エイウォ語

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エイウォ語
リーフ諸島語、グニヴォ語
話される国 ソロモン諸島の旗 ソロモン諸島
地域 リーフ諸島英語版
話者数 8千400人(1999年)[1]
言語系統
オーストロネシア語族
表記体系 ラテン文字[1]
言語コード
ISO 639-1 なし
ISO 639-3 nfl
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エイウォ語(エイウォご、Äiwo, Äiwoo)とは主にソロモン諸島リーフ諸島英語版で話されている言語である。リーフ諸島語(リーフしょとうご、英語: Reef Islands)やグニヴォ語(グニヴォご、Gnivo)と称される場合もある。

分類[編集]

資料によってはパプア諸語東パプア言語門、リーフ・サンタクルーズ言語科、エイウォ(I)下位言語科に属するとしているものも存在する[2]が、Ethnologue第18版やGlottolog 2.7では右表の様にオーストロネシア語族大洋州諸語に分類されている。1976年の時点では他のリーフ諸島・サンタクルーズ諸語 (en と共にオーストロネシア語族とパプア諸語の言語混合の典型例であるとする向きもあった[3]

音韻論[編集]

文法[編集]

代名詞[編集]

人称代名詞は以下の通りである。双数形の他、一人称包括形にのみ三数形(: trial)が存在するのが特徴である。

人称代名詞一覧[4]
単数 双数 三数 複数
一人称 包括 iu iu-dyi iu-dele iu-de
排除 iu-ngole - iu-ngo
二人称 iu-mu iu-mile - iu-mi
三人称 i-na iu-dyile - iu-dyi

統語論[編集]

語順[編集]

語順SVO型である[5]

脚注[編集]

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  1. ^ a b Lewis et al. (2015).
  2. ^ アシャーら(2000)。
  3. ^ 崎山(1996:38)。
  4. ^ 崎山(1996:42)。
  5. ^ Dryer (2013).

参考文献[編集]

  • R. E. アシャー、クリストファー・マーズレイ 編、土田滋、福井勝義 日本語版監修、福井正子 翻訳『世界民族言語地図』東洋書林、2000年。ISBN 4-88721-399-9
  • Dryer, Matthew S. (2013) "Feature 81A: Order of Subject, Object and Verb". In: Dryer, Matthew S.; Haspelmath, Martin, eds. The World Atlas of Language Structures Online. Leipzig: Max Planck Institute for Evolutionary Anthropology. http://wals.info/. 
  • Hammarström, Harald; Forkel, Robert; Haspelmath, Martin et al., eds (2016). “Ayiwo”. Glottolog 2.7. Jena: Max Planck Institute for the Science of Human History. http://glottolog.org/resource/languoid/id/ayiw1239. 
  • "Äiwoo." In Lewis, M. Paul, Gary F. Simons, & Charles D. Fennig, eds. (2015). Ethnologue: Languages of the World (18th ed.). Dallas, Texas: SIL International.
  • 崎山理「複合的な言語状況」 秋道智彌関根久雄田井竜一 編『ソロモン諸島の生活誌―文化・歴史・社会』明石書店、1996年、36~48頁。ISBN 4-7503-0795-5

関連書籍[編集]

  • Wurm, S. A. (1976). "The Reef Islands-Santa Cruz Family". In S. A. Wurm (ed.) Austronesian Languages. Pacific Linguistics C-39. Canberra: The Australian National University.

外部リンク[編集]