代官山駅

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代官山駅
Daikan-yama Station.jpg
正面口(2010年3月20日
だいかんやま
Daikan-yama
TY01 渋谷 (1.5km)
(0.7km) 中目黒 TY03
所在地 東京都渋谷区代官山町19-4
駅番号 TY02
所属事業者 東急電鉄
所属路線 東横線
キロ程 1.5km(渋谷起点)
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
31,241人/日
-2019年-
開業年月日 1927年昭和2年)8月28日
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代官山駅(だいかんやまえき)は、東京都渋谷区代官山町にある東急電鉄東横線である。駅番号TY02

歴史[編集]

駅構造[編集]

相対式ホーム2面2線、橋上駅舎を持つ地上駅であるが、急斜面にあるため、中目黒方の一部はトンネル内にある。

以前は、ホームがトンネルと踏切に挟まれた位置にあり、ホーム延長ができず有効長が短く、20m車(8000系など)で5両分、18m車(7000系など)でも6両分しかなかった。このため、18m車8両編成や20m車6・7両編成の列車は中目黒寄り1 - 2両のドアを締切(ドアカット)としていた[1]。後に、踏切の閉鎖・廃止によるホーム延長、およびトンネル内へのホーム延長により、8両編成分の有効長を確保する工事が行われ、ドアカットは解消している[1]。これらの要素はやはり渋谷駅の隣に位置する京王井の頭線神泉駅においても、状況がよく似ていた。

なお、このホーム延長問題においては、踏切廃止への反対など、若干の混乱が起こった。近隣の中目黒駅恵比寿駅から距離があまり離れていないことから、「代官山駅が廃止されるのではないか?」という噂も地元では一部で囁かれ、これを懸念した運動も起こった[5]。結果としては、前述の通り駅は廃止されず、踏切廃止・トンネル部分のホーム延伸が行われた。

2013年(平成25年)3月16日の東京メトロ副都心線との相互直通運転に対応するため、渋谷駅から当駅まで地下化工事が行われた。地下化に伴い当駅中程から渋谷方にかけて緩やかな下り勾配となった[6]。このとき、渋谷1号踏切も廃止された。

なおこの工事は、市街地であり仮線路の用地確保も困難だったため、すでに目黒駅等の地下化工事で実績を積んでいる仮線を必要としない「STRUM工法」で行われた[7][8][9]。また、この工事完了後、ホームドアおよび優等列車対応通路の設置に伴う工事を実施。停車位置を中目黒寄りに2m移動した他、渋谷寄りにホームを2両分延長している(通常は柵で閉鎖)。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先
1 TY 東横線 下り 中目黒自由が丘横浜元町・中華街方面[10]
2 上り 渋谷池袋所沢川越市方面[11]

(出典:東急電鉄:駅構内図

切替工事の様子[編集]

利用状況[編集]

2019年(令和元年)度の1日平均乗降人員31,241人である[12]

近年の1日平均乗降人員と乗車人員は下記の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[13]
年度 1日平均
乗降人員[14]
1日平均
乗車人員[15]
出典
1990年(平成02年) 6,690 [* 1]
1991年(平成03年) 7,380 [* 2]
1992年(平成04年) 7,748 [* 3]
1993年(平成05年) 8,197 [* 4]
1994年(平成06年) 8,710 [* 5]
1995年(平成07年) 8,932 [* 6]
1996年(平成08年) 9,192 [* 7]
1997年(平成09年) 9,614 [* 8]
1998年(平成10年) 10,241 [* 9]
1999年(平成11年) 10,937 [* 10]
2000年(平成12年) 12,258 [* 11]
2001年(平成13年) 13,548 [* 12]
2002年(平成14年) 28,311 12,940 [* 13]
2003年(平成15年) 26,744 12,251 [* 14]
2004年(平成16年) 24,562 11,570 [* 15]
2005年(平成17年) 24,168 11,558 [* 16]
2006年(平成18年) 24,154 11,553 [* 17]
2007年(平成19年) 24,676 11,713 [* 18]
2008年(平成20年) 24,797 11,756 [* 19]
2009年(平成21年) 24,259 11,526 [* 20]
2010年(平成22年) 23,596 11,210 [* 21]
2011年(平成23年) 24,903 11,868 [* 22]
2012年(平成24年) 28,693 13,642 [* 23]
2013年(平成25年) 29,483 14,145 [* 24]
2014年(平成26年) 30,171 14,491 [* 25]
2015年(平成27年) 32,420 15,563 [* 26]
2016年(平成28年) 32,078 15,400 [* 27]
2017年(平成29年) 32,148 15,466 [* 28]
2018年(平成30年) 31,899 15,351 [* 29]
2019年(令和元年) 31,241

