コンテンツにスキップ

ジョージ・ヘンドリック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジョージ・ヘンドリック
George Hendrick
レイズでのコーチ時代(2011年9月14日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州ロサンゼルス
生年月日 (1949-10-18) 1949年10月18日(75歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
195 lb =約88.5 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 外野手
プロ入り 1968年 MLB二次ドラフト1巡目(全体1位)でオークランド・アスレチックスから指名
初出場 1971年6月4日
最終出場 1988年10月2日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
コーチ歴

ジョージ・アンドリュー・ヘンドリックGeorge Andrew Hendrick, 1949年10月18日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス出身の元プロ野球選手外野手)。右投右打。

経歴

[編集]

現役時代

[編集]

1968年1月のMLBドラフト1巡目(全体1位)でオークランド・アスレチックスから指名され入団。1971年6月4日にメジャーデビューを果たし、翌1972年にアスレチックスのワールドチャンピオンの一員となった。1973年開幕直前の3月24日レイ・フォッシー英語版ジャック・ハイドマン英語版とのトレードで、デーブ・ダンカン英語版とともにクリーブランド・インディアンスへ移籍。

インディアンスでは1976年までの4年間在籍し、1974年1975年にはオールスターゲームに選出された。1976年12月8日ジョニー・グラブ英語版フレッド・ケンドールヘクター・トーレス英語版の3選手とのトレードで、サンディエゴ・パドレスへ移籍し、1978年5月26日エリック・ラスムッセン英語版とのトレードで、セントルイス・カージナルスへ移籍。

カージナルスでは1980年1983年にそれぞれの年でシルバースラッガー賞[1]とオールスターに選出された。チームがワールドチャンピオンとなった1982年、チームの本塁打数67はペナントレースを制したチームとしては1950年以降で最少だった[2]。ヘンドリックはその中でチーム最多となる19本塁打104打点を記録。

1984年12月12日ピッツバーグ・パイレーツヘトレード移籍し、1985年8月2日カリフォルニア・エンゼルスへトレード移籍。1988年まで現役を続けた。

引退後

[編集]

引退後はカージナルス、エンゼルス、ロサンゼルス・ドジャースタンパベイ・レイズでコーチを務めた。

詳細情報

[編集]

年度別打撃成績

[編集]
















































O
P
S
1971 OAK 42 121 114 8 27 4 1 0 33 8 0 1 3 1 3 0 0 20 6 .237 .254 .289 .544
1972 58 129 121 10 22 1 1 4 37 15 3 2 2 2 3 0 1 22 3 .182 .205 .306 .511
1973 CLE 113 473 440 64 118 18 0 21 199 61 7 6 2 4 25 1 2 71 9 .268 .308 .452 .760
1974 139 534 495 65 138 23 1 19 220 67 6 4 0 5 33 4 1 73 17 .279 .322 .444 .767
1975 145 613 561 82 145 21 2 24 242 86 6 7 4 8 40 2 0 78 25 .258 .304 .431 .735
1976 149 611 551 72 146 20 3 25 247 81 4 4 1 8 51 6 0 82 16 .265 .323 .448 .771
1977 SD 152 607 541 75 168 25 2 23 266 81 11 6 1 2 61 8 2 74 9 .311 .381 .492 .873
1978 36 123 111 9 27 4 0 3 40 8 1 1 0 0 12 0 0 16 2 .243 .317 .360 .677
STL 102 417 382 55 110 27 1 17 190 67 1 0 1 4 28 1 2 44 9 .288 .337 .497 .834
'78計 138 540 493 64 137 31 1 20 230 75 2 1 1 4 40 1 2 60 11 .278 .332 .467 .799
1979 140 548 493 67 148 27 1 16 225 75 2 3 0 6 49 5 0 62 17 .300 .359 .456 .816
1980 150 613 572 73 173 33 2 25 285 109 6 1 1 4 32 9 4 67 14 .302 .342 .498 .840
1981 101 441 394 67 112 19 3 18 191 61 4 2 0 2 41 7 4 44 10 .284 .356 .485 .841
1982 136 568 515 65 145 20 5 19 232 104 3 2 1 14 37 8 1 80 13 .282 .323 .450 .773
1983 144 593 529 73 168 33 3 18 261 97 3 4 0 11 51 15 2 76 12 .318 .373 .493 .866
1984 120 479 441 57 122 28 1 9 179 69 0 2 0 5 32 2 1 75 13 .277 .324 .406 .729
1985 PIT 69 277 256 23 59 15 0 2 80 25 1 0 0 3 18 1 0 42 11 .230 .278 .313 .590
CAL 16 46 41 5 5 1 0 2 12 6 0 0 0 1 4 1 0 8 4 .122 .196 .293 .488
'85計 85 323 297 28 64 16 0 4 92 31 1 0 0 4 22 2 0 50 15 .215 .266 .310 .576
1986 102 317 283 45 77 13 1 14 134 47 1 1 4 3 26 5 1 41 11 .272 .332 .473 .806
1987 65 176 162 14 39 10 0 5 64 25 0 0 0 0 14 1 0 18 8 .241 .301 .395 .696
1988 69 139 127 12 31 1 0 3 41 19 0 1 1 3 7 1 1 20 2 .244 .283 .323 .605
通算:18年 2048 7825 7129 941 1980 343 27 267 3178 1111 59 47 21 86 567 77 22 1013 211 .278 .329 .446 .775
  • 各年度の太字はリーグ最高

表彰

[編集]

記録

[編集]

背番号

[編集]
  • 25 (1971年 - 1972年、1977年 - 1978年途中、1979年 - 1984年、1985年途中 - 1988年、1996年 - 1997年、2006年 - 2014年)
  • 20 (1973年 - 1974年)
  • 21 (1975年 - 1976年)
  • 27 (1978年途中 - 同年終了)
  • 15 (1985年 - 同年途中)
  • 24 (1998年 - 1999年)
  • 22 (2003年)

脚注

[編集]
  1. ^ 1980年は外野手、1983年は一塁手として選出。
  2. ^ “THE FANS SPEAK OUT”. Baseball Digest (United States: Lakeside Publishing Co) 61 (7): p. 7. (July 2002). ISSN 0005-609X. https://books.google.co.jp/books?id=-C0DAAAAMBAJ&pg=PA7&dq#v=onepage&q&f=false 2010年9月4日閲覧。. 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]