レインボータウンエフエム放送

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レインボータウンエフエム放送株式会社
Rainbow Town FM Broadcasting Inc.
愛称

レインボータウンFM

Rainbowtown FM
コールサイン JOZZ3BF-FM
周波数/送信出力 88.5 MHz/20 W
本社・所在地
〒135-0016
北緯35度40分4.2秒 東経139度48分15.1秒 / 北緯35.667833度 東経139.804194度 / 35.667833; 139.804194座標: 北緯35度40分4.2秒 東経139度48分15.1秒 / 北緯35.667833度 東経139.804194度 / 35.667833; 139.804194
設立日 2003年3月5日
開局日 2003年7月21日
演奏所 東京都江東区木場1丁目5番9号 深川ギャザリア 北プラザ棟
中継局 なし
放送区域 江東区(臨海副都心を含む)及び中央区港区千代田区台東区墨田区江戸川区品川区のそれぞれの一部地域
ネット配信 SimulRadio
ListenRadio
公式サイト http://885fm.jp/

レインボータウンエフエム放送株式会社(レインボータウンエフエムほうそう)は、東京都江東区の一部地域を放送区域として超短波放送FM放送)をする特定地上基幹放送事業者である。

かつては「大江戸放送局」と称しており、現在でも会社概要の愛称欄にはそのように記載しているが、放送やHPなどではレインボータウンFMと呼称している。なお「大江戸」は、ワイド番組タイトルの冠として引き続き用いられている。

概説[編集]

深川地区などに見られる江戸文化と、臨海副都心などに見られる未来文化との融合を地域特性とし、「見せるラジオ/魅せるFM」を局コンセプトとして放送編成を行っている。また公式Webサイト上ではインターネットストリーミング放送をスタジオ内の映像とともに放送している。

開局前の1998年、関東電気通信監理局(現・関東総合通信局)に開局を申請したところ、「空き周波数がない」として一旦は却下された。しかし創業者が「江東区各地で昼夜にわたって混信しない周波数はあるはず」と79.2MHzを探し当て、再申請したところ、79.2MHzで問題がないと認められ開局するに至っている。

地上波テレビのアナログ放送終了に伴うガードバンド解消に伴い、2018年11月1日午前7時半に88.5MHzへ周波数変更と20Wへの出力増強を行った。それに伴って送信所を江東区役所本庁屋上に移転した[要出典]。また、出力増強に伴い、可聴エリアも拡大するとしている。

局の呼出呼称は「エフエムこうとう」であり、局名告知でも両方をアナウンスする。『レインボータウン』は当時東京都が東京臨海副都心(有明・青海地域擁する)を「レインボータウン」とPRしていたことに由来しているため、都の許可を得た。開局前は「DAIBA FM」という愛称案もあったほか、前述の周波数調査もなく通っていた場合はお台場パレットタウンにスタジオを設ける案もあったようだが、結果として当初は門前仲町に置かれることとなった。局の公式キャラクターはソウル・ジョージ。

地上波FM放送の他、ListenRadioでも配信している。その他YouTube Liveでも配信している[注釈 1]が、生放送のトーク部分のみであり、著作権の関係で音楽や録音素材は放送されない。また過去のライブ配信分はアーカイブ化されている。

スタジオ[編集]

木場スタジオ
2006年3月 - 2022年9月30日までのメインスタジオ。
東京都江東区木場1-5-9 深川ギャザリア北プラザ
豊洲スタジオ
2022年10月より使用開始。
東京都江東区豊洲5-11-8 ブランズタワー豊洲
アンフェリシオンスタジオ
サテライトスタジオ
東京都江東区亀戸1-43-22アンフェリシオン1F

いずれも屋外から放送の様子が見えるオープンスタジオとなっているのが特徴。ただし、建物の関係上放送時間以外は音声を出していないほか、豊洲スタジオは高層マンションの一角にスタジオがあり、住民への配慮から、音声を外に送出するシステムを備えていない。

沿革[編集]

  • 2003年平成15年)
    • 3月5日 - 設立
    • 7月21日 - 午前8時、周波数79.2MHzで開局。全国で166番目、東京都内では10番目の開局。開局の第一声は岩崎康雄[1]。当時は門前仲町赤札堂内「門仲スタジオ」がメインスタジオであった。
  • 2006年(平成18年)3月1日 - 深川ギャザリア・北プラザ内「木場スタジオ」にメインスタジオを移転。「門仲スタジオ」は閉鎖された。
  • 2007年(平成19年)日付不明 - 亀戸1丁目の結婚式場「アンフェリシオン」内に「アンフェリシオンスタジオ」完成。
  • 2018年(平成30年)11月1日 - 周波数を88.5MHzに変更、出力を10Wから20Wに増力。同時に正式に墨田区がサービスエリアに含まれている。
  • 2022年令和4年)10月1日 - 木場スタジオから移転する形で、豊洲5丁目のマンション「ブランズタワー豊洲」内「豊洲スタジオ」から放送開始。「木場スタジオ」は閉鎖。

