バットマンの映画作品
本項目では、DCコミックの出版物に登場する架空のスーパーヒーローであるバットマンを題材とした映画作品について記述する。
バットマン映画の歴史は1940年代の連続活劇『Batman』および『Batman and Robin』から始まる。1966年にはテレビシリーズの劇場版で、初めての長編映画『バットマンが公開され、アダム・ウェストがバットマンを演じた。
1980年代後半にはワーナー・ブラザーズが『バットマン』シリーズの製作を開始し、1989年にティム・バートン監督、マイケル・キートン主演による第1作『バットマン』が公開された。1992年にはバートンとキートンによる続編『バットマン リターンズ』、1995年には監督をジョエル・シュマッカー、主演をヴァル・キルマーに替えた『バットマン フォーエヴァー』が公開された。シュマッカーは主演がジョージ・クルーニーに替わった1997年の『バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲』でも引き続いて監督した。しかし『Mr.フリーズの逆襲』は酷評されてしまい、その後いつくもの脚本開発を経て、2005年にクリストファー・ノーラン監督、クリスチャン・ベール主演の『バットマン ビギンズ』でシリーズはリブートされた。ノーランとベールは2008年公開の続編『ダークナイト』でも続投した。2012年夏には同監督、同主演によるリブートシリーズ3作目で最終章となる『ダークナイト ライジング』が公開される予定である。
バットマンのアニメ映画も数多く作られているが、劇場公開されたのは1993年の『バットマン/マスク・オブ・ファンタズム』のみであり、そのほかはすべてビデオ映画となっている。
1940年代の連続活劇映画
バットマン (1943年の連続活劇)
1943年にコロンビア映画より全15章の連続活劇『Batman』が公開された。バットマンはルイス・ウィルソン、ロビンはダグラス・クロフトを演じた。また、映画オリジナルのヴィランであるドクター・ダカをJ・キャロル・ネイシュが演じる。他に、シャーリー・パターソンがブルース・ウェインの恋人のリンダ・ペイジ、ウィリアム・オースティンがアルフレッドを演じた。物語は、第二次世界大戦下、アメリカ合衆国政府のエージェントのバットマンが日本のエージェントのドクター・ダカを倒すというものである。
バットマン・アンド・ロビン (1949年の連続活劇)
1949年にコロンビア映画より2作目となる全15章の連続活劇『Batman and Robin』が公開された。ロバート・ローリーがバットマン、ジョニー・ダンカンがロビンを演じた。さらに脇役としてポニ・アダムスがヴィッキー・ヴェール、ライル・タルボットがジェームズ・ゴードンを演じた。物語はバットマンとロビンのコンビが正体不明の悪役ウィザードに挑むというものである。
バットマン (1966年)
『バットマン』(ビデオ題: 『バットマン/オリジナル・ムービー』、原題: Batman, または Batman: The Movie)は、1966年の映画であり、テレビドラマ『バットマン』の劇場版である。DCコミックキャラクターの映画としては初めてとなる長編映画である。20世紀フォックスにより公開され、アダム・ウェストがバットマン、バート・ウォードがロビン、シーザー・ロメロがジョーカー、バージェス・メレディスがペンギン、リー・メリウェザーがキャットウーマン、フランク・ゴーシンがリドラーを演じた。
監督はテレビシリーズ第1シーズンのエピソード"The Penguin Goes Straight"、"Not Yet, He Ain't"を手掛けたレスリー・H・マーティンソンが務めた。
ティム・バートンとジョエル・シュマッカーのシリーズ
1970年代後半になるとバットマン人気は衰えていた[1]。CBSは『Batman in Outer Space』の映画の製作に興味を抱いていた。1979年4月、マイケル・ウスランとベンジャミン・メルニカーがDCコミックからバットマンの映画化権を購入した。ウスランはダークでシリアスなバットマンを作ることを望んでいた[1]。リチャード・メイボームを脚本、ガイ・ハミルトンを監督とするために近づいたが、2人はオファーを断った。また、映画スタジオは1960年代のテレビシリーズのような『バットマン』を求めていたため、ウスランの売り込みは難航した。映画化を断ったものの中にはコロンビア映画とユナイテッド・アーティスツも含まれていた[2]。
失望したウスランは映画界に対し、自分のバットマン映画のビジョンを理解してもらうために『Return of the Batman』と題した脚本を書いた。ウスランはその脚本のトーンと後に出版された『バットマン: ダークナイト・リターンズ』を比較した[1]。1979年11月、プロデューサーのジョン・ピーターズとピーター・グーバーがプロジェクトに参加した[3]。4人のプロデューサーたちは『スーパーマン』(1978年)の後に映画を開発するのが最善であるとした[4]。ウスラン、メルニカー、グーバーは『バットマン』をユニバーサル・ピクチャーズに売り込んだが、スタジオは断った[5]。スタジオは決まらなかったが、1981年末、プロジェクトが1500万ドルの製作費で発表され、そしてワーナー・ブラザーズが受けることに決まった[6]。
1983年6月、トム・マンキーウィッツは、バットマンとディック・グレイソンのオリジンに焦点を当て、ジョーカーとルパート・スローンがヴィランとなり、シルバー・セント・クラウドが恋人となる『The Batman』の脚本を完成させた[7]。マンキーウィッツのそれはスティーヴ・エングルハートによるリミテッドシリーズ『Batman: Strange Apparitions』(ISBN 1-56389-500-5)からインスパイアされている[8]。『Strange Apparitions』でエングルハートと共同したコミック画家のマーシャル・ロジャースがコンセプトアートのために雇われた[5]。『The Batman』は2000万ドルの製作費のより、1983年末から1985年半ばのあいだに公開されると発表された。元々ウスランはバットマン役には無名の役者、ジェームズ・ゴードン役にウィリアム・ホールデン、アルフレッド・ペニーワース役にデヴィッド・ニーヴンを希望していた[6]が、ホールデンが1981年、ニーヴンが1983年に死亡し、実現不可能となった。マンキーウィッツの脚本はアイヴァン・ライトマン、ジョー・ダンテを含む多くの映画製作者に紹介された[9]。9名の脚本家がそれぞれ脚本を書き直したが、そのほとんどが『Strange Apparitions』に基づいていた。しかしながらプロジェクトを動かすのに使われていたのはマンキーウィッツの脚本であった[10]。
バットマン (1989年)
