A

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Aは、ラテン文字アルファベット)の1番目の文字。小文字は aギリシャ文字Α(アルファ)に由来し、キリル文字Аに相当する。

字形[編集]

大きく分けて3つの字形が使われる。

  1. 三角形の左辺と右辺が下にのびた形であり、大文字に使われる。
  2. 丸の右に縦に接線を付けた形であり、多く小文字に使われるが、大文字の筆記体でこの字形を使うことがある。またフラクトゥールでは\mathfrak{A\ a}のようである。
  3. 2の変形として、接線を上に延ばして左に曲げて折り返した形がある。この形は多く小文字印刷書体に使われる

歴史[編集]

牛の角を逆にした形に由来する。

呼称[編集]

音素[編集]

この文字が表す音素は原則として[a]非円唇前舌広母音)もしくは[ɑ]非円唇後舌広母音)、またはその類似音である。

  • 英語では大母音推移の結果、特に強勢が置かれた場合短音は[æ]、長音は[eɪ]となることが多い。
  • ハンガリー語では[ɒ]円唇後舌広母音)だが、á は非円唇前舌広母音の長音[aː]である。
  • フランス語では an または am に他の子音が続くとき、または語末でやや円唇化した[ɑ̃](非円唇後舌広鼻母音)になる。
  • ベトナム語では[aː]である。短音はĂ, ăとかく。
  • 日本語のローマ字表記ではア段の母音に用いる。
  • 朝鮮語のローマ字表記では母音ㅏを示す。また、ㅐ、ㅑ、ㅒ、ㅘ、ㅙもae,ya,yae,wa,waeとaを含む綴りとなる。

Aの意味[編集]

学術的な記号・単位[編集]

その他の記号[編集]

商品名・作品名[編集]

  1. FR世代のセリカカリーナ/コロナスープラを意味する車両識別記号。(例:TA22、AA63、JZA80)
  2. トヨタ・A型エンジン、またはそれを搭載していることを表す。(例:AE86、AT210)

符号位置[編集]

大文字 Unicode JIS X 0213 文字参照 小文字 Unicode JIS X 0213 文字参照 備考
A U+0041 1-3-33 A
A
a U+0061 1-3-65 a
a
半角
U+FF21 1-3-33 A
A
U+FF41 1-3-65 a
a
全角
U+24B6 Ⓐ
Ⓐ
U+24D0 1-12-33 ⓐ
ⓐ
丸囲み
🄐 U+1F110 🄐
🄐
U+249C ⒜
⒜
括弧付き
U+1D2C ᴬ
ᴬ
U+1D43 ᵃ
ᵃ
上付き文字
𝐀 U+1D400 𝐀
𝐀
𝐚 U+1D41A 𝐚
𝐚
太字
𝐴 U+1D434 𝐴
𝐴
𝑎 U+1D44E 𝑎
𝑎
イタリック体
𝑨 U+1D468 𝑨
𝑨
𝒂 U+1D482 𝒂
𝒂
イタリック体太字
𝒜 U+1D49C 𝒜
𝒜
𝒶 U+1D4B6 𝒶
𝒶
筆記体
𝓐 U+1D4D0 𝓐
𝓐
𝓪 U+1D4EA 𝓪
𝓪
筆記体太字
𝔄 U+1D504 𝔄
𝔄
𝔞 U+1D51E 𝔞
𝔞
フラクトゥール
𝔸 U+1D538 𝔸
𝔸
𝕒 U+1D552 𝕒
𝕒
黒板太字
𝕬 U+1D56C 𝕬
𝕬
𝖆 U+1D586 𝖆
𝖆
フラクトゥール太字
𝖠 U+1D5A0 𝖠
𝖠
𝖺 U+1D5BA 𝖺
𝖺
サンセリフ
𝗔 U+1D5D4 𝗔
𝗔
𝗮 U+1D5EE 𝗮
𝗮
サンセリフ太字
𝘈 U+1D608 𝘈
𝘈
𝘢 U+1D622 𝘢
𝘢
サンセリフイタリック
𝘼 U+1D63C 𝘼
𝘼
𝙖 U+1D656 𝙖
𝙖
サンセリフイタリック太字
𝙰 U+1D670 𝙰
𝙰
𝚊 U+1D68A 𝚊
𝚊
等幅フォント
記号 Unicode JIS X 0213 文字参照 名称
U+1D00 ᴀ
ᴀ
LATIN LETTER SMALL CAPITAL A
🄰 U+1F130 🄰
🄰
SQUARED LATIN CAPITAL LETTER A
🅐 U+1F150 🅐
🅐
NEGATIVE CIRCLED LATIN CAPITAL LETTER A
🅰 U+1F170 🅰
🅰
NEGATIVE SQUARED LATIN CAPITAL LETTER A
U+2090 ₐ
ₐ
LATIN SUBSCRIPT SMALL LETTER A

他、EBCDIC では、「A」は 193 で表され、「a」は 129 で表される。

関連項目[編集]