リポビタンDチャレンジカップ2016
期間 | 6月18日 – 11月5日 |
---|---|
2016年のリポビタンDチャレンジカップは、6月に1989年以来の来日となるスコットランド代表と11月にアルゼンチン代表との対戦が行われた。
試合日程・結果
[編集]日時 | 会場 | ホーム | スコア | アウェイ |
---|---|---|---|---|
2016年6月18日, 19:20 JST (UTC+09) | 豊田スタジアム, 愛知県豊田市 | 日本 | 13–26 | スコットランド |
2016年6月25日, 19:20 JST (UTC+09) | 味の素スタジアム, 東京都調布市 | 日本 | 16–21 | スコットランド |
2016年11月5日, 19:20 JST (UTC+09) | 秩父宮ラグビー場, 東京都港区 | 日本 | 20–54 | アルゼンチン |
スコットランド戦
[編集]スコットランドは直前の6か国対抗では2勝をあげ、フランス代表 を抑えて4位という成績をおさめていた。一方の日本代表にとっては、ラグビーワールドカップ2015以降では最初のティア1国とのテストマッチとなった。
スコッド
[編集]注記: 年齢、キャップ数及び所属クラブは6月18日時点
日本
[編集]5月30日、マーク・ハメットヘッド・コーチ代行は、6月のウインドウマンスにおけるテストマッチ3戦に参加する日本代表スコッドの33名を発表した[1]。 6月1日には、堀江恭佑と金正奎が追加招集された[2]。
スタッフ:
- ヘッド・コーチ: マーク・ハメット (代行)
- BKコーチ: 田邉淳
- FWコーチ: フィロ・ティアティア
- DFコーチ: ネイサン・メイジャー
スコットランド
[編集]5月9日、スコットランドのヘッドコーチ、ヴァーン・コッターは、2016年ジャパンツアーに臨む27人のスコッドを発表した[3]。
5月16日、マット・スコットが、負傷したアレックス・ダンバーに代わって招集された[4]。
5月19日、ショーン・ラモントが、負傷したティム・ヴィサーに代わって招集された[5]。
5月27日、ヒュー・ジョーンズが、負傷したフィン・ラッセルに代わって招集された[6]。
6月19日、ゴードン・リードが、負傷したアラスデア・ディッキンソンに代わって招集された[7]。
スタッフ:
- ヘッド・コーチ: ヴァーン・コッター
- DFコーチ: マット・テイラー
- アタック・BKコーチ: ジェイソン・オハロラン
- FWコーチ: ジョナサン・ハンフリーズ
試合内容
[編集]第一戦
[編集]2016年6月18日 19:20 JST (UTC+09) |
日本 | 13–26 | スコットランド | 豊田スタジアム, 愛知県豊田市 [8] 観客数: 24,113人 レフリー: ベン・オキーフ (ニュージーランド) |
---|---|---|---|---|
トライ: 堀江翔太 8' c コンバート: 田村優 (1/1) 9' PK: 田村優 (2/3) 28', 55' |
Report | トライ: ペナルティトライ 37' c ネル 41' c コンバート: レイドロー (2/2) 38', 43' PK: レイドロー (4/4) 4', 15', 19', 62' |
|
|
タッチジャッジ:
|
第二戦
[編集]2016年6月25日 19:20 JST (UTC+09) |
日本 | 16–21 | スコットランド | 味の素スタジアム, 東京都調布市 [8] 観客数: 34,073人 レフリー: マリウス・ミトレア (イタリア) |
---|---|---|---|---|
トライ: 茂野海人 20' c コンバート: 田村優 (1/1) 21' PK: 田村優 (2/3) 6', 29', 49' |
Report | PK: ピルゴス (3/3) 2', 15', 25' レイドロー (4/4) 52', 60', 70', 77 |
|
|
タッチジャッジ:
|
備考
[編集]- 2試合とも日本テレビで生中継された。またゴールデンタイムに日本テレビがラグビー中継するのはこれが初[9]。
- 第二戦の後半開始から、天皇・皇后が観戦したため、天覧試合となった。なお日本国内でのラグビーフットボールの国際試合が天覧試合となるのは初[10]。
- 第二戦に茂野海人が挙げたトライはワールドラグビーアワードの年間ベストトライ賞にノミネートされた[11]。
アルゼンチン戦
[編集]アルゼンチンは直前の4か国対抗では1勝をあげていた。一方の日本代表にとっては、ジェイミー・ジョセフヘッドコーチ就任後初のテストマッチとなった。