1986年にティム・バートンが1作目の監督に就任した。サム・ハムが最初の脚本を執筆する前にスティーブ・エングルハートとジュリー・ヒックソンが映画のトリートメントを書いた[9][11]。バットマン役はマイケル・キートンに決定する以前に多くのAリスト俳優が検討されていた。キートンに決まった際は、彼がバットマン役に適格か否かで論争を引き起こした[9]。ジョーカー役には高額の出演料、興行収入の一部、そして厳しい撮影スケジュールと引き換えにジャック・ニコルソンが抜擢された。ニコルソンの最終的な報酬は5000万ドル以上であると報じられている[3][6][12][13]。主要撮影は1988年10月から1989年1月までにパインウッド・スタジオで行われた[14]。製作費は3000万ドルから4800万ドルまで増大し[3]、また、1988年の全米脚本家組合のストライキによってハムは降板した。脚本の書き直しはウォーレン・スカーレン、チャールズ・マッケオン[6]、ジョナサン・ジェムズが行った[15]。『バットマン』は好意的な評価を受け、興行的にも成功し、さらにアカデミー美術賞を受賞した。最終的な興行収入は4億ドルにのぼり[9]、現代のスーパーヒーロー映画の認識に影響を与えた[16]。
バットマン リターンズ (1992年)
バートンは元々前作に対する複雑な心境のために続編を監督することを望んでいなかった[4]。サム・ハムによる第1稿ではペンギンとキャットウーマンが隠された宝を探していた[17]。ダニエル・ウォーターズはバートンが納得するような脚本を彼のもとへ届け、再び監督するよう説得した。また、ウェズリー・ストリックがノンクレジットで脚本に参加しており、ハーヴェイ・デントとロビンの出番を削除し、クライマックスの部分を書き直した[18][19]。多くのAリスト女優の中からキャットウーマン役の候補が選ばれた末、最終的にミシェル・ファイファーに決定し、ダニー・デヴィートがペンギン役に決まった[20]。撮影は1991年6月よりカリフォルニア州バーバングで始まった。『バットマン リターンズ』は興行的には成功したものの、前作よりは最終興行収入は少なく終わり、ワーナー・ブラザーズは失望した[21]。また、多くの批評家には好意的な評価を受けたが[22]、暴力的かつ性的な要素が子供向けとしてはふさわしくないと批判もされた[21]。マクドナルドは『バットマン リターンズ』とのタイアップのハッピーセットを中止した[23]。
バットマン フォーエヴァー (1995年)
『バットマン リターンズ』は商業的に成功したものの、ワーナー・ブラザーズの期待には及ばないものであり、スタジオは続編をよりメインストリーム向けの内容へ変えることを決めた。監督はティム・バートンからジョエル・シュマッカーへ変更され、バートンはプロデューサーとして留まることとなった[24]。しかしながら、前2作でバットマン役だったマイケル・キートンはシリーズの路線変更を気に入らず[25]、同役には新たにヴァル・キルマーが抜擢された。ロビン役はクリス・オドネル、リドラー役はジム・キャリー、トゥーフェイス役はトミー・リー・ジョーンズとなった。撮影は1994年9月に始まり[24]、そしてシュマッカーはキルマーとジョーンズとの問題に直面した[26]。『バットマン フォーエヴァー』は1995年6月16日に公開され、全世界での興行収入は3億5000万ドルに達し、アカデミー賞では3部門で候補に挙がったが、批評家の反応は賛否分かれた[27][28]。
バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲 (1997年)
『バットマン フォーエヴァー』の後すぐに『バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲』の企画が始まり、ワーナー・ブラザーズは1997年6月公開を決めた[29]。ヴァル・キルマーは『セイント』とのスケジュールの都合を理由に降板し[30]、新たにジョージ・クルーニーがバットマンを演じることとなった。他にアーノルド・シュワルツェネッガーがミスター・フリーズ、ユマ・サーマンがポイズン・アイビー、アリシア・シルヴァーストーンがバットガールを演じ、またクリス・オドネルも引き続いてロビンを演じる。主要撮影は1996年9月に始まり[31]、当初の予定より2週間早い1997年1月に完了した[32][33]。『バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲』は当初の予定通り1997年6月20に公開された[34]。本作の玩具的でキャンプなアプローチ、そしてシュマッカーが追加した同性愛の暗示は観客に不評を買った[30]。『バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲』は興行的には成功したものの[35]、実写のバットマン映画では最低の成績に終わった。ゴールデンラズベリー賞では9部門でノミネートされ[36]、今日でも史上最悪のスーパーヒーロー映画のひとつとして挙げられている[37][38]。
5作目の案
Batman Triumphant
『バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲』の撮影の段階で、ワーナー・ブラザーズはそのラッシュに手ごたえを感じていた。これによりワーナーは引き続いてジョエル・シュマッカーを続編の監督として雇おうとしたが、『バットマン フォーエヴァー』、『バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲』の脚本家であるアキヴァ・ゴールズマンは脚本執筆を拒否した[33]。1996年末、ワーナーとシュマッカーはマーク・プロトセヴィッチを5作目の『バットマン』の脚本家として雇った。公開日は1999年半ばになると発表された[39]。タイトルは『Batman Triumphant』であり、プロトセヴィッチの脚本ではスケアクロウがメイン・ヴィランであった。また、スケアクロウの恐怖ガスによってバットマンの心の中に現れる幻覚としてジョーカーが再登場する。さらにハーレークィンの登場も予定され、父を死に追いやったバットマンに復讐するジョーカーの娘として描かれていた[40]。ジョージ・クルーニーとクリス・オドネルも再びバットマンとロビンを演じることが決まっていた[41]。しかしながら『バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲』が酷評され、興行的にも期待外れに終わるとワーナー・ブラザーズは『Batman Triumphant』を頓挫させた。スタジオは『バットマン・ザ・フューチャー』(Batman Beyond)の実写映画化とフランク・ミラーの『バットマン: イヤーワン』の翻案を考慮することが最善であると判断した。ワーナーはいずれかのアイデアが最適となった時にゴーサインを出すことにした[42]。シュマッカーは「基本に戻って、ダークナイトを暗い描写にする。」と述べた[43]。1998年半ば、彼はワーナー・ブラザーズに『バットマン: イヤーワン』の製作のためにアプローチした[43]。
