卒業 (尾崎豊の曲)

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卒業
(GRADUATION)
尾崎豊シングル
初出アルバム『回帰線
B面 「Scrambling Rock'n'Roll」
リリース
規格 12インチレコード
録音 ソニー信濃町スタジオ
ジャンル ロック
時間
レーベル CBSソニー
作詞・作曲 尾崎豊
プロデュース 須藤晃
チャート最高順位
尾崎豊 シングル 年表
はじまりさえ歌えない
1984年
卒業
(1985年)
DRIVING ALL NIGHT
(1985年)
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卒業」(そつぎょう)は、日本のミュージシャンシンガーソングライターである尾崎豊の4枚目のシングル

背景[編集]

アルバム『回帰線』の先行シングルで尾崎初の12インチシングル。

当時、尾崎の作品の詞の一部が過激とされ、「不良」のイメージを植え付けられる一方、若者から圧倒的に支持される。実際、当時の全国の中学校・高校で影響を受けた学生が歌詞の通り「夜の校舎 窓ガラス 壊してまわった」という[注 4]

尾崎自身、この曲によってマスメディアから『反抗する若者のカリスマ』、『十代の教祖』と呼ばれる事を嫌い、また影響を受けて窓ガラスを割った若者に対し「みんなが窓ガラスを割ったとかで自己表現をしていると聞き凄く罪の意識を感じる」「青少年の純粋な気持をコマーシャリズムやお金に代えられていくっていう危機感かな」と語っている[2]。繁美夫人は尾崎の死後「尾崎自身は(この曲を書いていた時は窓ガラスを)割らなかった」と語っている[3]

リリース[編集]

1985年1月21日CBSソニーより12インチレコードで、アルバム「回帰線」の先行シングルとしてリリース。

B面「Scrambling Rock 'n' Roll」は、未表記だがアルバム『回帰線』収録テイクと演奏・間奏が異なるアレンジである。このバージョンは2度CD化され、1995年発売『TEENBEAT BOX』内の「RARE TRACKS」のみ「12inch Version」と表記され収録。1999年復刻マキシシングルCD(後述)カップリングにも収録されるが、別アレンジである旨は表記されていない。

1989年に、CBS/SONYの設立20周年企画『Platinum Single SERIES』として8センチシングルCDでリリース。オリジナル12インチ盤のままCDシングル化された「DRIVING ALL NIGHT」と2枚同時発売。『卒業』『15の夜』を両A面でコンパイルしたレコード会社主導企画。このCDシングルジャケットは収録内容に合わせ、12インチ盤『卒業』ジャケットからカップリング曲(『Scrambling Rock 'n' Roll』)表記部分が除かれたものである。

1999年に12インチ盤内容を踏まえたマキシシングルCDを発売。シングルでの発売は3度目に加え、更に尾崎の既発アルバムに多数収録・発売された事もあり、このマキシシングルCDはセールス的に伸び悩んだ。ボーナス・トラックとして1991年10月30日代々木オリンピックプール第一体育館での事実上最終となったライブ・テイクを収録。

アートワーク[編集]

ジャケットデザインは田島照久が手掛けた。ジャケットは教科書をイメージしたものとなっている。

ミュージック・ビデオ[編集]

この曲で通算2作目のミュージック・ビデオが制作されている。監督は佐藤輝。

内容は、水中で衣服着用のまま藻掻く尾崎の映像をバックに、歌う姿、ピアノを弾く姿、松葉杖をついて歩く姿、衝撃的なラストシーンも含め様々な尾崎の姿が映る作品となっている。ビデオ『6 PIECES OF STORY』(1986年)に収録。

ライブ・パフォーマンス[編集]

ライブでの定番曲のひとつであり、ライブでは必ず尾崎がピアノを演奏していた[注 5]。晩年はサビの『卒業~♪』の部分をファンに歌わせるのが定番となっていた[注 6]

カバー[編集]