スコッド
[編集]注記: 年齢、キャップ数及び所属クラブは11月5日時点
日本
[編集]10月28日、ジェイミー・ジョセフヘッド・コーチは、アルゼンチン代表及び欧州遠征に参加する日本代表スコッドの32名を発表した[12]。
スタッフ:
- ヘッド・コーチ: ジェイミー・ジョセフ
- FWコーチ: トニー・ブラウン
- DFコーチ: ベン・ヘリング
アルゼンチン
[編集]10月、アルゼンチンのヘッドコーチ、ダニエル・ウルカデは、日本戦を含む11月のテストマッチに向けて31人のスコッドを発表した[13]。
スタッフ:
- ヘッド・コーチ: ダニエル・ウルカデ
試合内容
[編集]2016年11月5日 14:40 JST (UTC+09) |
日本 | 20–54 | アルゼンチン | 秩父宮ラグビー場, 東京都港区[14]。 観客数: 18,397人 レフリー: ロマン・ポワト (フランス) |
---|---|---|---|---|
トライ: マフィ 52' c レメキ 79' c コンバート: 田村優 (2/2) 52', 80' PK: 田村優 (2/2) 5', 22' |
Report | トライ: モローニ (2/2) 13' m, 49' c サンチェス (2/2) 36' c, 62' m コルデロ (2/2) 42' c, 65' c クベリ 74' c コンバート: サンチェス (5/7) 36', 43', 49', 65', 75' PK: サンチェス (3/3) 18', 30', 39' |
|
|
マン・オブ・ザ・マッチ:
タッチジャッジ:
|
脚注
[編集]- ^ 日本代表 カナダ代表戦、「リポビタンDチャレンジカップ2016」スコットランド代表戦 メンバー . 日本ラグビーフットボール協会(2016年5月30日). 2021年2月25日閲覧。
- ^ 日本代表 カナダ遠征メンバーおよびキャプテン、バイスキャプテン決定のお知らせ . 日本ラグビーフットボール協会(2016年6月1日). 2021年2月25日閲覧。
- ^ ‘TIGHT’ GROUP NAMED FOR SCOTLAND SUMMER TOUR . thescotlandteam(2016年5月9日). 2021年2月25日閲覧。
- ^ SCOTT STEPS IN FOR INJURED DUNBA . thescotlandteam(2016年5月16日). 2021年2月25日閲覧。
- ^ LAMONT REPLACES INJURED VISSER ON SCOTLAND SUMMER TOUR . thescotlandteam(2016年5月19日). 2021年2月25日閲覧。
- ^ HUW JONES JOINS SCOTLAND SQUAD . thescotlandteam(2016年5月27日). 2021年2月25日閲覧。
- ^ Reid jets out to replace injured Dickinson - Scottish Rugby . thescotlandteam(2016年6月19日). 2021年2月25日閲覧。
- ^ a b “Scotland to be reacquainted with World Cup foe” (7 December 2015). 8 December 2015閲覧。
- ^ 日テレ、ゴールデンでラグビー代表戦中継 . news24(2016年5月10日). 2021年2月25日閲覧。
- ^ 天皇、皇后両陛下、日本-スコットランド戦を観戦 . 日刊スポーツ(2016年6月25日). 2021年2月25日閲覧。
- ^ ワールドラグビー、『ワールドラグビーアワード2016』の候補者を発表 . ワールドラグビー(2016年11月2日). 2021年2月25日閲覧。
- ^ 日本代表 メンバーおよびキャプテン決定 . 日本ラグビーフットボール協会(2016年10月28日). 2021年2月25日閲覧。
- ^ November Internationals Preview – Argentina . Americasrugbynews(2016年11月2日). 2021年2月25日閲覧。
- ^ 日本代表「リポビタンDチャレンジカップ2016」アルゼンチン代表と対戦決定のお知らせ . 日本ラグビーフットボール協会(2016年8月31日). 2021年2月26日閲覧。
関連項目
[編集]- 2016年ラグビー日本代表のカナダ遠征 - スコットランド戦前に行われたテストマッチ。
- リポビタンDツアー2016