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白金台駅

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白金台駅
1番出入口
しろかねだい
Shirokanedai
◄N 01・I 01 目黒
(1.3km)
白金高輪 N 03・I 03►
(1.0km)
所在地 東京都港区白金台四丁目5-10
北緯35度38分16.4秒 東経139度43分34秒 / 北緯35.637889度 東経139.72611度 / 35.637889; 139.72611座標: 北緯35度38分16.4秒 東経139度43分34秒 / 北緯35.637889度 東経139.72611度 / 35.637889; 139.72611
駅番号 N 02I 02
所属事業者 東京地下鉄(東京メトロ)
東京都交通局(都営地下鉄)
所属路線 N 東京地下鉄南北線**
I 都営地下鉄三田線**
キロ程 1.3 km(目黒起点)
電報略号 カネ(東京地下鉄)
金(東京都交通局、駅名略称)
駅構造 地下駅
ホーム 2面2線(共用)
乗降人員
-統計年度-
(東京地下鉄)15,372*人/日
(東京都交通局)9,426人/日
-2009年-
開業年月日 2000年平成12年)9月26日
備考 共同使用駅(東京地下鉄管理)
* 直通連絡人員含む
** 目黒 - 白金高輪間は両線の共用区間(東京都交通局は第二種鉄道事業)
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2番出入口(2007年4月22日)
改札口(2005年4月6日)
1番線ホーム(2008年12月9日)

白金台駅(しろかねだいえき)は、東京都港区白金台四丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)・東京都交通局都営地下鉄)の共同使用駅であり、駅業務は東京メトロが行う。明治学院大学の最寄駅。

駅番号は東京メトロがN 02、都営地下鉄がI 02である。

利用可能な鉄道路線

  • 東京地下鉄(東京メトロ)
  • 東京都交通局(都営地下鉄)

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地下駅。南北線においてこの形態のホームを有するのは当駅と王子神谷駅のみである。当駅は東京メトロ南北線・都営三田線の2路線が駅設備・線路を共用しているが、施設の保有は東京メトロとなっている。

当駅は着脱式三連型駅シールド工法という特殊な工法で施工され、ホーム部分の大半はシールドマシンによって掘られ、ホーム両端部のみ縦穴を掘削して地上とホームを繋げた。これは目黒 - 白金台間の路線が、隣接することになる国立科学博物館付属自然教育園へ流れる地下水への影響を最小限に抑えるために採用された工法である。着工前は自然教育園への影響を懸念した一部住民らが路線変更などを求める建設反対運動を展開していた。このような構造のため、通常の駅はホーム内側に独立して設置されるホームドアが、使用されていない目黒方面の一部を除いて支柱と一体化している[1]

自動券売機は東京メトロ線用と都営地下鉄線用の2種類のものが設置されている。ただし、白金高輪駅目黒駅への乗車券購入は東京メトロ線用と都営地下鉄線用の双方とも利用できる。

当駅では東京メトロ南北線・都営三田線では唯一、列車発車時に「ドアが閉まります。ご注意ください」のアナウンスがある[要出典]

出入口は外苑西通り(プラチナ通り)方面の1番出入口と日吉坂八芳園方面の2番出入口があり、それぞれ独立している。23時から翌朝6時までの間は1番出口は閉鎖され、2番出口のみの営業となる。

2007年7月から2番出口付近に、目黒通りを渡る横断歩道が設置された。以前は駅から出てきた人が、しばしばそのまま目黒通りを横切ることがあり、交通事故も発生しており問題となっていた[要出典]

当駅は合計22台のエスカレーターが設置されている。ホームは地下4 - 5階相当にある。

白金台駅プラットホーム
ホーム 路線 行先
1 N 南北線 赤羽岩淵浦和美園方面
I 都営三田線 巣鴨西高島平方面
2 N 南北線
I 都営三田線
目黒日吉方面

利用状況

東京メトロにおける2009年度の1日平均乗降人員は15,372人である[2]。都営地下鉄における2010年度の1日平均乗降人員は9,499人(乗車人員4,298人、降車人員5,201人)である[3]。開業以来の1日平均乗車人員推移は下記の通り。

年度 東京メトロ 都営地下鉄 出典
2000年 3,551 2,449 [4]
2001年 4,238 3,195 [5]
2002年 4,622 3,523 [6]
2003年 5,298 3,784 [7]
2004年 5,458 3,937 [8]
2005年 6,104 4,153 [9]
2006年 6,326 4,447 [10]
2007年 7,429 4,243 [11]
2008年 7,863 4,192 [12]
2009年 4,268

駅周辺

バス路線

白金台駅前停留所に都営バスおよび東急バスの路線が乗り入れている。

歴史

駅名の由来

「しろねだいえき」と読まれる場合がある。しかし、当駅の正しい読み方は「しろねだいえき」であり、濁音はつかない。

駅名そのものは普通に所在地に由来するが、当地区ではシロガネーゼの存在などもあり、もともと濁音をつけて読まれやすい傾向にはある。ただし、地名としての読みのほうも、正式には駅名と同じく濁音のないものとされている。

その経緯等に関して詳しくは、白金台の項目も参照。

隣の駅

東京地下鉄
N 南北線
目黒駅 (N 01) - 白金台駅 (N 02) - 白金高輪駅 (N 03)
東京都交通局

I 都営三田線

目黒駅 (I 01) - 白金台駅 (I 02) - 白金高輪駅 (I 03)

脚注

参考文献

  • 『東京地下鉄道南北線建設史』 帝都高速度交通営団、2002年

関連項目

外部リンク