Batman: DarKnight
ワーナー・ブラザーズとシュマッカーが『イヤー・ワン』に関心を寄せている1998年半ば、コミックのファンであるリー・シャピロとスティーヴン・ワイズがスタジオに『Batman: DarkKnight』というタイトルの脚本を持ち込んだ。『DarKnight』では、ブルース・ウェインは犯罪との戦いを辞め、ディック・グレイソンがゴッサム大学に通っていた[44]。そしてドクター・ジョナサン・クレインはゴッサム大学の心理学の教授で尚且つアーカム・アサイラムの精神科医で、恐怖に関する実験を行っているという設定(後にこれは『バットマン ビギンズ』で使われた)で、クレインはドクター・カーク・ラングストームと対立し、そして彼をマンバットとして知られる生物へ変貌させ、ゴッサムの市民は夜な夜な現れるマンバットをバットマンの「血に飢えた」復活であると思いこんでしまう。そこでブルースは「彼の名前を消す」ために再びバットマンとなり、マンバットの謎を追うという内容である[44]。しかしワーナーは『Batman: DarKnight』を却下し、『イヤー・ワン』と『Batman Beyond』の案を進めることに決めた[44]。
Batman: Year One
2000年1月、スコット・ローゼンバーグは『Batman: Year One』の脚本執筆の機会を断った[45]。2000年半ば、ポール・ディニ、ニール・スティーヴンスン、ボアズ・イェーキンが『Batman Beyond』の脚本執筆のために雇われ、さらにイェーキンが監督を務めることとなった。映画はワーナー・ブラザーズの同名のテレビアニメをベースとしている[46]。しかしながら結局ワーナーは『Batman Beyond』を破棄し、『Batman: Year One』を進めることとなった[42]。
同じころ、ワーナー・ブラザーズはシュマッカーが関心を持っていたにもかかわらず、ダーレン・アロノフスキーを『Year One』の監督、脚本のために雇った[43][46]。未製作であるRonin の脚本をフランク・ミラーと共に書いていたアロノフスキーは、『Year One』にも共同脚本として彼を招いた[47]。彼らは『バットマン』シリーズのリブートを目標とした[48]。アロノフスキー作品の常連であるマシュー・リバティークが撮影監督に決まり[49]、またアロノフスキーはクリスチャン・ベールをバットマン役にするべく接近した[50]。同じころワーナーは『キャットウーマン』のスピンオフを進めていた[51]。しかしながら2002年6月、スタジオは『Year One』の企画を止め、『Batman vs. Superman』を進めることにした[52]。
Batman vs. Superman
ワーナー・ブラザーズはJ・J・エイブラムスの『Superman: Flyby』をマックG監督下で進めていた[53][54]。しかしマックGが『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』を優先させるために降板すると[55]、ワーナーは『Superman: Flyby』の監督としてウォルフガング・ペーターゼンに接近し[56]、さらに2001年8月[57]、アンドリュー・ケヴィン・ウォーカーが『Batman vs Superman』のアイデアを売り込んでくるとペーターゼンをその監督とした。『Superman: Flyby』は一時保留され[56]、アキヴァ・ゴールズマンがウォーカーの『Batman vs. Superman』を書き直すために雇われた[42]。
ゴールズマンによる2002年6月21日時点でのドラフトでは、ブルース・ウェインは犯罪との戦いを5年前に辞め、神経衰弱を経験していた。ディック・グレイソン、アルフレッド・ペニーワース、ジェームズ・ゴードンは死亡したが、ブルースの抑うつ感情は婚約者のエリザベス・ミラーによって解消された。一方でクラーク・ケントはロイス・レインと離婚したばかりで苦労していた。クラークとブルースは親しい友人であり、クラークはブルースにとって最高の男であった。だが新婚旅行でエリザベスがジョーカーによって殺害されるとブルスは復讐を企てるようになり、クラークは彼を止めようとした。そしてブルースはエリザベスの死に関してクラークを非難し、二人の友情は崩れて行く。しかし、レックス・ルーサーの魔の手が忍び寄り、二人再び手を組む[58]。
スーパーマン役にはジョシュ・ハートネット、そしてバットマン役には先の『Batman: Year One』でも候補だったクリスチャン・ベールがオファーされていたが断られてしまった[55][59]。主要撮影は2003年初頭より始まり、約5か月から6カ月かけて行われる予定であった。公開予定日は2004年中頃に計画されていた[60]。ワーナー・ブラザーズがゴーサインを出してから1か月もたたないうちに、ペーターゼン『トロイ』(2004年)を優先させるために『Batman vs. Superman』の企画を去り[42]、ワーナーは『Superman: Flyby』と『バットマン』のリブートを進めることにした[42]。ペーターゼンとブライアン・シンガーは、ベールによるバットマンで、将来、本企画を実現させることに関心を持っている[61][62]。
クリストファー・ノーランの三部作
バットマン ビギンズ (2005年)
監督・脚本のクリストファー・ノーランと共同脚本のデヴィッド・S・ゴイヤーによる『バットマン ビギンズ』への取組みは2003年初めに開始され[63]、ダークでより現実的なトーンで、ヒューマニティとリアリズムに基づいた映画にすることを目指した[64]。撮影は主にイングランドとシカゴで行われ[65][66]、従来のスタントやスケールモデルに依存し、CGIの使用は最小限に抑えられた。バットマンはクリスチャン・ベールが演じた。またヴィランは、ラーズ・アル・グール(ヘンリー・デュカード)をリーアム・ニーソン、スケアクロウをキリアン・マーフィーが演じた。さらにバットマンの恋人としてケイティ・ホームズ演じるレイチェル・ドーズが登場した。またこの映画で新しいバットモービル(タンブラーと呼ばれる)とバットスーツが作られた[67][68]。『バットマン ビギンズ』は商業、批評的に成功した。2005年6月15日に北米の3858館で公開され、公開初週末に約4800万ドルの興行収入を上げた。最終的に世界興行収入は約3億7000万ドルに達した[69]。Rotten Tomatoesでの支持率は84%であり[70]、アカデミー賞では撮影賞にノミネートされた。批評家は恐怖が映画全体に共通するテーマであると指摘し、以前の『バットマン』映画と比べて暗めのトーンを持っていると述べた[70]。また、『バットマン ビギンズ』はハリウッドにリブートという概念を普及させた[71]。
ダークナイト (2008年)