主な番組[編集]

8時を起点に24時間放送を行っており[注釈 2]、平日の4本のワイドを主軸に構成。また、週替わりの番組を構成する枠が多いのも特徴。基本的に日曜深夜も休まず行うが、木場スタジオでは深川ギャザリア内の電気設備の点検が行われる際は0時~6時の間で停波を伴う中断の場合があった。豊洲スタジオの場合はブランズタワーの電気設備の点検が行われる際に9時~16時の間で停波を伴う中断の場合がある。

月 - 金[編集]

  • 大江戸ワイド
    • スーパーモーニング・スーパーイブニング(豊洲スタジオから生放送)
    • スーパーアフタヌーン(アンフェリシオンスタジオから生放送)※年末年始は豊洲スタジオから放送。また、現状では月・水は「Non Stop Music」にて対応
  • Radio JUKEBOX
    • (月)毎度おおきに福原さん
    • (火)まきレポ
    • (水)Ole! FC東京 CROSS - 2022年1月改編で「スーパーイブニング(木)」から枠移動。リピート放送を同日21:50から放送
    • (木)ハイブリッドマムGlobalDays
    • (金)東京成徳 チアラジ

月 - 木[編集]

  • おもいで歌謡うた物語
  • イレブンミュージック

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  • 元気de満タン!
  • ハッピーミチオパラダイス
  • 泉水いづみのねばる門には福来る【たかはぎFMにネット[注釈 3]
  • Wondeful Moon
  • 大江翔萌美のSORA-ヒトツノソラー
  • マッスル力也のなるほどぉ〜Monday!
  • 鈴木千佳子のこもれびカフェ

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[編集]

  • Stand by Me
  • 原めぐみのEN JOYトーク
  • 銀座ロイヤルサロン
  • Evening Station
    • ぺろりたいむ(第3週目。パッパラー河合ほか)
    • 森山栄治のこっそり聴いてくれないか!(第4週目。森山栄治ほか。源流は当局で放送された『*pnish*のパニックスタジオ』 で、森山は*pnish*の副リーダーでもある)
  • KIBA BREEZE!!!
  • 東京ミッドナイト
  • 植草美幸の恋愛・結婚相談

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  • Crystal ISM
  • SSCシェアハピラジオ
  • ふかがわ音Meguro
  • R-エンタメ倶楽部
  • ナイスクサテライト
  • Friday Hit Magic
  • 今西祐介のハロアル・レディオ
  • ミサトーナイト - 野澤美仁
  • SUPER MAGIC FRIDAY - 遊佐澄花、太田彩華ほか週替わり

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  • ラジラボZ!! - コタニキンヤ・合田明日佳
  • TOKYO MORE+
  • Weekend Fun!
  • 大江戸ワイド Super Saturday
  • HAPPY-GO-LUCKY
    • (第2週)加藤一華のときめきMixJuice - 金城成美が「プロゲスト」の名で毎回出演しており、実質「いっちー&なる(いちなる)」のレギュラー番組
    • (第4週)みケらじ - 我妻美月、野村ケンジ、森木玲奈
  • サタマニ♪ - 宮路一昭
  • EMOTIONAL BEAT
    • (第1週)野村義男の好きで何が悪い
    • (第2週・第4週)姫ラジ - 環みほほか
    • (第3週)田村直美の好きで何が悪い
    • (第4週)姫リアンズRadio - 環みほ、小島まゆみ、いわたまあり、アポロン山崎
  • ミュージック・デリバリーDX
  • ミュージックテラス★WANTED★!!!

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区政番組[編集]

  • ラジオこうとう(月・19:00 - 19:05(防災・安全一口メモ)、水・19:00 - 19:10[注釈 6]、木・19:00 - 19:10(水曜の再放送)、日・ 10:00 - 10:20)- 月・水・木は「大江戸ワイド スーパーイブニング」に、日は「大江戸情報局」に内包。
  • こうとう・すみだCITYインフォ - 平日の大江戸ワイドシリーズにそれぞれ内包

深夜・早朝「朝までNon Stop Music」[編集]

  • 月の23:15、火の23:30、水・木の23:20、金・土・日の23:00から翌朝8:00まで、独自に音楽を放送(開始前にコールサインを挿入)。なお、2019年3月までは「朝まで音楽 Non Stop Music」として有線ブロードネットワークス配信の音楽を毎日ジャンル別に再送信していた。
  • リスラジなどのサイマル放送サービスでは2021年3月まで聴取不可能であったが、2021年4月より「放送休止中(災害時特別放送)」という扱いとなり、当該枠も聴取可能となっている。
  • その他、週替わり番組枠が止む無く空きになる場合などにも同様の編成を組むことがある。