駅周辺[編集]

代官山は1990年代より東京において青山原宿と並ぶお洒落なファッションの街として広く知られるようになった。ブティックなどのファッション関連専門店と店舗デザイナーによるカフェレストランに代表される飲食店が多く集まっている。駅正面口に行くには鑓ヶ崎交差点と代官山交番前交差点の間にある脇道を進入する必要があり(案内板はない)、そこから明治通りにつながる道路にある代官山駅入口交差点からでは北口にしか行くことができない。

バス路線[編集]

代官山駅
代官山駅入口

駅名の由来[編集]

駅設置当時、東京府豊多摩郡渋谷町大字下渋谷字代官山に立地していたことから、地名を採ったもの。

隣の駅[編集]

東急電鉄
TY 東横線
特急・通勤特急・急行
通過
各駅停車
渋谷駅 (TY01) - 代官山駅 (TY02) - 中目黒駅 (TY03)

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c 宮田道一『東急の駅 今昔・昭和の面影』JTBパブリッシング、2008年9月1日、41頁。ISBN 9784533071669
  2. ^ “PASMOは3月18日(日)サービスを開始します ー鉄道23事業者、バス31事業者が導入し、順次拡大してまいりますー” (日本語) (PDF) (プレスリリース), PASMO協議会/パスモ, (2006年12月21日), オリジナルの2020年5月1日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20200501075147/https://www.tokyu.co.jp/file/061221_1.pdf 2020年5月12日閲覧。 
  3. ^ “東京メトロ副都心線との相互直通運転開始に伴い3月16日(土)に東横線のダイヤを改正します” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東京急行電鉄, (2013年1月22日), オリジナルの2014年2月20日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20140220185913/http://www.tokyu.co.jp/contents_index/guide/pdf/130122.pdf 2020年7月14日閲覧。 
  4. ^ a b “3月15日(金)終電後に渋谷〜代官山間地下化切替工事を実施するため、東横線渋谷行き上り最終列車の一部区間を運休します” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東京急行電鉄, (2013年2月14日), オリジナルの2020年5月1日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20200501102701/https://www.tokyu.co.jp/file/130214-2.pdf 2020年5月1日閲覧。 
  5. ^ 当時の経緯を示したブログ
  6. ^ もっとも、トンネルに入った直後、急勾配となる。
  7. ^ 東急建設 STRUM工法の技術紹介
  8. ^ STRUM工法 - 日本ファブテック
  9. ^ この様子はNHKの「ドキュメント72時間」でも放映された。
  10. ^ 東横線標準時刻表 代官山駅 横浜 元町・中華街方面”. 東急電鉄. 2019年11月18日閲覧。
  11. ^ 東横線標準時刻表 代官山駅 渋谷方面”. 東急電鉄. 2019年11月18日閲覧。
  12. ^ 2019年度乗降人員 - 東急電鉄
  13. ^ 渋谷区勢概要 - 渋谷区
  14. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  15. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都

出典[編集]

東京都統計年鑑

関連項目[編集]

外部リンク[編集]