シングル収録曲[編集]

オリジナル盤[編集]

全作詞・作曲: 尾崎豊、全編曲: 西本明
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.卒業(GRADUATION)尾崎豊尾崎豊
2.Scrambling Rock'n'Roll (12inch Version)尾崎豊尾崎豊
合計時間:

1989年盤[編集]

全作詞・作曲: 尾崎豊、全編曲: 西本明。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.卒業(GRADUATION)尾崎豊尾崎豊
2.15の夜尾崎豊尾崎豊
合計時間:

1999年盤[編集]

全作詞・作曲: 尾崎豊、全編曲: 西本明。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.卒業(GRADUATION)尾崎豊尾崎豊
2.Scrambling Rock'n'Roll (12inch Version)尾崎豊尾崎豊
3.卒業 (Live Version)(GRADUATION)尾崎豊尾崎豊
合計時間:

スタッフ・クレジット[編集]

参加ミュージシャン[編集]

スタッフ[編集]

  • オリジナル版
    • 須藤晃 - プロデューサー
    • 助川健 - レコーディング、ミックス・エンジニア
    • 田島照久 - デザイン、アート・ディレクション、写真撮影
    • 大野邦彦 - セカンド・エンジニア
    • 大森正人 - セカンド・エンジニア
    • 宮田信吾 - セカンド・エンジニア
    • 津久間孝成 - セカンド・エンジニア
    • 森岡徹也 - セカンド・エンジニア
    • 太田安彦 - セカンド・エンジニア
    • 安部良一 - アシスタント・ディレクター
    • 田和一樹 - アシスタント・ディレクター
  • 卒業(Live Version)
    • 尾崎豊 - プロデューサー
    • 須藤晃 - コ・プロデューサー
    • 諸鍛治辰也 - レコーディング、ミックス・エンジニア
    • 笠井鉄平 - マスタリング・エンジニア
    • 中沢慎太郎 - アシスタント・ディレクター
    • 徳永陽一 - アシスタント・エンジニア
    • 田島照久(田島デザイン) - アート・ディレクション、デザイン、写真撮影
    • アイソトープ - エグゼクティブ・プロデューサー

リリース履歴[編集]

No. 日付 レーベル 規格 規格品番 最高順位 備考
1 1985年1月21日 CBSソニー 12inchEP 12AH1826 20位
1 1989年3月21日 CBSソニー 8センチCD 10EH-3248 8位 15の夜」との両A面
1 1999年11月25日 ソニー・ミュージックレコーズ 12センチCD 12AH1826 64位 「卒業 (Live Version)」収録

ライブ版[編集]

収録アルバム[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ オリジナル盤の順位
  2. ^ 8センチCD盤の順位
  3. ^ 12センチCD盤の順位
  4. ^ 当時だけではなく現代にも影響を与えている[1]
  5. ^ ライブでは1984年5月に新宿ルイードで初披露され、その後のすべてのライブツアーで歌われている。
  6. ^ 1987年の『TREES LINING A STREET TOUR』よりはじまり、1988年の『LIVE CORE』を除くすべてのライブツアーで行われた。

出典[編集]

  1. ^ “器物損壊:歌詞で思いついた…母校のガラス割る 小田原”. 毎日新聞. (2013年5月13日). オリジナルの2013年6月17日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20130617072210/http://mainichi.jp/select/news/20130514k0000m040055000c.html 2014年3月15日閲覧。 ※現在はインターネットアーカイブに残存
  2. ^ 日本テレビ系列「知ってるつもり?!」1997年4月13日放送分より
  3. ^ “尾崎豊さんは割らなかった…繁美夫人証言”. 日刊スポーツ. (2013年5月14日). オリジナルの2013年6月8日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20130608192302/http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20130514-1126845.html 2014年3月15日閲覧。 ※現在はテキスト部分のみインターネットアーカイブに残存
  4. ^ 12inch Versionが収録されている