代官山駅

代官山駅
	正面口（2010年3月20日）
	だいかんやま; Daikan-yama;
	◄TY01 渋谷 (1.5 km) (0.7 km) 中目黒 TY03►
所在地	東京都渋谷区代官山町19-4 北緯35度38分53.2秒東経139度42分11.4秒 / 北緯35.648111度東経139.703167度座標: 北緯35度38分53.2秒東経139度42分11.4秒 / 北緯35.648111度東経139.703167度
駅番号	TY 02
所属事業者	東京急行電鉄（東急）
所属路線	東横線
キロ程	1.5 km（渋谷起点）
駅構造	地上駅（橋上駅）
ホーム	2面2線
乗降人員; -統計年度-	30,171人/日; -2014年-
開業年月日	1927年（昭和2年）8月28日
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代官山駅（だいかんやまえき）は、東京都渋谷区代官山町にある東京急行電鉄東横線の駅である。駅番号はTY02。

歴史

1927年（昭和2年）8月28日^[1] - 東京横浜電鉄渋谷 - 丸子多摩川間延伸時に開業。
1942年（昭和17年）5月26日 - 戦時合併により東京横浜電鉄が東京急行電鉄に改組、同社の駅となる。
1986年（昭和61年）4月1日 - ドアカットの解消のため、渋谷寄りに仮設駅を設置。同時に旧駅舎の改良工事始まる。
1989年（平成元年）3月23日 - 現駅舎使用開始。
2013年（平成25年）3月16日 - 東京メトロ副都心線との相互直通運転に伴い当駅～渋谷間が地下化。夜間に地下化工事が行われる。

駅構造

相対式ホーム2面2線、橋上駅舎を持つ地上駅であるが、急斜面にあるため、中目黒方面は一部代官山トンネル内にある。

以前は、ホームがトンネルと踏切に挟まれた位置にあり、ホーム延長ができず有効長が短かった。このため、中目黒寄りの2両分はドアを締切（ドアカット）としていた^[1]。後に、踏切の閉鎖・廃止によるホーム延長、およびトンネル内へのホーム延長により、8両編成分の有効長を確保する工事が行われ、ドアカットは解消している^[1]。これらの要素はやはり渋谷駅の隣に位置する京王井の頭線神泉駅においても、状況がよく似ていた。

なお、このホーム延長問題においては、踏切廃止への反対など、若干の混乱が起こった。近隣の中目黒駅や恵比寿駅から距離があまり離れていないことから、「代官山駅が廃止されるのではないか？」という噂も地元では一部で囁かれ、これを懸念した運動も起こった^[2]。結果としては、前述の通り駅は廃止されず、踏切廃止・トンネル部分のホーム延伸が行われた。

2013年（平成25年）3月16日の東京メトロ副都心線との相互直通運転に対応するため、渋谷駅から当駅まで地下化工事が行われた。地下化に伴い当駅中程から渋谷方にかけて緩やかな下り勾配となった。この時、渋谷1号踏切も廃止された。

なおこの工事は、市街地であり仮線路の用地も確保が困難だったため、仮線を必要としない「STRUM工法」で行われた^[3]^[4]^[5]。

のりば

番線	路線	方向	行先
1	東横線	下り	中目黒・自由が丘・横浜・みなとみらい線元町・中華街方面
2	東横線	上り	渋谷・副都心線池袋・西武線所沢・東武東上線川越市方面

北口（2010年3月20日）
正面口・西口・東口方面改札（2010年3月20日）
北口改札
（2010年3月20日）
ホーム（2010年3月20日）
上りホームを通過する急行電車（2010年3月20日）
切換え後の様子上が切換え前の線路（2013年4月28日）

利用状況

2014年度の1日平均乗降人員は30,171人である^[6]。

近年の1日平均乗降人員・乗車人員は下記の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員^[7]
年度	1日平均乗降人員^[8]	1日平均乗車人員^[9]
1990年（平成02年）		6,690
1991年（平成03年）		7,380
1992年（平成04年）		7,748
1993年（平成05年）		8,197
1994年（平成06年）		8,710
1995年（平成07年）		8,932
1996年（平成08年）		9,192
1997年（平成09年）		9,614
1998年（平成10年）		10,241
1999年（平成11年）		10,937
2000年（平成12年）		12,258
2001年（平成13年）		13,548
2002年（平成14年）		12,940
2003年（平成15年）	26,744	12,251
2004年（平成16年）	24,562	11,570
2005年（平成17年）	24,168	11,558
2006年（平成18年）	24,154	11,553
2007年（平成19年）	24,676	11,713
2008年（平成20年）	24,797	11,756
2009年（平成21年）	24,259	11,526
2010年（平成22年）	23,596	11,210
2011年（平成23年）	24,903	11,868
2012年（平成24年）	28,693	13,642
2013年（平成25年）	29,483	14,145
2014年（平成26年）	30,171

駅周辺

詳細は「代官山町」を参照

代官山は1990年代より東京において青山、原宿と並ぶお洒落なファッションの街として広く知られるようになった。ブティックなどのファッション関連専門店と店舗デザイナーによるカフェやレストランに代表される飲食店が多く集まっている。駅正面口に行くには鑓ヶ崎交差点と代官山交番前交差点の間にある脇道を進入する必要があり（しかも案内板はない）、そこから明治通りにつながる道路にある代官山駅入口交差点からでは北口にしか行くことができない。