティーヌ(2016年) 鬼龍院翔、ベッド・イン(2017年) 寺嶋由芙(2022年) | ||||
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「渋谷で5時」(しぶやでごじ)は鈴木雅之と菊池桃子のデュエット曲。作詞は朝水彼方、作曲は鈴木雅之。
概要[編集]
「渋谷で5時」は、元々1993年9月発売アルバム『Perfume』の収録曲で、翌1994年1月に「違う、そうじゃない」との両A面シングルとして初リカットされた。
1996年2月には「渋谷で5時(Chocolate mix)」として鈴木初のマキシシングルでリリースされ、カップリング曲にはアルバム『FAIR AFFAIR』収録曲である「出会えて良かった」の新ミックスを収録した。このバージョンは東京テレメッセージCMソングに使用された。
アルバムおよびシングル2作がリリースされた当時は、鈴木と菊池のデュエットが音楽番組で披露されることはなく、テレビ朝日『ミュージックステーション』では鈴木と松田聖子、NHK総合テレビ『ポップジャム』では鈴木と中山美穂、フジテレビ『MUSIC FAIR』では鈴木と工藤静香のデュエットで歌われた。鈴木と菊池によるデュエットが音楽番組で披露されたのは、最初の発売から13年後の2006年、フジテレビ『僕らの音楽-OUR MUSIC-』が最初となった。
鈴木曰く「渋谷が若者の文化の発信地という思いがあり、渋谷をアピールしたい思いで制作した」[1]。
鈴木がパートナーに菊池を選んだ理由について「特徴のある声であることと、サビのフレーズが出た時に菊池さんに歌って欲しいと思ったため」。なお、鈴木からオファーを受けた当初、菊池は「歌唱力が鈴木さんに追いつかず鈴木さんのファンに残念がられる、鈴木さんに会ったことがなく、怖そうというイメージがあった」との理由で一旦は断った[1]。
2015年3月30日から2022年3月31日までNHK総合テレビで夕方枠にて放送されていた『ニュース シブ5時』[2] に鈴木がゲスト出演した際(同年4月17日放送分)、『シブ5時』のタイトルを聞いた際に「パクられた」と感じたと発言した[1]。なお、同番組でこの曲がテーマソングなどで使われることはなかった。
収録アルバム・シングル[編集]
- アルバム『Perfume』(1993年9月9日)
- シングル「違う、そうじゃない/渋谷で5時」(1994年1月12日)
- 本シングルに収録のものは「Romantic Single Version」と付けられている。
- シングル「渋谷で5時(1996 Chocolate mix)」(1996年2月1日)
- 後述。
- シングル「恋のフライトタイム〜12pm〜」(2008年5月28日)
- 鈴木と菊池による2曲目のデュエット曲。本シングルのカップリングに「Romantic Single Version」を収録している。
収録DVD/VHS[編集]
渋谷で5時(Chocolate mix)[編集]
「渋谷で5時 (1996 Chocolate mix)」 | |||||||||||||
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鈴木雅之・菊池桃子 の シングル | |||||||||||||
B面 | 出会えてよかった (1996 Valentine mix) | ||||||||||||
リリース | |||||||||||||
規格 | マキシシングル | ||||||||||||
ジャンル | J-POP | ||||||||||||
レーベル | EPIC・ソニー | ||||||||||||
作詞・作曲 | 朝水彼方・鈴木雅之 | ||||||||||||
鈴木雅之・菊池桃子 シングル 年表 | |||||||||||||
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シングル収録曲[編集]
全作曲:鈴木雅之
- 渋谷で5時 (1996 Chocolate mix)
- 作詞:朝水彼方 編曲:有賀啓雄
- 出会えてよかった (1996 Valentine mix)
- 作詞:鈴木雅之 編曲:大村雅朗
- 渋谷で5時 (Backing Track)
カバー[編集]
- 野宮真貴 - カバーアルバム『男と女 〜野宮真貴、フレンチ渋谷系を歌う。』(2016年8月31日)に収録。オリジナルアーティストの鈴木とクレモンティーヌが参加[3]。
- 鬼龍院翔 - カバーアルバム『オニカバー90's』(2017年5月24日)に収録。オリジナルにて菊池桃子が受け持つパートを自ら「地下セクシーアイドル」と称しているベッド・インが担当している[4]。
- 寺嶋由芙 - 西寺郷太とのデュエットとしてシングル「恋の後味」に収録。
脚注[編集]
出典[編集]
- ^ a b c [1],goo
- ^ 番組名はNHK放送センターが渋谷界隈にある事と、「夕方5時」に由来している。
- ^ “野宮真貴×鈴木雅之、90年代待ち合わせソング「渋谷で5時」をアップデート”. 音楽ナタリー. (2016年8月26日) 2016年8月26日閲覧。
- ^ “鬼龍院翔が90年代J-POPカバー集で「渋谷で5時」をベッド・インと”. 音楽ナタリー. (2017年4月23日) 2017年5月26日閲覧。
外部リンク[編集]
- ディスコグラフィ - Sony Music