グレイグ・レイドロー

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グレイグ・レイドロー
フルネーム Greig David Laidlaw
生年月日 (1985-10-12) 1985年10月12日(38歳)
出身地 スコットランドの旗 スコットランド ジェドバラ
身長 1.75 m (5 ft 9 in)
体重 80 kg (12 st 8 lb)
学校 ジェドバラ・グラマースクール英語版
ラグビーユニオンでの経歴
ポジション スクラムハーフ・スタンドオフ
シニア経歴
チーム 出場 (得点)
2007-2014 エディンバラ 137 (598)
2014-2017 グロスター 59 (559)
2017-2020 クレルモン 58 (408)
2020-2022 SA浦安 16 (96)
2022-2023 浦安DR 9 (26)
代表
チーム 出場 (得点)
2010-2019  スコットランド 76 (714)
更新日:  2020年3月3日
7人制代表
チーム 大会
2008-2010  スコットランド 8
コーチ歴
チーム
2023- 浦安DR(アシスタントコーチ)

グレイグ・レイドロー (英: Greig David Laidlaw; 1985年10月12日 - )は、スコットランドジェドバラ出身の元ラグビーユニオン選手、ラグビーユニオン指導者。現役時代のポジションはスクラムハーフ (SH)ジャパンラグビーリーグワン浦安D-Rocksのアシスタントコーチ。

2017-20シーズンまでTOP 14クレルモン、2020年からジャパンラグビーリーグワンNTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安に所属し[1]、2022-23シーズンではJAPAN RUGBY LEAGUE ONE浦安D-Rocksに所属[2]

経歴[編集]

スコットランド南部のジェドバラ出身。

父親がラグビーのコーチをしており、6、7歳からラグビーを始めた。

主にスクラムハーフとしてプレイするが、フライハーフ(スタンドオフ)としてのプレー経験もあり、本人も「ポジションはどこですか?」と訊ねられたら「9番か10番です」と答えると話している[3]

2015年ワールドカップ・サモア戦でのレイドローの抗議によるトライ取り消しは物議をかもした。同大会ではベスト15プレイヤーに選出された。キャプテンとしてビデオ判定(TMO)を申し出すタイミングや審判への抗議への判断が優れているとされる。献身的かつスマートなプレイで知られ、高い得点力だけでなく、冷静な戦術眼と強気なゲームコントロール力も併せ持っている。的確なパス回しだけでなく、時には相手の裏のスペースにボールを落とすキックも繰り出すこともある。

2019年12月にラグビースコットランド代表から引退。スコットランド代表76キャップのうち39試合で主将を務め(同国歴代1位)、精確無比なキックで同代表歴代2位の714得点を記録[3]

2020年秋、ジャパンラグビートップリーグ最終年度NTTコミュニケーションズ シャイニングアークス東京ベイ浦安に加入。2021年2月20日に第1節Honda HEAT戦に先発出場で日本での公式戦初出場を果たし[4]、2021シーズンは6試合に出場した[5]

2022-23シーズンのJAPAN RUGBY LEAGUE ONE DIVISION2では、10試合中8試合に出場(うち2試合先発)して、浦安D-Rocksのリーグ全勝優勝に貢献した[2]

2023年4月26日に自身のインスタグラムで引退を発表[6][2]。同年5月7日の浦安D-RocksのDIVISION1昇格をかけた入替戦を最後に現役を退いた[7]

2023-24シーズンからは浦安D-Rocksのアシスタントコーチを務めている[8]

親族[編集]

2013年にレイチェル・ランシマンと結婚し、2023年現在3人の子供がいる。3人目の子供は日本で誕生し、浦安D-Rocksのチームメイトである飯沼蓮選手の名前からレンのミドルネームがつけられている。

親族の中にはラグビーを経験している者も多く、父デビッドはスクラムハーフのポジションでプレイをした経験があり、従兄弟のクリス・クラーク・スコットは7人制ラグビーのニュージーランド代表「オールブラックス・セブンズ」のヘッドコーチである。また、叔父のロイ・レイドロー (Roy Laidlaw) は1980年代に活躍した、スクラムハーフのポジションでキャプテンを務め、代表47キャップに数えられる選手で、1987年W杯に出場し、ライオンズの遠征にも4回選出されるなどの功績を残した。

出典[編集]

  1. ^ 新チーム浦安D-Rocksの発足に関するお知らせ . JAPAN RUGBY LEAGUE ONE(2022年7月26日). 2022年8月6日閲覧。
  2. ^ a b c 浦安D-Rocksに所属するスコットランドの英雄、レイドローが今季かぎりで現役引退。 - ラグビーリパブリック” (2023年4月26日). 2023年4月26日閲覧。
  3. ^ a b interviews/newface/2020/greig_laidlaw」『』、2019年12月19日。2023年4月23日閲覧。
  4. ^ トップリーグ2021リーグ戦 第1節 レッドカンファレンス NTTコム VS Honda . ジャパンラグビートップリーグ公式サイト. 2021年2月20日閲覧。
  5. ^ グレイグ・レイドロー | リーグワン | ラグビー | J SPORTS【公式】”. www.jsports.co.jp. 2023年4月26日閲覧。
  6. ^ ラグビー浦安のSHレイドロー引退「私はここでブーツを脱ぎます」スコットランド代表で76キャップ:中日スポーツ・東京中日スポーツ”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ. 2023年4月26日閲覧。
  7. ^ SHレイドローが引退へ 元スコットランド代表主将―ラグビー・浦安:時事ドットコム”. 時事ドットコム. 2023年4月27日閲覧。
  8. ^ スコットランドの英雄レイドローの再出発は浦安で。D-Rocksのアシスタントコーチ就任”. ラグビーリパブリック (2023年6月28日). 2024年2月26日閲覧。

外部リンク[編集]