クリストファー・ノーランは再度監督を務め、さらに弟のジョナサンと共同で脚本を執筆した。『ダークナイト』でもクリスチャン・ベールがバットマン(ブルース・ウェイン)を演じ、さらにヒース・レジャーがジョーカー、アーロン・エッカートがハーヴェイ・デント(トゥーフェイス)を務めた。主要撮影は2007年4月にシカゴで始まり、そのほかにパインウッド・スタジオや香港がロケ地となった。ヒース・レジャーは『ダークナイト』の撮影が完了した後の2008年1月22日、睡眠薬の過剰摂取により亡くなった。ワーナー・ブラザーズは、レジャー演じるジョーカーのスクリーン・ショットを強調する宣伝用ウェブサイトや予告編を作成し、バイラル・マーケティングを行った[72][73]。『ダークナイト』はオーストラリアで2008年7月16日、北アメリカで7月18日に公開された。好意的な評価もあり、北米での興行収入は5億ドルを超え、全世界では10億ドルを突破し、その他数々の興行記録を打ち立てた[74][75]。第81回アカデミー賞では8部門でノミネートされ、音響編集賞と助演男優賞(ヒース・レシャーが死後受賞)を受賞した。
ダークナイト ライジング (2012年)
『ダークナイト ライジング』はノーランの『バットマン』三部作の完結を目的としている[76]。ノーランは『インセプション』に専念し始める2008年12月までにおおまかなストーリーのアウトラインを完成させた[77]。2010年2月、デヴィッド・S・ゴイヤーとジョナサン・ノーランは脚本の開発を始めた[78]。ゴイヤーが『マン・オブ・スティール』に取り掛かるために本作から離れると、ジョナサンは兄とゴイヤーによる原案の脚本化を開始した[79]。新キャストにはトム・ハーディのベイン、アン・ハサウェイのセリーナ・カイルが加わり[80]、さらにジョゼフ・ゴードン=レヴィットがジョシュ・ブレイク[81][82]、 ジュノー・テンプルが「ストリート・スマート・ゴッサム・ガール」と説明された役にキャスティングされている[83]。撮影は2011年5月に始まり、11月完了を予定している[84]。ノーランは3D映画にしないものの、画質とスケールの向上のためにIMAXフォーマットを採用し、前2作と一貫性を保ちつつ技術面にも力を入ることを考えている[85]。『ダークナイト ライジング』では『ダークナイト』よりもIMAX撮影箇所が増える予定である[86]。また、撮影監督のウォーリー・フィスターは全編IMAXでの撮影に関心を示していた[87]。2012年7月20日公開を予定している[88]。
企画中の作品
クリストファー・ノーランの三部作の完結後、ワーナー・ブラザーズは『ジャスティス・リーグ』の映画を製作することを計画しており、2013年公開を目指している。『バットマン』フランチャイズは『ジャスティス・リーグ』の世界へと改良されるが、ノーランとその妻のエマ・トーマスはプロデューサーとしてプロジェクトに残留する予定である[89]。
アニメ映画
DCアニメイテッド・ユニバース
- 1993年: 『バットマン/マスク・オブ・ファンタズム』 - テレビアニメ『バットマン』の劇場映画版。
- 1998年: Batman & Mr. Freeze: SubZero テレビアニメ『バットマン』のビデオ映画版。
- 2000年: Batman Beyond: Return of the Joker - テレビアニメ『バットマン・ザ・フューチャー』のビデオ映画版。
- 2003年: Batman: Mystery of the Batwoman - テレビアニメ The New Batman Adventures のビデオ映画版。
またテレビアニメ『ジャスティス・リーグ』の3話のエピソード「Starcrossed」をまとめた『Starcrossed: The Movie』がビデオ映画として発売された。同様に、『スーパーマン』のエピソード「頂上対決」3話分をまとめた『The Batman/Superman Movie』も発売された。
ザ・バットマン
- 2005年: The Batman vs. Dracula - ビデオ映画版。
DCユニバース・アニメイテッド・オリジナル・ムービーズ
- 2008年: Justice League: The New Frontier - DC: The New Frontierのビデオ映画版。
- 2008年: 『バットマン ゴッサムナイト』 - 『バットマン ビギンズ』および『ダークナイト』をベースとした全6話の短編映画集。
- 2009年: Superman/Batman: Public Enemies - Superman/Batmanのビデオ映画版。
- 2010年: Justice League: Crisis on Two Earths - JLA: Earth 2からインスパイアされている[90]。
- 2010年: Batman: Under the Hood - Batman: Under the Red Hoodのビデオ映画版。
- 2010年: Superman/Batman: Apocalypse - Superman/Batmanのビデオ映画版。
- 2011年: Batman: Year One - 『バットマン: イヤーワン』のビデオ映画版。
- 2012年: Justice League: Doom - JLA: Tower of Babelのビデオ映画版。
- 2012年: Batman: The Dark Knight Returns - 『バットマン: ダークナイト・リターンズ』のビデオ映画版。
キャストとキャラクター
評価
興行成績
作品名 | 公開日 | 興行収入 | 順位 | 製作費 | 利益 | 出典 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
米国 | 世界 | 北米 | 北米外 | 世界 | 北米歴代 | 世界歴代 | ||||
バットマン | 1989年6月23日 | 1989年6月23日 | $251,188,924 | $160,160,000 | $411,348,924 | #63 #49(A) |
#136 | $35,000,000 | $376,348,924 | [91] |
バットマン リターンズ | 1992年6月19日 | 1992年6月19日 | $162,831,698 | $103,990,656 | $266,822,354 | #188 #164(A) |
#302 | $80,000,000 | $186,822,354 | [92] |
バットマン/マスク・オブ・ファンタズム | 1993年12月25日 | 1993年12月25日 | $5,617,391 | #4,443 | [93] | |||||
バットマン フォーエヴァー | 1995年6月16日 | 1995年6月16日 | $184,031,112 | $152,498,032 | $336,529,144 | #133 #136(A) |
