モリマン
モリマン MORIMAN | |
---|---|
メンバー |
ホルスタイン・モリ夫 種馬マン |
結成年 | 1994年8月 |
事務所 | 吉本興業札幌事務所 |
活動時期 | 1995年 - |
出身 | 銀座7丁目劇場 |
出会い | 札幌の雑貨屋 |
現在の活動状況 | テレビ・ライブなど |
ネタ作成者 | ホルスタイン・モリ夫 |
現在の代表番組 | 映女と音女とユリコ |
過去の代表番組 |
慢性吉本炎 マンブー! |
同期 |
ガレッジセール タカアンドトシ 佐藤哲夫(パンクブーブー) 次長課長 野性爆弾 ブラックマヨネーズ 徳井義実(チュートリアル) アンタッチャブル 豊本明長(東京03) スピードワゴン ダイノジ ワッキー貝山など |
公式サイト | 公式プロフィール |
モリマンは、吉本興業札幌支社に所属する日本の女性お笑いコンビ。
メンバー[編集]
略歴[編集]
- 東京で古着屋を経営したいと考えていたホルスタイン・モリ夫が、高円寺で古着屋の店長をしていたことのある種馬マンと行きつけの雑貨屋で出会い、店を出す協力をしてもらえることになったため家出して上京[2]。
- 種馬マンの提案で1994年に吉本興業東京本社のオーディションを受け合格。モリ夫はそれまで『イカ天』と憧れの野沢直子の出演番組程度しかテレビを見ておらず、漫才とコントの二種類があることすら知らないほどお笑いの知識はなかった。銀座7丁目劇場で初舞台を踏む(誤解されがちだが、札幌吉本でデビューしたわけではなく東京でのデビューである)。コンビ名の由来は「読んで字の通り」。初めてのネタは「不良少女と呼ばれて」というコントで、勢いだけで演じたところ大ウケしたという[2]。その後は渋谷公園通り劇場で史上最多動員を記録したり、当時ブームだったコギャルから支持を集めたりした[2]。
- 1990年代半ばにフジテレビ『タモリのボキャブラ天国』(キャッチコピーはダーティー・プレイメイト)に出演したことで一気に知名度が上昇。1997年にはロンドンブーツ1号2号と担当した『マンブー!』(TBS)で初冠番組を獲得した。当時は女性芸人が少なく、「汚れ仕事」を一手に引き受けて過労気味になったことに加え、番組以外の打ち上げの場でも屈辱的ないじられ方をされたり、芸人仲間だけではなくスタッフや社員からもたびたびハラスメントを受け続けて我慢がならなくなったため、1998年頃に地元北海道に拠点を移し、よしもとクリエイティブ・エージェンシー札幌事務所に移籍[3]。東京での芸人生活は正味3年半程度だった[2]。
- その後はローカルタレントとして番組のレポーターや定期ライブ「笑道」のMCなどをする。その傍ら、モリ夫は『志村&鶴瓶のあぶない交遊録』のナインティナインとの元祖英語禁止ボウリング対決や『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』での「山崎 VS モリマン」企画など年に数度は全国ネットの番組に顔を出していた。
- 2007年9月1日、プロレス666新木場大会にモリ夫が参戦。バカ社長の爆竹に火を放つなど、勝利に貢献した。
- モリ夫は、2014年よりすすきのでスナックを経営。過去にはペットグッズショップを経営していたが、5年で2000万円の赤字を作って閉店した[4]。
芸風[編集]
ネタは主にショートコントで下ネタを大幅に含み、股間に両手をあてて腰を動かしながら「モ~リモリモリマンマンマン」と歌うブリッジを挟む。舞台の上での放送禁止用語の連発、モリ夫による夜間ライブや番組収録中での下半身の露出でメーテルをもじった「ミェーテル」ネタなど、一時期は下劣さにおいて吉本は勿論、お笑いタレントとしても群を抜く過激さだった。放送を見たモリ夫の母親が激怒し、電話で娘を詰問したこともある[5]。
下ネタをメインにするきっかけとなったのは、銀座7丁目劇場で女性芸人初の単独ライブをしたいと支配人に相談したところ1週間で10の新ネタを書くように命じられ、切羽詰まって手を出したことだという[2]。
エピソード[編集]
