エキサイト
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒106-0047 東京都港区南麻布三丁目20番1号 Daiwa 麻布テラス4階 |
設立 |
2018年7月18日 (XTech HP株式会社)[1] |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 3010001193533 |
事業内容 | プラットフォーム事業、ブロードバンド事業、SaaS・DX 事業等を営むグループ会社の経営管理およびそれに附帯または関連する業務 |
代表者 | 代表取締役社長 西條晋一 |
資本金 | 1億円 |
発行済株式総数 |
3,896,540株 (2023年3月15日現在)[1] |
売上高 |
連結:71億3196万1000円 単独:2億8445万円 (2022年3月期)[2] |
営業利益 |
連結:3億9818万1000円 (2022年3月期)[2] |
経常利益 |
連結:4億797万6000円 単独:1379万1000円 (2022年3月期)[2] |
純利益 |
連結:3億4495万7000円 単独:1268万2000円 (2022年3月期)[2] |
純資産 |
連結:15億1178万円 単独:10億498万5000円 (2022年3月31日現在)[2] |
総資産 |
連結:42億4100万7000円 単独:52億8745万6000円 (2022年3月31日現在)[2] |
決算期 | 毎年3月31日 |
主要株主 |
CASK(株) 49,15% 西條晋一 21.88% ユナイテッド(株) 12.91% (株)DGベンチャーズ 3.23% (2023年3月15日現在) |
主要子会社 |
エキサイト(株) 100% iXIT(株) 100% |
外部リンク | https://www.excite-holdings.co.jp/ |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒106-0047 東京都港区南麻布三丁目20番1号 Daiwa 麻布テラス4階 |
設立 | 1997年8月4日 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 7010401089880 |
事業内容 | プラットフォーム事業、ブロードバンド事業SaaS・DX事業 |
代表者 | 代表取締役社長 西條晋一 |
資本金 | 1億円 |
売上高 |
71億3196万1000円 (2022年3月期)[2] |
営業利益 |
3億9818万1000円 (2022年3月期)[2] |
経常利益 |
4億797万6000円 (2022年3月期)[2] |
決算期 | 毎年3月31日 |
主要株主 | エキサイトホールディングス(株) 100% |
関係する人物 |
山村幸広(元社長) 今川聖(元社長) 手塚正純(元社長) |
外部リンク | https://info.excite.co.jp/ |
エキサイト株式会社(Excite Japan Co.,Ltd. )は、日本で検索エンジンやポータルサイト、ADSL・FTTHなどのブロードバンド接続サービスなどを展開する企業。出会い系サービスの「エキサイトフレンズ」や女性向けサービス「Woman.excite」、ブロードバンド接続サービス「BB.excite」などのサービスで知られる。
ポータルサイトのアレクサランキングでの順位は2020年12月12日現在、世界1774位、日本国内132位である[3]。
本項では、持株会社であるエキサイトホールディングス株式会社(Excite Holdings Co., Ltd.)についても記述する。
沿革
米Excite Inc.の日本法人として、1997年8月に設立。同年11月に日本から伊藤忠商事や伊藤忠テクノサイエンスなどが出資し、同年12月より日本語版の検索エンジンサービスの提供とインターネット広告の販売を開始。
1999年5月、At Home Corporationが1999年5月28日付でExcite Inc.を子会社化。
1999年11月、女性向けサイト「Woman.excite」を開始。12月、携帯電話向けサービスとして「エキサイト出会い」を開始(一年後に「エキサイトフレンズ」に改名[4])。
2000年7月、親会社が、合併により2000年7月1日にExcite Inc.からAt Home Corporationに変更。
2000年9月、「エキサイト翻訳」を開始。
2000年12月、大阪営業所を開設。
2001年6月、音楽情報サイト「エキサイトミュージック」を開始。
9月には親会社の@Home Networks(1999年にExcite Inc.を買収して子会社化する)が経営破綻し、2002年に伊藤忠商事らが@Home Networksが出資する全株式を買い取り、伊藤忠商事の子会社(90%)になる。日本を含むアジア全域における「Excite」ブランドと技術に関する権利も伊藤忠商事が取得し、エキサイトは伊藤忠商事からサブライセンスを受けて米国Exciteと独立した活動を行うことになる。
2002年1月にGoogleと提携して独自の検索エンジン開発から撤退し、ポータルサイト運営に注力する。8月にYahoo! BBの成功に触発されてブロードバンド接続サービス「BB.excite」開始。
2003年9月、女性のための高品質Webマガジン「Garbo(ガルボ)」を開始。
2003年10月、「エキサイト幸せ・恋愛結婚(現・エキサイト婚活)」開始。
2004年2月、「エキサイトブログ」開始。11月、株式をJASDAQに店頭公開。
2006年10月、レシピサイト「E-resipe」、動画共有サービス「エキサイトドガログ」開始。11月、神戸メンタルサービスと日本心理専門士協会と提携して心理カウンセラーの電話およびメールによるカウンセリングサービス「エキサイトカウンセラー(元エキサイトお悩み相談)」を開始。12月、Microsoft Windows Liveメッセンジャーにアイコンサービス「エキサイトマイコン」提供開始、世界のWiFiコミュニティプロジェクト「FON」を展開するフォン・ジャパンと業務提携。