#205 | $100,000,000 | $236,529,144 | [27] |
バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲 | 1997年6月20日 | 1997年6月20日 | $107,325,195 | $130,881,927 | $238,207,122 | #428 | #357 | $125,000,000 | $113,207,122 | [94] |
バットマン ビギンズ | 2005年6月15日 | 2005年6月15日 | $205,343,774 | $167,366,241 | $372,710,015 | #109 | #161 | $150,000,000 | $222,710,015 | [69] |
ダークナイト | 2008年7月18日 | 2008年7月16日 | $533,345,358 | $468,576,467 | $1,001,921,825 | #3 #28(A) |
#10 | $185,000,000 | $816,921,825 | [75] |
ダークナイト ライジング | 2012年7月20日 | TBA | $250,000,000 | [75] | ||||||
合計 | $1,449,683,452 | $1,183,473,323 | $2,633,156,775 | $925,000,000 | $1,958,156,775 | |||||
備考
|
批評家の反応
映画 | Rotten Tomatoes | Metacritic | Yahoo! Movies | |
---|---|---|---|---|
Overall | Top Critics | |||
バットマン | 71% (52 reviews)[95] | 57% (7 reviews)[96] | 66 (17 reviews)[97] | B- (5 reviews)[98] |
バットマン リターンズ | 79% (47 reviews)[22] | 67% (9 reviews)[99] | B (5 reviews)[100] | |
バットマン/マスク・オブ・ファンタズム | 87% (23 reviews)[101] | |||
バットマン フォーエヴァー | 44% (55 reviews)[28] | 71% (14 reviews)[102] | 51 (23 reviews)[103] | B- (9 reviews)[104] |
バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲 | 13% (63 reviews)[34] | 19% (16 reviews)[105] | 28 (21 reviews)[106] | C- (9 reviews)[107] |
バットマン ビギンズ | 84% (258 reviews)[70] | 60% (43 reviews)[108] | 70 (41 reviews)[109] | B+ (15 reviews)[110] |
ダークナイト | 94% (278 reviews)[74] | 91% (45 reviews)[111] | 82 (39 reviews)[112] | A- (14 reviews)[113] |
平均 | 67% | 61% | 59 | N/A |
参考文献
- ^ a b c Bill "Jett" Ramey (2005年11月8日). “An Interview With Michael Uslan - Part 1”. Batman-on-Film 2008年5月4日閲覧。
- ^ Bill "Jett" Ramey (2005年11月11日). “An Interview With Michael Uslan - Part 2”. Batman-on-Film 2008年5月4日閲覧。
- ^ a b c Nancy Griffin; Kim Masters (1997), “Hit Men”, Hit & Run: How Jon Peters and Peter Guber Took Sony For A Ride In Hollywood, Simon & Schuster, pp. 158–174, ISBN 0-684-80931-1
- ^ a b Alan Jones (1989年11月). “Batman in Production”. Cinefantastique. pp. 75–88
- ^ a b Michael Uslan, Benjamin Melniker, Peter Guber, Tom Mankiewicz, Sam Hamm, Shadows of the Bat: The Cinematic Saga of the Dark Knight—The Road to Gotham City, 2005, Warner Home Video
- ^ a b c d Alan Jones (1989年11月). “Batman”. Cinefantastique: pp. 55–67
- ^ Stax (2001年12月1日). “The Stax Report Special Edition: Script Review of The Batman”. IGN 2008年10月24日閲覧。
- ^ Taylor L. White (1989年7月). “Batman”. Cinefantastique: pp. 33–40
- ^ a b c d Mark Salisbury; Tim Burton (2006), “Batman”, Burton on Burton, London: Faber and Faber, pp. 70–83, ISBN 0-571-22926-3
- ^ Ken Hanke (1999), “Going Batty in Britain”, Tim Burton: An Unauthorized Biography of the Filmmaker, Renaissance Books, pp. 75–85, 1-58063-162-2
- ^ Englehat, Steve. “Batman”. SteveEnglehart.com. 2007年11月25日閲覧。 “So I got to do the second treatment with just the characters that eventually hit the screen: Bruce Wayne, the Batman, Silver St. Cloud, Boss Thorne, and the Joker.”
- ^ Stephen Rebello (1989年11月). “Sam Hamm - Screenwriter”. Cinefantastique: pp. 34–41
