ラグビーイングランド代表
ユニオン | ラグビー・フットボール・ユニオン | ||
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エンブレム | 真紅の薔薇 | ||
グラウンド | トゥイッケナム・スタジアム | ||
コーチ |
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主将 |
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最多キャップ | ベン・ヤングス (121) | ||
最多得点選手 | ジョニー・ウィルキンソン (1246) | ||
最多トライ選手 | ローリー・アンダーウッド (49) | ||
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初国際試合 | |||
![]() ![]() (1871年3月27日) | |||
最大差勝利試合 | |||
![]() ![]() (2001年11月17日) | |||
最大差敗戦試合 | |||
![]() ![]() (1998年6月6日) | |||
ラグビーワールドカップ | |||
出場回数 | 10 (1987年初出場) | ||
最高成績 | 優勝 (2003) |
ラグビーイングランド代表(ラグビーイングランドだいひょう)は、ラグビー・フットボール・ユニオンにより組織される、イングランドのラグビーユニオンのナショナルチームである。エンブレムは薔薇。
概要[編集]
1871年にスコットランドと最古のテストマッチが行われ、現在はスコットランド・ウェールズ・アイルランド・フランス・イタリアとともにシックス・ネイションズを形成。北半球における最強国の一つとなっている。
ホームスタジアムはロンドン郊外のトゥイッケナム・スタジアム、練習場はロンドン西部のペニーヒルパークホテルである。
ラグビーワールドカップ1991では、カーリング、ガスコット、アンダーウッドら多彩なバックス陣を擁しながらも、決勝まではSOアンドリューのキックによるアップアンドアンダーに徹し、内外から批判を浴びた。しかしその戦法によって勝ちあがると、トゥイッケナムで行われた決勝では突如としてバックスに回す展開ラグビーを披露したもののオーストラリアに6-12で惜敗し、地元優勝はできなかった。
ラグビーワールドカップ2003念願の北半球で初めての優勝を果たした。決勝の相手は、12年前の決勝で敗れたそのオーストラリアであったが、延長戦までの激戦となった。スタンドオフのジョニー・ウィルキンソンがドロップキックを決め、20-17で相手の地元優勝をも阻止し、12年前の汚名をようやく返上した。
地元開催のラグビーワールドカップ2015は初戦のフィジー戦には勝利したが、ウェールズには敗退、オーストラリアには大敗を喫すなどイングランド、そして開催国として初の予選リーグ敗退という屈辱を受けることとなった。
ラグビーワールドカップ2019では、プール戦を3勝1分の1位で通過(フランス戦のみ台風19号の影響で中止)。準決勝では前回王者のニュージランドを19-7で破り、イングランドとしてはラグビーワールドカップ2007以来となる3大会・12年ぶりの決勝進出を果たした。決勝では南アフリカに12-32で敗れ準優勝に終わった。
なお、A代表は「サクソンズ(Saxons)」の愛称を持つ。チャーチャルカップに参加している。
成績[編集]
上位20チーム(2023年3月20日時点)[1] | |||
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順位 | 変動* | チーム | ポイント |
1 | ![]() |
91.82 | |
2 | ![]() |
90.47 | |
3 | ![]() |
88.98 | |
4 | ![]() |
88.97 | |
5 | ![]() |
82.77 | |
6 | ![]() |
82.12 | |
7 | ![]() |
81.80 | |
8 | ![]() |
80.72 | |
9 | ![]() |
78.08 | |
10 | ![]() |
77.39 | |
11 | ![]() |
![]() |
76.23 |
12 | ![]() |
![]() |
76.03 |
13 | ![]() |
74.84 | |
14 | ![]() |
74.63 | |
15 | ![]() |
71.21 | |
16 | ![]() |
67.62 | |
17 | ![]() |
66.24 | |
18 | ![]() |
65.92 | |
19 | ![]() |
![]() |
65.85 |
20 | ![]() |
![]() |
64.05 |