2007年1月、音楽レーベル新会社「エキサイト・ミュージックエンタテインメント株式会社」設立。2月、携帯電話向けサービス「エキモバ」開始。4月、携帯電話向けAKB48公式サイト「AKB48 Mobile」開始、欧州で携帯電話向けSNS「mobikade(モビケイド)」開始。5月、マイクロブログサービス「エキサイトつぶろぐ」開始。6月、さいたまスーパーアリーナで「Excite Music Festival ’07」を開催しいきものがかり、大塚愛、CHEMISTRY、SEAMO、一青窈、HOME MADE 家族、Mihimaru GTが出演。7月、外国為替保証金取引事業(FX)進出のため子会社「エキサイトFX株式会社」設立。9月、「エキサイト電話占い」開始。11月、MMORPG「スペルボーン」の日本におけるパブリッシング独占権獲得。同11月、Skype社と業務提携。12月、ポータルサイト「エキサイト」運営10周年を迎える。
2008年1月、中川翔子オフィシャルファンコミュニティサイト「しょこ☆らんど」開始。2月、MMORPG「Age of Armor」開始。5月「エキサイトFX」開始。9月、さいたまスーパーアリーナで「Excite Music Festival ’08」を開催しいきものがかり、大塚愛、コブクロ、秦基博、FUNKY MONKEY BABYS、Aqua Timez、伊藤由奈、Every Little Thing、清水翔太、SEAMO、中島美嘉が出演。同7月試供品配布サイト「サンプルエキサイト」開始。同10月食料品ショッピングサイト「しょくこストアー」開始。
2009年2月、iOSアプリ「Excite Bit コネタ」「エキサイトism」「Garbo」開始。3月、パンとお菓子のレシピポータル「キッチン」開始。11月、無料イベント作成&参加ツール「SeeSoo」開始。
2010年1月、電子紙芝居サービス「くりっく劇場」開始。8月、地球の歩き方T&Eを持分法適用会社化。10月、ポータルサイト「Excite福井県版」開始。
2012年12月、フィリピンに子会社「EXCITE MEDIA SERVICES PH, INC.」設立。
2013年6月、インドネシアにシナルマスグループとともに関連会社「PT EXCITE INDONESIA」設立。
2015年7月、シンガポールに子会社「EXCITE APAC (SINGAPORE) PTE LTD.」設立。9月、インドネシアにて「PT CREATIVE VISIONS INDONESIA」を買収し子会社化。
2016年6月、格安SIMブランド「エキサイトモバイル」開始[5]。7月、20代女性向けメディア「ローリエプレス」開始。
2017年9月、「株式会社アリーナ・エフエックス(現・エキサイトワン株式会社)」を買収し子会社化。12月、12月、ポータルサイト「エキサイト」運営20周年を迎える。
2018年9月18日の15時をもって、独自のフリーメールサービスであるエキサイトメールを終了。
2018年10月24日にXTech HP株式会社による株式公開買付けが成立し、エキサイトは同年10月31日付でXTech HPの連結子会社となった[6]。同年11月27日付で東京証券取引所ジャスダック市場上場廃止となり、同年11月30日付で株式等売渡請求によりXTech HPの完全子会社となった[7][8][9]。
2020年8月1日付で、澤田ホールディングスが保有するiXIT全株式を取得し、iXITを連結子会社化[10]。
2020年10月1日付で、持株会社制へ移行。XTech HP株式会社はエキサイトホールディングス株式会社へ商号変更され、エキサイトとiXITはエキサイトホールディングスの子会社となった[11]。
2022年10月、「エキサイト翻訳」がサービス終了。[12]
エキサイトホールディングスは、2023年4月19日に東京証券取引所スタンダード市場へ株式を上場した[13]。
各種検索エンジン
2012年現在、先にも触れたとおりロボット型エンジンにYahoo Search Technology(YST)を使用しているが、これはWeb検索のみであり、画像検索には百度の検索エンジンを、動画検索にはWoopieの検索エンジンを利用している。
脚注
- ^ a b 新規上場会社概要 エキサイトホールディングス株式会社東京証券取引所
- ^ a b c d e f g h i 新規上場のための有価証券報告書エキサイトホールディングス
- ^ “excite.co.jp Competitive Analysis, Marketing Mix and Traffic - Alexa”. Alexa Internet. 2020年12月12日閲覧。
- ^ https://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2001/0531/excite.htm
- ^ “音声通話に対応した高速データ通信の格安SIMブランド「エキサイトモバイル」を開始”. PR TIMES. 2022年12月7日閲覧。
- ^ XTech HP 株式会社による当社株券に対する公開買付けの結果並びに親会社、その他の関係会社、主要株主である筆頭株主及び主要株主の異動に関するお知らせ エキサイト 2018年10月25日
- ^ 上場廃止等の決定:エキサイト(株) 東京証券取引所 2018年11月9日
- ^ XTech HP 株式会社による当社株式に係る株式売渡請求を行うことの決定、当該株式売渡請求に係る承認及び当社株式の上場廃止に関するお知らせ エキサイト 2018年11月9日
- ^ 当社株式の上場廃止のお知らせ エキサイト 2018年11月26日
- ^ 連結子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ 澤田ホールディングス 2020年7月27日
- ^ エキサイト、新経営体制のお知らせエキサイト 2021年1月21日
- ^ “エキサイト翻訳、サービス終了にTwitterで惜しむ声 「英訳→和訳→英訳」で変な文を作る遊びや珍訳の思い出も”. ねとらぼ. 2022年12月7日閲覧。
- ^ 東京証券取引所スタンダード市場への上場承認に関するお知らせエキサイトホールディングス 2023年3月15日