- ^ Iain Johnstone (1989年8月). “Dark Knight in the City of Dreams”. Empire: pp. 46–54
- ^ Joe Morgenstern (1989-04-09). "Tim Burton, Batman and The Joker", The New York Times. Retrieved on 26 October 2008.
- ^ Salisbury, Burton, p.145
- ^ Geoff Boucher (2008年10月15日). “Tim Burton talks about Johnny Depp, 'Alice in Wonderland' and 'The Dark Knight'”. Los Angeles Times
- ^ Jeffrey Resner (August 1992). "Three Go Mad in Gotham", Empire, pp. 39—46. Retrieved on 2008-08-14.
- ^ Judy Sloane (August 1995). "Daniel Waters on Writing", Film Review, pp. 67—69. Retrieved on 2008-08-14.
- ^ David Hughes (2003), “Batman”, Comic Book Movies, Virgin Books, pp. 33–46, ISBN 0-7535-0767-6
- ^ “Big-Game Hunting”. Entertainment Weekly. (1991年8月9日) 2008年8月14日閲覧。
- ^ a b Salisbury, Burton, p.102-114
- ^ a b “Batman Returns”. Rotten Tomatoes. Flixster. 2008年7月18日閲覧。
- ^ Olly Richards (September 1992). "Trouble in Gotham", Empire, pp. 21—23. Retrieved on 2008-08-14.
- ^ a b “Batman 3”. Entertainment Weekly. (1993年10月1日) 2008年8月16日閲覧。
- ^ Jeff Gordinier (1994年7月15日). “Next at Batman”. Entertainment Weekly 2008年8月16日閲覧。
- ^ Benjamin Svetkey (1996年7月12日). “Holy Happy Set!”. Entertainment Weekly 2008年8月16日閲覧。
- ^ a b “Batman Forever (1995)”. Box Office Mojo. 2011年6月6日閲覧。
- ^ a b “Batman Forever”. Rotten Tomatoes. Flixster. 2009年12月4日閲覧。
- ^ Michael Fleming (1997年2月21日). “Helmer's 3rd At Bat”. Variety 2008年11月11日閲覧。
- ^ a b Joel Schumacher, Peter MacGregor-Scott, Chris O'Donnell, Val Kilmer, Uma Thurman, John Glover, Shadows of the Bat: The Cinematic Saga of the Dark Knight Part 6-Batman Unbound, 2005, Warner Home Video
- ^ Degen Pener (1996年9月13日). “Holy Hearsay”. Entertainment Weekly 2008年11月11日閲覧。
- ^ Anita M. Busch (1997年1月10日). “Schumacher on 'Popcorn'”. Variety 2008年11月11日閲覧。
- ^ a b Michael Mallory; Michael Fleming (1997年3月5日). “Holy caped caper, IV”. Variety 2008年11月11日閲覧。
- ^ a b “Batman & Robin”. Rotten Tomatoes. Flixster. 2008年7月18日閲覧。
- ^ Dave Karger (1997年7月11日). “Big Chill”. Entertainment Weekly 2008年11月11日閲覧。
- ^ “1998 Razzie Awards”. Internet Movie Database. 2008年11月14日閲覧。
- ^ “Comix Worst to Best: Batman & Robin (1997)”. Rotten Tomatoes. 2008年11月14日閲覧。
- ^ David Fear. “Men in Tights”. MSN Movies. 2008年11月14日閲覧。
- ^ Michael Fleming (1997年2月21日). “Helmer's 3rd At Bat”. Variety 2008年10月17日閲覧。
- ^ Brian Linder (2000年7月27日). “Rumblings From Gotham”. IGN 2008年10月17日閲覧。
- ^ Michael Fleming (1997年11月11日). “Schumacher trims sails”. Variety 2008年11月11日閲覧。
- ^ a b c d e David Hughes (March 2004), “The Dark Knight Strikes Out”, Tales From Development Hell, London: Titan Books, pp. 192–211, ISBN 1-84023-691-4
- ^ a b c Jeff Jensen (1998年12月4日). “Winging It”. Entertainment Weekly 2008年10月17日閲覧。
- ^ a b c Bill "Jett" Ramey (2005年7月28日). “Interview: Lee Shapiro”. Batman-on-Film 2008年10月18日閲覧。
- ^ Brian Linder (2000年3月9日). “Rosenberg Won't Penn Batman 5”. IGN 2008年10月17日閲覧。
- ^ a b Dana Harris (2000年9月21日). “WB sends Pi guy into the Bat Cave”. Variety 2008年10月17日閲覧。
