牛郎織女

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牛郎織女
Yoshitoshi - 100 Aspects of the Moon - 40-2.jpg
『銀河月』(月岡芳年『月百姿』)
各種表記
繁体字 牛郎織女
簡体字 牛郎织女
拼音 Niúláng Zhīnǚ
発音: ギュウロウショクジョ
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頤和園の長廊の彩絵(北京市)

牛郎織女』(ぎゅうろうしょくじょ)は、中国神話伝説であり、中国の民間説話の一つとされている。

概要[編集]

牽牛織女の伝説は後漢以降の文献に見える。『淮南子』俶真訓に「織女」の名が見え、班固『西都賦』には「左牽牛而右織女、似雲漢之無涯」という。

末の韓鄂『歳華紀麗』に引く後漢末の応劭風俗通』逸文には「織女は七夕の日にカササギを橋として河を渡らなければならない」といっている。

馮応京著『月令広義・七月令』の引くの殷芸『小説』には更に詳しく記されており、河東に住む天帝の娘である織女(織姫)が河西の牽牛郎(牛飼い、彦星)に嫁ぐことを許したが、嫁いだ後に機織りをやめたことで天帝の怒りを買い、河東に戻ることを強要、1年に1度だけ会うことを許した、と記されている。

登場人物[編集]

  • 織女
  • 牽牛郎
  • 天帝
  • 西王母

「古詩十九首」其十「迢迢牽牛星」[編集]

迢迢牽牛星
原文 書き下し文 通釈
迢迢牽牛星 迢迢たる牽牛の星 遙かなる牽牛の星
皎皎河漢女 皎皎たる河漢の女 白く輝く天の河の女
繊繊擢素手 繊繊として 素手を擢げ ほっそりと白い手をあげ
扎扎弄機杼 扎扎として 機杼を弄ぶ サッサッと機織りの杼を操る
終日不成章 終日 章を成さず 一日かけても模様は織りあがらず
泣涕零如雨 泣涕 零ちて雨の如し 涙は雨のごとく流れ落ちる
河漢清且浅 河漢は清くかつ浅し 天の河は清らかでしかも浅い
相去復幾許 相い去ること復た幾許ぞ 二人の距離もいったいどれほどのものか
盈盈一水間 盈盈たる 一水の間あり 端麗な織女は一筋の河に隔てられ
脈脈不得語 脈脈として語るを得ず 言葉を交わせずじっと見つめているばかり

関連ドラマと映画[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]