笠岡駅

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笠岡駅
駅舎
かさおか
Kasaoka
JR-W10 里庄 (4.7 km)
(7.1 km) 大門 JR-W12
地図
所在地 岡山県笠岡市笠岡2493
北緯34度30分18.00秒 東経133度30分17.40秒 / 北緯34.5050000度 東経133.5048333度 / 34.5050000; 133.5048333座標: 北緯34度30分18.00秒 東経133度30分17.40秒 / 北緯34.5050000度 東経133.5048333度 / 34.5050000; 133.5048333
駅番号 JR-W11
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 W 山陽本線
キロ程 187.1 km(神戸起点)
電報略号 カサ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
3,376人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1891年明治24年)7月14日
備考 直営駅[1]
みどりの券売機プラス設置駅
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ホーム
駅前ロータリー

笠岡駅(かさおかえき)は、岡山県笠岡市笠岡にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線である。駅番号はJR-W11

山陽本線では岡山県最西端である。

歴史

駅構造

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅。駅舎は単式ホームの1番のりば側にあり、島式ホームの2・3番のりばへは跨線橋で連絡している。跨線橋には、エレベータが設置されている。北口(正面)はあるがその他の出入口はない。 駅南側へ出るには、北口を出てすぐ(右手側)の通りを進んだ先にある地下道を通ると、南側に出られる。

直営駅[1]で、ICOCAが利用可能(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。

のりば

のりば 路線 方向 行先 備考
1 W 山陽本線 上り 倉敷岡山方面  
2・3 下り 福山尾道広島方面 広島方面は糸崎で乗り換え
  • 上り本線は1番のりば、下り本線は3番のりばで、2番のりばは上下共用の待避線(中線)である。

駅構内の施設

利用状況

1日の平均乗車人員は以下の通りである[5]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1999 4,237
2000 4,010
2001 3,906
2002 3,769
2003 3,773
2004 3,780
2005 3,846
2006 3,834
2007 3,832
2008 3,835
2009 3,661
2010 3,690
2011 3,700
2012 3,697
2013 3,749
2014 3,623
2015 3,618
2016 3,692
2017 3,633
2018 3,568
2019 3,376

駅周辺

北側(正面口)

南側

バス路線

北側(正面口)

のりば番号 路線番号[6]・路線名 行先・方面など 備考
1 西廻り(右回り)今井循環線 笠高入口・今井小学校前・富岡 平日のみ運行
東廻り(左回り)今井循環線 笠岡港・富岡・今井小学校前 平日のみ運行
笠岡矢掛線 笠高入口・追分・吉田・新山小田東・東川面・井原線矢掛駅・矢掛(小林)  
大井ハイランド経由尾坂線 笠高入口・追分・大井南三丁目・吉田・尾坂上 平日のみ運行
2 笠岡井原線 笠高入口・追分・山王口・井原駅・井原バスセンター・井原市民病院  
3 2-4 笠岡福山線 笠岡市民病院前・吉浜・篠坂・坪生・浦上・広尾・奈良津・福山駅前 平日のみ運行
笠岡広東線 笠岡市民病院前・大井ハイランド西・入田農協・広東  
右回り城見循環線 笠岡市民病院前・笠岡総合スポーツ公園前・茂平東・城見台団地・生江浜西  
左回り城見循環線 生江浜西・城見台団地・茂平東・笠岡総合スポーツ公園前・笠岡市民病院前  
笠岡矢掛線・笠岡井原線 笠岡市民病院 平日のみ運行
4 大島線 笠岡港・市民会館・竹喬美術館前・大島小学校・竹田・乗時 平日のみ運行
右回り(外浦)神島循環線 笠岡港・市民会館・竹喬美術館前・カブトガニ博物館神島外浦・寺間排水機場  
左回り(見崎)神島循環線 笠岡港・市民会館・竹喬美術館前・カブトガニ博物館・寺間排水機場・見崎・御手洗池・神島外浦  
美の浜線 笠岡税務署前・市民会館・竹喬美術館前・美の浜バスターミナル  
美の浜線 笠岡税務署前・市民会館・竹喬美術館前・美の浜バスターミナル・カブトガニ博物館・道の駅笠岡ベイファーム 季節運行
大島中デマンドタクシー コムプラザ笠岡・正頭中・乗時・松尾 予約制乗合タクシー
火曜・木曜・土曜のみ運行(祝日は運休)
尾坂デマンドタクシー 追分・よしだ歯科前・JA倉敷かさや北前・尾坂上 予約制乗合タクシー
月曜・金曜のみ運行(祝日は運休)

当駅から里庄方面に路線バスで進むことは不可能である。東海道・山陽本線沿線で次に路線が途切れるのは彦根-米原である[7]

その他

  • プラットホーム上屋の支柱の一部に、双頭レールが用いられている。また、かつては軽便鉄道の井笠鉄道が井原市まで伸びており、1番線の北側のホームを使用していたが1971年(昭和46年)に廃止された。
  • 当駅と大門駅との間の笠岡市吉浜付近に新駅設置構想があるがしばらく進展はない。両駅間の距離は7.1kmである[8]
  • 2009年(平成21年)3月のダイヤ改正までは当駅で快速「サンライナー」が普通列車と緩急接続を行っていたため、「サンライナー」利用の上で尾道・三原方面へ向かうには、ホーム移動を伴う福山駅で乗り換えるよりも、同一平面上で接続する当駅で乗り換えた方が便利であった(「サンライナー」の大半が岡山方面行きホーム(6番乗り場)に直接入線して折り返すため)。一時前述のように当駅での緩急接続がなくなり、一部の列車が終点の福山駅で緩急接続を行う形となったため、同駅にてホーム移動を伴う乗り換えが強いられる形となっていた。その後、2017年(平成29年)3月のダイヤ改正で一部の「サンライナー」と普通列車の緩急接続が復活したが、2022年(令和4年)3月のダイヤ改正で「サンライナー」そのものが廃止された。

隣の駅

西日本旅客鉄道
W 山陽本線
里庄駅 (JR-W10) - 笠岡駅 (JR-W11) - 大門駅 (JR-W12)

かつて存在した路線

井笠鉄道
本線
笠岡駅 - 鬮場くじば

脚注

  1. ^ a b c JR西労組岡山地本ニュース”. JR西労組岡山地本. 2021年12月25日閲覧。
  2. ^ "山陽線運行管理システムの使用開始について" (Press release). 24 March 2016. 2021年12月25日閲覧
  3. ^ 岡山支社2022年度秋施策を提案” (PDF). 国鉄労働組合岡山地方本部 (2022年7月9日). 2022年7月13日閲覧。
  4. ^ a b 笠岡駅 駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2022年9月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月16日閲覧。
  5. ^ 出典:岡山県統計年報
  6. ^ 路線番号導入のおしらせ(福山地区)” (pdf). 鞆鉄道株式会社 (2017年4月5日). 2018年9月14日閲覧。
  7. ^ 東近江市鳴谷でも数分の徒歩が必要
  8. ^ 笠岡市 都市計画マスタープラン 第4編第2節 Page75 (PDF)

関連項目

外部リンク