*前週からの変動 | |||
イングランドのランキングの推移 | |||
生のグラフデータを参照/編集してください. | |||
出典: ワールドラグビー[1] 推移グラフの最終更新: 2023年3月20日 |
シックス・ネイションズ[編集]
2023年3月18日現在
![]() イングランド |
![]() フランス |
![]() アイルランド |
![]() イタリア |
![]() スコットランド |
![]() ウェールズ | |
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試合数 | 125 | 92 | 127 | 22 | 127 | 127 |
単独優勝 (カッコ内は同時優勝) | ||||||
ホーム・ネイションズ | 5 (4) | N/A | 4 (4) | N/A | 10 (3) | 7 (4) |
ファイブ・ネイションズ | 17 (6) | 12 (8) | 6 (5) | N/A | 5 (6) | 15 (8) |
シックス・ネイションズ | 7 | 6 | 5 | 0 | 0 | 6 |
合計 | 29 (10) | 18 (8) | 15 (9) | 0 (0) | 15 (9) | 28 (12) |
グランドスラム(全勝優勝) | ||||||
ホーム・ネイションズ | 0 | N/A | 0 | N/A | 0 | 2 |
ファイブ・ネイションズ | 11 | 6 | 1 | N/A | 3 | 6 |
シックス・ネイションズ | 2 | 4 | 3 | 0 | 0 | 4 |
合計 | 14 | 10 | 4 | 0 | 3 | 12 |
トリプルクラウン(ホーム・ネーションズ(英4か国)中での全勝) | ||||||
ホーム・ネイションズ | 5 | N/A | 2 | N/A | 7 | 6 |
ファイブ・ネイションズ | 16 | N/A | 4 | N/A | 3 | 11 |
シックス・ネイションズ | 5 | N/A | 7 | N/A | 0 | 5 |
合計 | 26 | N/A | 13 | N/A | 10 | 22 |
ウドゥン・スプーン(最下位チーム賞) | ||||||
ホーム・ネイションズ | 7 | N/A | 10 | N/A | 5 | 6 |
ファイブ・ネイションズ | 10 | 12 | 15 | N/A | 15 | 10 |
シックス・ネイションズ | 0 | 1 | 0 | 17 | 4 | 1 |
合計 | 17 | 13 | 25 | 18 | 24 | 17 |
ラグビーワールドカップ[編集]
- 1987年 - ベスト8
- 1991年 - 準優勝
- 1995年 - 4位
- 1999年 - ベスト8
- 2003年 - 優勝
- 2007年 - 準優勝
- 2011年 - ベスト8
- 2015年 - プール戦敗退
- 2019年 - 準優勝
- 2023年 - 出場権獲得
選手[編集]
現在の代表[編集]
イングランド代表スコッド[2]
- ヘッドコーチ :
スティーブ・ボーズウィック
- キャプテン : オーウェン・ファレル
※所属、 キャップ数(Cap)は2023年1月21日現在
歴代代表選手[編集]
- ジョニー・ウィルキンソン
- ベン・コーエン
- マーティン・ジョンソン
- ジェイソン・ロビンソン
- ローレンス・ダラーリオ
- マイク・キャット
- ポール・グレーソン
- ウィル・カーリング
- マット・ドーソン
- ジェフ・パーリング
- ベン・テオ
- ジェレミー・ガスコット
- フィル・デグランビル
- ロリー・アンダーウッド
- ロブ・アンドリュー
- ジェイソン・レナード
- アンディ・シェリダン
その他[編集]
- 2019年10月26日に行われたラグビーワールドカップ2019準決勝では、ラグビーニュージーランド代表が披露するハカに対してイングランドの選手はV字型に並ぶ行動を見せたが、後日、数人がハーフウェイラインを越えて並んでいたとして罰金処分を科せられた[3]。
脚注[編集]
- ^ a b “Men's World Rankings”. ワールドラグビー. 2023年3月20日閲覧。
- ^ England squad for 2023 Six Nations . Englandrugby(2023年1月16日). 2023年1月21日閲覧。
- ^ “イングランドに罰金=「ハカ」対抗で違反行為-ラグビーW杯”. 時事通信 (2019年10月30日). 2019年10月30日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 公式ウェブサイト (英語)
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