ニュース・お出かけ情報・緊急放送[編集]

  • ニュースは読売新聞ニュース。大江戸ワイドシリーズでそれぞれ放送される。
  • お出かけ情報は大江戸ワイドスーパーモーニング、スーパーアフタヌーン内で放送される鉄道運行情報。ただし、この名義がなくても生放送番組やステーションブレイクの合間を縫って適宜挿入されることがある。
  • 緊急放送時は内容が変更されるほか、緊急地震速報が吹鳴した場合は東京地区でなくても挿入され、緊急報道体制へ移行する。

Rainbowtown Power Play[編集]

  • 通称「RPP」。毎月3曲程度を制定し、5分番組として月~木の19:55から放送。

放送終了[編集]

  • あびら屋→ぐらび屋→かりーね。(2012年4月〜)
  • 担童連 古藤一聡の頑張ろうぜ!日本
  • すぎはら美里のガールズミリタリー
  • SAMURAI SUNDAY
  • プロレスリングWAVE〜ゴールデン5GONG!〜
  • マイケル・リューの大航海時代
  • 柳家喬の字の江東GOEN隊
  • 小山田将のシネマサプリ
  • 飯田里穂のミュージックサプリ
  • 松本愛理とその仲間たち
  • 東京スカイラジオ
  • 一色進のGO→ST海賊放送局
  • 大江戸探偵団
  • 火曜BEAST!!!!!!「じゃけ〜しょん。」 - 寺本莉緒
  • 新・奄美へシンクロせよ![注釈 7] - エフエムたつごう、エフエムうけんは同日90分遅れネット、せとラジでも遅れネット[注釈 8]。月に1度、エフエムたつごう制作分をネット受け。(2021年9月末で終了)
    • 阪井あかねのラジオの時間
    • ガールズトーク〜MC×2のやりたいこと〜 - 秦瑞穂犬童美乃梨池山智瑛山本愛莉、海里
    • ラララ〜♪Tuesday(第2週) - 七海なな、色紙実優、波妃美咲、森岳亜弥、尾崎茜、福田千穂
    • つじかりん江益凛の楽屋ラジオ
    • きらきらジョイフルTIME
    • ぺろりたいむ
    • 森山栄治のこっそり聴いてくれないか! - 第4週目。森山栄治ほか。源流は当局で放送された『*pnish*のパニックスタジオ』 で、森山は*pnish*の副リーダーでもある。
    • TOKYO12 レインボー - 木幡ケンヂと廣山あみによるFC東京応援コーナー
    • 平塚千瑛 今夜もおしょうしな - 第1週目。2023年8月1日開始。エフエム山形と実質共同制作。番組自体は7月スタートであるが山形で放送した後に再放送されるため。
    • レノるーむ

主なパーソナリティ[編集]

過去に出演したパーソナリティ[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ かつてはUSTREAMであったが変更。
  2. ^ ウェブサイト上では0時、タイムテーブルでは7時を起点とした表記となっているが、終夜の音楽放送が終わって番組が切り替わるのが8時のためそれに基づく。
  3. ^ 『泉水いづみのねばる門には福來る〜東京発信茨城大陸〜』に改題.。再放送あり
  4. ^ 2023年7月に単発で担当後、8月からレギュラー就任
  5. ^ 2021年2月末をもって放送休止のため一旦ネット離脱。
  6. ^ 2019年3月までは18:00-18:10
  7. ^ 牧岡奈美と倉橋喜美子のSynchronize to Amami』『牧岡奈美と倉橋喜美子の奄美へシンクロせよ』を改題。牧岡・倉橋のほかにも多くの奄美出身シンガーが登場する。
  8. ^ エフエムせとうちも同日同時ネットをおこなっていたが、2021年2月末をもって放送休止のため一旦ネット離脱。2022年4月に開局したせとラジで瀬戸内町でのネットを再開しているが、放送時間は不明

出典[編集]

  1. ^ GEORGE'S EYE
  2. ^ a b c 宮路一昭・YOFFY(サイキックラバー)・大橋歩夕 対談 「Satueday Maniac Radio/サタマニ♪」”. エキサイトアニメニュース. エキサイト. 2012年5月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年4月18日閲覧。
  3. ^ a b 「宮本佳那子x高橋秀幸の生っちゃライブ♪ショー」記者会見レポ”. アニメイトTV. アニメイト. 2012年4月18日閲覧。

外部リンク[編集]