- 東京時代は東京吉本の女性芸人のリーダー的存在で森三中、まちゃまちゃ、椿鬼奴などが強く慕っていた。オアシズなど他事務所の女性芸人との交友も深かった。
- 雨上がり決死隊(2021年に解散)と誕生日が同じ(マンは2歳上の蛍原徹と、モリ夫は3歳上の宮迫博之と)。
- モリ夫は、すでに全国ネットから身を引いてしばらく経っていた2015年度になって突如、吉本ぶちゃいくランキングの8位にランクインした。
- 1996年に「あなたまかせのゆう子だから」でCDデビューをしたが、福岡県を拠点とするグループ「パンダ・モンキーズ」のカバーであるため地元の札幌ではなく中洲が舞台となっている。
出演[編集]
現在の出演番組[編集]
過去の出演番組[編集]
- DABO銀(テレビ朝日)
- 急性吉本炎(TBS)
- マンブー!(TBS)
- 加トちゃんマチャミのお台場CHA・CHA!!(フジテレビ)
- ここがヘンだよ日本人(TBS)
- ビバ!パークゴルフ(テレビ北海道)
- モリマンのこれやります(北海道テレビ放送)
- ビーラック!(北海道文化放送)
- 激突!ニシン商店街(北海道文化放送)
- YASUのえき☆スタ@noon(北海道文化放送)
- 着信××(テレビ東京)
- ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!(日本テレビ)
- 志村&鶴瓶のあぶない交遊録(テレビ朝日)※モリ夫のみ
- よしもと笑いの缶づめ(北海道文化放送)
- ビタミンTV(北海道放送)
- 人志松本の○○な話(フジテレビ)
- のりゆきのトークDE北海道(北海道文化放送)
- どぉーだ!Presents タカトシ牧場(北海道文化放送)
- まるごと体感!デジタルライフ(NHK北海道)
- 銀玉の魂(テレビ北海道)※モリ夫のみ
- AKBINGO!(日本テレビ)※モリ夫のみ
- そうだ旅(どっか)に行こう。(テレビ東京)
- タカアンドトシのどぉーだ!(北海道テレビ放送)
- にちよるなま NOWOOO!(北海道文化放送)
- フルーツアプリ女学園(北海道文化放送)
- さあ!トークだよ(北海道文化放送)
- 解決!ナイナイアンサー(日本テレビ)
- 吉沢明歩の全力サラリーマンKO(北海道文化放送)
- 映女と音女と福男(北海道文化放送)
- 土曜プレゼンアワー(北海道文化放送)
- 映女と音女とユリコ(北海道文化放送)
- モリマン・スキンヘッドカメラの数打ちゃ当たる. OH MY ○○(ピー)GOD!(三角山放送局)
- 発見!タカトシランド(北海道文化放送)
CM[編集]
- スターフォックス64
- 軽自動車館(北海道ローカル。モリ夫のみ)
映画[編集]
- 難波金融伝ミナミの帝王10「堕ちる女」
関連項目[編集]
脚注[編集]
- ^ バイトがあって今がある アルキタ
- ^ a b c d e 千央, 西澤. “90年代を駆け抜けた女芸人モリマン・モリ夫が語る「なぜ過激な下ネタで勝負したのか」 | 女芸人の今”. 文春オンライン. 2020年11月15日閲覧。
- ^ 「居酒屋で全裸にされた」。あまりにも酷い、モリマン・モリ夫への仕打ち。
- ^ 千央, 西澤. “「周囲は『顔が優しくなった』と。でも…」過激女芸人・モリ夫の東京での“唯一の心残り” | 女芸人の今”. 文春オンライン. 2020年11月15日閲覧。
- ^ Love Piece Club 小間使いの日記 インタビュー
- ^ ゲストの大久保佳代子がアンケートでモリマンに会いたいと書いていたため。
外部リンク[編集]
- 吉本興業株式会社 芸人プロフィール | モリマン
- モリマン モリ夫 (@morimanmorio) - Twitter
- 「モリマン 種ちゃんのビバリーヒルズに憧れて」 - ウェイバックマシン(2019年11月1日アーカイブ分) 公式ブログ
- 「種馬マンのマンポールチャンネル」 - YouTubeチャンネル 種馬マン
- 「アリモリキャンプ」 - YouTubeチャンネル ホルスタイン・モリ夫 ゴールデンルールズ ありちゃんとの共同チャンネル