- ^ Brian Linder (2000年10月16日). “The Bat-Men Speak”. IGN 2008年10月17日閲覧。
- ^ Brian Linder (2000年12月6日). “Aronofsky Talks Batman: Year One...Again”. IGN 2008年10月17日閲覧。
- ^ Andrew O. Thompson (2000年11月8日). “Matthew Libatique”. Variety 2008年10月17日閲覧。
- ^ Adam Smith (2005年7月). “The Original American Psycho”. Empire: pp. 74–80, 82, 84, 87
- ^ Michael Fleming (2001年4月2日). “WB: Judd purr-fect as Cat”. Variety 2008年10月17日閲覧。
- ^ Dana Harris (2002年6月30日). “WB: fewer pix, more punch”. Variety 2008年10月17日閲覧。
- ^ David Hughes (2003), Comic Book Movies, Virgin Books, pp. 21–2, ISBN 0-7535-0767-6
- ^ Mike White. “Superman: Grounded”. Cashiers du Cinemart 2008年2月3日閲覧。
- ^ a b Daniel Fierman; Nancy Miller; Brian M. Raftery (2003年3月14日). “Stallville?”. Entertainment Weekly 2008年2月8日閲覧。
- ^ a b Brian M. Raftery; Nancy Miller (2002年7月9日). “Dynamic Duel”. Entertainment Weekly 2008年2月4日閲覧。
- ^ Brian Linder (2001年8月9日). “More Batman, Superman Insanity at WB”. IGN 2008年2月4日閲覧。
- ^ Akiva Goldsman (2002年6月21日). “Batman vs Superman 2nd Draft” (PDF). Daily Scripts 2007年10月11日閲覧。
- ^ Stax (2002年8月13日). “Batman vs. Superman Shelved!”. IGN 2008年2月4日閲覧。
- ^ Brian Linder (2002年7月9日). “Batman vs. Superman in '04”. IGN 2008年2月4日閲覧。
- ^ A.C. Ferrante (2007年9月18日). “Profile: Wolfgang Petersen Reinvents Troy for DVD With New Director's Cut”. If Magazine. オリジナルの2007年12月12日時点におけるアーカイブ。 2008年2月4日閲覧。
- ^ Clint Morris (2006年7月7日). “Singer considering Batman Vs. Superman?”. Moviehole. オリジナルの2008年2月3日時点におけるアーカイブ。 2008年2月4日閲覧。
- ^ Michael Flemming (2003年1月27日). “Batman captures director Nolan”. Variety 2008年10月17日閲覧。
- ^ Marc Graser; Cathy Dunkley (2004年2月8日). “The bat and the beautiful”. Variety 2006年11月2日閲覧。
- ^ “`Batman Begins' goes to the source”. The Kansas City Star. (2004年6月25日)
- ^ “35 East Wacker Drive”. Emporis (2007年). 2007年5月14日閲覧。
- ^ Brain, Marshall. “How the Batmobile Works”. HowStuffWorks. 2006年11月5日閲覧。
- ^ “Batman Begins Production Notes - The Batsuit & Gadgetry”. Warner Bros.. 2006年11月6日閲覧。
- ^ a b “Batman Begins (2005)”. Box Office Mojo. 2011年6月6日閲覧。
- ^ a b c “Batman Begins”. Rotten Tomatoes. Flixster. 2009年12月4日閲覧。
- ^ Shawn Adler (2008年8月14日). “‘He-Man’ Movie Will Go Realistic: ‘We’re Not Talking About Putting Nipples On The Trapjaw Suit’”. MTV Movies Blog 2008年9月3日閲覧。
- ^ Marshall Crook; Peter Sanders (2008年1月24日). “Advertising: Will Marketing Change After Star's Death?”. The Wall Street Journal: pp. B1 2008年6月4日閲覧。
- ^ “Ledger's Death Puts Last Films in a Bind”. CNN. (2008年1月24日) 2008年7月10日閲覧。
- ^ a b “The Dark Knight”. Rotten Tomatoes. Flixster. 2009年12月4日閲覧。
- ^ a b c “The Dark Knight (2008)”. Box Office Mojo. 2011年6月6日閲覧。 引用エラー: 無効な
<ref>
タグ; name "boxdark"が異なる内容で複数回定義されています - ^ Jeff Jensen (2010年11月30日). “Christopher Nolan on his 'last' Batman movie, an 'Inception' videogame, and that spinning top”. Entertainment Weekly 2010年12月3日閲覧。
- ^ Bowles, Scott (2008年12月7日). “For now, Nolan and Batman will rest in 'Dark' glory”. USA Today 2008年12月8日閲覧。. WebCitation archive.
- ^ Finke, Nikki, and Mike Fleming (2010年2月9日). “It's A Bird! It's A Plane! It's Chris Nolan! He'll Mentor Superman 3.0 And Prep 3rd Batman”. Deadline.com 2010年12月3日閲覧。. WebCitation archive.
- ^ Boucher, Geoff (2010年3月10日). “Christopher Nolan takes flight with Superman: 'We have a fantastic story' [UPDATED]”. Los Angeles Times. 2010年7月5日閲覧。
- ^ Jensen, Jeff (2011年1月19日). “'The Dark Knight Rises' scoop: Anne Hathaway, Tom Hardy join cast”. Entertainment Weekly. 2011年1月19日閲覧。
- ^ Sneider, Jeff (2011年3月18日). “Gordon-Levitt's 'Dark Knight' role revealed”. Variety. 2011年3月18日閲覧。. WebCitation.org
- ^ Jeff Labrecque (2011年3月21日). “Joseph Gordon Levitt joins 'Dark Knight Rises'... but not as Falcone”. Entertainment Weekly. 2011年3月21日閲覧。
- ^ Russ Fischer (2011年3月24日). “Juno Template confirmed for The Dark Knight Rises, Likely as Catwoman's Sidekick”. Batman in film/Film. 2011年3月24日閲覧。
- ^ de Semlyen, Phil (2010年11月19日). “Exclusive: The Dark Knight Rises In May”. Empire 2010年12月3日閲覧。
- ^ Boucher, Geoff (2010年10月27日). “Nolan: 'Dark Knight Rises' finds the future in IMAX, not 3-D”. Los Angeles Times. 2010年10月28日閲覧。
- ^ Weintraub, Steve (2010年12月22日). “Exclusive: Exclusive: David Keighley (Head of Re-Mastering IMAX) Talks 'The Dark Knight', 'The Dark Knight Rises', 'Tron: Legacy', New Cameras, More”. Collider 2011年11月1日閲覧。. WebCitation archive.
- ^ Todd Gilchrist (2010年4月20日). “Cinematographer Wally Pfister Talks About Shooting 'Batman 3' in 3-D”. Moviefone 2011年2月15日閲覧。
- ^ “Batman teaser poster: Gotham city topples as 'The Dark Knight Rises'”. Daily Bhaskar 2011年7月17日閲覧。
- ^ The Editors at Moviefone (2011年3月29日). “'Batman' Franchise May Reboot Again After Next Film”. popeater.com 2011年4月2日閲覧。
- ^ First Images From ‘Justice League: Crisis On Two Earths’ Hit The ‘Net. Splashpage.mtv.com (2009-09-16). Retrieved on 2010-11-26.
- ^ “Batman (1989)”. Box Office Mojo. 2011年6月6日閲覧。
- ^ “Batman Returns (1992)”. Box Office Mojo. 2011年6月6日閲覧。
- ^ “Batman: Mask of the Phantasm (1993)”. Box Office Mojo. 2011年6月6日閲覧。
- ^ “Batman and Robin (1997)”. Box Office Mojo. 2011年6月6日閲覧。
- ^ “Batman”. Rotten Tomatoes. Flixster. 2008年7月18日閲覧。
- ^ “Batman (Cream of the Crop)”. Rotten Tomatoes. Flixster. 2008年7月18日閲覧。
- ^ “Batman (1989): Reviews”. Metacritic. CBS. 2008年7月18日閲覧。
- ^ “Batman - Critics Reviews”. Yahoo! Movies. 2007年5月17日閲覧。
- ^ “Batman Returns (Cream of the Crop)”. Rotten Tomatoes. Flixster. 2008年7月18日閲覧。
- ^ “Batman Returns - Critics Reviews”. Yahoo! Movies. 2007年5月17日閲覧。
- ^ “Batman: Mask of the Phantasm”. Rotten Tomatoes. Flixster. 2009年10月23日閲覧。
- ^ “Batman Forever (Cream of the Crop)”. Rotten Tomatoes. Flixster. 2008年7月18日閲覧。
- ^ “Batman Forever (1995): Reviews”. Metacritic. CBS. 2008年7月18日閲覧。
- ^ “Batman Forever - Critics Reviews”. Yahoo! Movies. 2007年5月17日閲覧。
- ^ “Batman & Robin (Cream of the Crop)”. Rotten Tomatoes. Flixster. 2008年7月18日閲覧。
- ^ “Batman & Robin (1997): Reviews”. Metacritic. CBS. 2008年7月18日閲覧。
- ^ “Batman & Robin - Critics Reviews”. Yahoo! Movies. 2007年5月17日閲覧。
- ^ “Batman Begins (Cream of the Crop)”. Rotten Tomatoes. Flixster. 2008年7月18日閲覧。
- ^ “Batman Begins (2005): Reviews”. Metacritic. CBS. 2008年7月18日閲覧。
- ^ “Batman Begins - Critics Reviews”. Yahoo! Movies. 2007年5月17日閲覧。
- ^ “The Dark Knight (Cream of the Crop)”. Rotten Tomatoes. Flixster. 2009年12月4日閲覧。
- ^ “The Dark Knight (2008): Reviews”. Metacritic. CBS. 2008年7月18日閲覧。
- ^ “The Dark Knight - Critics Reviews”. Yahoo! Movies. 2009年12月4日閲覧。